煮詰まった時は温度を維持する程度の、超とろ火で。
Added 2021-11-29 09:44:22 +0000 UTC仕事を除けば、最近時間を使っているのは圧倒的にイラストと麻雀(雀魂)です。
私自身が楽しみ、見てくれる人たちにも楽しんでいただきたいイラストと、はっきりした勝ち負けを競う麻雀ではまるで違うジャンルですが、私にはそれがお互いにほどよい気分転換になっているようで、どちらも結構な長期間、楽しくやらせてもらっています。
まあそれでも停滞期といいますか、伸び悩みといいますか、イラストや麻雀に対して『煮詰まってくる』時期があるわけですよ。
イラストだと全然うまくなってないように感じる時期とか、麻雀だとひどく負けが混む時期とかですね。
こういうとき私が絶対にやらないのは、【もっと頑張って練習時間やプレイする回数を増やす】です。
すでに物事が煮詰まっているのに、そこにさらに燃料を追加して火力を強めると、もうあとは灰になるしかありません。
物事へのバーンアウトというのは、きっとこのようにして起こるのでしょう。
物事が煮詰まった時の対処法は、様々なものがあると思います。
一旦煮詰まっている物事から完全に距離を置き、モチベーションが戻ってくるまで休む、というのも有効でしょう。
でもせっかく習慣化したものが途切れるのが嫌だったり、離れてしまったらもうやらなくなるかも……という不安がある場合は、【やる時間と情熱の熱量を絞る】という考え方もアリだと思います。
私のやり方ですが、まず【やる気がない状態でやっても仕方ない】という考え方を捨てます。
小さい頃に【やる気がないならもうやめておきなさい。そんな時にやっても無駄だから】と、私のように叱られた経験がある人は難しいかもしれませんが、ここは頑張ってその脳内誰かさんに『それってあなたの感想ですよね?』と言い返して、なんとかその自動思考を黙らせてください(笑)。
次に【どんなにやる気がなくとも、この時間は絶対にやる】時間を決めます。
この時間はどんなに短くても構いません。
例えばイラストなら10分とかでもいいでしょうし、麻雀なら東風1回とか、本当に最低限でいいのです。
そしてその時間はなにがあっても練習します。
やる気が本当にないときは、ダラダラやってただ時間が過ぎるのを待っているだけ、ということも当然ありうると思います。
でも、それでいいのです。
ダラダラでモチベが最悪でも、【練習している】のが大切なんです。
嫌々であっても、わずかな時間であっても、練習に時間を使ってさえしていれば習慣は完全に休むより途切れにくいでしょうし……。
脳科学的に正しいかは分かりませんが、物事の上達はニューロンの結合によって起こり、その結合は練習などの反復によって強化されているので、理論的に考えると、やる気のない状態でもとりあえず練習しておけば、それはニューロンの結合に寄与するはずです。
筋トレしている訳でないけど、仕事や日常生活で重いものを持っていたら嫌でも筋肉がつくようなものですね。
それに嫌々やった練習が本当にまったく身に付かないなら、アマデウス・モーツァルトは音楽家として大成していないでしょう。
小さい頃彼は父親に時に体罰さえ受けながら、一日数時間も音楽の練習をさせられていたそうで、そんな状況では変わり者として知られる彼も、毎日やる気絶好調で練習に取り組む、というのは難しかったと思います。
煮詰まった時は灰になるのを防ぐために、練習量と熱量を極限まで絞る。
でも温度(物事への情熱や習慣)を維持するための、とろ火くらいはかけておく。
イラストでも麻雀でも、これから先何度も壁にぶつかって煮詰まることがあるでしょうが……今回ご紹介した方法で、なんとか乗りきっていきたいと考えています。