XaiJu
赤キギリ
赤キギリ

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巨大聖園ミカの砂風呂の中

水鉄砲に紛れて、あったようだ。


おおよそキヴォトスの生徒が使うような

本物の銃とは違う、言ってしまえば《おもちゃの銃》。

SFチックな照射用の輪っか、先端には電磁波を出すような球体と

ピーピーガーガーと電子的な音と光を発するような見た目だから…


───誰もが《本物の銃》とは思わなかったのである。

まさかそれが《ミレニアム製の巨大化光線銃》だと

気付いたときにはすでに遅し、



「な、なんなのこれ〜〜〜〜!」


《聖園ミカ》が凶弾の餌食となってしまい──。

『ひ〜ん』と言いながら、巨大化しつつあった──。


先程まで和気あいあいとしていた浜辺も一瞬で騒然となり、

『うわぁ〜っ!』

『逃げろ〜〜!』

『またミレニアムかよ!』

などと蜘蛛の子を散らしたように逃げ、


残ったのは………。

先生の私と《ティーパーティー》のふたりのみ。

皆一様に巨大化したミカを見上げ、

『さぁどうしようか』と考えを巡らせている最中だ──。


「せ、せんせい〜〜〜!」

「え〜と…大丈夫だから落ち着いてね」


幸運だったのは屋外だったことだろう。

海辺、砂浜での巨大化だからか器物損壊の心配は無し。

ミカの身体はズブズブと砂を少し沈めながら巨大化するのみ。


「………壮観だね」

「壮観ですね」

ティーパーティーのふたりはもう

事の成り行きを楽しむ段階になっているし、

ここは先生の私がなんとかしなければ…!


「とりあえず座ってみようか、

 バランス崩しちゃいけないし」


「う、うん…」


砂が鳴く音というのだろうか、

キュキュキュッとガラスが擦れるような音が鳴る。

砂と砂の隙間を潰して、確固たる地盤を築くような巨大化は、

砂による波紋を作り出し、

ずむむっとミカが踏みしめた周辺から『グラッ』と波及する──。


「おっ、おぉっ…」

ミカが身震いするだけで砂が押し出されてちょっとした小山になる。

しかも、ミカが体育座りをしたもんだから《尻の形》に凹み、

ぶにっと尻の脂肪に体重がかけられれば餅のように柔らかく広がった。


────目に毒だった。

そんな巨大な尻の変形を見せつけられては、

海岸沿いの涼しさに負けじと、身体がホツホツ火照って………。


《食い入る視線》を《見降ろす視線》に気付かなかったのである──。


────────────────────────────────


ようやく巨大化が終わった。

大きさとしては…小さなビルよりもちょっと大きい。

だいたい20〜30mくらいだろうか。


「ひぃん…!これだとまた魔女って言われちゃうよーーー!」


(どっちかというと怪獣のような…)


そんな軽口を言おうかと、ふと魔が差したけれども…。

ミカにとって魔女という言葉は決して軽いものではない。

衆目の目に晒された上で、しかもミカの怪力とあれば…。

もしかしたら本当に怪獣扱いされてしまうかもしれない。


ここは…恐怖心を和らげるのが得策とみた。

ミカに対しても、他生徒に対しても。


──

────

──────。


で、思いついたのが《砂風呂》であった。


「せ、先生…本当にやるの?

