《グリム・ロック》小さくなる身体と立場:魔女編
Added 2025-12-31 14:46:02 +0000 UTC今一度思い返すと…
バランスが取れていないパーティーだった気がする。
───種族的に。
冒険者酒場にて、
《魔力の魔女》《筋力のドワーフ》《癒しの妖精》と、
なんの《仕事》ができるかまでは考えて採用したのだが…。
なんというか万能型、いや、器用貧乏でもいいから…。
もうひとりくらいは人間が必要だった───。
その見落としの罰を、今受けている。
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ダンジョンの深層にて──の、出来事だった。
サキュバスに《グリム・ロック》という呪いをかけられ、
呪いの正体が分かる前に、急に自爆されたのがついさっき。
「あらあら…」
「うわ~…ドンマイ」
「あ~あ~もう、見せて!」
──自爆により、盾役の自分は
サキュバスのエーテル結晶まみれに。
頭がくらくらとなって、解放されている最中だ。
呪いも加わって、周囲がぼやけて見えている。
今はその呪いの正体を突き止めるために、
《癒し手の妖精》に診てもらったのだが…。
「ん~~~~、ダメ!
呪いはきちんと教会で治さなきゃ!」
「え~…ここまで来て?」
診察の結果、呪いの特定に至らなかった。
《グリム・ロック》という呪文だけが手がかりで、
こればかりは呪いの情報が集まる教会に
直接出向いた方が間違いはないのだろう。
だが……。
結構ダンジョンの深層まで潜ったわけだし、
もうちょっと探索して採取をしておきたい。
《ドライアドの蔦》で帰還してもいいけれど、
《転送門》を見付ければ、消費も無くて済む!
───けれど、
やはり《リーダー》として、
正体不明の呪いはリスクと考えるべきか。
自分のことだから、苦痛の負債は自分で背負って、
ちょっとやせ我慢するくらいならいいかとは思うのだが…
『アンタが倒れたら盾役が居なくなるでしょ!』と、
自己犠牲精神を咎められているので、ここは安定を取って…。
「よし、それじゃあ…
ドライアドの蔦で帰ろう!」と、提案した───。
したのだが……。
こちらの提案に対して、
仲間は何故かみんなキョトン顔。
呪いでおかしくなったのかな…?みたいな表情もし始め、
なんかバツが悪い、やはりもうちょっと潜ってもよかったか…?
けれど、違った。
こちらを見る仲間の視線が──、
リーダーに向けるものではない!
「ドライアドの蔦で帰ろうって…?
え…?いや、このまま進むけど?
呪いは気になるけど、痛そうじゃないんだし」
「で、でも……。
いつ呪いが爆発して戦闘にお荷物になるか分からないし」
「ん……?
いや、お荷物っていうか…
アンタってただの荷物持ちじゃん」
「え……………?」
なんか歯車が嚙み合わない。
こちらに対しての認識が食い違っている。
《リーダー》というより、《荷物持ち》として見られている…?
「いや、自分はリーダーで、盾役で…」
「アハハッ…!盾役…!?
そんな小さな身体でなに言ってんの!」
「あ、あれ…?」
今まで目の前の妖精と会話していて気付かなかった…。
なんかダンジョンの空間が先ほどよりも大きい気がする。
呪いを喰らってくらくらと座っていたから…ぼやけていた。
だけど、酔いも去って、
グッと立ち上がれば…見えてくる!
自分が今、どういう立場に立たされているかを…!
「で、でか…!」
《魔力の魔女》《筋力のドワーフ》《癒しの妖精》、
背の順番はこのくらいで、それぞれ…
《165cm》《90cm》《30cm》ほどだったはずだ。
自分はその中で《175cm》と男性冒険者の平均だったはずだが…!
《魔女》の身長と背比べすると分かる、
おっぱいが……こちらの頭の上にある!
おそらくきっと《100cm》あるかどうかだろう!
「呪いで頭おかしくなっちゃった~?
アタシ達、仲良し3人パーティーの中に
荷物持ちとして入ってきたのがアンタなんだよ?」
「そんな───!」
なんとなく…これが呪いによるものだと分かりつつあった。
おそらく『常識改変』の呪いによるモノだと。
どうやら自分はあのサキュバスに、
【荷物持ちしかできない身長の人間】に改変されてしまったらしい!
───非常に、面倒臭い。
ただの呪いであれば、苦痛があるとしても異常が分かるというのに。
仲間の意識にも作用するってなると、
呪いをかけられた事すら忘れてしまう可能性がある。
「ま、魔女…!」
こうなったらもう、
パーティーの賢人たる魔女に頼るしかない!
