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猪熊夜離
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エロい先輩に「エッチしよっか」と誘われて断らなかった北原伊織が童貞卒業する話(浜岡梓/ぐらんぶる)

原作:ぐらんぶる

キャラ:浜岡梓

https://twitter.com/sakazukiwohosu/status/1238057315401641984

シチュ:

『ぐらんぶる』5巻より、サークルの先輩に「エッチしよっか」とスポーツライクに誘われた主人公が泣く泣く断るシーンのifストーリー。


時田先輩に彼女が居ると発覚して自棄酒を呷った伊織が、酔った状態で「本当にしないの?」と念押しの質問され、酔いもあって欲望に流され最高の童貞卒業キメる。


本文


 全男子諸君に問いかけたい。


「エッチしよっか」


 この台詞を顔も体も雰囲気もエロい異性の先輩に言われて我慢できる男が居るだろうか。


 シチュエーションは部活で出かけた沖縄合宿、体調を崩した後輩と看病のために残ってくれた先輩である。年齢は女のほうが二個上。男のほうは今春大学に入学したばかりで正真正銘、どこに出しても恥ずかしいピカピカのチェリーボーイ。


 異性に求めることを聞かれ「言い難いが体」と一瞬も言いよどむことなく断言する、ヤリたい盛り雄盛りの男子が誰も居ない部屋で二人きり、女のほうから誘われたのである。


 これが目下、伊豆大学機械工学科一年・北原伊織の置かれてる状況だ。


 伊織を誘っているのは青海女子大三年の浜岡梓。僅か二歳差とは思えない大人で妖艶な雰囲気に、推定九十センチはある巨乳。この人が童貞を貰ってくれるなら狂喜乱舞して一生の思い出にする男も多かろう。


 二人はダイビングサークル『Peek a Boo(ピーカブー)』で知り合った。何かと言えば酒を飲んでは騒ぎ、隙あらば服を脱ぐ男連中に混じって梓も下着姿で酒盛りに参加する。そのたびに伊織は彼女のスタイルの良さを意識した。何度も見てるんだから慣れるだろうと言う向きもあろうが、異性の体に興味津々な童貞に慣れなどない!


 いまもベッドに座り、脚をまったく隠せてないホットパンツから伸びる太ももに目を奪われている。その状態で梓の質問が頭の中で反響した。


 エッチしよっか。


 ヤリたいに決まってる。ヤレるものなら。しかし梓が自分で言ったように、一度ヤッてしまったことでこれまでのあっけらかんとした関係が崩れ、お互いを異性として意識するようになりギクシャクするのでは困る。そういう空気は周りにも伝わるだろう。


 梓さんは美人だから本音ではヤリたいと思ってる先輩も居るんだろうな。だけどサークルの和を乱したくないから我慢してるんだろう。そこで一年の俺が手を出して、もし梓さんが気まずくなってサークルを抜けたりしたら……。


 体育会系ノリのさっぱりした先輩が多い『PaB(Peek a Booの略称)』だが、女絡みではどうか一度も試したことがない。もし梓が抜けるなら伊織だけ残るのも居心地が悪い。いずれ自分も辞めねばならないだろう。


 せっかくダイビングや水中の魅力が分かってきたところなのに。


 そのリスクを梓も理解している。それでも彼女は誘ってくる。


「本気でしたいって言うならいいけど?」


 ベッドに浅く腰掛け、首を傾げて決定権を伊織に委ねる梓の姿は、押し倒され待ちに見えた。ここで男を見せれば童貞卒業できる。だがヤッてしまった後のことを考えると腰が引けた。


「……や…………めとき…………ます……」伊織は血の涙を流す無念さで梓の誘いを断った。


「あはは。そりゃ残念」いつもの調子でなんてことないように梓は言う。


 自分は千載一遇の好機を逃してしまったのだ、せっかく梓のほうから誘ってくれたのにと伊織は悲嘆に暮れた。


 その後、伊織はPaBの先輩・時田に彼女が居ると梓から聞き、あの非常識な先輩に彼女が居てなぜ俺にはできないんだと自棄酒を呷った。そこには多分に八つ当たりも含まれている。


 俺は梓さんで童貞卒業のチャンスをふいにしたのに、時田先輩は帰ったら彼女とヤリまくりかよ!