 なんかちょ〜っと遊ばれている感じするような…」


「こうした方が封印感あるし、

 それに日焼けにもならないでしょ?」


「それはそうだけど〜…封印って〜…」


「まぁまぁ…」


結果論にはなるが………

この《砂風呂》は成功の部類となった。


周囲の生徒に《遊び》と思われたことで恐れられなくなり、

巨大ミカを埋めようと生徒が集まったことでテーマパーク化、

《ティーパーティー》の二人も遠慮はいらないと悟ったのか、

日頃の鬱憤を込めるように本格的に砂の山を盛って…


「おっ…おぉっ…」


ちょっと目を離した瞬間には──。

観光地のモニュメントといっても差し支えない

《巨大ミカのお山》が出来上がっていたのだった。


よくある工事現場でダンプカーによって盛られている砂山。

そのくらいの圧を感じる量がこんもりと積み上げられて、

──ここまでよくやれたなと、感心した。


そして、近くに寄れば湧いてくるのはミカの熱気。

砂粒の間にミカの汗が浸透して、

熱され蒸気となったものがむんむんと沸き立っている。


………制汗剤と、女子生徒の匂い。

それとトリニティ特有の上品さと、ロールケーキの香りがする。


蕩けそうだった…

砂浜という清涼な空間だったからこそ、

ミカの香りはダイレクトに頭に伝わってきて、

『ぽ〜っ』と花に引き寄せられる虫のようにフラフラと…


だからまぁ…

言ってしまえば見とれていて、判断が一瞬遅れた。



フラフラと寄った先──。

砂丘の側面部から突然『グワッ』と湧いた手の平に、

身体全身をすっぽり掴まれては叫ぶことも叶わず──。



「あ──。」


間抜けな声を出しながら、

ミカの砂風呂の中へと引きずり込まれたのだった。


──────────────────────────


「ん…?今、先生の声が聞こえなかったかな?」

「え〜☆なにも聞こえなかったケド〜?」

「ここら辺はトンビが出るらしいから、それの声じゃないですか?」

「そうかな…そうかも…?」


ミカに引きずり込まれてから………

薄暗い中でティーパーティーの会話を聞いていた。

どうやらミカはこちらの姿を隠していたいらしい。

──その理由が何故か全く検討もつかないけれど。


いや………。


いや、独占欲かも………。

今更になって思い出すのは先程の視線、

ミカの身体を食い入るように見ていたら…

ジリジリと上から目線を向けられていたことを思い出した。

フーッフーッと呼吸が荒く、

思えばちょっと熱を帯び吹き付けられていた気もする。


つまり、求められているのだ、ミカに。



「………どうしよう」

助けを求めたかったけれど、

求められては受け入れざるを得ない。

巨大化して心細いというのなら、寄り添うというのもアリだ…


だが、そんな献身的な心境になりながらも、

ミカはこちらの身体を手の平の下へと『くるり』と置いて…!


敷き潰してきた………!


「ふふふっ…♡」



「うぐっ…!」

下は砂浜、上はミカの手の平、

それらにサンドイッチされてハムやレタスの気分になった。


………とはいえ、やはり手加減はしてくれている。

さながら重たい毛布のような圧迫感。

むにむに…ぷにぷに…と這い寄って、

小人の構造を手探りで感じながら潰す場所を選んでいる。

そんな匙加減をジワジワと感じながら、捕縛されていた。


………。

なんとなくだけど、気持ちいい。

重たい毛布とは感じたが、その実、ミカの手の布団であるわけだ。

しっとりとした指先、柔らかな手指に負けないといえば嘘になる。

その上、さらりとした砂の布団は身体に沿って凹み、

ミカに『のしっ…』と体重をかけられると埋まってしまうが、気持ちいい。


言ってしまえば、ミカの砂風呂に同伴しているようなものだった。

薄暗い洞窟内で、むんむんと蒸気を浴びながら、風呂の温もりを得る。

そう考えると…癒やされるような気もした──。


………ちょっと恥ずかしいな。

先生なのに生徒に庇護される対象になるなんて。

もしかしたらミカは私を癒やすために引きずり込んだのだろうか?

だとすると、疲れた姿を見せてしまったかもしれないと少し反省。



だが………。

それは見当違いだったらしい…!

ミカはそれ以外のモノを望んでいる…!


「ふんふ〜ん☆」

それは押し出すような動きだった。

手の平の端からズズズッと圧迫され、

『なんか収まりが悪かったか…?』と、ミカに配慮して

移動をしたらその端からドンドンと力を加えられ、誘導される…!?


さながらスマホに貼った保護シートの気泡の如く、

押し出すようにぬるりぬるりと手の平から追い立てられ、

這って………這って………!

ミカのスルリとした綺麗な手首までやってきてしまった…!


