アトランティス敗北END~エキドナの種馬になったぐだ男~
Added 2019-12-21 14:56:23 +0000 UTC「そん、な……」 藤丸立香は呆然と目の前の青年を見つめた。 『惑星轟』 魔法にも等しいその絶対的な力は、彼に協力してくれているサーヴァントたちをことごとくなぎ倒した。 「さてこれで終わりだ立香。マスターがいる限りカルデアの継戦能力は維持される。そうならないように、君の命は確実にここで消しておくとしよう」 4つの異聞帯を踏破したことで慢心していたわけではない。 できうる限りの準備を整えてこのギリシャに乗り込んだ。 いや、それこそが慢心だったのかもしれない。 『できうる限りの準備』ごときで、クリプターの統括者であるキリシュタリアに対抗できると思ったこと、それ自体が。 そんな悔恨をしている間に、再度空に魔法陣が形成されていく。 どうやらあの隕石攻撃は連発できるらしい。 通信からゴルドルフ所長とムニエルの声が聞こえる。 終わりだ。 今度こそ。 数瞬後に自分は、巨大な力に押しつぶされて、それで、終わり― 『キリシュタリア』 今まさに杖を振り下ろそうとしていたクリプターのリーダーが、その動きを止める。 「なにかなオデュッセウス。できれば話は後に」 『そのマスターの処分は待ってもらいたい。奴にはまだ利用価値がある』 「利用価値? 君らしくもない。脅威は確実に排除するのがアトランティス防衛軍総司令官のやり方だと思っていたが」 『無論だ。だが脅威を無力化でき、かつ自軍にメリットがあるなら利用する価値はあると思わないか?』 「……」 数瞬の後、キリシュタリアは杖を下ろした。 天空に描かれた光りの陣も消失していく。 「わかった。では藤丸立香は捕らえるとしよう。君の船に連れて行く。それでいいかい?」 『ああ、承諾感謝する』 その通信の後、人類最後のマスターは敵船に連行された。 ~~~ (これからどうなるんだろう) 現在藤丸は『エキドナの体内』にいた。 捕らえられてすぐ、アトランティスの防衛兵によって敵将船に連れていかれ、そこでオデュッセウスと対面した。 もっとも対面と言っても彼は藤丸の姿を確認すると、即座にエキドナを乗せた船に移送するよう命令したので、顔を合わせた、というのが正しいかもしれない。 そしてカルデアの少年は、移送先で魔獣を産み出す生物兵器を目の当たりにする。 タコのような、それでいて異様に太く、弾力的なことが一目でわかる桃白い脚。 人間でいう腹部は妊婦のように膨れ上がり、目玉のようなものがついている。 その下の子宮にあたる部分は、粘液まみれの産出口だ。 あそこからケルベロスやラミアのような魔獣が産まれているのだろうか。 背中には羽のようなものが生え、しかしその先端はゴルゴーンのように蛇と化し、それぞれが意志を持つかのように舌を出し入れしている。 一応腕のようなものはついており、そして大きな女性的な胸が目をひく。 首は頭部からまるでローブをかぶったかのような太さで、顔に鼻と口はついている。 ただ目の位置と側頭部からは4本の角。 半端に人間の女性を模しているかのような上半身が、かえって彼女(?)の不気味さを際立たせていた。 防衛兵たちはエキドナの背面にまわった。 するとそこには大きな穴。 並の人間ならゆうゆう通れるほどの大きさだ。 内部は肉感的な桃紫の壁に囲まれた空間になっていた。 彼らは立香の拘束を解き、四肢を壁に押しつける。 すると肉壁が彼の手足を飲み込んでいき、肘と膝付近で止まった。 文字通り手も足も出ない、というやつだ。 立香が動けないことを確認した防衛兵たちは、そのまま足早に立ち去った。 すると入ってきた穴が蠢き閉じる。 肉空間に、藤丸立香は1人っきり。 礼装を起動しようにも、魔力を行使すればするだけ捕らえられた肉壁に吸収されてしまう。 