多摩川の近くにある大きなお屋敷の中を男が一人、うろついていた。彼の名は|社家間初馬《しゃかまはつま》。この家で雇われている庭師だ。
ここは魔防隊九番組組長を務める|東風舞希《あずまふぶき》の屋敷。魔防隊とは日本政府が魔都と呼ばれる異空間を管理下に置くために創設した、異能を持った女性たちだけで構成される組織だ。
数十年前、日本各地に突如として『クナド』と呼ばれる謎の門が出現したことにより、社会は大きな変化を迫られた。門の向こうには醜鬼という怪物と、食べた者に異能の力を与える桃が存在した。
桃は食べたものの願いや特性に応じて様々な異能を授けた。ただし、桃の恩恵に預かれるのは女性だけだったため、世の中は能力持ちの女性を中心とした女尊男卑の世界に変わった。
東の家は魔防隊に長年尽力してきた武の名門。たとえ血を分けた親子姉妹であっても惰弱な者は東にあらず、半端者に東の名は名乗らせないと徹底した実力主義を敷いてきた。それが功を奏して東の武名はますます轟くことになった。
その反面、親族でも常に他人は蹴落とすべき競争相手という意識を持たされた結果、家庭内の空気は最悪だった。
最近それが変わりつつあることを初馬は感じていた。
以前より屋敷に流れる空気が柔らかくなった。なにより先だって新しく当主に就任した風舞希の表情が柔和なものに変わった。
どうやら彼女は東家の行き過ぎた競争を以前から快く思っていなかったらしく、自分が実力で当主の座に就くことで今後は家族仲を良くしていきたいと宣言したらしい。
その東風舞希を初馬は探していた。
定期的に行っている庭の手入れが終わったので確認と作業終了書へのサインが欲しかったのだ。
というのは建前で実は風舞希に懸想する初馬が彼女の顔を見たかっただけである。庭のことは長年お抱えの初馬に一任されているし、サインを貰うだけであれば家の者なら誰でもかまわない。
それを「御当主様に」と断って風舞希を探す。
御年六十八になる初馬だが|矍鑠《かくしゃく》としたもので足取りは軽い。身体を使う商売とあって健康には人一倍気をつけている。それに何より今でも週に一回は女を抱いていた。
女はいい。女を抱くことで男は生気を保てる。
能力の付与が男女の立場を逆転させたとしても――だからこそセックス市場には自分を売りたい女が溢れた。たとえ桃の恩恵が男女のパワーバランスを逆転させたとしても、相変わらずチンポはマンコに優位する――挿入してしまえば女を喘がせられると確認するため男は金を使う。そのことを彼女たちは知っているのだ。
風舞希を探す初馬の足は彼女の私室があるほうに向いた。これだけ探索しても見つからないのだから部屋に戻ってると考えたのだ。
あわよくば、運良く、着替えシーンのひとつも覗けやしないかと初馬はスケベ心を出す。
三人の娘を持つ四十路の母である風舞希だが、その見た目は未だ若々しく実年齢を知らなければ成人した娘がいるとはとても思えない。
世間的には熟れた人妻と呼ばれる年齢だが初馬からしてみれば三十近く年下の娘っこであり、ちょうどよく熟成した肉でもあった。
もちろん本人に手を出すような真似はしない。そんなことをすれば自分の首が物理的に飛ぶからだ。しかし妄想の中で彼女を汚すことくらいは許してほしい。なにしろあのおっぱいなのだ。大きいだけではない張りがあり形も良い美巨乳。服の上からでも分かるほどたわわに育ったあれを好きにできるのなら死んでも悔いはない。
などと不埒なことを考えながら歩いていると、奥の部屋からなにやらくぐもった声が聞こえてくる。
「ん……ふぅ……」
(これはまさか……)
期待を込めつつ抜き足差し足忍び足。
音がするドアの前まで来ると僅かに隙間ができていた。初馬は息を殺して部屋の中を覗き込んだ。そこには予想通りの光景があった。
「んんっ! んっ! んふっ! んくっ!」
風舞希は股ぐらに両手を突っ込んで何やらモゾモゾやっている。魔防隊の制服は脱いで下着もベッド脇に落ちていた。ブラジャーから解放された乳房を上下左右に揺らしながら指を動かしている。その胸の大きさたるや、まるでスイカかメロンのようだ。
「あんっ! あはぁっ! あんっ! あひっ! あひぃっ!」
声を抑える気もないのだろう。普段の彼女からは想像もできないほどに甘ったるい声で喘ぎまくる。
(これがあの風舞希なのか! やはり普段はどんなにキリッとした美人でも、おまんこ弄りの最中はエロくて可愛い声を出すもんなんだなっ!)