だがそれでも圧力は止まらず、

さらに追い立てるように手首の先からズブズブと沈み込ませてくる…!


大きな動脈がある部分だ、

当てつけられたら脈拍を直接と肌に感じ、

『ドッキン☆ドッキン☆』と響くミカの鼓動は………

不自然なまでに興奮していて、きっとなにかを企んでいる………!



「そういえば〜☆

 こんなになっちゃったことだし〜☆

 大きな身体で先生を挟めばイチコロじゃないかな☆」


話の流れは分からないが…

あからさまに……向けられた言葉だった、こちらに。


宣告した瞬間ドクン☆と脈動が鳴り響いたから分かっている。

これはきっと学生特有、若人特有の見栄の全BETなのだと。

《ティーパーティー》の面子は、

『おいおい…』『潰れてしまいますわよ』とは言っているが、

状況が状況、ミカの巨体の圧倒的な魅力は薄々感じており、

『抜け駆けするのか』と戦々恐々した態度が出始める…!


今──、現在──。

抜け駆けされているとも知らずに………!!!



ずむっ…ずむっ…と、

腕の押し付けによって、さらに奥へと誘導される。


『きっとこの先で宣告されたことが待っているのだろう』

『先生と生徒の関係だ、これ以上のスキンシップは度を超える…!』

そう思っても、巨人と小人、圧迫されたらまるで勝てない。

それどころかミカは『力のかけ方』を覚えたのか、

小人を誘導せずとも『むにっむにっ』と、二の腕で運搬した…!



「うくっ──!」

砂浜と二の腕に巻き込まれるベルトコンベア。

この先で起こる事態と、圧迫感による締め付けで、

少し息苦しく、プレッシャーを受けたが………。


それ以上に……二の腕の柔らかさで挫けそうだった。

もみくちゃに揉まれ肉壁に巻き込まれながら………。

よく言われる『二の腕の柔らかさはおっぱいと同じ』という、

雑念が湧いては意識させ、払拭しようとしても柔らかさで想起させる。

そんな空間だったのだ、

『砂浜と巨大ミカの二の腕にサンドイッチされる』空間は。


むにっ…むにっ…と、柔らかく…

身体全身が埋まり込んでもサラリとした透き通った柔軟性がある。

これがおっぱいと同じ柔らかさなら、

『巨大ミカのおっぱいはこれ以上に受け止めてくれるんだろうな』

という思いが、ひっきり無しに湧いてきて、もう耐えきれない………!



「助けて…!」

声を振り絞って出したところでもう、

二の腕にぶるるっと波紋を立たせるだけで。どこにも伝わらず…!


ミカの意のままに運ばれようとしていた…!


行き着く場所は、腹か尻か、それともおっぱいか。

許されないことだが想像してしまい、欲が膨らむ。

しかも期待しているところもあり、

『ミカにされたことだから仕方なかった』

という事後の対応も湧いてきて、自分を責めた。



いったい私は──

どこへ行ってしまうのか──。


ただ、そう、覚悟しつつある頃だった。


二の腕も後半、脇に差し掛かろうとしている時だ。

敏感な部分だからそろりそろりと運ばれている途中、

脇へと『ピタッ』と肌と肌がくっついた瞬間、それは起こった。



「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」


それはさながら土砂崩れの音のよう、

『ミカの砂山』に積もった砂がザザザッと崩れ、

ビクンッ!と身体が若干跳ねて、噴火した………!



