「あのときからずっと狐で人生の半分以上が人間じゃない」とか「人間だったときの名前を奪われる」とか「謎のオカルトパワーで狐として生きることを強いられる」とかそういうの大好物ですよというお話。
ちなみに村の中では基本的に「様」付けで呼ばれたり、食べ物をお供えしてもらったりとめちゃめちゃちやほやされます。
なお、男の子はいないだけで女の子は普通にいたりする。
なんというハーレム。
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僕がずっと小さい頃、都会から田舎に引っ越してきたんだけども
昔、その村には神様に助けてもらったことがあるとかで百年に一度、村の男の子を一人神様の使いの白狐として差し出すというしきたりがあって・・・
ウチの引っ越しの年がまさに百年に一度の年だったそうな。
なんか過疎化が進みきっていたその村ではどうやら僕しか男の子がいなかったので、僕がその捧げられる子となったみたいです。
そして狐を祀っていた神社に入ると人間だったときに着ていた服とか名前も全部捨てられてしまいました。
そして体中真っ白に塗られて耳と尻尾をつけられた記憶があるのですが、当時の僕は「僕だけが特別扱いを受けるんだー!」って内心喜んでた記憶があります。
神職「そなたは今日より狐白と名乗るのじゃ」
それから時は流れ・・・
今となっては僕はこれまでの人生の半分以上を人間ではなく狐として過ごしています。
神聖な狐なので不浄な人間の服などは着てはいけないことになっています。
なので僕の人生の半分以上は全裸で過ごしていることになります。
なんか僕が狐になってから村の方ではずっと流産が続いていた熟年夫婦が念願の元気な赤ちゃんを授かったり、
その昔、あちこち掘りまくって枯れてしまった村の温泉が復活したりなど、縁起のいいことが続きました。
・・・なので今では僕は村の施設はいつでもどこでも無料で利用することができます。
村の少女「狐白様ぁ?おイタもほどほどにしないと今度はもっと都会の病院で予約しちゃいますからねぇ?」
狐白「ごめんなさい、もうしません・・・」
村の中では僕のことを知らない人はいないので裸でも恥ずかしくない・・・というかむしろそれが普通なのですが、どうしても村の外に出なきゃいけないときはものすごく恥ずかしい思いをしてしまいます。
IB
2022-02-04 18:04:42 +0000 UTCヒスイ
2021-12-16 03:32:28 +0000 UTC