興奮のあまり股間の息子がいきり勃つ。風舞希に気づかれないようにそっとドアの隙間を広げる。これで覗き見しやすくなった。
風舞希が何をしているかは言うまでもない。彼女は自慰行為の真っ最中だった。左手中指と薬指を揃えて割れ目に沿って上下に動かす。右手の親指と人差し指でクリトリスを挟んでクリクリとこねくり回す。時折ビクンッと身体を震わせて甘い吐息を漏らす。そんな痴態を初馬は食い入るように見つめた。
風舞希は興が乗っているようで初馬に見られていることにも気づかない。いつもの彼女なら気配だけで察知して初馬の首を飛ばしていただろうに。
(それだけおまんこ弄りに夢中ってことか。まあ、あんなデカいおっぱいぶら下げて旦那に放って置かれたら、そりゃあ欲求不満にもなるわな。それにしてもなんてエロい眺めなんだ。これぞ眼福ってやつだな。ああ、俺もチンポコ擦りてぇ。けど我慢だ。気配で気づかれたら何にもならねえ。今はこの最高のオカズを楽しむんだ)
鼻息荒く、目を血走らせて初馬は風舞希の痴態に見入った。
スケベ爺に覗かれてるとも知らずに風舞希は、ますます激しい手の動きで陰部を掻き回す。
「ああっ! イクッ! もうイッてしまうぅっ!」
そう叫ぶと同時に身体を弓なりに反らせてビクビク痙攣させる。達したのだ。それでもまだ足りないのか、指を根本まで突っ込み絶頂痙攣する膣穴をグチュグチュと掻き回し始めた。
「あはっ! すごいっ! 気持ちいいぃっ! んふぅっ!」
今度は腰を前後に振り始める。するとまたすぐに快感の頂点へと上り詰める。
「あんっ! あんっ! あっ! あぁっ! イクッ! イクッ!」
二度目のオーガズムを迎えた。
「はぁ……はぁ……あぁ……すごかったぁ……♡」
風舞希は恍惚とした表情で余韻に浸っている。
女の絶頂は尾を引く。射精したら終わりの男と違って快楽に浸りきってる時間が長いのだ。
そして、この瞬間はどれだけ強い女も無防備になる。
これは千載一遇のチャンスかもしれない。そう思い気配を殺して忍び寄る。幸いなことに部屋にいるのは自分だけだと思い込んでいるらしい。初馬はゆっくりと距離を詰めていく。あと三歩というところで風舞希が気づいた。
一瞬、驚いた顔をした彼女と目が合う。
その目はすぐに剣呑な色を帯び始めた。恐怖で足が竦みそうになる。魔防隊の組長クラスといえば桁違いの強さを持ってる。戦って勝てる相手ではない。
「あなたは……庭師の……」
正体に気づかれた。これでは逃げても無駄だ。
「奥様!」
初馬はベッドの上に横たわる風舞希の裸体に飛びついた。
目の前にいるのはオナニーで達した直後の快感に浮かれた雌。まだ悦楽の余韻から醒めきってない今なら押せると思った。その可能性に賭けるしか初馬が首と胴体を物理的に繋いでおく方法はなかった。
「何をするのですか」
やはり動きが鈍い。本来の風舞希なら簡単に避けられるはずのタックルが決まる。それと肌に触れた瞬間、僅かだが風舞希の唇から甘い吐息が漏れた。イッたばかりで感度も上がっている。
そのまま覆い被さって唇を奪う。突然のことに驚く風舞希が正気を取り戻し抵抗してくる前にけりをつけるつもりだった。
「んん……ちゅぷぅ……じゅぷっ……」
強引に舌をねじ込み口内を蹂躙する。逃げる舌を追いかけ、絡め、唾液を流し込む。
何か言おうとする唇を塞ぎ、さらに強く抱きしめる。腕の中の身体がジタバタともがくが構わず貪るように接吻を続ける。
驚きに見開いていた目が次第に蕩けてくる。抵抗する力が弱まり、されるがままになる。
頃合いを見計らってゆっくりと顔を離す。
「……どうして?」
ようやく解放された唇で風舞希が疑問を口にする。
「ずっと前からお慕いしておりました」
嘘偽りのない本心だ。彼女の美しさに目を奪われてからというもの、隙あらばこうして抱ける機会を狙っていた。ただ残念なことにこれまでは一度も成功しなかった。
風舞希は東家の次期当主の座を勝ち取った傑物である。本来なら自分のような男など取るに足らない雑魚。だからせめて妄想の中で彼女を汚してきたのだ。今日だってそうだった。それがいきなりチャンスのほうから飛び込んできてくれた。幸運に感謝しなくては。
初馬は彼女の胸に顔を埋めて乳首を舐めしゃぶる。赤子のようにチュウチュウ乳首に吸い付くと、頭上から艶っぽい声が聞こえてきた。もっと聞きたくてさらに激しく乳首を攻め立てる。
「それ以上はやめなさいっ! そんなに吸ってはいけません♡」
口では拒む言葉を吐きながらも声は悦びに満ちている。舌先でチロチロと転がし、もう片方の胸は手で乱暴に鷲掴みにする。柔らかな乳房の感触と指に反発するような弾力を味わいながら揉んでいると、それだけで興奮が高まる。
舌先で転がしたり甘噛みしたりを繰り返すと風舞希の身体が小刻みに震えた。どうやら感じているらしい。ならばと、左手で片方の乳房を弄びながら右手は太股を撫で回し風舞希の股間へと滑らせる。
既に十分過ぎるほど濡れそぼっていた蜜壺を指で探ると、ぐちょぐちょになった割れ目から透明な液体が溢れ出てきた。それを潤滑油代わりにして秘裂に指を潜り込ませる。中はもうすっかり熱くなっていて指を動かすたびにヒクついている。
膣内のヒダのひとつひとつを確かめるように丁寧に指でなぞっていく。そのたび風舞希の腰がビクンッと跳ねる。同時に漏れる吐息が荒くなる。
「あひっ! あひぃっ! ああぁぁんっ!」
どうやらかなり敏感になっているらしい。軽く擦っただけでこの反応である。指を増やして中をかき混ぜてやると甲高い悲鳴が上がった。
「ダメぇ……そこぉ……感じるっ……!」
「ここが良いんですか? それともこっちですか?」
「そんなことを言わせないでちょうだい。恥ずかしいわ」