「おっ…おぉっ…」

「大丈夫ですか?さらに巨大化するとか?」


「いっ、いや〜…なんていったっけ…

 寝ているときにビクッとなるジャーキングってやつ☆???」


嘘だった──。

ミカは脇で先生を挟んだ瞬間、くすぐったさから痙攣したのだ。

経験したことはないが…脇に生き物が挟まると、まぁそうなるか。


恥ずかしさ、くすぐったさから脇が甘くなる。

そして、それが庇護対象なら、なおさらだろう。

勢いよく脇を引き締めて潰してはいけないし、

生物的な生々しさを感じても我慢しなければならない。

巨大なミカにとってはこれまで以上の辛抱強さが求められた。


ただ………。

ミカの脇が敏感で、弱点だと知ろうが…

自分には利がないどころか…逆に事態の悪化を招いたのである。


「ん、ん〜…ちょっと痒いかも〜」

「うわっ──!」


ずぷりと、脇と脇がくっついて、締まり、埋め込まれた。

むにゅっとした脇肉が壁のように双方向から向かってきて、

ちょっとした肉に包まれた寝袋みたいな空間になっている。



………………。

だが…これはチャンスかもしれない、迷いが生まれたのだ。

先程まで『ずむずむ』と送り込んでいたミカの腕は停止して、

これ以上の運搬を行えないまでに敏感となり躊躇してしまっている。



それに、きっと、ミカの精神的にも限界だろう。

本来ピュアピュアの気性だしこんな秘密ゴトは得意ではないハズ、

よくやった、もう十分潮時だ。今なら十分未遂で済むに違いない。


そんな心の挫きに………期待していた。

誤算だったのは………

ミカが思った以上にタフで、

オールインするタイプだったことだろう。


「アハハ………☆」

それは、なんらかの決意をした締め付けだった。

『ギュッ…!』

今まで保留していた脇の締め付けから、意図を感じる締め付けが急に来た…!


双方の脇の肉が迫り、ひっつき、肉の隙間へと送り込むよう…!

しかも今まで傍目から見たらきっと《体温計》のように

『挟まっている』ように見えたであろう小人の身体が、

『見えない』ほどまで脇の奥底へ送り込まれ、

もう四方八方をミカに包まれる…!



「うわっぷ──!」

そして、脇の空間だ。しかも夏の砂浜の。

当然汗がダラダラと滴りだしており、纏わりつく、

ぬるぬる…たらたら…と、

潤滑剤の役割も果たし、脇の中にさらに誘い込むようだ。


香りは制汗剤の溌剌とした香りと、ちょっとした潮の香り。

ミカ本来の香りか、海潮の香りか、判断の迷うところだった。


そんな中で、もみくちゃに挟まれ、揉まれ、擦られる。

当然無事で済むはずはなかったのである。

──興奮した身体では、なおさら。



海パンに収められていた股間のモノが

パンツを突き上げるように隆起してくる。


『待て』と抑え込もうとするけれども、

『待たぬ』と主人の言うことをまるで聞かず、

ミカに対する情欲がメラメラと沸き立つばかり。


「や、やめてくれぇ…」

この時点で私が誘惑に負けてはいけない理由はただ一点、

『大人の先生だから、生徒を守る立場だから』という至極一般的なものだ。


だが、今はどうだろう?

『大人』といえないほどの『小人』ともいえる体格差。

『守る』立場にも関わらず、『守られる』立場を心地良く感じてしまっている。

──妥協し、堕落し、ダメになるのに時間はそうかからなかった。



「〜〜〜♡」

脇で締め付ける勝手が分かってきたのだろう。

ミカは誰にも気付かれることなく、脇の全身コキを覚えていた。


砂山に埋もれる中、「ひ〜ん!」とわざとらしく嘆くが、

その実、砂の中では先生を脇に収めて「ひん」と、嘆かせている。


ぐっ………ぱ、ぐっ………ぱ、

先生が潰れないように、窒息しないようにしながらも、

『ちょうどいい』感じに、苦しめ、締め付ける繰り返し。


苦痛に歪んでいるのは分かる──が、

それ以上に快感に悶えているのが──、

脇を『ぐっぱっ』と締め付けるたびにミカは分かった。



「うぅっ…」

そんな感じに責められているのであある。

もう、海パンはズレて、陰茎は直接と脇にぶつかっている。

それが脱げてしまえば、もう丸裸でダイレクトに当たった…!

身体は悶え、ビクつき、無自覚にも脇にすりすりと身を寄せて…


限界が、やってきそうだ、もう、ミカの気分次第で。


もう脇の中はサウナのよう。

ジトりと湿度が高く、熱いオイルが全身くまなく浸って、

身体に力が入らず、だらんとした姿勢が気持ちいい。

そんな異常な空間であっても…ミカの肉体へ全てを捧ぐ!