 伊織の自棄酒に梓も付き合って二人はべろんべろんに酔っ払う。普段はPaBの中でも酒豪に数えられる伊織だが、今日は体調を崩して弱っていたせいだろう。いつもより酒の回りが早かった。


 宿にあったウォッカの瓶を二人で空にし、冷蔵庫のビールも空けると正体を失い始めた。


 そんなときに梓は再び聞いてきた。


「本当にヤッとかなくていいの? 私は伊織とならエッチしてもいいよ」


 一度目の問いかけは理性と自制心の勝利だった。一時の快楽とサークルでの人間関係を秤にかけて後者が勝った。しかし今回は酒で理性という名のブレーキが壊れている。


 とある研究によれば酒で酔っても道徳観が壊れるということはないらしい。アルコールが性格や人格を変えてしまうのではなく、その人が元から持っていた道徳観が脳の理性を司る部分の麻痺によって表出するのだそう。


 つまり酔ったときの行動は、その人が日ごろから思ってるけど我慢してることである可能性が高い。


 いまの伊織が我慢してることと言えば? めちゃくちゃエロい体した先輩と猿のようにヤリまくりたいが、後のことが怖いから断ろうである。


 これが酒の力でタガが外れるとどうなるか。


「やりましょう梓さん! 俺のビッグマグナムで先輩の余裕ヅラ引っ剥がして女の子にしてやりますよ」


「うわ~伊織にヤラれちゃうんだ私。だけど伊織って童貞でしょ? 私のこと|理解《わか》らせるなんて言う前に、自分がソーロー発揮しないでよ」


 こちらも酒が回ってる梓は伊織の挑戦を正面から受け止めた。


 かくして二人はセックスの準備を始める。手元がおぼつかない中で服を脱ぐ。


 伊織は梓の黒ランジェリー姿に興奮した。何度も見たことある姿だが同じサークルの先輩としてでなく、これからヤッちゃう女として見ると普段の五割増しでエロく感じた。


「まっ♡ 伊織ったら元気。風邪もう大丈夫かな」


「どこを見て言ってるんですか」


 一刻も早くヤリたくて伊織は身に着けていたものを全部脱ぎ捨てた。彼の体の中心で初体験に期待する雄の象徴が屹立する。触れられる前から年上美女の熱い視線に反応してピクピク跳ねる。


「そんなの伊織のちんぽに決まってるでしょ。しょっちゅう脱ぐからもう見慣れちゃったけど、これから自分のナカに入ってくるちんぽだと思って見ると新鮮ね。結構おっきい♡」


「そんなの俺もですよ。酒盛りのときに脱いでる梓さんより、いまの梓さんのほうが何倍もエロいです。この人で童貞卒業できるんだと思うと幸せすぎて、熱が上がって倒れそうです」


「そういうお世辞も言えるんだ。だけど伊織、そういうことは千紗ちゃんに言ってあげないとダメだよ」


 千紗とは伊織の従姉妹で大学に通う間は同居させてもらっている古手川家の次女だ。


「どうして千紗が出てくるんですか?」


 そんな話の流れではなかったはずだが。


 あぁ~と呆れたように梓はため息をつく。「この話は追々自分で気づかなきゃね。私が答えをあげたらつまらないでしょ」


 はぐらかされたような気分で生返事する伊織の前で、梓が自分のブラに手をかける。ホックを外すと戒めから解かれた大きな乳房が、たゆんと揺れた。


 梓さんのおっぱい! ヤバいくらい興奮する。女の人の生おっぱいを見るのも初めてなのに、相手が梓さんクラスの美人なんて始まる前から射精しちまう。我慢しろ俺。祖母ちゃんの顔を思い出してしのげ。


 悶え苦しむ伊織を余所に梓はショーツに手をかける。するするっと太ももから布を抜き取る。前屈みになって足首を抜くときには、先に自由になっていた乳房が、どたぷんと吊り下がった。