「わたしなんぞの愛撫で、あの風舞希さまが感じてくださるとは……」
恥ずかしがって身をよじろうとする風舞希を押さえつけて初馬は愛撫を続行する。乳房への愛撫を続けつつ膣内を二本の指でかき回す。くちゅくちゅと音を立てて愛液が飛び散り、いやらしい匂いが室内に充満する。
それにつれて徐々にだが確実に風舞希の反応が良くなってきた。感じ始めて理性のたがが外れかかっているのだろう。声を抑えようとする素振りも見せなくなった。
「あぁ、どうして、こんなに上手いの……本当に上手……んんっ♡ はぁ♡」
「れろぉ……れろれろれろぉぉぉ……じゅるっ、じゅるるる、ちゅぱっ♡ れろぉ……じゅぷっ♡ 旦那様と比べてどうですか。わたしの乳首舐めは。風舞希さまのデカパイに似つかわしい極太ニップルを舌でお慰めしてさしあげますよ。ちゅぷ……じゅる、じゅるるっ!」
「ああぁんっ♡ はぁ、はぁっ、ああぁん♡ くふぅ♡」
「ちゅぷちゅっ♡ れろぉ……れろぉ……ちゅぷっ♡ ぢゅぷぅぅぅぅ……れろれろれろぉぉぉ……♡ んむぅ……じゅるるるるっ♡ ちゅぷあむっ♡ ちゅぷぷぷっ♡」
「ああっ、いやぁっ、んくぅぅっ! そんなに強く吸わないでぇっ!」
「ダメですよ、奥様。素直にならなければ。このとおり、わたしはもう完全にあなたの虜です。あなたをモノにしたいと思っております。さあ、言ってください。『私のおまんこを可愛がってください』と」
「……くっ! このように卑劣なやり方で身体を許し、快楽に屈する私ではありません」
「そうですか。それでは正直になれるまで続けます」
そう言って初馬は乳首舐め手マンを再開した。
肉壷の中を探るように指をくねらせ、親指でクリトリスを刺激してやる。クリトリスの裏側あたり、ザラついた部分を重点的に責めるとすぐに変化が現れた。
「あっ、あぁっ! なにこれっ! こんな感覚初めてっ! あっ、あっ、あっ♡ すごいぃっ! こんなの知らないぃっ!」
喘ぎ声のトーンが上がると同時に膣壁がうねり出した。そろそろイキそうだというサインだ。
「あっ、あっ、あっ、あぁっ、イクッ! もうイッてしまうぅっ! もうダメっ! 限界っ♡」
全身をガクガク震わせて、風舞希はオーガズムを迎えた。
快感に耐えて頭を激しく振るたび、左右を編み込んだ長い黒髪がしゃなりしゃなりと揺れる。その姿が美しくて、初馬は思わず見惚れてしまった。それから思い出したように我に返る。慌てて風舞希の顔をのぞき込むと、彼女は頬を上気させ、とろんとした瞳で天井を見上げていた。呼吸も荒い。まだ快楽の余波が身体の芯に残っているのか時折ビクンッと震える。
そんな状態でもなんとか呼吸を整えようとしているのが分かった。しかしなかなか上手くいかないようで、まるで溺れかけた者が水面に顔を出して息継ぎをするみたいに苦しげに喘いでいる。
(これは演技じゃないな。演技なもんか。わたしが本当にイカせたんだ。東風舞希をオーガズムに導いたんだ)
その証拠に風舞希の全身から力が抜けている。初馬に押し倒された直後はまだ抵抗しようと胸を押し返してきた手が、今は力なくシーツの上に投げ出されていた。脚にも力が入らないようでだらしなく開かれている。
オナニーと男の愛撫で二度の絶頂を叩き込まれたおまんこが無警戒に晒されていた。
「イッてしまいましたね」
荒い呼吸に連動して上下する風舞希の九七センチGカップ、その頂にある乳輪を指先でなぞりながら初馬は風舞希に確認した。彼女の口から旦那ではない男の手でイッたと認めさせたかった。
だが返事はない。視線こそこちらに向けているが焦点は定まっていない感じだ。それに意識の大半が別のところに集中しているように見える。
おそらく頭の中で自問自答しているのだろう。今の状態が信じられないに違いない。夫でもない親子ほど年齢が離れた老人の愛撫に手もなくイカされてしまうなど、彼女は考えたこともなかったはずだから。
自分の肉体に起こった異変を受け入れられないでいるみたいだった。
「奥様」
初馬が呼びかけるとハッとした表情でこちらを向く。そこでようやく視線が合った。
「大丈夫でしょうか?」
「ええ、平気です。それより、あなたはなぜ私にこんなことをしたのですか?」
「先ほども申し上げましたとおり、わたしは以前から奥様に恋心を抱いておりました。しかし叶わぬ老いらくの恋と諦めていました。到底釣り合うはずもありませんから。ですが先ほど廊下から見えてしまったのです」
初馬が芝居がかった仕草で一旦言葉を切る。そして真剣な眼差しを風舞希に向けた。
「奥様が自慰行為をされているところを。それで居ても立ってもいられなくなりまして」
それを聞いて風舞希の顔に動揺の色が浮かぶ。
「覗いていたということですか」
「不可抗力です。作業終了書にサインしていただこうと奥様を探していました」
「サインならするわ。だから今すぐ部屋を出ていきなさい」
「いえ。偶然とは言え奥様の痴態を覗き見してしまったお詫びとして、わたしも奥様のお身体を気持ちよくさせていただきたいと思います」
そう答えると初馬は身体を風舞希の下半身のほうへと滑らせる。むっちりとした、だが太っているわけではない、日々を鍛錬と実戦に費やす四十路人妻の太ももを掴んだ。
「何をするのですっ! やめなさい」
「奥様はここを舐められたことがありますか。ここを舐めると女性はものすごく感じるのですよ。ご存じでしたか? 女体の神秘というやつですね」
初馬は舌先で風舞希の割れ目に触れる。そのままゆっくりと上下に動かしていく。
「やめなさいっ! そこは主人だけの場所ですっ!」
やめろと言われてやめるくらいの覚悟なら始めてない。