気持ち良い…気持ち良いと…!

快感によって身をよじらせ、悶えている!!

床オナをするように這いずって、股間をいきり立たせて…!!!


ミカがくすぐったさから、

『くしゃっ』と身震いしたのが決め手だった。


閉じられた空間から脇汗がはみ出して、

脇のシワに合わせてミチミチとたっぷり水圧がかかる。

溝から溝へ、隙間から隙間へ、全て満たすように圧縮され…!


そのプレスがこちらの身体に一気にかかる…!

身体全身、周囲が汗で満たされて、

肌と肌が触れる箇所に汗という潤滑剤が滑り込み、

摩擦が薄くなったその部分が、押し付けられれば──!


『ずるるっ…!』と、

ミカの巨体の寵愛を連続して受け続けた…!

どこまで脇で圧縮されても汗で滑り良くなった身体は

一箇所にとどまることはなく『より圧力から逃れられる場所』へと、

くるりと、奥へ、奥へ、滑り、潜り込み、それでもまだ止まらない。


その間にも陰茎は脇壁のシワにずるるっと削られ、

しかし汗と粘膜が覆って滑りよくしているので安定はしない。


だが───。

『腰を突き出せる場所』を見つけた。

辺り一面がミカの脇肉で固められ、常に圧力をかけられる場所。

『ミカの脇の奥底』へと到達し───!


下半身がシワという溝にミチミチと嵌った瞬間、キた───!

股間がビクリと痙攣して、力の発散先はシワの隙間の中。

そんなキツキツとした部分へと、陰茎は滑り込んでしまい…!

脇に向かって、耐えきれず、射精してしまう………!


「うぅっ…!ミカ…!」

声を出してしまうほどの、気持ちよさ。

脇の引き締めで閉じられた空間、響いたところで脇肉に吸収され、

周囲に気付かれないと思ったから………唸り………身体を寄せて………。


………。


また、脇ズリをせがんだ。



砂風呂、脇の中、という異常空間だが…

一度出した欲は止まらず、ミカに気付かれようと必死で…

次の圧力を待ったのだった───。


──────────────────────────────


「わー………」

というミカの言葉が不意に聞こえ、アピールが届いたのだと、悟った。


だがしかし、なにか様子がおかしい。

もじもじとして、なにかを考えているかのよう。


脇も動かしてくれたけど…

先程までの圧力というよりは、運搬するかのような動き。


むり…むり…と、シワを寄せては中のモノを押し出す動きで、

時おり、寝返りを打つかのように身体を持ち上げたりしてる。


「おや…なんだい、トイレかね?」

「この大きさでは…あの…海の方へ行ってもらうしか…」


「ち、違うの〜!

 え〜と………

 胸かゆいから、かいて欲しいかな〜って☆」


それは、あからさまにこちらに向けられたメッセージだった。

『胸の方に、おっぱいの方に、来てもいいよ』という。


脇の動きも誘導するように、しきりにおっぱいの方へと寄せて、

砂が覆いかぶさっている中、

今か今かと呼吸に合わせておっぱいは隆起し、鼓動している。


我慢できるわけがなかった──。

ミカの巨乳を前にしては──。


倫理で躊躇は一瞬したが、もう遅い。

色香にくらくらとなった身体は止められず、

体力のあるままに砂を掘って、おっぱいを目指した。


ジャリ…ジャリ…と、

砂を拭(ぬぐ)えば、見えてくるのはミカの肌。

ひんやりとした砂だったから、触れば生命の温かさが伝わってくる。


ジャリッ…とした触感から、ぷにっ…とした触感へ。

砂にまみれる洞窟の中、少し掘ったならば、

水溜まりができそうな水を含んだネズミ色の穴から、

《巨大少女の肌》が純白と垣間見えたことのなんと雄大なことか。


これが、巨大少女の肌の上だという事実を再確認すると、

さらに冒険心がそそられ、ミカの谷間へと間髪入れず飛び込んだ…!



