XaiJu
赤キギリ
赤キギリ

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縮小女体化バスボムと、その中身?

異世界に来て、

例によって《獣人奴隷》を買ったのだが…

何故あんなに種族的人気が無いのか分かった。


帝都《グルメイル》に、

時たま奴隷として出品される獣人達───。

《食い逃げ》《試食山賊》《酒錬金術》といった、

蛮族蛮行を繰り返し御用となった獣人達が

オークションを待たず格安で奴隷として売られるのだが…。


なんというかまぁ、ひどい。

生活としての基礎がなっていない。

野生児達だから仕方ないかもしれないが…。

『服は奴隷服でもいい』という奔放さ、

『髪に櫛を通した事の無さそう』な長髪、

『街中にも関わらず交尾しよう』と言ってきたり…。


最期のは……。

まぁちょっと下心が湧くのだが…。

いくらおおらかなグルメイルであれど、

公衆の面前でヤれるほどの治安ではなく、

自分も恥ずかしいので、粛々と獣人の子を諭すばかりであった。


そして───。

そんな中でも非常にひどいのが……。


『お風呂キャンセル』をしてくるということだった。


──────────────────────────────


奴隷として買った獣人の子、名を《フロル》という。

普段は言ったら聞いてくれる子なのだが《風呂》に関していうと…。


「いーやーでーすー!

 こんなのもう虐待ですよ、虐待!

 たとえ奴隷でも法律違反になりますよ、これは!」


「はいはいはいはい!

 分かったから、お風呂入りましょーね!」


イヤイヤと嫌がるフロルの脇を、

グッと抱えて、風呂にまで引っ張り出す。

しかも風呂に放り込むだけでは終わらない、

髪を洗い流さねばならないし、烏の行水になってもならないのだ。


嫌がる獣人を風呂に入れるのは……少々心苦しい所がある。

自分の子供時代、

『風呂は退屈』なものとして見ていて、

長く入りたくなかった過去を思い出させ、

『風呂に入らせる側』になってしまったと嫌悪するが……。

獣人に限ってはさすがに入らなさ過ぎだと心を鬼にした…!



ぷにゅ…。

時たま小柄な身体に不釣り合いなデカい乳が手の甲に当たるが…

気持ちいいだなんて言っていられない、ここは《戦場》なのだ。


風呂に入れる過程で────。

自然自然に、混浴した方がはやいと理解し、

自然自然と、全裸状態で対応しているわけだが…

エッチさよりも、やはり使命感の方が先に行く────。


【この獣人を洗わねば】


というわけで日々悪戦苦闘していたわけだが…。

そんな折に街のポーション店で、あるものを見付けた。


やぁやぁ見開いてよく見ろ!

取り出したるは──!《桃色の丸薬》!!

いわゆるバスボムと呼ばれるものだ…!!

獣人なれど、一発で魅了する魔法のアイテムだぞ!!

縁起のいいことに《午(うま)》の刻印も入っている!!


「なんですかそれ…?

 食べ物なら貰いますけど…

 その爽やかな香り…

 食べられるものではないですよね?」


「知らないのか?バスボムってヤツだ。

 風呂に入れて溶かせば、

 疲労回復や保湿効果なんかも…」


「やっぱりロクなモンじゃないですかー!

 そんなもの使われても、お風呂に入りませんよ!」


聞いた途端に、

『策を弄してきた』と理解しやだやだ暴れ出すフロル!

ぐっ…!ここまでは予想通り、すんなり入るとは思っていない!


けれど───!


「いいのか~?そんなこと言って、

 これにはマジックアイテムが入ってるんだぞ?」


「マジックアイテム…!?」


「あぁ、あのマジックアイテムだ…!」


魔力適正ゼロであっても使える装備、マジックアイテム。

獣人には過ぎたる物だと魔女から言われたけれども、

エサにするならこれ以上無いほどの品だった。


「で、でも…

 マジックアイテムって高いし…

 本当に入っているんですか、それに」


「ハズレ無しのガチャ仕様!