抗議する風舞希の粘膜を続けざまに舐め上げると、すぐに甘い声が漏れてきた。
「ああっ! いやっ! そんなっ! やめてっ! ああんっ!」
口ではそう言っているが風舞希の声は、むしろ感じ入っているように聞こえる。
「もっと舐めて欲しいんでしょう? さっきより濡れているようですが?」
舌先で膣穴の周囲を舐る。まだクリトリスには舌をつけない。傍まで行って引き換えした。
「そんなわけないでしょう!」
顔を真っ赤にして否定する風舞希を無視して愛撫を続ける。舌先に力を入れて膣内に侵入していく。膣内は温かくヌルついていて、少し動かすだけで愛液が溢れてくるほどだった。それがまた興奮を誘う。もっと感じさせたい。もっとよがらせたい。欲望に任せて舌を動かす。
蛇のような肉の塊を奥まで突き挿れ、うねり狂う膣ヒダと一緒に踊らせた。ピチャピチャという卑猥な水音の合間に、たまに茶でも飲むようにズズズッとマン汁を啜ってやる。
派手な音が耳に届くと風舞希は羞恥で身を堅くした。
「風舞希さまのような強くて凛々しい女性でも、おまんこを舐められる反応はお可愛らしいものですな」
「あぁっ! やめぇ……そこに、口をつけたまま喋っては……はぁはぁ、いけません♡ 震える♡ 舌を伝わってナカに振動が♡」
風舞希の手が初馬の頭に伸びてくる。クンニ中の男を引き離そうとしているのだ。しかし、その手にはほとんど力が入ってない。添えられただけの手が彼女の本心を物語っている。
「これからは旦那様に変わって、わたしが奥様のお寂しい身体を慰めてさしあげます。どうぞ心ゆくまでお楽しみください」
そう言って初馬はついにクリトリスへ口をつける。女がセックスで気持ちよくなるためだけに存在する肉芽を吸い上げた。
「ひぎぃぃぃっ!」
甲高い悲鳴を上げ風舞希が背中を仰け反らせる。同時に、股間に埋めた顔を太腿で挟み込むように締め付けてきた。
それでも構わず吸引し続ける。強くし過ぎれば快楽を感じるどころか苦痛にしかならないので、強弱をつけて刺激してやる。その緩急によって与えられる感覚が絶妙に変化していき、快楽の虜になっていくことだろう。
その証拠に風舞希の身体は熱を持ち、秘所から香る女のにおいもむわっと濃厚になっていく。ガチガチと歯を打ち鳴らし声を堪えようとしているが、快楽に負けて漏れ出てしまう喘ぎ声を抑えきれない。
「いやぁっ! こんなぁ♡ ダメぇ♡ おかしくなるぅっ♡ 許してぇっ! ああっ! 気持ちイイぃっ! イクッ! イってしまうぅっ! こんなの知らないぃっ! こんなに丁寧で上手なクンニ、されたことない♡」
「これからは、わたしがしてさしあげますよ。風舞希さまの弱いところはだいたい分かりましたからね。おまんこ可愛がって欲しいときは、いつでも声をかけてください。れろぉ……れろれろれろぉぉぉ……じゅるっ、じゅるるる、ちゅぱっ♡ れろぉ……じゅぷっ♡」
「そんなことされたら私ぃ♡ 私ぃっ! もう耐えられないぃっ! イクッ! イクッ! イクぅぅぅぅっ♡♡♡」
膣穴から噴き出した液体を顔面に浴びながら、風舞希のイキっぷりを見届ける。ビクビク痙攣するたびにプシュッ、プシャッと潮を吹き散らしていた。そのたびに甘酸っぱい香りが鼻孔を刺激する。
しかしこれで終わりではない。初馬はさらに追撃をかけた。
クリトリスを吸ったまま指を膣内に埋める。膣内の上側を丁寧に探るとプクッと膨らんだ部分があった。その部分を執拗に責め立てる。すると再び熱いものが溢れ出してきた。
「そこは弱いんですぅ♡ そんなにされると私、わたしぃ……♡」
またしても派手にイッた風舞希は息も絶え絶えだ。立て続けにイッてもはや抵抗する気力も残っていない。拒絶するどころか鼻に掛かった甘え声を出すようになっていた。
(やはり女は男のチンポを待つときの従順な顔が一番綺麗だ。特に風舞希のような強い美女がチンポを受け入れる気になってるときの顔が一番くる)
異空間『魔都』の存在と女にだけ恩恵を授ける桃の存在が確認されたとき、初馬は十二歳だった。
現代では一夜にして社会構造が一変、男女の役割が入れ替わったかのように語られるがそんなことはなく、現実は緩やかに変革を受け入れていた。
まだ初馬が少年だった時代、父親は繰り返し言った。
「女は男に抱かれてるときが一番輝くんだ。桃がなんだってんだ。女はチンポ飲み込んでればそれでいいんだよ」
父は浮気者のクズだった。
いつも母親以外に最低でも数人は女を囲っていた。
それが許されたのは彼ご自慢のチンポが女を堕落させ、彼女たちの方から離れられなくしたからだ。
社家馬家では毎日、日替わりで女の嬌声が轟いた。妻は健在だというのに父は毎日違う女を連れ込んでは、初馬と母が食卓を囲む部屋の隣に布団を敷いて犯した。
パンパンパンと男女の肌が打ち合わさる打擲音をBGMに夕食を取るのが、初馬の日常だった。
「あんあんっ! あひいんっ! チンポいいっ! もっと奥突いてえっ!」
「ああ、気持ちいいぞミズキ!」
「も、もっと突いてくださいっ! 奥にあたるのいいっ! んあああっ! もっと、もっと突いてぇっ! んああ♡ ああん♡ あひいいいっ!」
父が愛人たちを抱いてる間、母は一言も喋らず、むっつりと押し黙ったまま飯を口に押し込んでいた。口が空になると何か言わなきゃいけない、飯が入ってる間はこの異様な状況に口出ししない大義名分が立つとでも言うかのように。
そんな食卓で初馬は卓袱台の下に勃起を隠していた。当然だ。こんな至近距離で男女が激しく交わっているのである。色を知る年頃になった少年の竿が反応する。
その興奮を見透かされないように顔を俯け、食事に集中した。
