※ツイッターに殴り打ったものの再加筆したものとなります※ 吐息の漏れる音が、やけに生々しく鼓膜に響く。 濃厚なニオイは自らが発したもので、視界は暗く。 塞がれている。 ご主人様との愛しいひと時。 歓喜で体は火照り、彼の愛を鞭を、肉棒を早く早くと待てをされて前のめりになるこらえ性のない犬の様に求めている。 けれど、眼前で静かに座り、時折衣擦れの音を立てはするものの。 じっと見つめるご主人様は指一つ触れては下さらない。 焦らし、緊張、、興奮で姿勢を崩すのをお待ちになっているのだ。 理不尽だが、その倒錯的な状況が、甘美な快楽とも感じてしまう自分がいる。 ただ、わざと行為を急いて、どれほど上手く演じても、鞭も飴も与えてはくださらない。 だからじっと。 本当に苦しく、見えない視線を感じながら。 全裸で、後ろ手を縛られる形のまま土下座のような態勢で与えられる。 沈黙のなか、忍耐強く、痛みと責めいう褒美を待っているのだ。 私はよい子でしょう? 貴方の従順なメスイヌでしょう? そうはいっても、上半身はうつ伏せでベッドに支えられていても。 存外、柔らかな布団の上での正座。 加えて変則的な、後ろでで腕を縛られた状態では長時間耐えることが難しい。 早々に、汗じらみ始める肌と。 茂みの奥、ひだの割れ目からぬるりとしたソレがだらしなく垂れるのを太ももが感じとる。 そこで、詩的に状況を愉しもうとしていた理性が、羞恥に押し負ける。 おもらしでもした少女のように身をくねらせ、咄嗟に隠そうとしてしまう。 そこで、ようやく動かれたご主人様は、指で背を押さえつけ、動くなと言い聞かせるように、汗でしっとりと濡れた肌を無骨な指で撫で、背から尻の輪郭をなぞった上で、ゆっくり、本当にゆっくりとヒクヒクと見られていることに反応する恥かしい蕾の上もなぞり、そのまま、割れ目へと指を動かしていく。 だらしなく溢れた穴へと、少し物足りない深さまで中指を沈め、前後に動かし、かき回すように音を立て責め立てる。 クチュッグチックチッチュク 卑猥な音が部屋に響き、唇を髪ながら、前へ前へと、前進するカタツムリのように逃げようとするコチラが動けない角度で、背を押さえながら。 押し広げるよう手を沿え、何度も何度も出しては入れ出してはいれ。 けれど指の本数も速度も一定で。欲しい奥底までは入れてくださらない。 焦れた快楽ほど非情なものはないだろう。 膝ががくがくと、情けなくわらいだし。 閉じていたはず口は開き、懇願にも似た喘ぎが漏れる 体を左右に揺らし逃げようとすると、髪を掴まれ耳元で、低く男性的なかすれた声で、待てをいいわたされる。 むりです、もう我慢ができない。 ご褒美を待つことにか、焦らされた快楽に耐え続けることにか。 ソレを考える余裕もなく命令に従うより身体が先に動く。 それに、 小さくため息をつき。 堪え性のないという叱責のあと、無情に抜き出された指の感覚がポッカリ空洞になるような切なさの中できる、ほんの一瞬の油断。 中指が濡れたままの、無骨な大きな手が、平手として尻タブへと打ち下ろされる。 パァン と、弾けるような音と、ビリビリとする痛みが、全身を駆け巡り、子宮と耳を犯していく。 「あっ……ひ…っ」 間抜けな声が漏れる。 でも、ソレは開始の合図。 甘い甘い痛みで、脳が溶ける、『調教』と言う名の。 ご主人様との時間が始まったという、二人きりの合図。 fin