「脱いじゃった。伊織に全部見せちゃうね」


「見てもいいんですか」


「見なきゃエッチできないでしょ」


 当たり前じゃないと梓は笑う。その当たり前のことさえ忘れてしまうほど伊織は彼女の裸体に圧倒された。


 水着姿も下着も何度も見てきたが、たった布一枚ないだけで女の裸は、こんなにも艶めかしさを増すのか。おっぱいのサイズに合わせて少し大きめの乳首と乳輪が生々しい。自分が現実の女を抱こうとしてると思い出させてくれた。腰のくびれを目で追うと梓の秘部が視界に入る。さすがにそこは飲み会で脱いでも一度だって拝ませてくれなかった。叢の下に姫割れが息づいている。その奥にちんぽを挿れるための穴があると思うと心臓の鼓動が早まった。


 気ばかりがはやって何から手を付けていいか分からない童貞の前に梓が歩み寄る。


 女性にしては高い身長百六十五センチ、伊織の百七十センチとさして変わらない彼女が、前から抱きついて唇を重ねてくる。


 セックスが初めてならキスの経験もないピッカピカのチェリーボーイである。童貞としては鏡面仕上げに磨かれたスペシャルな存在。そんな男が唐突なキスでできることと言ったら直立不動で受け入れ、リードしてくれる女の邪魔をしないことだけだ。


「緊張してる? 全身ガチガチだよ」


 ぷっくりとした唇を何度も押しつけられる。AVで見たディープキスとは違う、体の表面と表面を合わせるだけのキスだが、それでも頭がビリビリ痺れるくらい気持ちいい。


 梓さん、唇だけじゃなくて胸も押しつけてきてる。柔らかい。おっぱいが押しつけられるたびポヨンポヨンって……。


 女の唇と肉鞠の感触を楽しみながら伊織はされるがままにした。


「全身の中でも特にここがガチガチ」


「あ、梓さん!」


 梓の手がファーストキスで暴発寸前まで勃起した伊織の肉棒に触れる。痛いくらいに膨れ上がり、先端から我慢汁を垂らす肉棒を梓の手が優しく撫でた。


「伊織のちんぽ、すごく苦しそう。これじゃあ挿れてもすぐイッちゃうね」


 そうなのだろうか。経験ない伊織には分からないが、梓がそう言うならそうなのだろう。早くても|童貞卒業《はじめて》だから仕方ないのだが、男の見栄で少しは我慢したい。


 そんなことを考えていると梓が足元にしゃがみ込んだ。そして伊織の太ももに手を添える。


「少しでも長く私の|腟内《なか》に居られるよう先に一回抜いてあげる」


 言葉の意味を理解するより先に梓の舌先が伊織のモノに触れていた。先端の割れ目を舌先で舐められる。


「んっ!  あ、あっ」


 舐められてる。俺のちんぽ、梓さんに。キャンパスを歩けばナンパされる美人の先輩が、俺のちんぽペロペロしてる。


「れろれろ、んちゅ♡ じゅるっ、れろれろ♡」


「はぁ、はぁっ……あ゛っ……う、うまい……梓さん」


 鮮烈な快感の電流が脊髄を伝わって脳天まで駆け抜ける。生まれて初めて感じる気持ちよさに伊織は両手で顔をくしゃくしゃにしながら、もっと舐めてくださいとお願いするように腰を突き出した。


「おッ♡ すご……ッ♡ 梓さんが俺のチンポっ、舐めてるぅ……ッ♡ あッ、くうううぅぅ……ッ♡」


 童貞が派手に感じてる様子を見て梓は先輩らしく優しい微笑みを向けてくる。


「気持ちいい? って聞くまでもないね。腰ピクピクさせちゃって。もっと気持ちよくしてあげる」


 言うやいなや梓は亀頭全体を舐め回す。舌全体を使ってぐりんぐりん舐め回してきた。


「うっ、あっあっ♡ この先輩、エロすぎる」


 伊織は圧倒されっぱなしだった。当然こういうことをするのは知っていたし、AVで右手を忙しなく動かしながら、いずれは彼女にフェラチオしてもらう自分を想像して抜いたこともある。