 普通のバスボムからしたら

 ちょっと高かったけれども…本物だ!」


「そ、そうなんだ~…」


口では懐疑的であれど……。

バスボムをひだり~~~みぎ~~~と振れば、

もう目は釘ツケとなり、何が入っているかしか考えられない…!

獣人心をくすぐるものだった──。

魔法を使えないからマジックアイテムに興味を持つのもあるが、

バスボムという特異な香りを放つエッグ型が、冒険心をかき立てる…!


「風呂に入ったら、中身をあげるけど…どうする?」


今にも飛びつきそうな眼をしているフロルの前から、

ついーっと、バスボムを引き離せばトテトテと着いてくる。

その先にあるのが風呂場だとしても……もう目が離せない!


(よしよし…)

勝利を確信すれば、ひと安心。

ポーション店からは使用後レビューを聞かれているけれども、

獣人が釣れるだけでも高評価をつけたい気分だったのである。


この時までは──。


────────────────────────────


もはや観念したのか、肝が据わったのか、

フロルであれどシャワー・シャンプーを受け入れ、

サッパリと綺麗に洗い上げるところまではすんなりと出来た。


風呂に入ればもう、濡れ状態にも慣れたもので……。

ピチャピチャと波立たせて遊んだりもしていた。

いつもこうなってくれるとありがたいんだが…。


「ほら、風呂っていいもんだろ?

 身体が綺麗になれるし、あったまるし」


「主さまは人間だからそう言えるんですよ…!

 入る前のバリアが剥がれる、あの感じと、

 入った後のカピカピになる、あの感じ…!

 いつか種族転換トラップを踏んで体感してみてください…!」


「そ、そうなのか…?」

転移してきたからこれまでの常識を当てはめていたが…

もしかしたら種族的に禁忌だったりするのだろうか、これは。


体表を覆っている油が剥がれてしまうのが嫌だったり…?

今度から馬油でも、馬人(うまんちゅ)から貰ってくるべきか?


まぁ、それはそれ。今日は今日。

今回はバスボムの保湿効果を信じよう…!


「………っと、そろそろバスボム入れるか」


本題からしばし離れてしまった、

メインディッシュはこれだというのに。


バスボムを取り出した途端、

感情を無くしていたフロルの目に光が戻る…!

………所持欲が今一度かき立てられたようだ。


「これ、本当に中身もらえるんですよね…!?」

「ああそうだ、いいもの出るといいな~」


異世界だとしても、射幸心に靡いてしまうのは共通なようだ。

風呂に入れ、ぶくぶくと泡立てば……

フロルも食い入るように「わーっ」と見つめ、

もう押さえつけなくてよさそう。


あぁ───。

やっと気持ち良く風呂に入れる。

人間と獣人の二人、一緒に入るには少々狭いが……。


まぁ、そこはそこ。

普段からスキンシップを頻繁にしてて、

エッチもする仲だから腹の上に乗っかられても、いつものこと。


尻がこちらの股の上、肌と肌がぴっちりくっついてもお咎めなし。

ちょうど犬がこちらの股ぐらを枕にするように少女が寝そべる。


なんともまぁ…

いい身分なことだ、お互いに。良い治安の異世界に落ちたな。

なんてことを考えながら、うつらうつら……と幸福を噛みしめていた。


お風呂はもうバスボムのフレーバーでピンク色に。

花のいい香りもしてきて、身体がほぐれて柔らかくなる…。

保湿を体感できるくらいに、もちもちに…

いい物を作ったじゃないか、あの魔女、普段はトンチキなのに。

─────なんて、称賛しようとしていたのだ、この時までは。


だが……。

なんだか身体がおかしい…

もちもち…すべすべ…するのはいいのだが、

なんだか粘液らしいものが出てきている…!?


いや、それどころか視界もおかしい…!

今までフロルの頭のつむじを見れていたが、

気付けば首元に視点が移行しつつある……!


「え……なにっ……!?」

そして度肝を抜かれたのが、これだ──。

声が高くなっている…女の声になっている!


