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『三度目は膝の上~家出~』【ケモヒーロー×ショタ×スパンキング】

家出といっても、友達が多いほうではないし。 逃げる先があるわけじゃない。 ヒーロー業でありながら、家出先になる信頼する相手もいない。 社交性にセレンは、耳をしょんもりと下げる。 些細な口論で、部屋を飛び出したまではいいが。 夜九時も過ぎて十●歳の身の上では、いけるところはほとんどない。 カラオケ、ファミレス、ネットカフェ、シビアな年齢確認が必要になった世間様が憎らしい。 とはいえ、学校では優等生で通っており、補導されて、学校に連絡となれば。 ソレはソレで面倒なわけで。 勢いだけで出てきたせいで、財布の中もあまりあるとはいえず。 大人しく、生意気をいった事を謝罪して。 許してもらうか、意地を突き通すか。頭を悩ませる。 立ち読みするフリをしながらコンビニで時間をつぶそうとしたが五分もせず、店員の痛い視線に根負けし。 欲しくもない飲料ペットボトル片手にレジへと向かう。 「ありがとうございましたぁ。」 心のこもらない、定型分の感謝で『出て行け』と笑顔で追い出される。 どうしよう。 あまりに子ども扱いして来る同居人に腹を立てて、クソジジイだとか薄月給だとか出来うる限りの罵倒を浴びせたが。 あと一言足せば、その場に組み伏される気配を感じ逃げてきたのだ。 バディとはいえ、補佐という肩書きとは違い実力でいえば。 プロとバイトの見習い。手も足も出ない。 彼を怒らせば、漏れなく指導がはいる。 この手のケンカや家出で勝てたためしはない。 口げんかですら慣れていないことも一因ではあると理解しているが。 体を鍛えるとか、わかりやすい方法でなく、感情的なケンカで語彙力を絶やさない、そんな訓練どこで行えばいいのか。 別に仕事が全く出来ないわけじゃない。 一応補佐っていうことになっているのなら、見守って、飯を食わせて衣食住確認。 くらいでいいのに、何かにつけて。叱ってくるのだ。 やれ、ヴィランを逃がしたから反省のための仕置きだとか。 やれ、目上の人間に対しての反抗的な態度に対しての指導だとか。 半分以上は過失に対する叱責より、気分で遊ばれている気がする。 しかも、最近では恥ずかしい話だが、誰かさんの高圧的な態度が原因でか、オネショを再発してしまい。 朝早くに起きて失敗しているのがバレると。その場で尻叩きか、一日オムツの刑だ。 「寝る前にトイレ忘れるような赤ちゃんはコレで十分だ。パンツなんて上等なもんはお預けだ。」 などと、ニヤニヤしながらひっぱたかれて腫れあがった尻にいやみ否ほどベビーパウダーを振って。 オムツで包んでから。二度三度尻をはたいて情けない格好を強調してきたりする。 あれ?ここまでされてるなら、本社に訴えれば少しはどうにかなるんじゃ? そんなことも考えたが。 訴えるとなると、自らの過失も薄情する羽目になる。 バディ自体は理不尽でむちゃくちゃな男だが、キッチリ報告書は出しており。 ソコに指導した旨は書かれていることは確かだ。 それを蒸し返したところで、自分の旗色は少しばかり悪い。 「クソッ」 悪態をつき近くの壁を蹴っていると。 ゲラゲラと下品に笑いあってたむろする頭の悪そうな連中が目にはいる。 そうだよ、優等生の僕じなくて、ああいう社会のゴミを指導しろよ。 自分だってヒーローの癖に。 ムカムカがこみ上げながら、ジトリと、ポイ捨て姿を睨んでいるのを。 ふと、振り返ったその下品なチンピラ集団に見つかってしまう。 しまった。 そう思った時には、時既に遅し。 路地裏へと案内される。 ヒーロースーツを、着ていれば。こんなヤツラ一発で痺れさせてやれる。 虚勢を張っても、今ここにいるのは、変身道具も持たずに、丸腰で家出した。いたいけな十●歳。 年のころは大して変らないとはいえ。 二歳、三歳で十センチ以上身長も違う相手にかなうわけがない。 「なぁ、さっき、こっち見てたよな?」 壁ドン状態で凄まれ。 「ヒャンッ」 思わず少女のような悲鳴が漏れる。 「べ、別に、そんなことっ」 ないですと言いたいのに上ずった声は上手く形を成さない。 殴られる。 そう思い目を瞑って、攻撃に備えた。 が、何秒たっても、こぶしは振ってこない。 「クソッ、しらけた!!」 「行くぞ!」 バタバタと慌てて散っていくチンピラ。 その理由が目の前に残っている。 同居人だ。 「あ・・・・・・」 「はいはい、セレンちゃん、おに-さんに言うことは?」 「………」 「ふぅん?だんまり。