XaiJu
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やらかしました。

ここ2ヶ月ほどちょくちょくお話させていただいていた、絵を描いている人たちが集まってボイチャができるサーバーですが、先日脱退することにしました。


その日私はいつものようにそのサバにお邪魔し、初めてお話させてもらう方(Aさんとしておきます)と結構話が盛り上がっていたんですね。


この時ボイチャルームには、Aさんと私しかいませんでした。


Aさんは私と同じように楽しむことを第一義にイラストを描かれており、絵に対するスタンスや悩みなどに結構共通するところがあって、『あ、俺みたいな考え方でイラストに取り組んで、同じような悩みを抱えている人って、やっぱ自分だけやないんやなぁ……』と、嬉しく思っていました。


意外に思われるかも知れませんが、このサバでイラストについてお話することはあまりありませんでした。


相手が専業プロの方だったり、いずれは専業プロになりたいという方に、さすがにこちらからイラストのお話を振るわけにいきません。


そしてびっくりするほど、お邪魔していたサバには専業プロの方や、それを目指している方が多かったのですね。


以前も書きましたが、私にとってイラストの話は単なる楽しい話題でも、そういう方たちにとっては絵の話は生活がかかっていたり、将来がかかっていたりするお話なのですから。


それにそういう方たちからすると、私のイラストに対する意識が低すぎるように感じられて、不愉快な思いをさせたりするかもしれません。


専業プロやそれを目指している方たちも、息抜きをしたり、同じ道を目指している仲間からモチベーションをもらったりしにきているのに、そこに意識の低い私のような人間が話に入ってきたら、表には出さないかもしれませんが、決して愉快ではないでしょう。


ですので、そういった方がたがいらっしゃる時は日常で行うような雑談をよくさせてもらってましたし、イラストの話題になったら私は傾聴して相槌を打つ、ということが多かったんです。


Aさんとのお話も一段落し、『いやぁ、このサバでこれだけイラストのお話をさせてもらったのは初めてです。相手が専業プロやそれを目指している方だと、イラストのことってむしろお話しずらくて……』なんて言っていたら、新しく一人の方がボイチャルームにいらっしゃいました。


その方のハンドルネームを拝見すると、見たことはあるけど、お話させてもらったことあったかな……といった感じの方。


こういうことはこのサバにいればよくある話で、その辺がはっきりしない場合は『はじめましてですよね?』なんて聞いたりせず、会話しながらお互いの認識を少しずつ共有していくのが良いやり方だ、ということを学んでいました。


思った通りお互い名前は見たことあるし、少し話したこともあるけど、こうして少人数の時に会話するのは初めて、という方でした。


この方をBさんとしておきましょう。


どういう流れでその話になったか思い出せないのですが、『いや、今専業プロの方やそれを目指している人たちにはイラストのお話少ししづらいな、という話をAさんとしていまして……』と私からBさんにお話を振ったんですね。


するとBさん、ああ、自分も趣味で描いているだけですよ、とおっしゃったので、私は『よかったらイラストなどをアップされているTwitterとか教えていただけませんか?』とお聞きしたんです。


ディスコードだとその人のアイコンをクリックすることでプロフィールを表示させることができ、そこにTwitterのIDを載せている方も多いのですが、Bさんは掲載されていなかったんですね。


するとBさん、『名前検索してもらえば出てくると思いますよ』とおっしゃいます。


もうその時点で結構嫌な予感がしていたんですが、検索して出てきたTwitterの名前をクリックしてみると、案の定フォロワーを数万人も抱えていらっしゃるような方でした。


確かに好きで描いているだけでここまでフォロワーを増やした、という人もいるでしょうが……。


普通に考えるとこれだけのフォロワーがいる人が、プロのイラストレーターとしてお仕事されていないわけがありません。


私はこの時点で軽くパニックを起こしているのを自覚しており、『いや、著名な方とはつゆ知らず失礼いたしました』ぐらいしか言えませんでした。


今考えるとあの話の流れで、Bさんも『いや実は私イラストを仕事にしてて……』とは、言いづらかったかもしれません。


パニックになると私は余計にいらんことを言って墓穴を掘るのを自分でよーく分かっているので、場の雰囲気が悪くなるのは承知で沈黙を守ることにしました。


これがAさんにとっても面白くないのも、もちろん十二分に承知しています。


Aさんが本当にそう思っているかは別にして、『いままで自分と楽しく話してたのは、ようするにこいつなら何話しても大丈夫だろ、と見くびってたということか』と取られても仕方ないですから。


それからすぐに部屋に何人か入ってきてくれて話題も変わり、私も結構長時間滞在していたのですが、何を話していたかほとんど覚えていません。


AさんもBさんも部屋を退室する、ということはなさいませんでしたが、心中はきっと穏やかではなかったことでしょう。


そういう空気感もあったのでしょう、ボイチャルームの話題はいつのまにか最初に戻り、私は結局『プロの方やそれを目指している方にはイラストの話ってしづらくて……』と説明することになってしまいました。


そこにいた人たちは『気にしすぎでは……』と慰めてくれましたし、AさんBさんともに『今日のことは気にしていませんよ』と言ってくださいましたが、さすがにそれを真に受けるほど、私も空気が読めないわけではありません。


夜も更けてきてその部屋を退室し、そのあとすぐにでもサバを脱退したい気持ちに駆られましたが、それをやって今日そこにいた方たちに当て付けのように感じさせてしまっては失礼の上塗りになるので、しばらく時間を置いてからサバの脱退手続きを取りました。


私は基本的に、失敗は気にしない方です。


まぁいい経験になったわなぁ……ぐらいに考えて、次に行きます。


実際失敗は経験の糧になり、仕事・イラスト・麻雀など、なんとか形になるまで続けてきました。


ただ、人間関係だけはそうもいきません。


人間関係もスキルなのでもちろん磨くことができるのですが、かと言って自分が所属しているクラスタの人たちに『すまんけど俺がまともな対人スキル身に付けるまで、俺と話してて不愉快なのは我慢してくれや』とは言えないですからねぇ。


もうしばらく、こうしたクラスタのお世話になるのはやめておきますが……。


またいつか機会があれば、今回の失敗を活かしてクラスタ内の方たちを不愉快にしないよう、うまく立ち回って社交を楽しみたいと思っています。


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