「──────ッ!」

流石にフロルも異変に気付いたようだった。

身体をビクッと揺らし、座っていたこちらの腹を踏み台に…!

『ぐるり』と回れば、お風呂の中で対面することと相成った!


「え、えぇ…」

おそらくこちらの姿形が変わっているのだろう、

目の前の、いや、見上げるほど大きくなった表情から…

困惑と薄っすらとした異物感を感じ取り、ちょっと不安。


「な、何が起きた…?」

「うーんと、見たほうが早いかも」


言うなり、風呂の水面を指差してきた。

入浴剤によりちょっと濁ってはいるが……しばし待てば!

自分がいかに変化したのかを、まじまじと見せつけられる!



ようやく、気付いた。

身体全体、丸みを帯びており、肩幅も狭い。

そして…最たる特徴は──胸だった。

冒険の中で自然自然と鍛えられていたガシッとした胸筋が、

経験値を失ってしまったかのようにぷっくりと柔らかく膨らめば…

──見てしまった、分かってしまった、自分は女になったのだと。


「な、なんで…?」

口に出した途端、ハッと気付く。

間違いない、このバスボムのせいか──!


慌てて風呂から上がろうとした。

湯船を揺らし、ぬるっとした液体を跳ね除け、

まだ十分に温まっていないが…これ以上変化したくない!

バチバチに危機感が湧いて、颯爽と上がるつもりだった。


……が、立ち上がり、身体を揺らした瞬間、ふと分かる。

自分の女としてのポテンシャル、女体のステータス変異を…!


大きかった………すごく、すごい。

息を呑むとはこのことかと思い知るくらい…

女体となった自分のおっぱいがデカかった…。


街中、ダンジョンで見るサキュバスはみな巨乳だが…

それもひとえに冒険者を魅了で狙う構造だからこそ。

だから大きいのが当たり前、機能美とも言えるのだろう。


だがしかし、

今、自分が変化しているおっぱいは…!

まともに歩くことも叶わないおっぱいだ…!


腰回りほどデカいといったもんじゃない。

湯船にプカプカ浮かぶおっぱいは視界を埋め尽くすほど、

身長以上にもっちりと膨らみ、端から見たら…

湯船におっぱいが浮かんでいるだけと見えるだろう。

ABCDといったカップ数で測れるものではない、球体が2つそこにあった。


そして、《身体の大きさ》も何故かおかしい…!

女体になったから〜といった、体型変化ではない、

身体全体が縮み、身長が犬や猫よりもさらに小さく…!

──大きさとしては、《7cm》ほどかもしれない。


風呂のフチに腕をかけ極楽気分になっていたのも今は昔──。

最初は、

『背いっぱいフチまで背を伸ばし、

 手が届いても超乳の重さで「登れない…!」』

──くらいだったのに、


次には、

『背いっぱい伸ばしてもフチにすら手が届かず、

 お湯の底に「足が…!着かない…!」』

──までに縮んでしまい、


最終的に、

『自分のおっぱいから這い上がることもできず、

 おっぱいの浮力でプカプカと浮かび、

 ただ「うぅっ…」と恥ずかしさで呻く』

──存在へと化してしまった。


女体化、超乳化、縮小化、

なんてデバフアイテムを買わせてくれたんだ、あの店は。

しかし……それさえもまだ変化の途中だったのである──。


「うわぁっ…!」

「えっ…なになに!?」

突如フロルが歓喜に満ちた声を上げた。

さっきまで、怪訝そうな顔、素っ頓狂な声を上げてたのに。

こんな女体化した主のどこに嬉しいポイントがあったのか。


おっぱいの谷間の向こう側からザブザブと湯船を割り、

見降ろす視線はちっぽけな身体に向けられているけれど…

どこか………一点に向けられており、それは……頭の上………。


………ッ!!!

頭の上がピコピコし、音を聴こうと『なにか』が動く…!

ようやく気付いた《ウマ耳》になっているということを…!

フロルが嬉しがっていたのは、このことだった──!


「な、な………!」


「やった〜!主さまも獣人の仲間入りだ〜!!

