そろそろ世間の家庭では夕飯の時間だ。
帰宅が遅れることで家族に心配させたり疑念を持たれたりするといけない。
とりあえず碧琉ちゃんは一旦家に帰らせることにするとして……。
僕はとっさに翌日の予定に頭を巡らせた。
明日は土曜日、バイトのシフトはいつもより早い午後3時からだ。
午前中はできればいつもより長く寝ていたい。
となると碧琉ちゃんから話を聞くのは午前11時頃からお昼過ぎくらいまでが適当だろうか。
「今日はもう帰っていいよ」
僕は碧琉ちゃんに服を手渡して身につけるように指示した。
「なんでこんなことをしたのかは明日ゆっくり聞かせてもらう。そうしたら動画は消して大家さんにも黙っていてあげる。いいね?」
碧琉ちゃんはコクっとうなずいた。
「よし、じゃあ明日の午前11時にもう一度ここに来るんだ」
碧琉ちゃんは再びコクッとうなずく。
そうだ、一応念を押しておこう。
「今日のことは誰にも言っちゃ駄目だよ。そんなことしたらどうなるか、わかってるよね」
「……」
「よし、それじゃまた明日11時、必ず来るんだよ」
碧琉ちゃんを送り出してから急いでバイトに向かった。
電話で聞いたとおり今日はあまり忙しくない様子で、遅れたことを特に咎められるようなこともなく平穏に終業まで過ごすことができた。
────!?
翌朝電話のベルに叩き起こされた。
時計を見ると8時30分だ。
なんだか淫らな夢を見ていたような気がしたけど、霧がスーッと晴れるように頭の中から消え去ってしまってどんな夢だったかわからなくなってしまった。
少々不機嫌な声で電話に出るとバイト先のチーフからだった。
最近不調だった業務用の冷蔵庫がついに壊れてしまい、代わりの冷蔵庫を急遽搬入することになったとのことだった。
なんでもちょうど社長の知り合いに店を畳んだばかりの人がいて、使わなくなった冷蔵庫を安く譲ってもらえることになったらしい。
自前で搬出と運搬、設置をするのでバイト全員に呼び出しがかかったというわけだ。
幸い運搬距離はさほど遠くなく、全部で2時間程度で終わるという話だった。
昨日遅刻した負い目もあるし、そういうことならばと急いで出かけることにした。
念のためドアの表には『少し遅くなるかもしれないので部屋の中で待っていて』とメモ用紙に書いて貼っておくことにした。
女の子を部屋の前に待たせていてはどんな目で見られるかわからない。
こうしておけば用事が長引くことになっても安心だろう。
バイト総出の人海戦術のたまものか冷蔵庫の搬出は覚悟していたよりもすんなりといったのだが、搬入の方は渋滞にトラックがつかまって時間がかかってしまい、結局作業が終了した時点で11時を過ぎてしまっていた。
冷蔵庫の中にあったもので使えなくなった分を補充するのに時間がかかるため、今日予定していたバイトはなしということになった。
バイト代は通常通り出るということだったのでひとまずは安心して急いでアパートに戻った。
扉に貼ったメモは剥がされており、ドアの鍵も開いていた。
碧琉ちゃんが中で待っているはずだ。
靴を素早く脱ぎ捨てて部屋の扉を開くとそこには────。
「あ、お兄ちゃんだ!」
ベッドの上にいた六奈ちゃんがいつもの明るい声で出迎えた。
……??
