K-POPアイドル ニュージェネレーション その2
Added 2020-03-07 09:07:15 +0000 UTCその日高麗プロではメイクアップアーティストを韓国から呼び寄せ、
デビュー曲のジャケット撮影の為メイクが行われていた。
「お疲れさマ。これでメイクは終わりでス。」
そう促されてニュージェネレーションの三人は鏡を見る。
「凄い!ライブ映像で見た韓国のオンニ達みたい!」
「日本人じゃなくて韓国人になったみたいですね♪」
日本で流行っているメイクとは全然違う平行眉に少し釣りあがりキリッとしたセクシーなアイライン、
そして陶器のように白塗りした肌に映える真っ赤なルージュ。
卯月や未央の言う様に韓国の先輩アイドルとそっくりな姿がそこにはあった。
「アンニョンハセヨ 'ニュージェネレーション'ィ シブヤ リン イムニダ」
(こんにちわ。ニュージェネレーションの渋谷凛です。)
二人に向かって凛は「どう?」と朝鮮語で自己紹介をしてみせた。
「しぶりん今完全に韓国人だったよ!」
「うんうん!」
三人がキャッキャと喜んでいるとプロデューサーが入室してきた。
「あ、プロデューサーさん。私達のメイクどうですか?」
「三人ともよく似合っていて可愛いぞ。どこからどう見てもオルチャンなKPOPアイドルだ」
サラッとプロデューサーが声を返すと三人の白い顔は真っ赤に染まった。
「さぁ、そろそろ撮影に行こう」
撮影は新大久保のハングルで書かれた看板が立ち並ぶ街並みをバックに行われた。
「アンニョンハセヨ~ セロブゲ デブィハヌン ニュージャネレーションイムニダ。
ウンウォン ザル ブタクドゥリブニダ!」
「こんにちわ~。新しくデビューする、ニュージェネレーションです。応援よろしくお願いします!」
撮影終了後には周りで撮影の様子を見ていた人々に3人から日本語と朝鮮語で挨拶が行われた。
「え、あの子達日本人なのか。化粧ケバくね?」
「化粧落とせばかわいいっぽいのにな~」
通りすがりの男たちからはこのような声も聞かれたが、
「なんかあのメイク新鮮~。なんかかっこかわいいくない?」
「ファッションもメイクも今までの男受け狙ってるアイドルと違っていい感じだよね」
ターゲットにしている学校帰りの女子学生達からのそんな反応にプロデューサーは手ごたえを感じていた。