いくら手足に力をこめようとも、吸着した肉塊は離れることを許さない。 ならば令呪をとも思ったが、それすら無力化されてしまっていっるようで発動できない。 結局自力での脱出は不可能と結論づけ、藤丸はならばと頭を巡らせ始める。 自分に利用価値があると、敵の総司令官、オデュッセウスは言った。 それに色々と脱出方法を試してみて、だいたい1時間くらいはたっている。 つまりすぐに殺されることはない。 ならなんとか外部と連絡を― 「……!」 そこまで考えていた少年は、息をのんだ。 時々艶めかしく蠢いていた肉床から、何かが生えてきた。 それは数刻前に見た、魔獣の増産生物兵器、エキドナを人間大にした姿をしている。 その距離約2メートル。 自分の考えが甘かったか。 この生物に自分は― そんな最悪の考えが頭をよぎる。 エキドナの背中から生えた蛇たちも、その予想に違わず人類最後のマスターをかみ砕きに (マシュ―) 来なかった。 「あ、あれ?」 代わりに口から得体のしれない液体を吐きかけてくる。 それは強靭なカルデア礼装を溶かし、しかし彼の肌には傷1つつけない。 「え? ええっ?」 狼狽する立香。 小型エキドナの意図が読めない。 一体何をするつもりなのか。 ただその答えは、すぐにわかることになった。 人間サイズになったとはいえ、2メートルはくだらない大きさの彼女(?)がゆっくりと近づいてくる。 逃げることなどできない藤丸はせめて目は離すまいと、魔獣の顔を見つめた。 そして互いの吐息がわかるほどの距離に来たエキドナは、かすかに微笑んだかと思うと、体をかがめる。 「何、を!?」 なんと魔獣の母は剥き出しになったマスターの男性器にしゃぶりついた。 紫のルージュをあしらったかのようなぼってりとした唇が、平均サイズのペニスをねっとりと包みこむ。 ちゅぼ、ちゅぼ、れろれろ、ちゅぽ、ちゅぽ、ちゅぱ、じゅるるるる~~~~っ もごもごと口を動かし、亀頭を唾液らしきものでぬるぬるにしてくる。 さらに蛇のように長い舌がカリ首に巻き付き、溝を洗うように蠢いた。 「う、ううっ、なんで、こんな……」 無意味とわかっていてもつぶやかずにはいられない。 しかし当然と言うべきか、エキドナは彼の弱々しい質問に答えてはくれなかった。 べろべろべろべろ、ちろちろちろ、ずりゅりゅりゅりゅ、ぐっぽぐっぽ 代わりに二股に分かれた舌先が亀頭の上で舞い蠢き、鈴口を執拗にほじって弾いてくる。 口腔内の獲物が限界に達したのを感じた取ったのだろうか。 エキドナは唇と頬を肉棒に密着させると、凄まじい吸引と首振りを見せる。 体中の水分を陰茎から抜き取られるのではないかと思うほどのバキュームピストンフェラ。 超小型のブラックホールに吸い込まれてしまったペニスは、抵抗の間もなく白旗を噴き上げた。 「はひっ、ひいっ❤ ~~~っ! あっあっあっだめだめだめ……っ!!!」 ドビュッ!ビュブッ!びゅるびゅるっ!! 異形の口を、立香の精子が埋め尽くす。 吐き出された白濁汁を、エキドナは喉を鳴らして飲み込んでいく。 最後にもう一度じっくりと肉柱を吸いしゃぶり、 ずるるるるるるる……、ぬろぬろぬろぬろん、ちゅ~~~~~~~~っ 「あ"あ”っ!!❤」 ぼぴゅっ❤ 残子も搾り抜いた魔獣の母は、ぐったりしている人理の修復者の顎を腕部で持ち上げた。 そして彼に見せつけるように、たっぷりと唾液を含んだ口を開く。 それは快楽とともに破滅をもたらす搾精器官だ。 直感でそれを感じ取った藤丸だが、今の彼には何もできない。 ただただ目の前の白い怪物に、自分のザーメンをごちそうすること以外には。 ーーー FGO、あんなエッチなクリーチャーだして少年たちの性癖を歪めるつもりなのかな? それにしても二部五章(前編)面白かったわ。 特にオリオンがやばいかっこいい。