XaiJu
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サイン。

今日は自慢話を一つ。


当然ですが自慢話なんて、できるだけしない方が良いに決まっています。


ただ私も人間なので、その手の話を人に聞いてもらいたい時もあるんですね。


そんなとき私は『大したことじゃないんだけど』とか、『どうでもいいんだけど』のように、変に謙遜したりしません。


そういう時は私の場合、最初に『自慢話するから聞いてくれ!』と、もうストレートに伝えてしまいます。


最初は少しばかりびっくりされるのですが、そのおかげで自慢話が少し冗談っぽくなるため、イヤミな感じに取られにくいのですね。


心理学の実験でも最初に自慢話するから!と言ってからその手の話をしたほうが、下手に謙遜して話し始めるより、話し手に対する印象がだいぶマシ、というデータが出ています。


……さて、ここまで予防線を引いておけば皆様に自慢話を披露しても、コイツつまんないこと自慢しやがって……とお怒りを買う可能性をだいぶ下げられたと思うので、本題に入りたいと思います(笑)。


先日skebの依頼イラストがなんとか描きあがり、クライアント様に納品しようとしたんですよ。


納品しようとすると最終確認というページが出てきて、【作品にサイン・署名すること】という項目があったんですね。


はー、なるほど。

納品に際して、【確かに納品しましたよ】というサインが原稿にいるんやな。


お金が絡んでるんやから、確かにそれぐらいのことはしとかなあかんわなぁ。


しかしこれ、ペンネームでいいんかな?

お金のことやから、やっぱり本名じゃないとあかんのかな。


ってことはこの納品確認のサインが入った原稿だけ公表されず、クライアント様だけが見れるシステムなんかな……。


初めての納品でそのあたりがよく分からなかった私は、グーグルで調べてみたり、他の作家さんが納品されている作品をみたりしてたんですね。


まぁそこまですれば、鈍感さで定評のある私でも気づきます。


あ、これ描き手としての俺のサインと、著名人がサイン色紙に【○○さんへ】って宛名書くように、原稿にクライアント様のお名前を書くって意味か……。


中二病患者の中には、別に将来なにかになりたくて努力してるわけでもないのに、【もし有名になった時のためにサインの練習でもしておくか!】といった症状を発症する者もいるみたいですが……。


私の中二病の症状は主に【変に大人ぶってみせる】というのと、聞こえよがしに【善人ぶってるやつも世の中にはいるけど、結局金がほしいんだろ?】みたいに露悪ぶるというカンジだったので(思い出したら死にたくなってきた……)、自分のサインなんて書いたことあるわけがありません。


サイン……サインなぁ……。

俺なら俺のサインなんか欲しくないけど、ホンマに書いていいんかな……。 


そんな自虐的な思考も頭をよぎりましたが、最終確認の項目にあるなら、無視するわけにもいきません。


困り果てた私は、それなら直筆で依頼のお礼と【ソースケ】とだけ書いて、それをサインということにさせてもらうか、と考えて書き始めたのですが……悪筆が過ぎて、なんとか読める字になるまでに10回以上書き直すハメになりました。


言い訳になってしまいますが、パソコンやケータイが普及してから、めっきり肉筆で書く機会が減ってしまいましたからね。

……実を言うとそれを除いたとしても、小学生の時から字は汚かったのですが……。


書いている最中、ひょっとしたらちょっとした著名人気分を味わえるかも、なんて思ったりもしたのですが、実際はそんなこともなく、『なんで俺は依頼絵を描いてる時より緊張しながら、汚い文字を書いてるんや……』と困惑することになったのは、私と皆様だけの秘密です(笑)。


思わぬ初体験にちょっとばかり戸惑ったのですが、skebの依頼がどんどん来て、そんなサインする機会もどんどん増える、というような感じになるよう、努力していきたいですね!


本日は【俺、サイン求められたんだぜ!】という自慢話に付き合っていただき、まことにありがとうございました。


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