 しかもウマ耳…!縁起がいいですね…!」


「た、確かに縁起はいいけれど……!」


縁起がいいで思い出すのは、あのバスボムの刻印。

午年だからウマの刻印がつけられていると思ったが…!

まさか、変化後になる種族が描かれているとか思わないだろ…!


「えへへ〜…主さまも獣人か〜

 これで分かってくれますね〜獣人の色々な事を」

いろいろなデバフを喰らったが、これが一番デカかった。

獣人の奴隷から同族意識を持たれたというのが、小っ恥ずかしい。

《奴隷と同じ種族》《身長差という絶対的力量》という危機感はあれど……。

この目の前に聳えている巨人は、立場逆転といった謀反を起こさず、

やたら目を爛々と煌めかせ、危険性はないだろうという安心感があるから…。

逆にその分、思考のスペースが空いて、思うのだ。


《恥ずかしいことになるだろう》ということを…!

そして、それが、早速やってきた………!


フロルは獣人の部位も気になったが、

やはり、女体となって一番変化した部分が目についたらしい…!



大きな手がぱぁっと開き、空を覆い尽くす…!

だけれどその手が向かうのはこちらではなく、向こう側…!

巨大なおっぱいの向こう側から、支えあげるように手を伸ばし…!


ちゃぽん──……っ。

お湯の中に手が入ってから、急激に感触がキた──ッ!

《身体から突き出た超乳》の下乳を手で受け止め、上げ、

液体により重力があまりかからなかった分が、今ここでかかる!!!


「うわぁっ…でっかーい!!

 これ、私よりも大きいよ、主さま…!」


「うっ……うぅっ……!」


傍から見たら、きっと…

湯に浮かべた柚子(ゆず)よりちょっと大きいくらい…?

いや、違う、恥ずかしくてサバを読んだ。

確実に自分の胸は、風呂の幅よりも大きい、

なんなら壁にむにゅっと当たっているのだから…!


そんな胸が触られた、揉まれた…!

大きければ感覚も大味になるといったことはなく、

もにゅっもにゅっと肌に波が立つほど打ち震わされれば、

そのひと波ひと波が、全身をビクつかせるほどの快楽に変わる!


身体全体がおっぱいになってしまったようだった、いや、そうなのかも。

もう眼前にはおっぱいの海が広がっており、視界は人肌ばかり。

大きさとしては《7cm》の自分に対して《直径50cm》の乳房ふたつ。

どっちが本体か、自信喪失してしまいそう。

そんなものがお湯の上にプカプカと浮いて、

足は地に着かずお湯に中途半端に入っている状態で…。

おっぱいに快楽がひた走れば…負けてしまうのも、当然だった。


「うっ…あああぁぁぁっ…」

未知なる感覚だから、どうしたらいいか分からない。

快楽の解消法が本能的に知らされず、もじもじと動くだけ。

男の部分があればいつものようにできたかもしれないが…。

女になってしまった上、おっぱいを支え、

快楽の波を押さえつけなければどうにも耐えられない…!


ぐつぐつと煮えたぎる欲求が…

ジワリジワリと実体を以て湧き出てきた。

油汗のような粘っこさ、だけどこれは…!?


「白い…汗……!?」

そういえばパドックで見たことがある。

ゼッケンからまろび出てくるウマ特有の白い汗…!

──それが、自分から湧き出ている!!!


「あっ…!これ見たことありますよ…!

 確か石鹸に使えるんですよね、これ…!」


「……………ッ!」


まじまじと見られると、恥ずかしかった。

多少、舐めていた部分もある。

街の馬人は汗が染み付いたシャツを

事もなにげにレンタルで売ってくれるから…

汗を見られても恥ずかしくない種族だろうと…。

──タカをくくっていた。

(汗は努力の結晶だから恥ずかしくないんだろう)とか。


だがしかし、

男性から馬人になってホヤホヤの身体、

当然種族単位の価値観に馴染むわけもなく………。

《白い汗が出る》という《変わり映え》が、

ただただ……恥ずかしかった……


しかも、恥ずかしいばかりでは終わらない。

フロルはこちらの身体に興味を持ち始めている。

あれほど《泡》を目の敵にしていたというのに…!