いつだってパーティーの問題を魔法で解決してきてくれた…!
今回もいい感じに解決してくれると助かる…!
………と、思っていたのだが。
やはり、呪いが呪い。
魔女はこちらのことをリーダーと認識しておらず、
100㎝のこの身体の男性を、英雄志望の男子と見ている…!
あらあら~と向けるその視線は、ごっこ遊びに向ける視線だ…!
「ん~…どうしましょう。
呪いが解ければ全部解決するのでしょうけど…
どうしても~ボクくんがリーダーと思えません…」
「そ、そんな…」
「あと《転送門》を見付ければ帰れますので…
それまで待ってもらってもいいでしょうか?」
「うぐっ…」
それを言われたら、ちょっと心が揺れ動く。
要は《転送門》を開通させれば、なんとかなる。
身長だったり、認識問題だったり、全部全部。
《ドライアドの蔦》を節約したい気持ちもあって…。
──盾役の自分が居ないまま冒険するリスクはあるが。
「ここら辺ってサキュバスばかりでしょう?
女性相手に何ができる相手でもないですし、
とりあえずここはお姉さんたちに任せて貰えないかしら?」
「わ、分かった…」
「分かりました、ね?」
「わ、分かりました…」
「はい、よくできました~♡」
なんか……。
魔女がここぞとばかりに子供扱いしてくる。
………そういうのが好きなのだろうか?
おそらく魔女的には仮に《リーダー》だったとしても、
認識改変のせいにして、今は遊んでやろうという魂胆かも。
───なんか魔女の新たな一面を見てしまったような気がする。
ただ……やっぱり……。
現実問題《盾役》という防御役が居ない不安は残る。
サキュバスの魅了が効かない仲間だとしても、
《受け役》は必要なのではないだろうか…?
そして、魔女なりにも思うところがあったのだろう。
突然真剣な表情になり──《魔法使い》の顔になった。
「んー…不安だったら…
安心のための保険の魔法かけてみる?」
「え……そんなのが?
それじゃあお願いします!」
なんだかんだいって魔法使いだ。
問題に対して解決法を提示してくれる。
パーティーのお姉さんという立ち位置も納得できる。
───のだが、
グッと100cmの身体を抱き込まれて──担がれる!
165cmという巨体に抱かれて……目の前には!
魔女の赤いくちびるが待ち受けていたのだった。
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【165cm魔女の、100cm荷物持ちへの抱擁】
いきなりのことで、ビックリした。
魔女の…今では大きくなった身体に抱かれて、
顔面スレスレの近距離まで持たれるだなんて。
しかも、身長的には60cmほどの違いなのだが…。
体型をそのまま100cmまで縮めたようなものなので、
きっと子供よりも体積が小さく、体重も軽い………!
だから非力な魔女といえども簡単に持てて……。
なんならおっぱいで支えるだけでも、持てる…!
「うわわっ…!」
身体の正面が、むにゅっと柔肉に沈む…!
魔女のおっぱいは…とにかく長いし、デカい。
魔力を溜め込んでいるからとか聞いたことはあるのだが…。
なんにせよ…男の自分はちょっと横目で見ていた所がある。
───そんなおっぱいが、目の前に広がっていた!
黒いローブ一張羅、胸元がくっきり開いている煽情的な服!
タイツが球体を覆っている。
一回でも身体を這わせてしまうと、
抜けられない漆黒の泥淵があった…!
その上に、乗せられる───!
「うっ…うぐっ……!」
「はい、高い高ーい♡」
もう、ほとんど子供というより赤子扱い。
『ばんざーい♡』と腕を開かされたと思えば、
両手を掴まれ、引っ張り上げられ、おっぱいの上を引きずられる。
───そして、引っ張り上げられる先には、赤いくちびるが!
「な、なんですか…!
保険として魔法をかけてくれるって…!」
「そうですよ~?この魔法は、
私のキス跡で《刻印》をつけないといけなくて…」
「い、いや…!それにしては…!」
キス跡が魔法の刻印になるって眉唾すぎる…!
適当な理由をつけて、キスしたいだけなんじゃないか…?
魔女の性癖が垣間見えて分かった、これは私情を挟んでいると!
「本当におまじないですよ~♡
服従のキス跡をつけることで、
私達のモノだって証明するんです♡」
「服従のキス跡って…魅了系魔法…!?