 だが想像と実践はまるっきり別物。梓に舐められた場所を中心に下半身が熱い。ここまで気持ちいいなんて予想してなかった。まだ咥えてもらってもないのに射精欲がギュンギュン込み上げてくる。


「んちゅぶっ……じゅっ、ちゅぷっ、れろっ……じゅぶっ、じゅぶっ、ちゅっ♡ 誰にだってここまでしてあげるわけじゃないよ。伊織のことは結構気に入ってるから特別サービス。最高に気持ちいい方法で童貞貰ってあげる……じゅりゅる……っ♡ じゅりゅりゅっ♡ んふーっ♡ ふぅんっ♡ 伊織のちんぽ美味しい」


「あ……っ、梓さん、それっ、やば……っ、やばい……っ」


「まだダメ」


 梓は伊織の射精をコントロールするため、それまで舐めていた亀頭から幹に狙いを変えた。裏筋に沿って舐め上げながら終点のカリでは舌先をチロチロ使う。


「そっ、それもダメです……くぅ、そんなエロい舐め方されたら……あぁっ!」


 沖縄合宿に参加するため旅費稼ぎのバイトで最近は忙しかった。オナニーする暇もありはしない。沖縄に来てからも部屋割りの関係で女子と同じ部屋に寝かせられた。隙を見てサクッと一発抜く時間もなかった。


 ただでさえ限界まで精子を溜め込んで、雄ちんぽみるくタンク爆発寸前だったのだ。そこへ人生初のフェラ攻撃。


 伊織は梓の舌使いに翻弄され、少女のように喘ぐことしかできない。


「何しても悦んでくれるから責め甲斐あるぅ~。ええのんか、ええのんか? ここがええのんか?」


 純真無垢な少女を買ったヒヒ爺が少女に性の手ほどきをするように、梓は伊織の性器を的確に刺激してくる。その動きには躊躇がない。性行為の経験値では二人の間に年齢以上の差があることを痛感する。


「先っぽトロトロに蕩けて我慢汁だらけじゃん。もうイッちゃいそう?」


 素直に認めるのは業腹だが、どうせ隠しても一分後にはバレる嘘だ。伊織は若干の情けなさを感じるも、意地は張らず「はい!」と認めた。


「梓さんのフェラが巧すぎて正直いつ出てもおかしくないくらい気持ちいいです」


「ふっふ~ん♡ そっか、そっか。このままイキたい?」


「梓さんの口に出してもいいですか」


「え~、初めてのうちから口内射精なんか覚えたら、普通に彼女できたとき女の子に引かれちゃうよ。それに私も飲むのあまり好きじゃないし」


「そこをなんとか! お願いします!」


 ちんぽを咥えられてなければ五体投地で頼み込んだだろう。ここまで来たら見栄なんか捨てて夢だったこと全部やってもらいたい。


「ちゅば、ちゅば、ちゅる……ぷはぁ、えへ、えへへへ~♡ 仕方ないなあ。いいよ飲んであげる。伊織のことは気に入ってるからね。もちろんサークルの後輩としてだけど……んっ、ちゅば♡ ちゅば♡ ちゅちゅちゅ〜〜♡♡ ちゅ〜〜〜♡ ちゅっ♡ ちゅ♡」


 あ~んと大きく口を開けた梓が伊織の肉棒を深々と咥え込む。手とは違う、興味本位で使ってみたオナホールとも違う、人肌のぬくもりと人肉の柔らかさ、唾液のくちゅくちゅ感が混じり合った不思議な感触に包まれる。あまりにも心地よくて本格的な射精の前に、ちょっとだけ精子を漏らしてしまった。


「あぁ〜〜、いい、いいです。そこ、あ、あぁ、いいっ」


 感じてることを隠すつもりが一切ない素直な嬌声に梓は目を細める。自分の愛撫で後輩が啼いてるのは愉しいようだ。


「むぐぅむふぅ……ん、ぐじゅる、ぐじゅる……じゅぶ、じゅぶ……」


 唾液と一緒に我慢汁を啜りながら梓の頭部が前後に振られる。ゆっくり始まったストロークはすぐに勢いがつき、伊織がオナニーで射精直前に動かす右手の動きと遜色ない領域まで加速する。


