タタタタ
一人の女性が駆け抜ける。
とある施設の廊下。警備は何もいない。ところどころ設置されているカメラが彼女を追いかける。
ザザ
女怪盗「警備が何もいないわ。防犯カメラは設置されているけど…。」
女はインカムで誰かと話している。
手には、盗品であろう、金色の装飾が施された、プレートを持っている。
女怪盗「大丈夫カメラは停止中よ。そのまま予定通り脱出ポイントへ向かって。」
通信相手は大人びた声の女性、二人組の女怪盗である。
駆け抜ける女性は、全身身体にフィットした青色のレオタード、口元にはマスクにて顔を隠す。
別働の女怪盗は紫色のレオタード。
そう、ベテランの女怪盗姉妹、キャットシーフ。
女怪盗青「まったく、無警戒…なめられたものね。」
女怪盗紫「こっちも済んだわ。警備システムの停止は20分、合流しましょう!ポイントBで。」
女1「OK!」
ーーーー
警備室
カタカタ
PCの前で画面を見つめる女性が一人。
警備の女「まったく、なめてるのはそっちよ?前時代的。」
「残念だけど、あなた達の行動は…。」
カチ
キーボードを叩くと、
ピピピ
画面内でシグナルが光り出入口、窓のシャッターが閉まる。
警備女「これで袋のネズミ、あっと猫か。さてどう動くかな?有名な猫ちゃん…。ククク。」
女怪盗二人はこの異変にまだ気づいていなかった。