「だって、馬人さんの汗って

 肌によく効くって、よく聞くし~…

 ねぇ〜試したいから、ちょっとくれませんか〜」


どうやら獣人同士が出す石鹸はノーカウントらしい。

人工物だからダメとか、天然由来だから信用できるとか、

そういった認識が獣人にあるのだろうか…?

今後のお風呂の参考に出来るかもしれない。

とはいえ──、

拭い取られたいかといえば、そんなことはない。


ウマの石鹸成分が湧き出るのは全身だが…

身体よりもおっぱいが大きくなっている以上、

当然狙われるのはおっぱいに違いなく…ぎゅむっと掴まれた!


「──ひぅッ!」

喉の奥から思わず声が漏れた──甘色少女のトロ声が。

出してしまった瞬間、本当に女になってしまった気がして、

ふと、意識を喉に口に集中して、声をつむんだ。

──そちらに集中している場合ではなかったのに…!


ぬるぅり……。

巨大な超乳の輪郭めがけて、獣人の手が輪郭を沿ってゆく…。

汗を、粘液を、石鹸を拭うため、指をおっぱいに埋め込んで…。

湧き出た汗をさらいながら、身体にぶっかけるのである──。


くちゅ…ぺちゃっ……。

温かいお湯にぷかぷかと浮いていた下乳に、

獣人特有の手の平の温かさが挿入され──

満遍無く《石鹸》をぬぐい取るように、下乳、奥乳、上乳となぞられる。

なぞられれば、なぞられるほど、

おっぱいができたという現実と直面し、女を自覚させられてゆく───。


体勢としては女同士、おっぱい同士の対面座位。

押し合い、へし合い、せめぎ合い『ぷちゅん、ぷちゅん』と、

風呂いっぱい面積広く乳肉が激突し、粘液が弾ける音がする。

餅同士がくっつき合っているような淫靡さをちょっと感じた。


ただ──、

立ち合いの主導権はあちらが握っている!

「やわらか~い!これなら気持ち良く身体洗えるかも!」

おっぱいの奥底からもにゅっと抱き上げられれば、

《7cm》の付着物なんて簡単に抱き上げられて…!

ヒトではなくモノ、ビーチボール扱いになりかけていた…!


く、屈辱的だ…奴隷獣人にここまでされるなんて…

普段はシャンプーなんて泡立てる前に流そうとするのに、

こんな時ばかり、率先して身体を洗おうとするなんて…!


くすぐられてビクついてるけれど──。

快楽に負けそうになっているけれど──。

ここで弄ばれたら今までの努力が否定された気がして──!


我慢した……、己の存在にかけて……!



ゴポリ………っ。

風呂場に泡のいい音が鳴り響く、

バスボムから《ドロップ》した音だった。

──────《マジックアイテム》の…!


巨大な手指の快楽に耐えていた人間も、

乳の双丘から石鹸をこし取ろうとしていた獣人も、

なんだなんだと《ひときわ大きい泡》の破裂点を見る……。


ちょっとお高めくらいのバスボムガチャ。

人生を変えるほどのモノが入っているとは思わないけれど、

排出された品物に冒険心と射幸心がくすぐられ……。


湯煙に包まれた影から……。

思ったよりも見知ったモノが見えてきた……。


「主さま、これって…」

「グローブ…?」

パッと見た感じ、ただのグローブ。

確かに装備として使うマジックアイテムなのだけれど…

確かに獣人は格闘系が多いので装備に使えないこともないが…

──────バスボムに入れるようなものか…?


けれども、フロルが『試しに!』と指を通した瞬間、すぐに分かった。

五本指の内側表面からチクチクとした針状のモノが立ち始め、

次にやたらめったらじゅくじゅくと動き回っている…!

さながらそれは触手に似ているけれども…!