「んじゅじゅじゅずずずずずず〜〜〜っ! んじゅっ! じゅぽっ! じゅぽっ! じゅるるるるるるるるんっ!」


 梓にフェラされながら伊織は迫り上がってくる射精の気配に喘ぐ。


「あっ♡♡ あぁっ♡♡ んんっ♡♡ んあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! だ、だめです……そんな激しくされたら、俺すぐ出ちゃ……っ♡♡♡」


 粘膜の接触で生じる単純な性感だけでも脳がグズグズになるくらい気持ちいいのに、それをしてくれてる相手が手を出してはならない、一度は理性でセックスを拒否したはずの先輩とあって精神的にも込み上げてくるものがある。


 本当なら一分、一秒でも長く梓のフェラを堪能していたい。しかし童貞な上にオナ禁が続いた伊織に堪えられる快感ではなかった。


 伊織は腰を突き出して射精を宣言する。


「あっ♡ あっ♡ もっ、もう、出ます……梓さんの口に射精します!」


 どうぞと許しを与えるように梓が頷いた。


 それをGOサインとして伊織は彼女の口内にザーメンを放つ。


「んっ……んじゅっ、んくっ……んんむぅ……ゴクッ、ごく……」


 梓さんが俺の精子ほんとに口で受け止めてくれてる。喉ごくごく鳴らしながら飲んでる。口内射精ヤバっ! 他のサークルからもナンパしに男がやって来る美人の胃に俺の精子が……。


 伊織は梓の忠告が現実のものになりそうな気がした。


 いつか彼女ができたら飲んでもらいたくなるかも。他の子の口でも出してぇ。


 梓以外の口で真っ先に思い浮かんだ相手は古手川奈々華。伊織の従姉妹で千紗の姉でPaBのOGだ。美人で優しくてスタイルもいい。胸の大きさは梓にも引けを取らない。伊織にとっては身近な憧れの女性だ。度が過ぎたシスコンで千紗のことを溺愛してる以外は完璧である。


 千紗か。千紗にも飲ませたいな。同い年の千紗を伊織は恋愛対象として見たことなかった。しかし奈々華の妹だけあって世間の評価では美少女に違いない。通ってる大学のミスコンで優勝したことがそれを証明している。少々口うるさくて凶暴で、伊織がハメを外しすぎるとゴミを見るような目で見てくるが、それでも千紗の顔と自分のちんぽが繋がってる場面を想像すると勃起が力を取り戻す。


 イラマチオってやつだな。日ごろ俺を罵倒する千紗の口にちんぽ無理やりねじ込む。頭を両手でつかみ、吐き出そうとする千紗の努力を嘲笑いながらガンガン腰振って、最後は涙目になってるところへ喉奥にびゅるるるっと……。


「伊織ひょっとして他の女の子のこと考えてない? 心ここにあらずなんだけど」


 鋭い! これが女の勘というやつか。むぅ~っと不満げな梓の観察眼に伊織は背筋が引き攣る。


「そんなことないですよ。梓さんにフェラしてもらった余韻に浸りながら、いよいよ次は童貞卒業だなと考えてただけです」


「ホントかな~? いいけどね。私も伊織も、お互い本命ってわけじゃないんだし」梓は割り切ったことを言う。「これも本命の彼女ができたときの予行演習かなんかだと思ってよ。というわけでベッドに仰向けで寝てくれるかな」


 日ごろの言動がクズでも童貞の伊織は、セックスに対して過大な幻想を抱いてる部分があった。どこか崇高で神秘的な行いだと考えていた。だから梓のように気に入った相手だから、取り敢えず寝てみるかというスポーツライクなセックスは想定していなかった。


 とは言っても理想と違ったので辞退しますと言うつもり毛頭ない。童貞卒業を目前にして理想と現実の些細なズレなど問題のうちに入らない。いまは梓のまんこにちんぽを挿れることが最優先だ。


