こんばんわ。
すみません、今回も新作のつもりが過去を振り返る系のブログに図らずともなってしまいました。その事情はこのブログの最後の方で説明します。
前回のブログで私がSNSにデジタルツールを用いて作品等を投稿しだした過去作品を
見返していた過程で、それよりさらに昔に鉛筆のみを用いてアナログで描いていた作品を纏めて一応スキャンニングして保存しておいたデータ集もついでに見返していました。その作品群の中から抜粋したのが今回のイラストです。
私は幼少期から親や友達に隠れて、ずっと鉛筆やGペンやスクリーントーンを用いて下手ながらもエロティックなイラストをノートや市販の原稿用紙に手描きで作画して描き溜めては射精後の罪悪感に苛まれて(笑)定期的に処分したりしていました。しかし2012年の年末あたりに何度目かの射精後の罪悪感の大きな波が来て、残存していたそれら全ての作品をシュレッダーにかけて処分してしまいました。
そしてそれで本格的に断筆して、もう絵を描くのは止めて現実世界の交友関係を広げて自分の人生を充実させよう!!と心を切り替えたのですが、結局2013年の春頃には再びシャープペンシルを握って机に向かい、夜になると自分だけの妄想を紙に描いて自分だけで楽しむという生活に戻ってしまいました(笑)。当時すでに私は低スペックながら旧式のOSがインストールされたパソコン(Mac)を所有していて旧式のフォトショップやイラストレーターといったソフトを用いて製図等には使用していたのですが、スキャナーやペンタブレットなどの周辺機器は所有しておらず、パソコンの性能的にも外部の高解像度の画像データを扱えるほどのメモリを備えていなかったので、自分が鉛筆で描いた下描きをパソコンに取り込んで再加工するだとか、ましてやSNS等を通じて全世界に自分の描いたイラストを発表するなんて発想は全くありませんでした。なのでアナログで描いたこれらの下描きはアナログで「ペン入れ」を失敗してしまうと全てが台無しになるので鉛筆の下描きのまま保留しておいてセリフ等は一枚上にかぶせた薄いトレース紙に描いてドラフティングテープで固定しておくという、これはまさにフォトショップのレイヤー機能をアナログ的発想で補いつつ、こうして完成を先送りにした未完成のイラストや漫画の1ページのみが再び沢山溜まっていきました(笑)。今回の鉛筆による下描き原稿がいつ頃に描いたものなのか作者である自分でも正確には覚えておらず、とりあえず2013年以降に描いたもの、としか言いようがありません。なのでこれらの反省点を踏まえて現在の私は全ての下描きに作画した年月日を記入するようになったのです。しかし当時はこれらの自分で描いたイラストを「作品だ」という概念自体を持っておらず、「こんな自分だけが抱えた特殊な性癖を紙に描き表したモノが親や友達に見つかったりしたら、私は恥ずかしさのあまり舌を噛んで自殺するしかない!!」と本気で思っていました(笑)。なのでこれらの作品は友人や知人に絶対見つからない秘密の場所を部屋の中で開拓して隠していました。それが今となってはこうしてインターネットを通じて全世界に向けて公開しているのですから、本当に人生とは不思議なものです(笑)。
ただ、そうなると私が幼少期から描き溜めていた2012年までの作品も絶対に破棄せずに保存しておくべきだったなと、今となっては本当に後悔しています。手放した市販の本やレコードは時を経て、その気になれば複製された同一の商品を買い直す事は可能ですが、破棄した自分の作品は良くも悪くも一点物なのでそういう訳にはいかないのです。
それから更に時を経て、どういった切っ掛けで今現在のようなデジタル作画したイラストをインターネットを通じて発表するようになったのか、という話になりますがそれはまた別に機会があればお話したいと思います。
話を冒頭に戻しますと、今回私はこの発掘した鉛筆による下描きを元に、およそ10年越しにパソコン上でペン入れや着色を施し279作目の新作として完成させようと考えたのですが、この当時の粗野ながらも生々しい熱量が込められた下描きを軌道修正しながらペン入れして丁寧に研磨された作品に仕上げたとしても多分・・・いや絶対にこの「誰かに見られることを前提としていない作者の自分勝手な性的エナジーが120%注入された」下描きを超える作品にはならないだろうと清書を諦めました。1960年代中期〜後期のGARAGE PUNKといった音楽を好きな方なら共感してもらえるかもしれませんが、好きなバンドの結成初期の頃のライブ音源など音質が劣悪でも未完成であり稚拙でもあるがゆえに気合で補う迫力や勢いがあって素晴らしいのに、後年に円熟味を帯びた同曲をマルチトラックで時間をかけてスタジオ録音された作品を聴いてみると何だか楽曲が整いすぎていて大人しくて物足りなく感じたり・・・。
YouTubeでこのRamonesの素晴らしい初期のスタジオライブの動画を視聴した時にもそれに近い感銘を個人的には受けました。いや、勿論RAMONESはスタジオ録音された楽曲も素晴らしいのですが・・・。
Ramones - Loudmouth
この曲、歌詞も凄いですよね(笑)。
それで今回のイラストタイトルは仮題で< Loudmoustache >と後付けしました。
そろそろ過去を振り返るのは止めにして、本当に次回こそ新作に取り掛かりたいと思います。
ちょっと精神的に落ち込んでいたのですが、自分で自分の過去を見つめ直して元気が出て来ました(笑)。
それではまた後ほど・・・。