掘って、掘って、

ミカの谷間の中で、自分の居場所を作る。


湾曲した胸に沿って這い、潜り、泳ぐだけでも、

身体の節々に柔らかいおっぱいが当たり、

先程射精したにも関わらず、また固くなる。


ぐぐぐっ…と、おっぱいに当たり、

その輪郭に合わせて体重を乗っけて潜るのだ、

到底我慢できるものではない、もう出してしまいそう…!

だが、まだ、収まるべきところに収まっていないから我慢…!


最終的な目標地点、ミカのおっぱいの谷間まで…!


じゃり、じゃり、這い上がり…!

峠(とうげ)が見えたら、後は這い落ちるだけ…!!


ミカのおっぱいの谷間は──。

身体をもがき動かすだけでも、ぷるんと揺れ動き、

砂利を掘れば、身体が吸い込まれるようにずり落ちる…!

大きなおっぱいな上に、球体型だから、

『落ちれる範囲』は思った以上にあった…!


ある一定の部分まで掘り下げれば、もうそこは流砂の穴。

そして言うなれば、谷間が合わさる場所であり、

おっぱいとおっぱいがくっつき合わさり、

その隙間の下へとサラサラ…砂がこぼれ落ちている。


「………………………」

ここが、分岐点だった。

自分の自由が保証される分岐点。

砂の中を掘って、泳いで、逃げられる分岐点。


きっとこのまま谷間の間をずにゅうっと潜り抜けてしまえば、

ミカの谷間の奥の奥、

おっぱいが天井にそびえる深淵についてしまうだろう。


逃げようとしてもミカの一挙一動だけで

谷間の中へとコロコロ転がされ、決して逃げられない。

そんな場所だ、先生として避けるべき場所であった。



だが………もう………

谷間の斜面に這って、滑落しつつあり、

谷間の隙間へと手をついて、保っている状態。

ほとんど詰んでおり………。

ミカのおっぱいの中という魅力にも抗えない…!


そして──、

「えぃ──!」

ミカがこんな私の億劫さを見抜いたか、

胸をずずいっと、持ち上げた瞬間、全てが終わる…!



谷間についていた手がむにゅっと、流砂に飲まれ、

引き抜こうとしたけれど、ぱっくりと咥えて離さない…!


さらに『ずずいっ』とおっぱいを持ち上げたからか、

体重を乗っけていた肌の斜面が急にせり出して…!


身体の向きはおっぱいに対して90度…!

どう頑張っても、重力の向きに落ちるしかない状態となり…!


「ふふっ………♡」


『ずにゅうっ…』と、入乳するに至った──。

その瞬間、加えられるのは、左右から至る乳圧…!

谷間で小人の身体を挟み、潰して、圧縮する…!


そんなことされては耐えられるはずもない…!

脇で搾られ、肌の上を伝い、谷間を這いずり回った身体は、

とうに次なる快楽を求めて興奮し、昂っており、準備ができていた。


一度出してしまった身体は躊躇せず、気持ちよくなろうとし…!

ミカの谷間の一番乳圧がかかる場所…!

おっぱいとおっぱいが寄せ集まり、ぎゅうぎゅうになった場所へと…!

身体をひねらせ、潜り、擦り付ける…!