母が父の浮気性に何を感じていたか分からない。面白くなかったことだけは間違いない。だから初馬も空気を読み無関心を装った。
父と愛人たちの情事が終わると次は母の番である。愛人を足腰が立たなくなるまで抱き潰すと、決まって口直しと言いながら父は母を迎えに来る。
ざっと襖が開いて姿を現した父の腰に、ぶらぶらぶら下がる陰茎。先端では射精したばかりの精液が糸を引く。全体が濡れて冬などはホカホカと湯気が立つ。男の初馬が見てもギョッとするゴン太のデカマラだった。
それを見て母が目を輝かせる。
先ほどまで仏像か能面かと喩えられそうな無表情だった女の顔にパッと花が咲く。目はランランと輝き揺れる亀頭を追いかけていた。
「あなた……早くちょうだい♡」
そう言って母は全裸になって、お出迎えフェラを始める。夫は満足げに見下ろしながら腰を突き出す。夫の精液とよその女の愛液とで濡れたチンポを、じゅぶじゅぶ音を立てて喉奥まで咥え込む。口をすぼめてカリ首をねぶり、舌の腹を使って裏筋を撫で回す。
萎びていた肉棒が母の口の中で活力を取り戻した。ムクムク膨れ上がってくる男根の復活劇に母は目を細めた。
「きて、あなた……もう、欲しいの」
母は自ら足をM字に開き陰部を晒した。縦割れの女穴がパックリと口を開けている。そこに夫が上から覆いかぶさり挿入する。肉ヒダを掻き分け子宮を押し潰し、膣壁を擦り上げるように何度もピストン運動を繰り返す。
「あんっ、あっ、あぁっ! いいっ、いいっ! あなたぁっ! そこぉっ、もっと突いてぇっ!」
息子の前で両親は腰を振るスピードを上げた。父が母の乳房を両手で乱暴にこねくり回し、乳首を指で摘まみ上げクリクリと扱きあげる。
この家は狂っているのだと初馬は子供ながらに感じた。色に狂って当たり前のようによその女を家に上げる父も、チンポ欲しさに夫の不貞を追求できず家庭を維持している母も、母が父のチンポで女に戻され、息子の前で艶めかしく身をくねらせる姿で勃起している自分も、誰もが狂っていた。
やがて母がひときわ甲高い声で啼いたかと思うと限界に達する。
「イクッ! イッちゃうううっ!」
この瞬間の母の顔が初馬は一番好きだった。色欲に支配されて理性を失った人間の表情とはこんなにも美しいものなのかと驚いた。
男に組み敷かれ、男に可愛がってもらっているとき、その女の色香は最高潮を迎える。
思えば初馬の人生は幼少期に見た母の面影を追いかけるものだった。
あのとき見た母にも負けない美しさをもう一度見たい、その一心で生きてきた。
そして、初馬は東風舞希という女に出会った。
魔防隊の組長ともあろう女が、自分のように無力な男にアソコを舐めしゃぶられ、許しを請うなど服を着ているときは想像もできない。だが裸になればこれが現実。
「如何ですか奥様。わたし、おまんこ舐めには些かの自信がありましてな」
だいぶ謙遜した言い方だ。これまでクンニでイカせられなかった女はいない。
「やめなさい。そのように卑猥な物言いで私を辱めるのは」
「これは失礼。ですが奥様も感じてらっしゃいましたよね」
図星だったのか言葉に詰まる風舞希。初馬に弱みを見せたくないのだろうが、あれだけ派手に連続絶頂キメておいて黙秘もあるまい。
だが仕方ない。女にだってプライドがある。自分から浮気相手を求めるようなことは言えまい。
だから初馬は『無理やり』「強引に』『奪う』こととした。
ベルトに手をかけ、ズボンをパンツごと下ろす。中から父親譲りの巨根がお目見えすると、風舞希は絶句した。夫以外のモノを見るのは初めてだろう。驚愕に見開かれた目が瞬きもせずに股間を見つめている。
初馬は腰を押し出し、彼女の視界いっぱいに怒張を突きつけた。
「こんな、大きい……あの人のは、ここまで禍々しい形をしてはいませんでした……」
思わずといった風に美貌の人妻が呟く。その一言だけで充分だった。彼女は今、確かに旦那のペニスと比べたのだ。それも比較にならないほど劣ったサイズとして。
「わたしはコレの大きさにはちょっと自信があるんですよ」
「ちょっと……?」
自慢するように見せ付けながら腰を振る。
ぶるるん、ぶるるんと上下する切っ先を目で追う風舞希の顔は、餌を前に待てされた犬の表情だった。
「いけません。それは!」
初馬が風舞希の眼前からチンポを離し彼女の婬裂に持っていくと、挿入を拒み手で鳩尾のあたりを押してくる。
(だから手にまったく力が入ってないんですよ。ポーズだけ嫌々で目はチンポから片時も離れないじゃないか)
心の中で女を嘲りながら初馬は腰を突き出す。
「あぐっ!」
ずぶっと膣内にめり込んだ亀頭が濡れた媚肉を掻き分ける。年齢による衰えなどものともしない怒張が、じわじわ奥へ侵入した。
「おお、なかなかの名器ですな。さすがですぞ」
初馬の知る限り風舞希の膣内は最も具合の良い女だ。やはり魔防隊の任務で下半身が鍛えられているためだろうか締まりがいい。それでいて娘を三人もひり出したマンコだけあって男慣れしている。滅多矢鱈に締め付けてくるということはなく、ふんわり包み込みながらチンポが一番気持ちよくなれる圧を掛けてくる。
(しかし本当に綺麗な女だな)
東家の血筋なのか、あるいは彼女個人の特性か、とにかく肌のきめ細かさが尋常ではない。絹のように滑らかな質感はどんな高級素材よりも勝っているし、シミひとつ見当たらない。長い黒髪は手入れを怠っていないのか枝毛一本なく、快感に蕩ける顔立ちは純和風の美人さん顔だった。
東家の庭師として働きながら何年も妄想の中で抱いていた――他の女を抱くときも想っていた――風舞希と繋がれて、初馬も感無量だった。
世間の男が誰も手を出せない魔防隊の組長。旦那以外が触れられるはずない女が、今や自分とチンポでひとつに繋がっているのだから堪らない。優越感を覚えずにはいられようか。