 彼女の指示に従ってベッドに横たわる。すぐに梓が腰の上に跨ってきた。射精直後でまだ濡れた性器をつかまれる。


「初めてで器用に動けと言っても無理だろうから私がしてあげる」


 経験豊富な年上の騎乗位で優しくリードされながらの童貞卒業。童貞に理想のシチュエーションを聞いたらトップ5には入ってくるだろう光景が現実になった。


「んんっ♡ んあっ♡ 伊織のちんぽガチガチ、どんだけ溜めてきたの。口で一回抜いてなかったら挿れただけで出してたんじゃない?」


 恥ずかしながら否定できない。ちんぽが生暖かいものに包まれて伊織の腰が震える。


 先端が触れているのは生々しい肉の感触がする穴。次第に幹の部分まで飲み込まれる。


 まんこの感触を想像した回数は百や二百ではない。夢にまで見て夢精するほど恋い焦がれてきた。しかし、実際に触れた女の蜜壺は、想像の遥か上を行っていた。フェラに続いて現実は童貞の妄想に打ち勝ったのだ。先に一度出しておいたから堪えられたが、そうでなければ梓が言うように途中で果てていただろう。


「はぅ……んんぅ……はいってる……入って……まって、まっ……あっあっ♡」


「どうしました梓さん。何か不都合あるなら一旦抜きますか」


「だめっ!」


 彼女を気遣った伊織の台詞を梓は怒気に近い剣幕で否定する。


「ダメだから……大丈夫だから、このまま……抜かないで……ふっふっふぅぅ……」


 肉棒を半ばまで呑み込んだ段階で止まる梓。しばらく感触を確かめるような動きで小刻みに腰を揺らし、やがて「よし」と頷く。何らかの覚悟を決めたようだ。


 梓は一気に腰を下ろし根本まで伊織のちんぽを咥え込む。


「んはあああああああああぁぁああああ!」


 自分の体重で伊織のちんぽを深く突き刺すなり、梓は俯いたまま全身を激しく痙攣させ動かなくなった。彼女は伊織の腹に手をついて倒れそうになる体を支える。


「梓さん大丈夫ですか」


 尋常でない様子に伊織が尋ねる。


「イッちゃった」ぽつりとこぼすように梓が言う。「はぁ、はぁ……私のほうが、挿れただけでイッちゃった……伊織のちんぽ、私と抜群に相性がいいよ……大きさは平均より大きいかなくらいで飛び抜けてはないけど、形が……」


 梓は前後に腰を揺らす。亀頭が膣壁を押すたび彼女の体がビクついた。


「はぁ、はぁ……私のいいところに、伊織のちんぽ丁度よく当たって……んっ……それにガチガチで硬い……」


 陶酔した表情で梓は自分と伊織は体の相性が最高だと言う。


 比較対象を持たない伊織には、とにかく梓のナカは締りがよく、触れた部分すべて気持ちいいことしか分からない。女の腟内は誰でもこんなに好いものなのかと思っていた。どうやら相性があるらしい。


 梓の動きは緩慢だが膣内の肉襞が蠢き、ペニス全体を刺激してくるので激しく動かなくとも快感を送り込んでくる。これまで知らなかった感触をちんぽに感じ、本当に自分は童貞を卒業したんだと感動が押し寄せてきた。


「――っていうか! いまさらだけど生で挿れてよかったんですか?」


 酒の勢いで始まったセックス。快楽にも流されて生ハメしてしまったが大学に入学早々パパは困る。


 あたふたしてると梓が言った。「ピル飲んでるから大丈夫。心配しないで。パパになっちゃえ~~~っ! なんて言わないから」


「そうですか」


 よかったと伊織は胸を撫で下ろした。そりゃそうだよな。梓さんも軽い気持ちで誘ったセックスで妊娠するようなことはしないよな。懸念事項がなくなった。ここからはセックスに集中するか。