いや、そんなの別に必要は…!?」
「このまま認識阻害を受けたままだと、
いつボクくんが他の人たちのモノに
なってしまうか分かりませんから♡」
「うっ………ぐぐぐぐぐっ」
一理あった。
認識阻害を受けているということは、
仲間のみならず町の人間からも、
《荷物持ち》として見られるということ。
もしはぐれてしまったら…誰かのパーティーの雑用係に!
それだけは避けねばならなかった──。
だからといって、キス跡の刻印をされるのは…。
ど、どうなんだ…?淫魔の魅了みたいな効果を受けるんじゃ…!?
しかし、そんな懸念点も無視して魔女は引きズリ込んでゆく…!
そのおっぱいに小人をぬるぬる浸しながら…!
ベルトコンベアのように、くちびるに運んでゆく…!
「まっ…待って…!
わかった…!保険はいいから…!」
「あらあら~
ボクくんはリーダーなんでしょう?
もしかして、情けないリーダーだったのかしら…?」
「そ、そんなことは……!」
情けなく、なかった──。
みんなから頼られる盾役で、
多少傷ついても根性で乗り切ってきた。
しかし──、今回みたいな絡め手は……。
苦手とする部類だ、そこだけは分かってほしい!
ただ、そんな訴えも魔女にとってはスパイスみたいなもの。
「ほらほら…リーダーくん♡
腹をくくって保険をかけないと…
このまま情けな~い姿を見られただけで終わってしまいますよ?
パーティーの利益を考えるなら…キスされた方がよくないですか?」
むにゅっとしたおっぱいの谷間からふと、浮上した。
魔女がドワーフと妖精にわざわざ見せつけてきて……!
『こいつ本当にリーダーだったのか?』という顔をさせる…!
………覚悟を決めねばならなかった。
このままイヤイヤ嫌がっても、なにも始まらない。
脱出口である《転送門》に行けば、終わるんだ。
リーダーと名乗るなら…パーティーの保険を最優先に…!
「わ、分かりました…」
「はい♡リーダーくんかもしれないポイントゲットです♡」
なんかいいように誘導されている。
──がしかし、そんなことを問い詰める暇なく、
──正面に、大きなくちびるが迫ってきた!!!
ぶにゅっ…、
くちびるがスタンプのように
こちらの身体に口紅を刻み込んでゆく!
鎖骨、胸元辺りにぷちゅんと突いて…!
スタンプとは違い、しっとりというより、むっちりと。
中心部から生温かい息を感じながら、ちゅうちゅうと…!
───ッ!!!!!
「ひっ……ううぅっ!!」
しかし、キス跡がつけばそれで終わりではなかった。
こちらの鎖骨、胸元辺りにぷちゅんと突いた唇は…!
乳首まで滑り落ち、舐め始めたのである。
別に面白くもない普通の男の乳首なのに、
165cmという巨体からキスを繰り出してきた…!
ちゅ~~~~~っ!!!
普通のくちびるから吸われる、吸引ではなかった。
さながら大きな触手に食いつかれたかのような感覚。
しかも、その触手が人以上の知性を持って、いじくる…!
あっああああああ………。
気持ち良さを、どこかに逃がしたかった。
むにゅむにゅと柔らかい空間の中、気持ち良さを逃がしたい…!
けれど魔女のおっぱいの上、
うかつに動けばその柔らかさを一身に受けて、
足をジタバタ動かしたら、むにゅ♡むにゅ♡と、10倍で返ってくる…!
「ふふっ♡リーダーくん♡
おっぱいの上でそんなに暴れて…!
その振る舞いで、本当にリーダーなんですか♡?」
唇を離されれば、そういう煽りが飛んでくる。
張本人なのに、身体をいじめてくる張本人なのに…!
しかし、こんなことされているのに気持ち良くなってしまう…!
魔女の谷間はまさに沼だった──。
身体をピトリと乗せた途端、そこからずぶずぶと沈み、
タイツ越しにしっとりと湧き立つ汗が蒸せてくる……!
そんなフェロモン空間に挟まれれば…
身体が興奮しても仕方がなかった──。
「ん………んふふっ♡」
それに気付いたのだろう、
魔女はドワーフや妖精に見せつけていた姿勢から一転、
こちらのことを胸元に隠すように《傾斜》をつけてきた…!
ずるり……くぷん、と呑まれる身体!
頭は谷間に突っ伏し、足は無様に両胸を支えにしている!
