ナイチンゲール寝とらせ物語2
Added 2018-05-20 11:14:53 +0000 UTCカルデアのマスター、藤丸立香は悩んでいた。 それは今日の昼食後のことである。 「立香君、少しいいかい?」 限られた食材ながらも工夫された味付けの料理に彼が満足していると、複数の職員がこちらに歩いてきた。 そのなかでも最年長の中年職員が話しかけてきたのだ。 「はい、なんでしょう?」 7つの特異点を制覇し人類を救ったマスター、藤丸 立香は、朗らかに聞き返した。 「あまり、食事どころで言う話ではないんだがね…」 普段は気さくな彼にしては珍しく、渋い表情で言いよどむ。 「何でも言ってみてください。俺にできることなら協力させてもらいますよ!」 偉業を成し遂げた後でも、この青年は決して傲慢な態度をとらない。 むしろ今まで以上に支えてくれたスタッフたちに親身になってくれている。 だからこそ中年職員も相談しづらかった。 まさか性欲処理を彼の使役するサーヴァントに頼みたいなどとー 「…え、いや、えっと」 「まあそういう反応になるわな。むしろ軽蔑されないのが奇跡だ」 自分達の願望を洗いざらいぶちまけた職員たちは、妙にスッキリした顔で苦笑している。 2年近く外界との接触がほぼ絶たれた施設内で、性欲は溜まる一方。 自慰をしても、扇情的な格好をした魅力的すぎる女性サーヴァントたちを見てしまうとたまらなくなる。 最近は女性職員に手を出す妄想までしてしまい、任務に支障をきたしかねない。 かといって自分達の性欲処理を女性職員に頼むわけにもいかない。 中には理解のある職員もいるかもしれないが、軽蔑されてしまえば後の任務で連携がとれなくなる可能性もある。 故に 「最低と思うかもしれないが、我々の相手はある程度関係に距離のある女性、つまり君のサーヴァントが適任なんだ」 申し訳なさそうに中年職員が続けた。 「…」 立香は黙りこんでしまう。 彼らの言っていることは確かに倫理的には問題があるかもしれない。 しかし同時に同性として気持ちは痛いほどわかった。 彼自身も魅惑的な女性サーヴァントをオカズに自慰に耽ってしまったこともある。 (でもだからといって―) 自分を慕い力を貸してくれている英霊たちに性処理など頼んでいいのか。 彼女たちがカルデアに助力してくれているのは、人理崩壊という危機的状況と、藤丸立香という男が誠実に真摯に努力し続けたからではないのか。 立香は基本的に驕るタイプではないが、偉大な英霊たちに支えてもらえる努力だけは可能な限りしてきた自負はある。 それを裏切ってしまえば、彼女たちとの連携はとれなくなるだろう。 当然次に起こりうる事態にも対応できない。 何より彼は、自分が頼んだために彼女たちが無理に性処理を承諾することが嫌だった。 可能な限り英霊の信念を遵守する。 それが平凡な自分にできる数少ないことの1つなのだからー 「少し、考えさせてください…」 どうにかそれだけ職員たちに返し、立香はトレーを持って立ち上がった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ そして現在に至る。 何度考えても思考はまとまらない。 職員と英霊、どちらも自分にとってはかけがえのない存在だ。 このままではよくないこともわかっているが、この先に進んでいいのかがわからない。 おまけにこういうデリケートな問題を相談すべき存在も、今の立香には想い浮かばなかった。 (あーもう!どうしたらいいんだ…) マイルームで彼が頭を抱えていると 「失礼します。マスター、定期検診の時間です」 凛とした美しい声が立香の耳に響く。 フローレンス・ナイチンゲール 深紅の軍服をまとった最恐のバーサーカーが、インターホン越しに話しかけてきたのだ。 「婦長…、あ、もう定期検診の時間か!」 慌てて扉を開けると、 「珍しいですね。マスターが検診の時間を忘れるとは」 端正な鉄面皮に不思議そうな表情をわずかに浮かべ、クリミアの天使は入室する。 「ご、こめん。ちょっと考え事をしてて…」 「いえかまいません、それよりも早速…、おや」 「?」 立香は婦長の視線が自分の下半身に向いていることに気づいた。 食事をこぼしてそのままにしてしまっただろうか? そうだったら恥ずかしいなあ、などと考えた青年は、自分の股間がもっと恥ずかしいことになっていることを知る。 「これまた珍しい。