今回は肌の描き方・塗り方を解説していきます。
======================================
多くの初心者の方が肌(顔や肩・腕)を直線で直角に描きがちです。
皆さん自身の顔や肩・腕を観察してみてください...
観察して分かった通り直線の箇所は無かったと思います。
正しくは、肌(顔や肩・腕)は「曲線」です。
以降、肌は「曲線」という考えのもと解説を進めます。
======================================
屈強な男性や小柄な女の子・病弱系な女の子など
全ての「ヒト」には筋肉が備わっています。もちろん骨格も。
この「筋肉と骨格」を意識することでより自然なイラストを描くことができます。
〇顔の骨格と線画
顔に関しては「骨格」を意識して描きます。
※特に顎のラインは「曲線」を意識して描きます。
骨格を意識した線画がこちらです。
※頬周りの筋肉や脂肪を考慮して少し膨らみをつけています。
〇肩の骨格・筋肉と線画
肩は骨格(主に鎖骨)と筋肉(胸鎖乳突金・僧帽筋・三角筋)を意識して描きます。
骨格と筋肉を意識した線画がこちらです。
※三角筋に「〇」を描くと描きやすいです。
〇腕の筋肉と線画 ※腕の内側を見せている場合
肩は骨格(肘関節部分の膨らみ・尺骨と橈骨部部の膨らみ)を意識して描きます。
※男性キャラは筋肉も意識して描きます。
骨格を意識した線画がこちらです。
これらの解説で分かった通り、
「筋肉と骨格」を意識して描くことでより自然なイラストを描くことができます。
======================================
2次元のイラストを立体的に見せるには、一般的には「多くの影」や「ぼかし」・「厚塗り」を使う必要があります。
ですが、「筋肉と骨格」を意識した線画のおかげでシンプルな塗りで立体的に見せることができます。
※直線で肌を描くと、どうしてもぼかしを多様しないと立体に見えないです。
〇顔の塗り方
顔の塗りはとてもシンプルで3レイヤーのみです。
①レイヤー(原色)
バケツで線画に沿って塗ります。
②レイヤー(影)
・光源を決め、髪の形の影を塗ります。(ぼかし禁止)
・鼻にひし形の影🔶を塗っります。(上辺のみ ぼかし)
③レイヤー(ハイライト)
2か所に白い〇を描きます。
※見やすくするために緑で塗ってます。
完成
〇体の塗り方
体の塗りもとてもシンプルで3レイヤーのみです。
①レイヤー(原色)
バケツで線画に沿って塗ります。
②レイヤー(影 顔影の色50%の薄さ)
光源を決め、顔の影と鎖骨の影を塗ります。
ぼかしは最小下にします。(境界線のみ)
③レイヤー(影 顔影の色)
胸鎖乳突金・僧帽筋・鎖骨(影で埋もれた部分)・服装の影を塗ります。
完成
「筋肉と骨格」を意識した線画のおかげで、
「筋肉と骨格」に対応する箇所のみ塗れば立体的に見えます。
======================================
顔全体の「ぼかし」は不要です。
肌色が濃くなる+膨れて見えてしまいます。
体全体の「ぼかし」も不要です。
立体感が失われます。
======================================
⚠️注意⚠️
端末毎(液晶タブレット・PCモニター・スマートフォン)それぞれの会社で発色の具合は違います。(赤みがかったり・青みがかったりなど...)
特に肌色はこの赤みや青みに左右されやすいです。
一番見てもらえる端末に合わせるのがオススメです。
======================================
最後までお読みいただきありがとうございました。
「【イラスト講座(全体公開)】肌の塗り方編」いかがだったでしょうか?
今回は顔や肩・腕のみの解説でしたが、手や腰・脚も「筋肉と骨格」を意識しシンプルに塗るという方法で自然なイラストを描くことができます。
皆さんも是非実践してみてくださいね!