その体勢になれば自然と……向いてしまうのだ、
自分の陰茎が、タイツ越しの胸の谷間に!
そこをすかさず──捕らえられた!
「んふふっ…♡」魔女の全身パイズリによって!
絶対に勝てない勝負だった──。
すぐに射精して、誇りが負ける勝負だった──。
「ほらほら…ここで意地を見せなきゃ、
リーダーかもしれないポイントを失って、
荷物持ちになっちゃいますよ~♡」
にも関わらず、
魔女は煽って勝負させようとしてきた!
リーダーかどうかなんてどうでもいいのだろう、
小人の性感を煽って、反応を楽しむのが全部──。
だが、切羽詰まった小人は──。
『射精したら、荷物持ちとなる』意識を植え付けられ…!
我慢をしようとした、しようとはしたのである。
けれど魔女の大きなおっぱいの中、
頭のてっぺんから、胴体まで
『むにゅり』とおっぱいとタイツの生地に包まれ、
『ゆさっ♡ゆさっ♡』揺り動かされでもしたら…!
限界が来る──!
射精欲がピンとタイツにつんのめり──!!
くちゅっ………。
──────ッ!!!!!
唯一外気に出ていた足がツンとつままれた…!
両足をまとめられ、足枷のように片手にすっぽり収まり…!
ふぅ~~~………
おっぱい越しから聞こえる前に、感じた──。
それは、魔女の吐息だった。
マズイ…マズイ…!
捕食される…!足が…!
グッと手を突き逃げようとしても、
おっぱいに抱きしめられ、埋まっている…!
その間にも──、
くちびるのあのむにゅッとした感触が足に突き──!
「いただきま~す♡」
むちゅ…………。
は、入ってしまった、足が、口内に…!
途端にぬめりっと舐められ、性感を刺激してくる…!
──────ッ!!!
頭がどうにかなりそうだった。
おっぱいに埋まる中、足を食まれ、揺らされる。
そうなれば、快感に満ちた体は耐えきれず──ッ!
『無様な姿を見せたら、リーダーとは認められない』
そのことが頭に残っていながらも………!
~~~~~~~~~~~ッ!!!!
射精………してしまった………。
あっ……ああっ……。
プライドが崩れた屈辱よりも、絶望感よりも先に……。
頭の中からじ~~~~~んっと、気持ち良さが湧いてくる。
射精先のタイツを見れば……。
ぽたっ…ぽたっ…と、
白い精液が黒いタイツ越しに、谷間に向かって糸を垂れており……。
その──、
おっぱいの雄大さに、また興奮してしまったのだった……。
───────────────────────────────
「はい♡荷物持ちさん、
これを持っておいてくださいね♡」
魔女の谷間にあっけなく射精してしまったことで、
《リーダー》から《荷物持ち》に降格してしまった。
それ自体は……まぁいい。
結局、この冒険中は……。
呪いは解けず、荷物持ちしかできないのだから。
だけれど──、渡されたものが問題だった。
「これはボクくんの責任ですよ~♡」
むわぁっ………、じわぁっ………と、
手渡されたのは魔女のタイツ─────。
一張羅そのままを渡され、埋もれそうにもなる!
「や、やっぱり…
そのまま着たまま冒険は…」
「ん~?射精したのは……ボクくんだよね?」
「うぅっ………」
なにも言えなかった。
たとえタイツからじわりじわりと感じるものが、
ほぼほぼ99%、魔女の汗や香水の香りだとしても…。
射精した手前、こっちが悪い。魔女の思惑通りだとしても…。
しかし……。
(これを抱き上げたまま、冒険をするのか…)
息を吸うたび、良い匂いがする。
魔女だからか薬品やハーブの不思議な香りと、
汗やフェロモンを纏った興奮する香りがする。
───仲間に見せられる顔をしていなかった。
「それじゃあ行きましょう~!
本当にリーダーかだったかは、
また後のお楽しみってことで♡」
魔女はどっちでもいいような顔をしてるが…
ドワーフと妖精は
『こんなのがリーダーだったの…?』顔で、
ちょっとなんか悲しくなってきた。
うっ…ぐぐぐっ…。
しかし…しかし…どっちにしても…
このまま全部解決すれば、全部ハッキリするのだ。
それだけを心に留めて、今は荷物持ちに徹するのみ。
大きなキス跡が、胸元に刻まれた身体で、
タイツを抱きかかえながら…
ダンジョンのタイルを踏みしめてゆく。
100cmの身体で…
さらに小さくなりつつあると、気付かないながら。
(続く)