なんかおかしい。その違和感に気付いたのは、寝起きの口の中に吐き気がするような甘ったるさが広がっていたからだった。いつだったか『ブルーベリー好きだったでしょ?』と知人に渡されたガムみたいな…そんな、なんとも言えない甘ったるさとほんのり香るブルーベリーのような匂い…?味…?が残っていた気がした。 それと、いつも私が起きた時には付かず離れず、一定の距離を保ってふわふわと浮いている妖精たちがいつからかそそくさと離れていくようになったことも違和感を強くした一因かもしれない。 「んー……?はぁ…またか……」 深い眠りの中で何があったのかは分からないが、起きた時にはショーツまでびっしょり濡れるほど汗を掻いていることが増えた。それと関係があるのかは知らないが、その…夜に"そういう気分"になるときも増えた気がする。気のせいだろうか… 「なぁ、あんたらなんか知らん?最近体の調子がおかしいような気がするんよねぇ…」 物言わぬ妖精たちに語りかけても返事が来ることはなく、つんと指先で突けば風船のように浮かんでは沈んでを繰り返して飛んでいき、また戻ってくる。 ルーもベーもリーもいつも通りに浮かび、私の周りを漂うばかり。朝っぱらから口ん中が甘味で満たされてるという許し難い状況を即刻解決するために洗面所に走り、念入りに歯を磨いて普段の倍くらい口を濯ぐ。 「おえっ…なんかまだ残ってる気がする…ほんまになんなん、これ……」 辛ラーメンの袋を開け、小鍋に注いだ水がお湯になった頃合いを見計らって麺を投入する。今さら何分茹でるか見る必要もなく、IHのタイマーをセットしてしばしのエゴサタイム。 初めて見た時は火も出てないのにお湯が沸かせるなんてどういう原理か想像もできんかったし、未だにタイマー以外の機能を使える気もしない。きっとこの部屋の家電の本当の凄さなんてものを知る機会もないんだろうなぁ… 「ん、でーきた。ご飯にしよかぁ…」 お椀にいつ見てもエグい色をしてる調味料の類を入れ、お湯と麺を注ぎ込む。朝から辛味のあるものを摂取してこそ、一日が始まるというものだ。 口の中に広がる刺激、喉を通り抜ける熱さと痛み。そう、これこそ朝食に相応しい。惜しむらくはタバスコが合う味ではないということか。十二分に辛いので入れる必要も薄いけど。 「ふぅ…ご馳走様でした。さーて、今日の予定は〜」 スマホでカレンダー開いて予定を確認しながら食器を手に立ち上がる。お腹の奥がじんっ…と熱を持った気がするけど、普段よりもスープ濃いめに作ったからか?などと考えながらお椀を軽く濯ぎ、食洗機に入れてスイッチオン。 気づけば朝の違和感は頭から抜け落ちていて、このときの私は夜中に何が行われているのか、自分の体が一体どうなっていたのか。そんなことを知る由もなかった。知っていたら、もうちょいマシだったかも…しれないのに。 先斗寧。常に三体ほどブルーベリーの妖精を侍らせている彼女がその存在に気付く前から、彼らは寧に狙いを定めていた。初めて雑貨屋を訪れたあの日から、自分たちを認識すらできなかったヒトの雌。 「ぅっ♡ふぐっ…………んん゛っっ♡♡」 力は弱いのに魔力量だけは豊富。異世界の存在に対する抵抗力も持たない極上の体は…彼らにとって存在を欺き利用するのにぴったりな相手だと判断されたのだ。寧が彼らに与えたルー、ベー、リーという名は寧と妖精という存在を繋ぎ、容易に魔力を送り込める土壌を作ってしまった。 「ぁ…………ぅ、ぐ…………っ♡っっ♡っ〜〜〜♡♡」 夜。寧の体が布団に潜り込むと同時に妖精たちは魔力を流し込み、冷めることのない夢に彼女を閉じ込める。