「そろそろ本腰を入れて動くね。伊織は初めてなんだから、余計なことは忘れて私のナカで気持ちよくなることだけ考えなさい」


 そう言って梓は伊織の腹に手をついたまま、腰振りをスピードアップさせる。振り方も伊織の体に対して平行にグラインドする動きから、上下にちんぽを擦る動きに変わった。彼女が発達した臀部を男の腰に打ちつけるリズムに合わせて、部屋にはタンタンタンタンと打擲音が響き渡る。


 経験豊富なお姉さまに組み敷かれた童貞としては、彼女の言葉に従って全神経をちんぽに集中させる他にない。至れり尽くせりでご奉仕を受ける。


「梓さん、いまの気持ちい……んぁっ、ああ、そこ、イイですっ……」


 挿れてるだけでも男の精を搾り取らんと蠕動する膣洞。それがちんぽを摩擦してくる。伊織は言われたとおり膣内のヌルヌルつぶつぶコリコリした感触を愉しむ。少しでも長く留まるため射精するなと自分に言い聞かせながら。


「あっ、あ! や、やだっ、わたし、なんで、あんっ、こんな、感じてっ……!」


 梓は伊織との相性の好さに自分でも戸惑ってるようだ。言葉だけでなく表情にも表れている。こんなはずじゃなかった、一方的に童貞くんを搾り取ってあげるつもりだったのに、女慣れしてない後輩に手ほどきしてあげる程度の気持ちだったのに。


 対する伊織も快楽に浸りきっていた。これまで想像してきた如何なる感触とも異なるマン肉の心地よさ。人体の複雑な構造が生み出す複数箇所への同時責め。これを経験してしまったら今後オナニーなんて馬鹿らしくてやってられなくなる。


 梓とは一回だけ割り切った関係のつもりだった。果たして一回だけで関係を断ち切れるだろうか。既にこのおまんこを手放したくないと思い始めている。それに男女の肉体に相性があるなら、他のおまんこも食べ比べしたい。


 奈々華さんや千紗ともヤッてみたいな。AVで見た4Pを試したい。奈々華さんをバックで突きながら、仰向けにした千紗と梓さんのおまんこを指で掻き混ぜたい。全員と一回ずつヤッたら、二回戦は四つん這いにした三人を一人ずつ順番にハメて行きたい。


 まるで乱交もののAVかエロ漫画のような光景を妄想する。


 いまはまだ無理だろう。三人を同時に相手して翻弄できるほどの性技はない。いまだって梓一人を相手にして受け身に回るしかない。だからこそ手放せないのだ。この体を。これから練習台にしてセックスの勉強をするために。


「梓さん、一回だけなんて言わず、これからも俺とエッチしませんか。してくださいッ!」


「あんぅ、はぁうっ……や、やだぁ……だめっ……一回だけ」


 雌悦に蕩けながらも梓は一回だけの割り切った関係を崩そうとしない。


「どうしてですか? 俺たち相性抜群なんですよね。お互い気持ちよくなれるなら続けましょうよ」


「そんなぁ……っ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ んぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁ♡♡  ひぅっ……ひぅぅ……一回だけっ♡」


 恍惚の表情はどう見たって一回で終わりたくないと言ってる。それなのに強情を張る梓の尻を伊織はつかんだ。上下のストロークを繰り返していた梓の動きを止め、膣奥の目掛けて押しつけた。先ほどから梓が口返し自分でちんぽを導いていたポイントだ。