「……ッッ!!!!」


その瞬間、電気が走ったかのように、ビクつき、射精した。


頭が真っ白になるかと思えるほどの心地よさ、

ミカの純粋、純白なおっぱいはふわふわとしていながらも、

むぎゅっと餅のようにひっつきあえば、小人なんて簡単にプレスして、

──絶頂させることなんか、朝飯前だったのだ。



「ふふっ………☆」

内部の様子に勘付いたのだろう、

ミカの勝ち誇ったかのような、支配したかのような声が響いてくる。


それは胸の谷間まで響いてくるような声で、

巨大な神様かのようにも聞こえ──。

こんな時になってようやく思い出すのは、ミカへの呼び方。


『魔女』でもなく、『怪獣』でもなく、

ミカはこの瞬間においては『女神』なんだって、

思いながらも、声には出ず、伝わることはなく…


ゆるり…ゆるりと…

おっぱいの谷間を通り抜けてゆくのだった。


───

──────

────────……。


べちょっと、落ちた。


ミカの谷間の奥は砂で埋め尽くされたの表層とは違って、

砂の量はパラパラと零れ落ちてくるくらいの一種の大空洞。

洞窟のようだ。薄暗く、汗がしとしと流れ、地面はぐちょぐちょ。


だが…そんな…

おっぱいが合わさってできた隙間の空間が…心地よかった。


寝転び、上を見上げればおっぱいの天井が『ぶるん』と震え、

「え〜、なんでもないよ〜☆」というおっぱい越し、砂越しの、

ミカの誤魔化しの声が響いてくるたび、遠い情景を見守る気持ちに。


背中に砂が張り付き、ちょっとジャリっとはなっているけれども、

ミカの汗が絶え間なく流れ、洗い落としてくれるから…気持ちいい。


そして…肌の上であるから、体温を常に感じ、

意識して肌へと身を寄せれば床暖房のように、ぽかぽかと温かい。


「あ、あー…マズイ…」

運動して、射精した反動がやってきた。


ミカの、谷間の、奥底の、隙間は…

一種の《リラックス施設》のようだった。

居るだけでも体調的に気持ちよく、安心できる。


だから…眠くなるのだ。

『トクン…トクン…』と、ミカの心音が子守唄のように眠気を誘い、

おそらく哺乳類の原初の記憶である母に抱かれた気持ちが想起され、

───もう、まぶたが重く、気を抜いたら眠りそう。

生徒の上で寝るなんて──と踏ん張っているが、もう負けそう。


元々、必然的に、こうなる定めだったのかもしれない。

《砂風呂の中》の《巨大ミカの中》に入るわけなのだから。

癒やされてしまっても、仕方ないという気持ちが湧き出て…


気分はもう浅い温泉気分、湯寝というやつか。

身体をむにゅと横たわらせ、とろとろとしたミカの汗が流され、

ぬるま湯ながらも、日々の疲れを洗い落としてくれるかのようで…


一度安心できる場所と思ってしまったが最期、

もう立てず、もう目を開けられず、もう意識も保てず…

呼吸によって膨らんだり、縮まったりするおっぱいを感じながら…


意識は、どろりと沈んでゆくのだった───。


───────────────────────────────


あれから…

ミカの巨大化の効果時間が解けて…

元に戻るまでは…まぁ、大丈夫だった。


だけど…


「あれ…?先生、もう帰ってきてたのかい?」

「あ、うん。さっきちょうど、ね」


「それは分かりましたけど…

 なんで砂に埋まっているのですか?」

「そりゃあまぁ…私も砂風呂を体験したくて?」


ミカの肌に包まれていた時には気にしていなかったけれど…

そういえば、脱ぎ捨ててあったのだ、海パンを。

邪魔にならないようにと、途中で──。


確か『脇に潰されている途中で無くした』気がすると、

今、ミカに探してもらって、

先生の私は砂に埋もれて隠している最中だった。



ただ………ミカの進捗は芳しくない。

ノリと勢いとはいえ、ミカは射精させたことを思い出し…

『自分が作った砂山の中』を探しているものだから、常に赤面顔。


おっぱいの盛りだったり、

腹回りの窪みだったりがありありと残っており、

時にはザッザッと、足で地ならししている姿が見て取れた。


「ひゃ~☆」と言いながら、

砂で型取られたミカの身体をまじまじと感じ、

ミカ自身が小人に対してやったことを思い出し、

──気持ちよさか、優越感かで、浸っているようだった。


………そして、自分も思い出している。

砂山の中、大きく型取られたミカの巨体は、

さっきまでの揉みくちゃにされたことを思い出させ…

──少し、興奮をまた覚えた。



が、しかし、今回埋められた砂風呂はミカ特製。

ぎゅうぎゅうに固められて、指一本も動かせない。

そんな中では…

むしっとした砂風呂の温かさを享受するだけしかできず…



「キャッ☆」と、

巨大化の際できた恥ずかしい場所を

蹴飛ばし隠そうとするミカを止められなかったのだった。


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