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できる人と自分を比べると、なぜやる気がなくなるのか?の私なりの答え。

他人の作品、特にイイネなどの成果を、自分と比べるのはよくない。


比べるのは過去の自分の作品や数字にしなさい、という金言は心理学からイラストにアプローチしている人間なら、誰でも知っています。


ただ、皆様もイヤというほどご存じだと思いますが、『知っている』と『できている』の間には驚くほど大きな解離がありますよね。


先日のこと、何気なくTwitterを眺めていたら、友人のイラストが流れてきたんですよ。


彼は私とほとんど画歴は変わらないのですが、実力は雲泥の差で、彼がTwitterにアップするイラストには、私とは比べ物にならないほど、たくさんのイイネがつきます。


彼の作品は二次創作で、その原作キャラの日常のヒトコマを想像させるものが多く、かわいくて透明感のあるイラストを描かせたら、まさに天下一品なんですよ。


私は彼のイラストが大好きで、彼に無理を言って完成したイラストのPSDをもらって(快く送ってくれました。私と違って人間もできてるんですよ(笑))、研究対象にしているぐらいです。


あ、ちなみに描いてる枚数なんかは私の方がはるかに多くて、今更ながら人の成長力の格差に驚かざるを得ません。


それは仕方のないことやからなぁ……とは思うものの、やっぱり心はざわつき、モチベーションが下がっていくんですよ。


たくさんイイネもらえていいなー、とか、俺も結構描いてるし、座学もそれなりにやってるのに、どうしてこんなに大差がついたのだろう?とか。


しかし、人と比べている時いつも不思議に思うのですが……どうして人は自分よりできる人と比べると、落ち込んでやる気をなくすのでしょう?


いや、中にはそれを発奮材料として『なにくそ!負けないぞ!』という気持ちを奮起させて頑張れる人もいるのでしょうが、%で見るなら、かなりの少数派になるはずです。


できる人と自分を比べてやる気を出した方が、行動力も努力の量も明らかに増えて得しそうなのに、自分よりできる人を見てやる気を失う人の方が多数派なのは、なぜなのか。


私はこのことに、なにか意味があると思うんですよ。


そうでないなら、長い人類史のどこかで【自分よりできる人を見てやる気を失う人】は淘汰され、【自分よりできる人を見てやる気を出す人】が多数派になっている可能性が高いはずです。


ここからは発想力も貧困な私の勝手な、ほぼ妄想のような推測ですが……。


できる人をみてやる気を失うのは、比較によってモチベーションが下がったその人に【自分は確かに、あいつほどうまくできない。でも他に自分に合っている方法や、自分にしかできないことがあるのではないか?】というようなことを自意識に促すために、脳が行っている自己改善プログラムなのではないか、と思ったんですね。


太古の昔に思いを馳せるなら、集落内で狩りが下手な男は、他の男のように動物をうまく追いかけてトドメを刺す、ということは諦め、魚釣りで食料を得て、集落に貢献したかもしれません。


衣服を作るのがほかの女性と比べて苦手な女性は、木の実を集めたり、それを食べやすく加工したりする工夫に活路を見いだし、それを衣服と交換していたかもしれません。


ひょっとしたら絵が上手くて、板に女性を描いて食べ物と交換していた、同人誌即売会のはしりみたいなことをしていた奴もいたかも知れませんね(笑)。


まぁ楽しい妄想はこれぐらいにしておいて……私の場合はさすがにじゃあイラストやめて他にいくか、というのはやりたくありませんからね。


ですので可愛く綺麗な女の子の、なにげないワンシーンを描いて人を楽しませる、という道は他の絵師さんにお任せするとして……。


私はラブいSMのワンシーンを一生懸命描写して、それで皆様に楽しんでもらうことに注力しようかな、と思っています。


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