鬼人×猫系亜人(ネコミミ、手足ケモ系) 異種族ラブラブえっち クロウ(26)……イバラの兄弟子。イバラの恋人の鬼人。 イバラ(1●)……治癒の魔女の元で暮らす猫系亜人の少女。 どこかの世界ではヒトと動物しかいなくて。 異種族同士の婚姻もなければ、繁殖もないらしい。 実際私の住む世界だって種族にあふれていても、繁殖できる組み合わせというのは難しくて。 存外そんなものなのかもしれない。 「何考えてんだ?」 軽い口づけの最中、ベッドに押し倒される前に読んでいた夢物語の世界のことを考えていたことを見透かしたように不機嫌な彼が、手首を拘束する手のちからを強める。 「別に。」 「嘘だな。」 「聡すぎる男はあいされないのよ?クロウ。ああ、エッチの時もお兄ちゃんのほうがいいかしら?」 目の前にいる男クロウは直接的に学んだ時期はかぶらないが兄弟子に当たる男で。 擬似的な家族のようにお兄ちゃんと妹としての関係でいる心地よさに酔った時期もお互いにあったのだ。 彼の場合小さな妹が出来て、頼ってもらうというシチュエーションにその頃喜んでいたのだと、師であるおばあちゃんからは聞いている。 本当にカワイイ男だ。 だから、たまに意地悪をしたくなる。 誂われると、露骨にイヤな顔で、怒りと羞恥に身を硬くしながら誤魔化そうとするが。 鬼人特有の感情で収縮する角が顔を出す。 怒らせている時のそのツノは恐怖の象徴だが、羞恥で出たその突起は妙にいじらしく思える。 敏感だと解っているそこをそっと撫で、獣特有のふわふわの手で頬を包み込み額に口づけしながらゆっくりとそのツノへ、ゆっくりと口づけをし軽く舐める。 「っ」 一瞬絶頂を迎えるときのように身体を強張らせ切羽づまった吐息になる彼に反応するようにそこは更に大きくなる。 「やめろっばか。」 「ここ、弱いのよね?」 小さい頃、心配をかけたり、すごく怒らせたときには何度も見たツノは。 これから身に降りかかるオシオキを思わせ怖いものだった。 今だって平時であれば、思わず尻をかばって逃げ出すくらいしたくなる程度には怖いものでもある。 けれど、ビクビクと腰のあたりを震わせながらも必死に元妹分、今は年下の恋人からの悪戯に翻弄されまいと粘り、余裕のない表情で赤面している姿は本当にカワイイ以外の何者でもないだろう。 たまらない。 嗜虐心を擽られもう少し舐めようとしたときだ。 脊髄を中から引っ張られるような、全身に電流が走ったような衝撃を受ける。 ソレがシッポを引かれたからと気づくのにワンテンポ必要とし。 目の前がチカチカするような刺激に膝が笑う。 「調子に乗りすぎたな。どうやらご褒美よりオシオキのほうがほしいと見た。」 わざと怒気を孕んだ声が、耳朶に響く。 「っ」 解っている本気で怒った時は声すらかけないそういう人だ。 だからコレは前戯的なお遊び。