どこかそれは──お風呂グッズのように見えていた。


おそらく《泡を立たせる》ためのヤツ──。

ブラシやタオルではなく《直感的に洗う》ためのヤツ──!


浴用手袋だ───!!!


「え~~~~

 マジックアイテム貰えるって聞いたのに、

 お風呂グッズだったの~~?そんな~~~」


「まぁ…そういうもんでしょ」


風呂から出てくるんだ、

剣や盾、杖なんて出てくるはずがないだろう。

本が出てきたら、すぐにふやけてしまうんだし。

価格としても相応で──、不自然は無いように思えた。自分は。


だがしかし……。

『せっかく億劫な気持ちを我慢し、風呂に入ったのに……!』

望むものではなく、風呂グッズだったと失望したフロルは──!


「だったら──!

 主さまに気持ち良くなってもらいます──!」


「──────ッ!」


その矛先をこちらに向けてきた──!

当然、隙間無くおっぱいで埋まっている風呂空間、

逃げられるハズもなく…グローブの手の平におっぱいが収まった…!


「うひっ………!!」

一発で、ヤバイ代物だと分かった。

触れた瞬間にグローブの触手は

『獲物を見付けた』とばかりに吸い付き、貪るのだ。


おそらくそれは……。

《洗剤を摂取し、泡立てる》という魔法を刻み込まれた

浴用手袋らしい行為ではあったのだが…。


汗が《石鹸》として湧き出る馬人には、誤作動を起こす!

なんせ全身から洗剤が湧き出ているのだ…!

摂取し続けなければならない…!


「………んぅっ!」

気持ち良さがヒタ走る…!

グローブの触手は吸盤できゅぽっと吸着し、

舐め取ろうとしてくるので…仕方がなかった。

しかし仕方が無いにしても…あまりにもイイ声で鳴く!


男の自分だったら、まず興奮してしまう声だった。

そんなものが喉の奥からいくらでも出せるから、出してしまう!

恥ずかしさはある、だが一度出してしまったら開放感があって…!


「………んっ………あんっ!」

すっかりと、抑えきれなくなってしまった。

女の身体を楽しもうという意識が高くなって…!

おっぱいを舐め回す触手グローブの虜になる…!


最大面積の石鹸を取るためであろう円を描くのが気持ちいい。

ちょいっと新しい面に動かしても、

決して肌から離れず吸い付く吸引が気持ちいい。

獣人奴隷のためのモノなのに、

自分が気持ち良くなってしまっている…!主人はこっちなのに!


フロルもそう思ったのだろう。

こちらの気持ち良さを感じ取り、不服そうだ。

しかしだからといって《気持ち良くさせる》好奇心は絶えず…!


「へぇ…主さま気持ちいいんだ。

 じゃあもっと気持ち良くさせてあげる…!」


と言い放ち──!

乳首に触手を絡みつける…!


「~~~~~~~ッ!!!」

身体がビクンッとして跳ね、巨大な超乳に突っ伏した…!

自分のおっぱいにボインッと受け止められて、なんだかむず痒い。

だがそのこっぱずかしさを忘れるくらいには、触手の責めが強過ぎた…!



「んんっ──ッ!」

先端がつまめる構造なのが悪かった。

ちゅっ…と、吸い付いた触手が、

まだ触れてもいなかった女体の乳首をすっぽり覆い…!

舐め回した…!乳首の先端だから、汗が集まっている…!


身体が熱くなる…!性欲の波が止まらない…!

しかも体温が上がれば上がるほど汗が湧き出て…!

新しい獲物が来たと触手も大喜びにぺろぺろと舐め回す…!

こんな触手グローブなんかに…!負けるわけには…!

ただ……忘れていた。

狙われるのは、別におっぱいだけではないことを……!


巨大なおっぱいの谷間の向こうから、獣人の目が見えた。

こちらのことを狙っている、キラリと輝く捕食者の目だ!


「ふふっ…いつもされてることの仕返しです…!」


ヘビのように洞窟を通り抜けてくる触手グローブ!

おっぱいの間をずむずむと分け入り、近付いてきた…!