ヒーロー用の変身腕時計も忘れて、門限過ぎてから家飛び出して、チンピラに絡まれて、もうちょっとで殴られるとこだったのにだんまりねぇ?」 ニコニコと笑顔でチンピラに代わり壁へとにじりよる彼は、本気では凄んでいない、彼が本気で怒気をはらめば、正直膀胱のほうがガマンできずに、弱音の前に。 情けなく吐き出す体がそう、判断している。 けれど、怒られる要素は役満状態、言い訳はしてもしなくても、多分帰れば。 帰ったことを後悔するだけの説教と"お仕置き"が待っている。 逃げたいが、コレ以上逃げる気力も失せていて、ナニをどうやって切り出すべきか判らず口を、力なく開閉する。 「ったく、根性無いやつめ。帰るぞ。」 イヤだと駄々をこねる隙もなく。 視界がぐっと持ち上げられる。 いわゆる、お米様抱っこ………肩に担がれ。 目を白黒させながら。暴れようとするが。 少し身動ぎすると。腕から抜けて顔面から地面にキスしそうになる。 「っ」 「言っとくが、ココで暴れたり、面倒くせぇこと騒いだりしたら。もうすぐ仕事や、飲み帰りの人間でごったがえす駅前で。ケツひっぱたくぞ。」 「そ、そんなの、体罰で……許されるわけっ」 「教育的指導は体罰にカウントされないな。」 そんな暴論どこで通るのだと思うが。 彼のヒーロースーツやアイテムの中には認識操作というものがあり。 周囲の一般人への被害を減少させるものがある。 ソレを使えば、確かに、無いもののため黙認されるが。 こちら側から感じる見られるという事実の変更は効かない。 「卑怯だ。」 すでに声が震えることに対しても。 「悪がきがイキって家出なんかするからだアホ」 と一蹴される。 本当に、彼のこういうところが大嫌いだ。 今学期、夜中に口論で家を飛び出したのは、確か三度目だ。 一度目、二度目も相当痛い目に合わされたが。 多分三度目の今回は、一週間ほど座るのが辛くなる程度には覚悟が必要だ。 大人しくつれて帰られ。玄関先で肩に担がれたまま靴を乱暴に脱がされ、そのままリビングへと連れて行かれる。 寝室の場合は。バディなら許容される、性的な指導も含まれて。頭が真っ白になるまで置かされ、腹の中に一人孕んだくらいザーメンを注ぎ込まれたこともある。 ならば、リビングで、子供の仕置き程度ならマシというわけではない。 多分、彼に慣れる前なら、そう思ったかも知れないが。 彼の場合ヴィラン更正の調教術も一通り身に着けており。 少し注意する程度や、朝寝起きのオネショに対して軽めの尻叩き程度なら。 年の数程度はたくのにもソファに座りながら行うことはあるが。 道具を使ったり、掃除が必要になる程度に叱る時もリビングなのだ。 ざっと引く血の気の音を、はたから聞いていたかのように。 「自分が撒いた種だ。しっかり後悔するんだな。」 と凶悪な笑みを浮かべる。 本当にヒーローかよ。本日何度目かの悪態を胸の中でごちる。 「さて、まぁ最初っから、生でひっぱたいたらオマエこらえ性が無いから。小便漏らしてすぐ終わっちまうからなぁ。今日は服の上、二百からだ。」 「にひゃっ!?」 十でも、五十でも、百ですらない、二百というウォーミングアップではなく着衣であろうと十分本番レベルの数を上げられ、素っ頓狂な声が漏れる。 「そりゃぁ、ヒーロー活動外での夜間外出、上司に対する悪態、野外での喧嘩未遂。おぅおぅ、コレは一晩じゃすまねぇな?」 カカっと楽しそうに笑う彼だが、セレンからすれば全く笑えない。 「ち、ちがっ、喧嘩はしてない!!」 「あ-?路地裏でイチャイチャ逢引してただろうが。」 「イチャ!?ふ、ふざけないでください誰があんな低俗な……。」 「ま、事実はどうでもいいのよ。結局はな、そういう勘違いされる行動を取ったっていうことや、ヒーロー変身道具も忘れた間抜けがケガしかけたって事実のが重要だろうが。」 前髪をつかまれ、鼻先が密着する距離で凄まれ。 ちびりそうになりながらもなんとか堪える。 「っ」 道具を忘れたのは確かに迂闊だったと自覚があるからだ。 彼は理不尽だが、それなりにコチラが落ち度を、理解していることでしか叱らない。 セレンの言い訳はどんどん退路を絶たれていく。 前髪を乱暴に掴みあげた手を離し。大きく足を開いて投げるように座ると。右ひざへとセレンの細腰を固定し、足はばたつかないように片足だけ左足で拘束する。 両足を拘束することも体格差的には可能だが、ある程度自由にしたほうが。痛みから逃げようとする場所を責められると理解しての自由なので。 生きた心地はしない。 「まぁ、二百の間に反省したって判断したら。生尻では、そうだな五十で終わらせる。反省しなかったら、その時はお前が大嫌いな皮手袋と、パドルも追加だ。」 