今朝、白雪千夜ちゃんを描いたイラストの仕上げをしようとクリスタを立ち上げ、レイヤーを呼び出だした時です。
彼女の顔を見た瞬間、強烈な違和感を覚えたんですよ。
……あれ。千夜ちゃん、キミちょっと顔むくんでない?
いやまぁ相手は私の描いたキャラなので、日によって顔の形が変わるなんて起こりえないということくらいは、さすがの私も理解していました。
もし日々彼女の顔立ちが勝手に変わっていっていたら、モニターの故障か私の目がバグったか、さもなくばホラーのどれかですから。
……こんなつまらないことでも言っていないと、冷静でいられないぐらい慌てたんですね(笑)。
慌てた私は取り敢えず資料を引っ張り出してきて、それと自分のイラストを穴が開くほど見比べてみました。
……アカン。
完成直前の今見ると、少しあごを大きく描きすぎてるわ……。
ここで私は悩みました。
……修整、どうしよ。
こういうイラストの最終盤で直したい箇所が出てきたとき、いままで私はあえて修整を施してきませんでした。
最終段階になって修整しようと思えば、作業が各レイヤーを跨ぐため作業時間が膨大になるという、現実的な問題もありますが……。
ここにいたるまで気づかなかったのは、それが今の実力なのだから仕方ない。
次は絶対気をつけよう、と自分を戒める意味もありました。
ですが、今回の場所は顔です。
お寿司に例えるなら、ネタの部分です。
お寿司の旨さはネタ3割、シャリ7割なんて言われたりしますけど、ネタがおいしくなさそうなお寿司なんて、そもそも食べたくないですよね(笑)。
モニターの前で体感5分ぐらい悩んでいたでしょうか……それくらい葛藤したのち、ようやく修整する決断を下しました。
線画のあごの箇所を修整し、できる限り違和感が出ないよう、あごからの落影を整えます。
言葉にすればこれだけなんですが、なんせ場所が場所ですから、かなり神経を使いました。
なんとか大きな違和感を覚えることなく絵が見れるようになるまで、結局2時間近くかかりましたね。
修整前の線画と、修整後の完成イラストがこちらです。
修整前に比べると、あごのラインがすっきりして、少し美人さんになった気がしませんか?
二次創作をやっていると、時々こんなことが起こります。
元のキャラデザが素晴らしいので、多少デッサンが狂っていても、描いてる最中は可愛く見えてしまうんですね。
私の場合本当に好きなキャラしか描きませんから、余計冷静に見れていないというのもあるかもしれません。
今回は思わず、イラスト制作苦労話みたいな体で語ってしまいましたね。
クラシックカー好きのオーナーが、愛車の故障を『古いからね、困ったもんだよ』と言いつつ嬉しそうにしているのを見ているような気持ちで、読んでいただけたなら幸いです。