「んがご、んぐあ…、ん~、むにゃむにゃ…、やったぞ、ついにマリオを…は!なんだ夢か…」 クッパ城の主が目を覚ました。 桃色のキノコ(?)が中央にはめ込まれた王冠をかぶり、鮮やで長い金髪の下からは二本の角が生えている。 とげ付きの首輪に腕輪、肩が剥き出しの大胆なドレス、背中には緑の、これまたとげ付きの甲羅を背負っていた。 勝気そうな釣り目に青い瞳、ギザ歯の口、たおやかで長い手足。 そして何より目を惹くのは、北半球が丸出しになっている馬鹿でかい爆乳である。 顔ほどもある巨大なそれは、どれほど強靭なクーパー靭帯を誇ればそうなるのか、重力に一切負けずに美しい輪郭を保っている。 「あふあ…、ん?なんだか胸が重いな。そのくせ体はえらく軽い。どうなっとるんだこれは」 首をかしげながら、彼女は部屋にある大きな鏡を見た。 「な…!?ぬぁあんだこれはああああ!!!???」 城中に響き渡る美しい声。 クッパ城の主、大魔王クッパは、自身の変わり果てた姿に呆然とする。 堅い皮膚で覆われた体躯はどこもかしこも柔らかそうな肌色に、鋭利だった爪も牙もなく、極め付けはほぼ人間、それも女性の体になっているということだ。 「ワガハイの、オレさまの体が、こんな、こんなに可愛くなってしまったあああああああ!!!!!」 二度目の咆哮。 「いやしかしワガハイ本当に可愛いな」 冷静になったらしい彼女(元彼)は、じっくりと自分の女体化した体を鏡で吟味する。 「ふーむ、どことなくピーチ姫に似ている…。む、この王冠はなんだ?」 頭に乗っかったそれに目をつけたクッパは、頭上の異物を手に取ろうとした。 しかし 「ん?んん?おお、とれん、この!このお!!」 「無理ですよ。それは絶対にとれません」 王冠を引っぺがそうと悪戦苦闘するクッパの前に、三人の美女が現れた。 「ワガハイの部屋に勝手に入るとは…ってピーチ姫ではないか」 最近さらう理由がてきとうになってきているピーチ城の主が、自ら自分の部屋まで来てくれた。 両隣にはデイジーとロゼッタ。 「なんだなんだ三人とも…、いや、違うか。誰だ貴様ら」 笑顔になりかけたクッパだったが、すぐに警戒態勢をとる。 それは彼女たちから発せられる気が、禍々しいものであったからだ。 「あら、さすが大魔王を自称するだけはありますわね」 角付きのカチューシャに水色のビキニ水着、同色の長手袋にストッキングをはいたロゼッタは妖艶に笑う。 「まあこの格好をしてる時点で気づかないわけないけど」 ロゼッタと色違いでオレンジ色の水着、長手袋、ストッキングを身に着けているデイジーも、挑発するように嗤う。 「そうですね。女体化…正確には『ピーチ化』ですけど、まあそこは今はいいでしょう。女体化しても取り乱さないあたり、肝はすわっていますね」 彼女たちと同系統かつ漆黒のコスチュームに身を包むピーチは、目の前の女性を値踏みした。 「ふふん、当たり前だ。ワガハイはクッパ様だからな。で、お前らはいったい何者だ。ピーチ姫たちの体を乗っ取っているのか?」 「粗暴そうに見えて観察眼もなかなか…。これは遊びがいがありそうです❤」 普段のピーチは絶対にしない、獲物を品定めするような視線。 絡みつくようなそれを全身で感じたクッパは、背筋と下腹部に怪しい電流が走るのを感じた。 (な、なんだ今の感覚は?) とまどう彼女(元彼)に、3つの影が襲い掛かった。 「この…っ!」 半舜遅れた自分の失態に苛立ちながら、ピーチ化した大魔王は正面から突っ込んでくるピーチに正拳を見舞う。 しかしそれはあっさりと受け止められた。 「な!?」 「おバカ、さん!❤」 そのままあっさりとベットに放り投げられ、いつの間にかそこに移動していたデイジーとロゼッタによって手足を拘束される。 「くっ、こんな、もの!」 