「いやだ!!僕は悪くない!!そもそもあなたが、ひどいことばかり言うから……。」 キャンキャンと固定されても、足掻くように暴れていると。 脅すように一発目の平手が振り下ろされる。 パンッ 乾いた音に、耳が一瞬立ち上がり。ピンッと痛みを全身にいきわたったのを感じたあと、わかりやすくへたりと脱力する。 「っ」 お仕置き慣れしたとはいえ、痛いものは痛い。 「クソジジィだとか、薄月給だとか、なんか好き放題言ってたなぁ?なんだっけか?」 感情任せに言った悪口を覚えてないセレンを責めるように。 パンパンパンパン 薄手のズボン越しに、しなる分厚い平手に跳ねる尻をリズミカルに叩いていく。 「っキュウン。キャンッ。キャゥン。」 情けないと判っていても。 あまりの痛みに鼻が鳴り、か細い悲鳴が漏れる。 最初の十数発は、抵抗を一切許さないという風な連打が尻の中央に下ろされ。 段々と痛いことになれると。今度は左右交互尻が逃げる方向を予測したように満遍なく打たれていく。 百に到達する頃には悲鳴もかすれ、段々と膝が笑い。震えた掌で。縋るように嫌いだといっていた彼の足にしがみつきながら。 少し間をおかれるたびに、イヤイヤをするように首を左右に振り。 おねだりをする。 もちろん、ココで許してくれる程度に優しければ多分。もっと言うことを聞いたと思うが。 ココで意地の割るが彼という男だ。 「なんだって?右だけのほうが叩かれたい?」 「っ」 既に熱くなって、よくわからない尻に強めの痛みと連続する衝撃が片側だけに加えられ。 ソレが十も過ぎると、耐えられないほどの痛みへと変る。足をどれだけばたつかせても。ホールドされた片足は、一切上がらず。 その反応に、飽きたというように、反対の尻たぶを平手が襲う。 確かにもらすことは無く、二百打が終わるまで尻を踊らされたが。 衣服の上からでも、パンパンに腫れてるであろうことや。外気に晒されれば痛い尻に、次の仕上げに対する恐怖で体がすくむ。 「も、もぉやめてくださっ、はんせいしましたからぁ。」 搾り出すような声で、泣きながら訴えると。 心底呆れた顔をして。 「バーカ、おせぇよ。二百のうちにつっただろうが。」 "反省"を自ら口にしたのが、今初めてだったことに気づいたが。 そんなこと、混乱してる頭で考えろというほうが無茶だと。 理不尽なほど厳しい仕置きと、今、痛い、ツライという感情が爆発する。 「やだ、ヤダヤダヤダヤダ!!はんせいしたから、もうイヤです。お尻ぶたないで。痛いのムリですからぁ。」 わんわん号泣いて駄々をこねる。 ったく、そんなにイヤなら最初っから手間かけさせんじゃねぇ、よっ!!」 強引に剥かれたズボンから、あらわになったパンツ越しの尻をTバックになるように割れ目までジリジリと痛いしりへと食い込ませると。 強く四発だけ平手を打ち下ろした。 ほぼ生尻に打ち下ろされた、パドルと思うほど分厚い掌に。 声の無い悲鳴を上げるが。 その四発をたたき終わると。 「今日は小便ちびらなかったな。」 と悪戯っぽい声と、自分の尻同様、熱をもった手のひらが頬を撫でる。 「うぇ?」 間抜けな声を上げながら。泣きじゃくり、呆然として、フローリングの冷たさで尻を冷やすようにへたりこむ姿を携帯におさめると。 「床にすわんな。きたねぇ。」 そういって抱えあげる。 また叩かれるのかと怯え抵抗するが、ソファ横の飲料用冷蔵庫から、おしぼりを出して腫れた尻へと当てる。 「っ!!?」 変な声をあげそうになった様子を笑いながら 「ま、多少生意気でも、見捨てたりはしねーから安心しろ。」 そういって頭を後ろから撫でられる。 トラウマクラスの尻叩きは、想像よりは優しくおわったのは、彼の気まぐれなのか。 兄的存在として、彼なりに本気で心配してくれてたのかは判断できないが。 大嫌いから、尻の痛みがましになるまで、付き合い冷やしてくれる。彼が。 ほんの少し嫌いじゃなくなる。 そういうところがチョロくてアホなんだ。 いじめてる本人が言いそうなので、絶対に口には出さないが。 しばらくは、尻叩きが再開されるかと強張らせ、膝に腹ばいにさせられている姿のまま。 気がつけば眠りに落ちていくのだった。 ベッドへと移された朝。散々叱られ、耐え切った膀胱は、睡魔には勝てず、たまったおしっこを全部吐き出してくれたおかげで。 別の意味で冷えたが、まだ痛む尻を追加で年の数叩かれたのは。別の話。

『三度目は膝の上~家出~』【ケモヒーロー×ショタ×スパンキング】

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