マスターの男性器が勃起していますね」 「わわわわわ!!!こここここへらっくて、あのそのどの!」 性処理問題を考えているうちに興奮してしまったのだろうか。 彼の分身は堅く屹立し、ズボンの生地を押し上げていた。 「落ち着いてください。年頃の男性ならば特に騒ぐこともないでしょう。むしろ今までほとんど勃起していないことを不安に思っていたくらいです」 顔を赤らめる立香に対し、ナイチンゲールは落ち着いたものだ。 「しかしこう珍しいことが続くということは…、マスター、何か悩みごとがありますね?」 表情を変えずに、しかし声音に気遣いの色を含ませ、奉仕の化身は青年に問うた。 「っ、いや、…」 一瞬言葉につまる藤丸。 ごまかそうかとも考えたが、苛烈な天使にそれは難しい。 彼女の無機質な瞳は、患者のケガや病はもちろん、隠そうとしている不安や悩みといったものも見逃さないのだ。 そして立香とナイチンゲールは、ただのマスターとサーヴァントの間柄ではない。 鋼鉄の看護婦は召喚に応じて以来、常に自らのマスターの一番近くに寄り添ってきた。 それは彼女からしてみれば当たり前の行為である。 だが人理修復という過酷な道程を心身ともに支え続けてくれたサーヴァントに、青年マスターが信頼以上の想いを抱くようになるまでそう時間はかからなかった。 (婦長になら―) 立香は意を決して口を開く。 「実は昼食の時に…」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「なるほど、男性職員の性欲問題ですか」 手袋をはめた手を口にあて、ナイチンゲールは黙考する。 「なんとかしたいとは思うんだけど、女性サーヴァントのみんなに頼むのも…」 一通り話した立香は、難しい顔で言葉を切った。 それでも婦長に話して少し気持ちは楽になったと感じる。 やはり一人で抱え込むのは良くない。 青年がそんなことを考えていると、 「では私がその役目を引き受けましょう」 「…………………………………………………………へ?」 ナイチンゲールの言葉に思考がついていかない。 彼女は今何と言った? カルデアの男性職員の性処理を自分が行う? どうして、なぜ、待って、嫌だ、見てみたい、言うんじゃなかった、どうしよう 「マスター」 肩に手をおかれ、ようやく立香は我に返った。 「婦長、でもそれは!」 「カルデアで最も人体に精通している女性サーヴァントは私です。当然男性の性処理の知識も備えています。それに複数人を相手にするであればそれなりに体力も必要になるでしょう。これが最も合理的な選択だと思われますが」 「~~~~~っ!」 正論であった。 知識、体力を鑑みれば、ナイチンゲール以上にカルデアの男性職員たちの性処理に適役なサーヴァントはいないだろう。 でも 「俺は、嫌だ。大好きな人が、他の男とそういうことをするなんて、嫌だ!」 「マスター…」 ナイチンゲールは一瞬驚いたような表情になり、そして聖母のような微笑みを浮かべた。 激情をぶちまけ(ついでに好意まで吐露し)た立香は、その美しさに見蕩れてしまう。 「そうですか、マスターも、私を想ってくれていたのですね」 「わぷっ!?」 今まで聞いたことのないような優しい声音で自分の主に言葉を投げかけたクリミアの天使は、彼をその豊満な胸へと抱き寄せた。 「大丈夫です。私もあなたを想っています。たとえどうなろうとも、最後まで心はあなたのものであると誓いましょう」 婦長の柔らかな体に包まれ頭を撫でられた立香は、安心感で満たされる。 「うん、ありがとう婦長…」 心が穏やかになっていく。 そうだ、大丈夫だ。 自分とナイチンゲールの絆は、こんなに深いものなのだから。 だから、安心して― この夜立香は婦長によって天国のような筆おろしをされ、彼女が男性職員の性処理を行うことを了承する。 それがどこまでも堕ちていく背徳快感の入り口とも知らずに。 ----------------------------------------------------- すまねえ、雑な文章の上にエロがなくてすまねえ。 とりあえず申し訳程度の導入はすんだから、その3からはまた婦長のエロを書いていきます! その1ではナイチンゲールのパイズリやら手コキやらを書いてるんで、もし気になった方がいたら支援オナシャス! その3は婦長イキまくりの話にしたろうと思ってるんでお楽しみに!!