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ヒドロ
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サキュバスに触手貞操帯で精液樽にされた話(プロトタイプ)

 産婦人科で使われるような分娩台にベルトで括りつけられ、青年はM字開脚を強制させられた。手も拘束された彼は台から離れることすら許されていない。

 そんな彼を少女はもてあそんだ。外気にさらけ出された彼の局部に少女は跪いて顔を近づけ、期待でガチガチに硬くなった陰茎を愛でるように頬ずりをする。

 ここは現実の世界ではない。少女の容姿がそれを顕著に物語っていた。動物のように尖った耳、その上辺りから金髪をかき分けて伸びる黒紫色のツノ、ぷっくりとしたおへその下に子宮の位置を示すように刻まれたハート型の紋様、尾てい骨から伸びる黒い尻尾。少女は男性の夢に潜り込んで精液を糧とするサキュバスだ。

 サキュバスの姿は餌食になる男の欲望を反映する。服装だって彼が少女に最も着せたい、乳首とすじを覆い隠せるだけのマイクロビキニになっている。それも肌が透けるような、着る意味が見出しにくいものだった。

 少女の繊細な指が彼の内股を優しくなで上げる。そけい部の凝り固まったリンパをほぐして血行を促進し、感覚を尖らせる。手淫の技術は言うまでもなく、彼女はフェザータッチの名手でもあった。


「やっぱりお兄さん本物のヘンタイだね」


 こんなことをされるのはもう何度目か分からなかった。はじめこそ自分の後ろめたい欲求を明らかにされてしまったから恥ずかしくて抵抗したが、今となってはレラと名乗ったサキュバスにされるがままだ。


「は、はやくぅ」


 さっきからレラは陰茎に手を触れようとせず、その周りを軽くも執拗にマッサージするだけだった。彼女は我慢させるほどに精液は美味しくなると言い、よくこうやって彼を焦らしている。だけど、こうも長いのは初めてだった。

 レラは微笑んで、小さな手をゆっくりと亀頭に近づける。それを求めてペニスは尻尾のようにピクピクと浅ましく跳ねた。

 垂れ流されたカウパー液によって十分に濡れていて、手のひらが包むように亀頭を撫でる度にねちゃねちゃと水音を立てる。刺激が強すぎて彼は腰を引こうとするが、拘束されたままでは快感の逃げ場がなかった。

 レラは鈴口に軽く爪を立てて掻いた。そこが一番敏感な部分だったから彼はベルトを破ってしまえそうなくらい手足をばたつかせるが、もちろん解放は叶わない。


「ふぅーっ♡ ふぅーっ♡」


 亀頭責めだけで射精するのは難しい。レラも彼に射精させる気はまだなかった。せめてもの抵抗で彼は腰をカクカクと浅ましくも前後させるが、可動域は限られ、レラもその動きに合わせて伝わる刺激を調整している。

 レラは再び陰茎に顔を近づけると口を大きく開けて舌を垂らした。彼女の舌は粘っこい唾液にまみれてぬらぬらと妖しく光をはね返した。

 ついに、やっと、彼は射精させてもらえると思った。だけど彼女は先端を一文字に舐めるだけで離れてしまった。


「ごめんね。今日はそのために来たんじゃないんだ」


 いつもと違う様子に彼はまばたきをした。彼女が口を使うのは射精だと間違って学習した彼のペニスは代わりに透明な粘液をあふれ出させた。


「おにーさんには精液樽になって欲しくって。精液って我慢が長いほど、寸止めするほど美味しくなるって教えたよね」


 どこからともなくレラは細長い器具を持ち出す。滑らかで編み目はないが紐と変わりなく、既にレラの手で多くを経験済みの彼の肛門には役不足どころか入っている感覚すら与えられないだろう。


「いいよね?」


 レラは鈴口に器具をあてがった。返事をする前に彼の尿道口は突破された。焦らされ続けたから潤滑は十分で、痛みもなくすんなりと尿道は黒い異物で満たされた。排出しようにも、レラが指先一つで押さえている。


「痛くないでしょ?」


 レラがゆっくりと尿道の異物を引き抜いた。尿路を擦り上げている間ずっと射精の感覚が続くようだった。暴発寸前で、あとは一往復の扱きで射精してしまえた。しかしレラは射精させないように、慎重に陰茎を取り扱った。

 再び尿道ディルドが鈴口を押しのけて侵入する。快感に身を委ねているだけの彼はそれが抜き差しの度に徐々に太くなっていることに気付けなかった。

 尿道が一センチメートルの太さを受け入れられるようになって、やっとレラは手を止めた。レラは作品の出来映えを確かめるように人差し指を挿入する。

 痛みを感じてしかるべきなのに、彼にはただ気持ちいいだけだった。元からどちらも挿入されることを想定していない器官だが、肛門より尿道の方が後悔は大きい。それだけに快楽は深く重たいものになった。

 レラは次に銀杏の実のような粒を指先で転がした。ちょうどそれは拡張された彼の尿道なら辛うじて通せるサイズだった。


「頑張って」


 酷いことをされているはずなのに、レラに励まされると彼はそれに応じようとした。粒はわりあい簡単に彼の陰茎の内部に収まった。しかし本番はそこからだった。

 さっきまで使っていた尿道ディルドで粒を深くまで押し込む。最終的に尿路と射精管が合流する三叉路、前立腺の内部にそれは留置された。

 中に収まってしまえば彼が感じていた異物感は和らいだ。しかしそれもつかの間のことで、その種が彼の中で芽吹いてしまえば比べものにならない圧迫感を味わうことになった。

 彼の鈴口から海洋植物が持つようなぬめりのある触手が何本も飛び出し、正体が明らかになった。それはまさに花が咲いたようでもあった。


「それは魔界の生き物でね。さっき言った精液樽には必須なんだ」


 レラが説明したが彼には届かなかった。ここが夢の中であることも忘れて彼は陰茎に手を伸ばそうともがくが、この場の主導権は全てレラが握っている。

 尿道口から生える触手は彼のペニスの根元を緩く締め上げる環を作り、肉竿を包んで動きを遅くした。根元にチクリと痛みが走ると、さっきまでガチガチに勃起していた陰茎は不思議と萎えて小さくなる。触手も縮小に合わせて内圧を調整するように縮んでいく。