「ああっ♡ あふっ♡ あひぃ♡ いいっ♡ いいわぁ♡ あひっ♡」
腰を軽く揺すってやるだけで風舞希の膣はチンポをキツく食い締め、奥に向かって入ってきて欲しいと蠕動を繰り返す。
「どうですか? 気持ちいいでしょう?」
「んっ♡ んっ♡ んふぅ♡ んんっ♡」
肯定も否定もしないが、言葉より雄弁に表情が物語る。普段は凜々しくキリッとした顔が、今では見る影もなく崩れている。目尻が下がり口元が緩みきった発情雌の顔。この顔をさせているのは自分なのだと思うと、それだけで射精してしまいそうになる。
我慢汁が溢れ出して潤滑油となり抽送をスムーズにする。ぐちょぐちょじゅぽじゅぽ結合部から水音が立ち、それを掻き消すように喘ぎ声を上げる風舞希の吐息も荒くなり、呼吸に合わせて胸が大きく上下に動く。それがまた扇情的で見ているだけでも興奮してきた。
「こちらはいかがでしょう」
身体を倒し乳首を咥えるとさらに声が高くなる。舌で転がすと歯を立てる。そのたびに面白いように反応してくれるので、つい苛めたくなる。
両乳首を交互に口に含み、唾液まみれにして啜る。ぢゅるるるるるっと下品な音を立てた。
「はぁうっ♡ 乳首ぃ♡ 同時に攻められたらぁ♡ あぁっ♡ そこっ♡ 弱い♡ そこを舐められるとぉ♡ あんっ♡ はぁぁっ♡」
「おやおや、随分感じているご様子ですな」
「言わないでっ♡ そんなことぉっ♡」
いやいやと首を振るたびに髪が揺れて顔にかかる。
それを払い除けてやるついでに頬を撫でた。すべすべしていて柔らかい。まるで赤ちゃんのような触り心地だ。
これがあの東風舞希だとはとても思えない。普段の凛々しさからは想像できない姿にギャップを感じてますます興奮する。この女は俺が独占しているのだという征服感がたまらない。もっと乱れさせたくなる。もっと淫らにさせたい。
腰だけでなく身体全体を使って膣奥に鈴口を押し付ける。最奥のコリコリした部分を突き上げると反応があった。
どうやら子宮口が弱点らしい。ぐりぐり押し付けるたび、風舞希は背を仰け反らせて喘ぐ。
チンポでポルチオを突かれるのがよほど気持ちいいのだろう。膣全体が初馬のチンポに絡みついてくる。子種を求めて膣の入り口から行き止まりまで蠢いていた。
「ああああンン! そ、そこまで、入ってくるのは……この感じ……あああ、知らない……」
「旦那様のチンポでは届いたことがないのですね」
「ええ……あの人は……ここまで……あっ! あっ! ああ! そんな激しくしたら! 私、もう! もう! イクッ! イッちゃううっ!」
連続絶頂からの旦那より遥かに大きく、硬く、力強い肉棒での子宮押し上げピストン。一騎当千の強者もただの女に戻してしまう肉槍の一撃、一撃によって風舞希は頂上へと誘われる。
「いいですよ、イッてください!」
「あぁああああ~~~~~~~ッ!」
絶叫と共に全身を硬直させる風舞希。そのイキっぷりを見て、初馬は満足げに笑った。ようやく手に入れたのだ。ずっと憧れていた女を自分のものにした。その達成感たるや筆舌に尽くしがたいものがある。
だがまだだ。まだ一回抱いただけに過ぎない。ここから自分の味を風舞希の骨の髄まで染み込ませ、堕落させ、このチンポじゃなければイケないと認めさせてやる。
射精を求め群がってくる膣ヒダを引き離し初馬は、オーガズムの余韻を堪能中の膣内で再び律動を開始した。
「待って! 待ちなさい! 今、イったばかりで敏感になってるわ♡ お願いだから休ませてっ♡」
息も絶え絶えになりながら懇願する風舞希を無視して腰を振り続ける。一度チンポに屈して果てたことで素直になれたのか、先ほどよりも初馬の形に馴染んでよくフィットする。気を抜けばすぐにでも果ててしまいそうだ。それほどまでに名器である。これは楽しみ甲斐があるというものだ。
最初からクライマックス全開で犯すつもりなどない。じっくり、ねっとり時間をかけて楽しませてもらうつもりだ。
弄って欲しそうに勃ち上がった乳首を再び口に含み、舌でレロレロ舐め回す。反対側の胸は手で揉んでやると風舞希は嬉しそうに啼いた。感度も良好だ。これならば多少無茶をしても大丈夫だろうと判断を下すと、初馬は彼女の腰を抱き寄せて下から思い切り突き上げた。
いわゆる対面座位の体勢になる。
これにはさすがの風舞希も慌てふためいた。正座した彼の膝の上に座らされると過去のセックスでは感じたことのない膨満感がへそのすぐ下までやってくる。正座でする忍び居茶臼は胡坐でする座り茶臼より男性器の位置が高くなるため、女性はより奥深くまで刺激されてしまう。
自重で深く突き刺さってくる亀頭に子宮口をぐりぐり刺激される。夫のモノでは届いたことがない未開地をこじ開けられるのだから堪ったものではない。
しかも身体が密着しているので逃げることもままならない。いや、その気になればいつでも脱出できるのだが、肝心の気力が湧いてこない。
(私の身体が男の人のぬくもりを求めている? まさか、そんなことが)
夫とはお互い仕事ですれ違いが多く、最近は顔を合わせてない。|日万凛《ひまり》を最後に二十年近く子作りをしない理由は、三人の子宝に恵まれ東の血を残す役目は終えたから魔防隊の務めに専念したかったこともあるが、子供ができるほど濃密な触れ合いを持てる時間がなかったことも大きい。
「女の性欲は男と違って三十過ぎてからが本番と言います。そんな時期を寂しい独り寝ではお辛かったでしょう。これからは、わたしが奥様のお相手をお務めいたします」
そう言って背中に回った手に力が込められる。腰を抱き寄せられるとさらに深い場所まで初馬のイチモツが届いた。
「ああっ♡」
