XaiJu
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もし寿命が、残りわずかに限られてしまったら……。

最近、一日に描く時間が少し増えています。


以前までは毎日とにかく2時間は描く!と決めて、イラストの完成が近くてモチベーションがむちゃくちゃ高いときか、〆切が近くてこのペースだととても間に合わない、という時以外(コミッションやってた時に一度だけありました……)、一日の【ノルマ】の時間を越えて描く、ということはほとんどありませんでした。


実は【ノルマ】を決めるというやり方はメリットも大きいのですが、デメリットも存在します。


メリットは一日のノルマを決めておけば、とりあえずやる時間が定量化されてこなす目標が定まりますので、習慣化には大いに役に立ちます。


デメリットはそれを達成するとそれ以上はなかなかやらない、ということになりがちになることです。


例えばある日決まった時間に描き終わって時間がまだあったとしても、『まあ、今日やる分は終わってるしな……』という感じでTwitterのタイムラインを眺め始めたり、別にそんなにやりたいわけでもない暇潰しのゲームをしたりして(どうしてもやりたい、新作のゲームとかならまた話は別ですが)しまうことになるんですね。


何回かお話していますが、私は好きなことなら無限に続けられる、というタイプではありません。


昔はそんなことをうっかり人に言おうものなら『それはそんなに好きじゃないからだ』なんて言ってきて人のやる気をゴリゴリ削ってくる奴もいましたが(今の時代にもいるんですかね?)……。


今の私なら心の中で『嘘言わないでもらえます?それってあなたの感想ですよね?』と言って笑顔で受け流せます。


才能はともかく【継続のスタイル】は本当に人によるのです。


そんなんだからいつまでも下手なんだよ、と言われれば真摯に受けとめますが、それもその人の感想に過ぎません。


っと、話が若干逸れました。


話を本筋に戻しましょう。


ただやっぱり、描ける時間があるのに大してやりたいと思っていることでもないことに時間を使っていることに対して、罪悪感とまでは言いませんが『なんだかなぁ……』と思うところがあったのは確かです。


そんな時ある動画をイラストを描いている最中にラジオがわりに聞いていると、『もしあなたの寿命があと少しと限られたものだったら、なにをしたいですか?』という言葉が飛び込んできました。


まあ、この言葉自体はわりとよく聞きますよね。


ただ実際想像することは難しく、仮に想像しようとすると、その寿命の限られた状況がどんなものなのか(厳しい闘病が待っているのか、経済的に仕事が辞められるのかなど)によって全然違うわなあ……ぐらいで思考を止め、『まあ、実際その時になってみな分からんわな』ぐらいの結論しか出ないでしょう。


今までの私もそうでしたが、イラストを本格的に学び始めてライフワークになったあとに考えたことはありませんでした。


これも何かの縁だろう、と思い、いくつかの状況を設定して思考実験してみることにしました。


・残りの寿命までの間、とりあえず食うに困らない。

・最期の時まで、わりと穏やかに過ごすことができる。


この条件ならば、私は私と親しくしてくれた人たちとできるだけたくさん思い出を作り……あとの時間はきっと、イラストを描くことでしょう。


時間があるから、と言ってTwitterを眺めたり、暇潰しのゲームなんてやらないに違いありません。


Twitterは本当に見たい人たちだけをリストにまとめて決まった時間だけ見るようになり、ゲームもこれをやらずに死んだら死んでも死にきれん、と思うものだけ、イラストに支障をきたさないレベルでプレイすると思います。


うん、やっぱり自分はイラストを描きたいなあ、と再認識することができました。


それからは大してやりたいと思っていないことをやろうとする度、『前の思考実験でイラスト描きたいと思ったしな……』と思い直し、もちろん多少面倒に感じる時もありますが、とりあえずイラストソフトを起動させるようにしています。


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