 平常時どころか、寒さで限界まで小さくなったところで勃起能力が元に戻った。尿道を犯す強い刺激で勃起しようとするが、今度は広がらなかった。柔らかそうな見た目に反して、彼の怒張を許さず平常時のままに見せていた。


「いや、いやだっ! こんな、こんなの……」


 彼の中止を求める声はどこにも届かない。レラは触手に隠されてしまった彼の亀頭に当たる部分を指でなぞった。表面に分泌された白濁の粘液はゲル状に固まり、ペニスサックのように見せかけている。

 しかしレラが指でなぞった感覚は触手を介して伝わった。小さいままのペニスは感覚神経の密度が高くなり、同じことでも硬くなっている時より刺激が強くなった。


「はい、精液樽の完成。おしっこする時はこうやって、この触手を抜けばできるからね」


 レラは先端から飛び出てU字を作っている触手を引っ張った。尿道を占領していた太く凹凸のある触手が抜けて膀胱から尿道口までの経路を作った。他の触手に支えられるからぽっかり開いた尿道が閉鎖することはない。

 これは括約筋の機能が失われ、プラグの役目をする触手に排尿機能を頼る他ないことを示していた。レラが指を放すと触手はひとりでにのたうち回りながら元の鞘に戻る。彼はその間ずっと声を抑えきれずに喘いでいた。


「あとはその内分かってくるから、たくさんカウパーを垂れ流しててね。それじゃあ、ばいばい」


 レラが世界が暗転した後、再び彼は光と音を感じた。音は目覚まし時計からで、夢から覚めた彼はホッと息を吐いた。さっきまでのことは現実ではないと安心できた。

 尿意を感じて彼はトイレに立った。しかし尿はいつまでも出てこなかった。朝勃ちしている訳でもなく、視線を落としてみると異物に覆われたペニスが映った。

 さっきまでの出来事が全て現実に反映されていると理解した瞬間、彼の心臓は高鳴りだした。レラが言ったとおりに、先端から伸びる触手を抜こうと指でつまんだ。すると抜去に抗うように触手は中で暴れ始めた。

 分泌液が固まって静かな外見とは裏腹に、その下で彼の性器は蹂躙された。刺激に耐えられなくなって彼は腰を折ってうずくまった。一回目は抜き取りに失敗した。

 便座に座って彼は挑戦した。刺激を伝えないように彼はゆっくり慎重に尿道の栓を抜こうとする。触手の突起が尿道内をゾリゾリと引っ掻いた。抜くのが遅いから、彼は目一杯それを味わうことになった。

 占有していた物体が抜けて空洞になった尿道を琥珀色の液体が流れる。彼の意志とは無関係に垂れ出て、膀胱が空になるまで終わらなかった。排尿の心地よさはなく、彼が感じたのは下腹部が軽くなる感覚だけだ。

 異常な排尿の後で彼が触手を押さえていた手を放すとゴムを弾いたかのように鈴口に殺到した。一瞬だけ大きな声を漏らしてから、両手で口を押さえて押し殺した。安いアパートで防音性は期待できなかった。

 それがトリガーになったのか、彼のペニスに取り付けられた触手は活動を本格化した。亀頭と接している部分には細かいブラシのように毛羽立った組織が現れ、全体的に根元から先へ搾るように触手が脈打った。

 勃起しようとするが、触手の中に閉じ込められていては少しも硬く立てることができない。仕方なく小さいまま触手越しに手で上下に擦る。触手を押しのけて透明なカウパーが滴り、射精欲求は際限なく高まるだけで決して解放されなかった。

 尿道に触手を埋められていては射精できないのは当然だと彼は考えて、再び抜くことを決めた。悠長に中をかき立てないようにだとか考えてる暇もなく、素早く引っこ抜いた。

 一瞬だけとはいえ強烈な快感が彼の腰を砕いた。反射的に手を開いて触手を逃すと同じ速度で元の場所に戻って、今度は仰け反らされた。

 体から力が抜けきった彼の意識が戻るのにしばらく時間がかかった。次は慎重に、触手が尿道を擦り上げる感覚を思う存分に味わって尿道を解放した。

 器用に左手で暴れる触手を持ちながら、右手でペニスを包む触手のスリーブを撫でる。ローションで満たした極上のオナホを使っているようで、彼は下半身が丸ごと溶けてしまいそうに感じた。

 しかし精液は一滴たりとも噴き出なかった。彼の快感の波に連動して出るのは透明なサラサラとした分泌液だけだ。どんなに激しく、すり切れそうなくらい擦っても結果は変わらない。


「う゛う゛ぅ゛ぅぅ~~~♡♡♡」


 女々しく情けない呻き声を彼は上げてしまった。彼がどんなに文句を言ったとしても彼にまとわりつく触手は決して離れることがない。

 次の日も、また次の日も状況は少しも好転しなかった。彼が性器から出せるのは尿と尿道球腺液だけで、精子は際限なく彼の体に溜まっていった。


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