風舞希の口から思わず声が漏れてしまう。夫以外のイチモツで感じてはならない、このチンポは気持ちよくなってはいけないチンポなのだと己に言い聞かせても、身体は勝手に反応する。膣内が熱くなり、ヒダの一枚一枚に至るまで神経が通っているような錯覚すら覚える。大きくエラを張ったカリ首が膣壁をゴリゴリ抉っていく感触がたまらない。
(これ以上この人とセックスしてはならない。これ、本当に強くて、女をダメにする……)
経験豊富なはずの自分がこれほど容易く溺れてしまったことに愕然とする。与えられる快感に逆らえない身体に憤りを覚えた。
(いけないわ、こんな男と……)
頭の中でいくら否定しようとも肉体の反応は変わらない。むしろ拒絶すればするほど、心とは裏腹に求めてしまう。その証拠に膣穴はまるで意志を持っているかのように締め付けを強め、愛液が溢れ出し抽送を助ける始末だ。
「ふふ、どうしました? 腰が動いていますよ?」
風舞希は指摘されて初めて気付く。自分からも積極的に動いているという事実に驚きを禁じ得ない。
(私はこんなこと……望んで、いない……)
そう思う一方で身体は貪欲に雄を求めている。
「欲しいのなら素直に言ってください」
耳元に吹きかけられる言葉も抗い難い誘惑だ。
欲しい。男が欲しい。
東の当主を決める『東の晩餐』で娘の日万凛と協力して戦っていた和倉優希という男の子。成り行きで風舞希も彼の能力を借り、その代償としてエッチなご褒美を与えた。大きなおっぱいにハチミツを垂らして舐めさせるというプレイに興じたのだが、そのとき男に触れられる感触を久しぶりに思い出した。
それ以来、優希の顔が頭にチラついて離れない。彼が自分の胸に夢中になっている姿が忘れられなかった。耳まで真っ赤にしながら乳首をちゅぱちゅぱする反応が可愛い。もっと触らせてあげたいとも思った。
だけど優希は日万凛のお気に入りのようだから娘と奪い合ってはいけない。日万凛が彼と上手くいくように男の人の悦ばせ方を教える程度に留めておくのだ。
そう思っていたのに彼のことを思い出すと身体が熱くなる。先ほども彼の顔を思い浮かべては抑えられなくなり自慰に没頭してしまった。そこを初馬に覗かれた。
「すごいですよ奥様。ぬるぬるの粘膜が忙しなく動いて、わたしの肉棒に絡みついてきます。まるで口の中で弄ばれているようだ。分かりますか。奥様のスケベなヒダヒダがカリ首に吸い付いてちゅーちゅーしてるのが」
「ああ♡ そんな恥ずかしいこと言わないで♡ ああん♡ あひぃ♡」
耳を甘噛みされながら囁かれると背筋にぞくぞくとした感覚が走る。まるで全身が性感帯になったみたいだ。特に乳首は顕著だった。コリコリと指で捏ねられると子宮にまで響いてしまう。
「あふっ♡ だめっ♡ 乳首っ♡ そんなに弄ったらっ♡」
悔しいはずなのに気持ちいい。認めたくないのに感じてしまう。膣内で感じる圧迫感が増している。自分の身体が剛直を求め膣洞を締めてしまっていた。夫では届かないポルチオを抉られるれるたびに子宮が降りてきていることを自覚してしまう。
そこが自発的に男の性器に媚びてしまう理由なんてひとつしかない。
「あああっ♡ あの人が届かない居場所を、軽々と突き上げてはダメよ♡ あの人との違いを見せつけないで……あんっ♡ そこっ♡ そこいいっ♡ おくっ♡ 当たってるっ♡ 子宮口にっ♡ あたってっ♡ これっ♡ これぇ♡ 好きっ♡ あっ♡ おっ♡ お゛っ♡」
(どうして私……感じてしまっているの……)
女の身体を知り尽くした男の腰使いに翻弄され、いつの間にか夢中になってしまっている自分に気付き愕然とする。
一突きごとに身体が夫のもとから離れ初馬に隷属している感覚だった。
夫よりも太い肉茎の形に作り変えられ、釣り針のかえしのようなカリ首で膣ヒダを根こそぎめくられつつ、最奥までずっぽり埋められる悦びを知って快感に抗うことができない。
「そろそろイキそうですか? いいですよ、イッてください!」
背骨が軋むほど初馬が抱きしめてくる。お互いの腰と腰が薄紙一枚入り込む隙間もなく密着する。濡れた陰部を彼の身体に擦りつけながら風舞希の理性は決壊した。
「おっ? 奥様も腰を使い出しましたね。そうです、気持ちいいことに素直になってしまえばいいのです。思う存分かつて旦那様から子種を搾り取った本気の腰振りを見せてください」
そう言うと初馬は腰の動きを加速させた。力強いストロークで膣内を擦り上げ、降りてきた子宮口を突き上げる。激しいピストン運動によって二人の結合部からは白濁した本気汁が溢れ出した。泡立ったそれが互いの陰毛を濡らしていく。
「あっ、あっ――ああっ! 気持ちいいっ! 気持ちいいですっ! これっ、だめっ、すごいいぃい! あっ、あっ、あぁあぁぁんっ!」
自分からも快感を得ようと始めた腰振りだったが、あっさり風舞希は腰砕けになり今は初馬にしがみついて彼の耳元でよがっている。
「んっ、ふおっ――おおっ――いいっ! それっ、すごいっ! ああっ、ふおおっ♡」
完全にセックスを楽しむ雌の顔になっていた。初馬が持つ女殺しの巨根に躾けられ、今ではもうすっかり従順な女だ。その証拠に自分からキスを求めてくる。舌を伸ばして絡ませてくるのでそれに応えてやると風舞希は歓喜に打ち震えた。
そのまま唾液を交換し合う濃厚なディープキスを楽しみながらも腰の動きを止めない。子宮口を押し潰す縦の動きも、チンポと膣粘膜を絡ませる回転運動も止めない。それどころかさらに激しくなる一方だ。
「んんっ、ちゅっ、れろっ……ぷはっ、はぁはぁ……んむっ、ちゅうううっ、じゅるるるっ……」
上と下の口で繋がり合いながら二人は互いに昂ぶっていく。先に音を上げたのはやはり風舞希だった。