 ここが狙いどおり弱点だったらしい。梓が背後に倒れそうなくらい仰け反る。


「そんなっ……っ♡ んんっ……♡ ああぁぁぁっ♡ やあぁぁっ♡♡ とけるっ♡ お、おくにっ♡」


 嬌声を上げながら、梓は固く凝った乳首を天井に向ける。岩でも突き通せるくらい尖って見えた。


「しょんなっ♡ あっ♡ だめっ♡ だめだめっ♡ あたまっ♡ おかしくなる♡ あたまおかしくなっちゃう♡」


「さっきから梓さん自分でここばっかり当ててましたもんね。あからさますぎて弱点すぐ分かりましたよ。童貞だからって観察眼まで舐めてもらっちゃ困りますね」


「そこ、いいっ……けど、押しつけてるだけじゃ、イケない……足りない、足りないのぉ」


「動きたかったら今後も俺とエッチすると言ってください。気持ちいいこと続けるって」


「あっ♡♡ あんっ♡ ああ、ああ゛ぁぁ♡」


「ほら早く」


「分かった。続ける、一回だけなんて言わないから、放して。自分で動きたいの」


「ありがとうございます」


 伊織が手を放すと間髪を入れず梓の体が上下に跳ね始めた。


「あんっ、ふ、ふかいっ、奥すごいとこ、いっぱいこすれて……気持ちいいっ!」


「俺も気持ちいいです。いまの俺じゃ梓さんのこと責められませんから、せめて俺のちんぽ使ってイッちゃってください」


 言われるまでもないとばかり梓の腰振りが加速していく。


 女が本気でイクための動きは、下になってる男にも大きな快感をもたらす。童貞の痩せ我慢も限界に達した。


「もう出ます。このまま生で出しますよ。本当にいいんですね」


「出して、出してっ! いい、もうイッちゃう、もうイッちゃう……私も、いっちゃううう! はあああああああん♡♡」


 性に目覚めセックスに憧れた少年時代。いつか自分もするんだと理想の初体験を思い描きながら、高校は未経験のまま終わってしまった。しかし大学に入って、まさか周囲も羨む美女に初体験を貰っていただけるなんて。しかも、年上の美女に騎乗位で奪ってもらえるシチュエーション。しかもしかも、一回こっきりで終わるはずだった関係は今後も続けられる。


 文句のつけようなどない。百点満点のテストで五百点を叩き出したような極上の初体験だ。


「イキますよ梓さん。俺のナカ出し受け取ってください!」


「ああぁんっ♡ ああっ♡ いいっ、いおりっ♡ イオリっ、気持ちいいっ♡ わ、わたしもっ、すっごく気持ちいいっ♡」


 梓が両手を差し出してくる。おずおず彼女の手に伊織が自分の手を重ねると、手のひらと手のひらを合わせ、指を絡め合ったいわゆる恋人つなぎに結ばれる。


 敏感な粘膜を激しく擦り合わせる男女が文字どおり手を取り合って喜悦の高みに登る。


「あっ、あああぁっ♡ だ、だしてっ♡ ひゃんっ♡ はあぁっ、はぁんっ♡ いく……イク……イクイクイク……っ♡ ひうぅぅっ♡」


 梓の射精懇願で伊織の我慢も限界突破した。一度口で抜いてもらったとは言え、性欲の最盛期に溜め込んだ精液の量はまだまだ尽きない。ドロっとした濃厚子種汁を梓の子宮に注ぎ込んだ。


「ふぁぁっ♡ あっ♡ あ、あっ♡ んああぁっ♡ あっ、ああぁっ♡」


 梓は激しく振りたくっていた腰を止め、喉を晒して天井に向かって絶叫する。


 一発目から間を置かずの二発目だというのに射精は一向に収まらない。オナ禁からの耐久オナニーに挑戦したときでも、こんなに激しい射精はしなかった。これがまんこに搾られる感覚。手とはぜんぜん違う。


「こんなに気持ちいいセックス、はじめてしたかも。私と伊織の相性よすぎ。一回で抜け出せるわけないよぉ♡」


 手をほどいた梓が体を倒してくる。下半身は繋げたまま上半身も密着させた。


 汗でヌルつく体を擦り合わせながら伊織は、最高にエロくて可愛い秘密のセフレを抱きしめた。


あとがき

『ぐらんぶる』読み返して当初はミスコンで目立った千紗がクズ男に弄ばれてとか、奈々華が常連客とデキてて実は既に調教歴も数年あってとか考えたんですが、やはり梓の「エッチしよっか」がシリーズ序盤では抜群の破壊力でした。


アニメ終了後に可愛いキャラがドシドシ投入されたので、ゲスだけどクズではない(下半身は節操ないが全員ちゃんと愛を持って抱く)男のハーレムもやりたいな。

浜岡梓(ぐらんぶる)横書き_p001-022_A6_L


浜岡梓(ぐらんぶる)縦書き_p001-024_A6_L




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