描きたいものがない、という悩みとエロ。
Added 2022-02-28 10:14:33 +0000 UTC描きたい絵がない。
絵を描かない方々からすると、こんな悩みを抱えている描き手がいるというのは、少し変に感じられるかもしれません。
ですがこういう悩みを抱えている描き手は存外に多く、かつては私もその一人でした。
幸いといいますか、最近では画力が足りなくて思い悩んだ経験は数あれど、描きたいものがないという悩みは抱えたことがありません。
むしろ描きたいキャラが多すぎて、次はどの娘を縛ろ……ごほん、かわいく描こうかな!なんていう、贅沢な悩みを抱えているぐらいです。
しかしなぜ、絵を描くことが好きなはずなのに、そんな悩みが発生するのか。
その原因は描き手によって異なるでしょうが、私の場合は【テーマが決まらず、何描いていいか分からない】という状態でした。
例えるなら、テーマが決まってない作文を書くような感じです。
皆様の中にも国語の時間に先生から『テーマや題材は特に定めませんので、自由になにか書いてみてください』という作文の課題を出されて、自由に、と言われてもなぁ……とテーマが決まっているときよりむしろ頭を抱えるハメになった、という経験がある方がいらっしゃるかもしれませんね。
ただ私は二次創作からイラストを始めた描き手だったので、特に描きたいテーマがなくとも、取りあえず好きなキャラを描くということでお茶を濁すことができていました。
だから私の初心者時代のイラストはテーマもシチュエーションも感じさせない、ただキャラが棒立ちしていて微笑んでいるだけ、というものが非常に多いのですね。
ですがそんな状況もエロを描き始めてからは、すっかりなくなりました。
描き手の中にはエロ、特に二次創作のそれに手を染めることを躊躇する人もいますが、私は元々二次創作エロSS(ショートストーリー)を書いていましたので、エロを描くことに関してはほとんど忌避感はありませんでした。
そうしてエロを描き始めてからすぐのことです。
描いている最中、一般向けのイラストを描いている時より、楽しんで絵に向き合えている自分に気が付いたのですね。
アンタ男なんだからそりゃそうだろ、と突っ込まれるかも知れませんが(笑)、男性の描き手さんの中には全く成人向けのイラストをお描きにならない、という人もたくさんいます。
もちろんどちらが良い悪い、という話ではありません。
彼らとはイラストという表現手段を使って、表現したいことが違う。
見てくれる人に楽しんでもらいたいと感じているテーマが違う。
それだけの話です。
私が描いていて楽しいと感じられるテーマ。
見てくれる方が楽しんでほしい、私が考えるテーマ。
こうして書いてみて改めて思ったのですが、この二つを手に入れられた私は、本当に幸運でした。
これからも絵に関しては色々と悩むこともあると思いますが、この幸運に巡り会えたことを忘れず、イラストを描き続けていきたいと思っています。