いったいこれはどうしたことだ。
そのベッドの上には目を疑う光景が広がっていた。
六奈ちゃんのほかにこちらを見てぺこりと会釈した灯華ちゃん、そしてこちらを睨みつけている瑠莉がいる。
なぜか皆全裸だ。
そして同じく全裸の碧琉ちゃんを皆で押さえつけている。
碧琉ちゃんは大きく足を広げた格好にさせられていて、その股間からはアナル用の細いバイブレーターが突き出していた。
碧琉ちゃんの性器はすっかり充血した様子で、その周囲はいつものように異常な量の愛液でべとべとに濡れていた。
そこから突き出たアナルバイブが、ウィーンと微かな音を発しながらゆっくりとうねるように動いている。
「兄貴、これはどういうことか説明して!」
碧琉ちゃんの両腕を押さえつけたままで瑠莉が詰問してくる。
しかしどういうことなのか説明して欲しいのはこっちのほうだ。
「え、ええと、お前たち……なんでここに?」
毎週日曜日が三人の相手をする日と決まっているのだが、今日は土曜日だ。
「みんなで買い物ついでにちょっと寄ってみただけ。そしたら鍵が開いてるからおかしいと思って部屋を覗いたら!」
瑠莉が大げさに驚いた顔をする。
「いいんちょーがベッドでお股をいじってたんだよ」
六奈ちゃんがにこにこした顔で言葉を継いだ。
「な、なるほど……だからといって皆んなで押さえつけてるのはどういうわけなんだ?」
「えーとねえ、エッチを手伝ってるの」
六奈ちゃんの答えはいまいち要領を得ない。
「そうしたらおちんちん入れてみたいって言うからまず細いのから試してみようって、でも怖いって暴れるからこうして押さえてたの」
瑠莉が引き取って事情を説明するがやはりよくわからない。
「ま、まあとにかくこれは抜こう」
僕はベッドに乗り、バイブを掴んでぬるりと引き抜いた。
「ひああん!」
碧琉ちゃんがむっちりとしたお尻をビクビクッと震わせた。
わずかに開いた膣口がゆっくりと閉じ、どろりとした粘性の高い液体がバイブの先端まで糸を引いた。
あまりに卑猥なその光景に思わずゴクリと喉を鳴らしてしまう。
「そもそもこれはお尻に使うものであってなあ……」
動揺のためかどうでもいいことを口にしてしまう。
「じゃあ初心者? に向いたちょうどいいの出してよ。いつも私たちに使うようなのじゃなくてさ」
瑠莉が意地悪そうな目で笑う。
「たくさん持ってるじゃん、変態兄貴」
初心者向きというのがどういうものかは知らないが、以前買ったアダルトグッズの中には比較的小さめで刺激的な突起物のないものもあったはずだ。
「よ、よし、じゃあちょっと待ってろ」
とは言ったものの手に持ったアナルバイブをどうしようか。
そうだ、アナルバイブなんだからアナルに挿れておけばいいのだ。
目の前にある小さなお尻の穴に押し当てた。
ぬるっ、ぬるっ。
たいした抵抗もなく体内にアナルバイブが飲み込まれていく。
天然の潤滑剤がたっぷり付着しているのだから当然だ。
「ああっ、いや……」
碧琉ちゃんが嫌がるように体を揺らそうとするが、三人に手足を押さえられてほとんど身動きができない。
「ちょっと、兄貴何してんの」
「い、いや、これ持ったままじゃ困るからとりあえずここに……」
「ウソつけこの変態!」
ま、まあ否定はできない。
僕はこの可憐なお尻の穴につい何かを挿入したくなるようなド変態なのだ。
「あうっ、お尻の中で……動いてる……うっ!!」
中ほどまで入れたアナルバイブがくねくねと碧琉ちゃんの腸をかき回すようにうごめいている。
碧琉ちゃんが初めて知る感覚に身悶えしようとするが、やはり体は動かすことができない。
手を離すとバイブの持ち手部分のほうがくねるように動き始めた。
「ああ……いやあ……」
まるで尻尾を揺らす子猫みたいだ。
「いいんちょー、どう? 気持ちいい?」
六奈ちゃんが碧琉ちゃんに呼びかけるが、壁ねちゃんはイヤイヤをするように顔を左右に振るばかりだ。
ゆっくりとアナルバイブを出し入れさせる。
「あっ、あっ、そんなの……だ、だめえ……」
くちゅ、くちゅ、と卑猥な音が聞こえてきた。
溢れ出てきた愛液がお尻に垂れ落ち、更にバイブを濡らしているのだ。
バイブの球状の物体がアナルを通過するたびに開いてはすぼまる様子がたまらない。
「うわあ、いいんちょー、すごーい」
六奈ちゃんが感嘆の声をあげる。
ふと見ると灯華ちゃんも真剣な眼差しで食い入るようにバイブの出入りする様子を見つめている。
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お待たせしてしまって申し訳ありません。
今回は1シーンが長くなってしまったので分割します。
この続きは近日中にアップいたしますのでもう少しお待ち下さい。