眠りに落ちた彼女の無防備な体はあっという間に剥かれ、白く健康的な裸体を晒す。ここからは、妖精たちの時間だった。 ルー、ベーと呼ばれる大中それぞれの妖精が寧の乳房に近づき、その底面に十字の線が現れる。その線がぱかりと開き、妖精たちの体内にびっしりと生えた繊毛のような触手がうぞうぞと不気味に蠢いている。 「すぅ……すぅ……んんっ………」 穏やかな寝息を立てる寧の乳房にぱくんっ♡と吸い付いた二体の妖精はいつものように触手で乳輪を舐り、乳首に極細の針をぷつぷつと刺して直接魔力を流し込む。寧の体に眠る多大な魔力に妖精たちの力が溶け合い、染め上げられていく。 元より名を付けるという形で繋がっていた力の回路が直接的な接触によって強まり、寧の体は…彼らの思う通りに動かせ使うことのできるおもちゃにされてしまっていた。 「あう゛っ♡ぅ………くっ………っ♡っ♡♡」 意識のない寧の体がぴくり、ぴくりと跳ねるほどの快感。乳首に刺された極細の針から寧の体に妖精たちの魔力が流し込まれ、強制的に興奮状態にさせられる。そのまま乳腺を活性化させ、彼らの望む体へと作り替えていた。 妖精が張り付いた乳房の内部では触手によって舐られ、撫でられ、摘まれ。あらゆる形で凌辱のかぎりが尽くされ、寧の体に絶頂を促していた。 「あ゛っ♡♡ぅっ……♡ふぅっ、ぐっ…………♡」 何も知らないまま、認識できないままにイかされ、体を弄り回される。それもこれも、最初に店長に指摘されて見た彼らの姿を『ブルーベリーに似ているから』なんて理由でブルーベリーの妖精だと誤認した寧の自業自得と言えた。 異界と繋がる場所を安全なモノだけが利用するなんて道理はない。事実、女体から出る体液を糧として魔力を吸い上げる悪き妖精…それが、彼らの正体だった。 「ふぁっ♡ぅ…………すぅ……すぅ……んん゛っ♡」 ちゅぽんっ♡と妖精たちが離れた乳房からは乳白色の液体がとろりと垂れ、寧の乳房が作り替えられたことを示していた。 余韻イキでびぐっ♡と跳ねた彼女の膣口から愛液が滴り、発情させられた雌の匂いが部屋の中へ漂い出す。満を辞してといったように最後の白い妖精…リーが寧へ近づいていき、底面の口を開く。触手のびっしりと生えた体内に寧のクリを納め、ぢゅる゛っ♡と淫な水音を響かせて啜り出す。 「お゛っ!?♡!ぅきゅっ♡♡ふぅ゛っ………ん゛ぅーー!?♡!♡!♡♡」 意識のないまま布団の中でバタバタと暴れる寧だったが、クリを触手で磨き上げられて何度も何度もイかされ、それでいて膣口に、尿道にぴったりと張りつき埋め尽くしている妖精のせいで潮を吹くことも許されずに絶頂から降りることなく責められる。 はじめは暴れていた寧だったが、数分もすればぴくぴくと震えることしかできないほどに憔悴し、ただ絶頂して体液を提供するだけの肉壺に成り果てる。 「ぅ…………♡ぅぁっ…………♡ふぅぐっ♡♡ん゛…………ぅぅっ……♡♡」 クリに纏わり付き、膣口と尿道に細長い触手を挿し込んでいた白い妖精 リーはクリでは採取の限界だと判断したのか、それらを寧の体からずるりと引き抜いて離れていく。 弱々しく震えながら布団に横たわる寧。多少控えめながらしっかりと女性らしい彼女の膨らみから乳白色の液体が垂れ、敷布団を濡らしていく。先程よりも量の増えたそれは、ルーやベーをはじめとした同種の妖精たちの糧が増えたことを示していた。 とここまでが現在書いている寧ちゃん触手姦の途中経過です。依頼が書き終わったら続きを書きあげたいところですね