「もう無理ッ! もう許して! もうイキそう! イカせてください♡♡」
(ようやく素直になったか)
内心でほくそ笑むと、彼女の尻を抱え直して下からガンガン突きまくる。射精間近の男根には精液が充填されているためいつ暴発してもおかしくない状態だ。
「ああんっ♡ ダメっ♡ イっちゃう♡ またイク♡ あなたのような男にイカされるなんて♡」
「悔しいですか?」
「屈辱に決まってます♡ あっ♡ それなのに――――んふぅっ♡ 私の身体ぁ♡ 言うこと聞いてくれない♡ こんなの初めてっ♡ ああぁん♡」
悔しげに柳眉を逆立てながらも身体は正直である。自分のほうから初馬の胸板に乳房を押し付け密着してくるではないか。もはや抵抗する素振りも見せず初馬の攻めを受け入れるだけの雌と化した。
初馬は自分の子供か、あるいは女にする仕草で風舞希の艶やかな黒髪を撫でてやる。それだけで彼女は恍惚の表情を見せた。
「やはり奥様のような強く気高く美しい女が、我慢して我慢して抗いきれず快楽に流され、チンポに屈服する瞬間の顔がこの世で一番美しいですな」
「馬鹿なことを言わないで♡ 屈服してなど、そんなことあるわけ……ありません」
風舞希は顔を背けて否定する。だがその動きこそ崩れた表情を自分では戻せない証左だった。その隙を狙って腰を突き上げると「ひぐぅっ」という短い悲鳴とともに彼女の背中を仰け反らせる。
「まだ抵抗するつもりですか? わたしのようなジジイの膝の上で自ら腰を動かし、ポルチオを亀頭でよしよしされながら喘いでいるのは誰ですか? まったく、奥様のような美人が自分のチンポで喘いでいると思うと、男は全ての言葉が己への応援に聞こえるんですよ。チンポ頑張れ、もっと硬くして、休まず動いてってね」
「そんな下品なことぉ……ああっ……でも……確かに……硬い……それに大きい……熱くて……逞しい……こんな立派なモノで掻き混ぜられたら……誰だって……我慢できないわ……♡」
一度認めてしまうとあとは簡単だった。極太の肉棒がもたらす快感の前に屈服した肉体は、膣壁がキュンキュンと収縮を繰り返し、愛液を大量に分泌しながら彼のペニスをしゃぶり尽くそうとする。
風舞希はベッドの上に戻された。再び正常位で繋がりながら抱きしめ合った二人は腰を動かす。
口づけを交わし互いの唾液を交換しながらフィニッシュに向かっていく。
「可愛いぞ風舞希。わたしの前では魔防隊の組長でも東の当主でもない。男に抱かれる本当の悦びを覚えたセックス大好き女の風舞希ちゃんだ。ほら、言ってみろ。わたしのデカチン最高だってな」
「ああん♡ 奥に当たってる♡ 子宮口が潰されてる♡ あひぃ♡ カリ首が引っかかるぅ♡ そこ好き♡ そこ好き♡ 好き♡ 好き♡ しゅきぃ♡」
パンパンと乾いた音が室内に響き渡る中、風舞希は蕩けた顔で何度も「好き」という言葉を繰り返す。
「何が好きなんだ?」
「おちんぽ♡ おちんぽ♡ あなたのおチンポ♡ ああ♡ こんなに素敵なチンポ知らない♡ あひぃ♡ カリ高で♡ 長くて♡ 奥まで届く♡ このチンポ♡ 好き♡ 好き♡ 好き♡ だいすきぃ♡」
普段のクールさからは想像もできないほど乱れていた。厳格な雰囲気を漂わせている彼女がここまで乱れるとは誰も思わないだろう。
「ふふ、やっと素直になったな。いいだろう。風舞希の好きなデカチンで頭飛ぶくらいイカせてやる」
初馬は一際強く腰を叩きつけた。そして次の瞬間、亀頭の先端から大量の精子が解き放たれる。
どぴゅううううううううっっっ!
「ああっ♡ 熱いぃぃいっ♡♡♡」
膣内に注がれた灼熱の奔流に反応し、風舞希もまたオーガズムを迎えた。
子宮口にぴったり亀頭を押し当てた状態で射精すると、白濁液が子宮に流れ込む感覚を鮮明に感じることができた。
膣内射精と同時に達してしまった風舞希は、全身を痙攣させつつも必死に初馬に抱きついてくる。膣内もキュウっと締まり子宮口もパクパク開閉を繰り返していた。膣内射精された刺激で排卵が起こり受精の準備をしているようだ。
「あ……あぁ……出て……る……いっぱい……出されてる……妊娠しちゃう……あの人以外の子を孕んでしまう……いけない……なのに……気持ちいい……」
風舞希はうっとりとした表情で膣内射精を受け入れていた。
そんな顔を見せられて途中で抜くなどできるはずがない。旦那の不在中に孕ませてしまったら何と言い訳しようかという考えが頭を過ぎった。だがすぐに臆病風は引っ込む。事が発覚するまでにこの女を完全に堕とし、自分の味方にしてしまえばいいのだ。今の時代は女尊男卑。女が社会の実権を握っている。だからこそ女をチンポで屈服させてしまえる男が一番強いということではないか。
(一度ナカに出してしまったら二度も三度も同じことだろう)
覚悟を決めた初馬は翌朝まで何度も風舞希の膣内で射精した。
書いた、書いた。強い人妻がチンポに負ける姿を書くのが楽しすぎて気づいたら1万7500文字も書いてましたよ。
初めて日万凛と絡んだあたりは怖い母親だったのに、すぐに淫乱ふしだら母ちゃんキャラになって主人公を誘惑してくるのが東家。そのうち東家の女全員でユッキーの子種を搾り取りに来る。
年齢は長女が20歳くらいだとすると四十路坂か。東は強大たれが家訓の本家長女に種付けしたんだから父親も強者だろうけど、無能力者では魔都で生きていけないから普段は現世住みなのかな。それか死別?
体格が良くて強い女だから男を組み敷く系かと思いきや日万凛と母子でユッキーにご褒美あげるときは、娘に「労りの心を持ちなさい」と諭したり、意外と閨で尽くしてくれる系なのかもしれない。
31日
2022-11-12 15:37:17 +0000 UTC