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目覚めると、あなたは見覚えのあるようで
どこか違和感のあるカルデアのマイルームにいた。
窓の外には絶え間なく降りしきる雪。
氷に閉ざされた空虚な施設は、明らかに異常な『特異点』と化していた。
人類史の修復を終えたはずのあなたは、自分の姿がゲーム内のマスターのものではなく、現実の自分の身体であることに戸惑いを覚える。
そんなあなたの前に現れたのは、
神霊にも近い美と神聖さを湛えたランサーのアルトリアだった。
「これは……随分と人間らしい姿におなりで」
凛とした微笑を浮かべ、あなたの肉体を興味深げに見つめるアルトリア。
特異点に取り残された二人だけの世界――。
閉ざされた白銀の世界で、倒錯的で淫靡な物語が静かに幕を開けるのだった――。