ガチャガチャと鎖を鳴らすも、冷たい鉄の連環はびくともしない。 「うふふふふ❤、体の構造が変わっているんですもの、そんな状態で力が出せるわけがないでしょう?」 「ぬぬぬぬ…」 状況判断を誤ったクッパ。 しかしそれも仕方のない事だろう。 性別が雄だったころの彼女は、向かってくる敵とまずは戦った。 身体に染み付いた対処を変えることは難しい。 (とにかく今はこの体を把握しなければ。チャンスを待って…) 「ねえピーチ、ロゼッタ、早くしましょうよ。私もう待ちきれない❤」 「まだですわよデイジー。最初はピーチと決まったでしょう」 「そうだけど~…、あーもう!ピーチ、早くやっちゃって!!」 「はいはい、ロゼッタは我慢弱いんですから…❤」 ロゼッタをあやしながら、ピーチは自らの秘所をかろうじて覆っていた水着を取り払った。 「!!??」 クッパ姫は言葉を失う。 ピーチの股間からは、鮮やかな白桃色をした肉竿が屹立していたのだ。 「じゃあクッパの初めて、いただきま~す❤」 「そう、そこですわ。ああ❤、亀頭を、こねて、あ❤あ❤」 「なによこのデカ乳❤、はあ❤、ロゼッタより3カップは大きいんじゃないの?あ、乳圧すご❤」 「んん❤、割れ目に舌を、ほう!❤、あ、イク」 「お尻もだいぶほぐれてきましたね❤、ほらほら❤、おイきなさい❤」 「あは❤、締まりサイッコー❤、ここね、ここがいいのね❤、」 「じゃあ最後は全身に、おふう❤、ぶっ、かけ❤」 1週間にわたる凌辱がようやく終わった。 女の体になったクッパ姫を、ふたなり姫たちは思う存分弄んだ。 自分の好みのプレイを覚え込ませ、好き放題に射精する。 彼女が失神しようがお構いなしに膣を突きほぐし、女の快感を体に叩き込んだ。 中も外も精子まみれ、もともとの性別が雄とは思えないような嬌声をあげさせられたクッパ姫は、すっかり雌の顔をさらしていた。 蕩けきった顔を紅潮させ、精液だらけのベッドに横たわる。 嵐のような調教の途中から、拘束具はつけられていなかった。 3日目あたりからクッパ姫も自身の体の使い方を把握できていた。 それでも彼女が抵抗できなかったのは、3人に憑りついている何かが、彼女たちに何をするかわからなかったからだ。 「さてさてクッパ…いえクッパ姫さん」 ピンク色に染め上げられた脳内に、ピーチの声がかろうじて入ってくる。 「これからゲームを始めます。無事にクリアーできれば、この3人の体もお返ししましょう」 「ゲーム、だと…?」 汁まみれの体を起こし、クッパ姫は胡乱なまなざしをピーチに向けた。 「はい、ルールは簡単。私たちの待つピーチ城までいらしてください。たどり着ければあなたの勝ちです」 「なんだ、そんなことで、いいのか」 意識が朦朧としながらも、元大魔王は勝気に笑う。 「はい。簡単でしょう?ただし、この世界の雄たちはみーんなあなたの体を狙っていますよ❤ メスの快感にはまらないよう、気をつけてくださいね❤」 そう言い残し、彼女たちは去っていった。 「ふん、負けんぞ、ワガハイは、大魔王、クッパ様なの、だか、ら…」 虚空をにらみつけて宣言したクッパ姫は、体力の限界を迎えたのかそのままベッドに倒れ込だ。 精液のにおいでむせ返りそうだったが、それ以上に疲労が勝った。 (まったく、この世界はワガハイのものだ。よそ者に好きになどさせん。それにしても、ピーチ姫たちが大変な時に、マリオは何をやっておるのだ) 心の中で宿敵の不甲斐なさに不満を漏らしつつ、クッパ姫は眠りについた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ファンティアも始めてみましたので、1話をこちらで公開します。 「https://fantia.jp/posts/88445」 FANBOXの更新は各プラン最低月1回はキープします。