狙うは本体、この身体だ…!


逃げたかった…!

けれども身体はもうおっぱいの重さが大半を占め、

背中がぐらり…のっぴくだけで、離れられず……!



「………うぐっ!」

ギュッと掴まれた…!7cmの身体を…!

巨人の大きな手が筒を作り、すっぽりと…!


また、汗を吸われるのだと思った。

だが……その逆だった。

触手グローブは身体と認識した途端、

《吸う機能》から《洗う機能》に反転し…!

ぬるぬるヒダヒダの手の平で、全身を揉み洗う…!


そこは四方八方が触手に囲まれた空間──。

入った瞬間、ダメだった。

今まで吸ってきたであろう《石鹸》が排出される…!

しかも風呂道具としての自覚があるのか細かい泡をひねり出し…!

全身がぬるぬるに泡まみれだ…!


自分の汗なのに…!

なぜだか不快感は無く、気持ち良い…!

しかも良い匂いがする、女の子の匂いが…!

甘く芳醇な馬人の匂い。

パドックで嗅いだことのあるような青春の香りが…!

女体に慣れていない自分には…情熱をかき立てるものだった。


だけど走るよりも先に腰がガクガク動く。

触手だらけの空間で、快楽を発散させるにはそれしかなかった。

その行いがどんどん絶頂に近付くものだとしても……!


「どうです…!?

 獣人の気持ち分かりましたか…!?

 それとも主さまは………やっぱり気持ち良いのでしょうか!?」


興が乗ってきたのだろう──!

フロルの手にも力が籠もり、手の動きが早くなる…!

乳首に吸い付く手も、全体を洗う手も激しいものとなり…!


股がもう、ぐじゅぐじゅに濡れて止まらない…!

限界が近付いてきた…!もう、無理だ…!


お尻のあたり、ピクンと跳ねるモノがある──!

馬のしっぽだ…!感情に合わせて、天までピンと伸び…!


「~~~~~~~ッ!!!!!」


頭のてっぺんから尾の先まで、快楽が響く…!

巨大な超乳にまで波及し、ぶるんぶるんと波が立った…!

だがしかし、おっぱいに付着した《7cm》の身体、

ビクンッと跳ねたところで…まるで影響を及ぼさず………。


力尽きた小さい身体は……。

自分の石鹸で泡まみれになりながら…。

自分の谷間に『ぷちゅん』と呑み込まれるのだった。


────────────────────────────


「んん~~極楽~~~♪」


力尽きたとしても、フロルの弄りは止まらない。

風呂の中、ぶるんっと埋まっている超乳をクッションにし…。

すっかり気を許したのか、お風呂を満喫していた。


恥ずかしい姿だ……。

だが、お風呂を好きになってくれることは嬉しい、

これを機に、お風呂に進んで入ってくれると嬉しいのだが…。


「ん~~~……。

 主さまがまた、獣人になってくれるならいいよ?」


「えぇ~~~……」


やはり『同族・同性と一緒に入る』と気を許せるのか…?

それとも『獣人化の特殊能力』が気に入ったのだろうか…?

いずれにしても……。

今回の一件により、味を占めてしまったらしい。


嫌がられながら入れるのは、無くなったが…。

恥ずかしがりながら入れるのか、これから…?

女体化ならまだ耐えられるものの、裸になるのは…。


「一緒に入るに決まってますよね…!」


「そんな~…」


巨大なおっぱいの洞窟に反響しながら、か細い声が鳴り響く。


とりあえず……毎日は入ってほしい。

入ってほしいが、それだと毎日女体化することに……?


気は進まない…

けれど、このままでは風呂を嫌がる獣人達と一緒だ…!

主として、きちんと模範を見せなければ……!


そして……なにより……。

つぷんっと張るは超乳の乳首──。

この感触は一度味わったら……逃れられず……。


また、なってもいいかもしれないと思ってしまうのだった。


………。

後日、とりあえずバスボムの苦情混じりに乗り込んだものの…。

今後の女体化案として昨年の残り物をもらったのは、また別の話。


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