☆これは、ミケ空がXの裏アカウントでリクエストあって語っていた文章の書き方のコツになります。我流になりますが、皆様のお役に立てれば幸いです!
毎月3話分ずつ公開していきます。
この小説で何を伝えたいのか?これをしっかり決めることが大切。決めれず、伝えたいをあれこれ詰め込むと「結局何が言いたいん?」と読み手はなりがち。ミケは小説を書く初めに箇条書きで目的を書くようにしています。
<例>
・「慧の言っていることが実はずれていることを印象付ける」⇒Curse Breaker!寺田智との戦闘。
・真面目で頑張っている立花が地下格闘技場で堕ちながら自らのヒーローを確立、復活する。 ⇒ Hero's Mask
まずは「このお話で何を伝えるのか」という目的をしっかり決めることで文章が簡潔になり、伝わりやすくなると思います。正反対に「あれこれ詰め込む形」もありますが、それはまた、長編作品を作るうえでのコツかな、と思っています(特に推理物)。今回はこれまで!読んでいただき、ありがとうございました!
前回は目的を決める話。そしたら、次はプロット作り。プロットとは簡単に言えば、物語の計画書です。作らない人もいるけれど、慣れないうちほど箇条書きでプロットを作ることをお勧めします。作り方は、目的から何が必要かを逆算するように作ります。
例【目的:立花と慧が試合中に恋に落ちる】
・立花と慧が恋に落ちるきっかけは…(お互いに好きと言わせてキスさせたい)
・体の重なり合いがきっかけで、そうするためには…
・二人の試合が必要で、勝つのは立花で…
・試合をする理由が必要。そうしたら、理由はFNからの強制で…
・でも、翔の横やりが入りそうだから…
こんな感じに、目的のために必要な要素は…と逆算して作ります。
ここで一番大事なことを。プロットを作るときに大事なのは「飽きたらやめる」とのこと。頑張りすぎると本編書くときに結構飽きます!あとで手直ししてもいいんです。気楽に楽しみましょう!ということで今週はおしまい!また来週!
文章をいざ書こう!となった時に、「どの視点で書くお話か」を気にする必要があります。多分二通り。
・一人称視点:主人公目線でお話を進める。
・三人称視点:読者側の視点でお話を進める。
この二つのどちらかに固める必要があるかな、と思っています。
☆一人称の例。
「テメエ…ふざけてんじゃねえぞ…!」
辰也はオレの胸ぐらをつかみ上げる!…辰也の息が肌にかかり、怒り狂った形相が俺の目いっぱいに映る。…怖い!俺の体が震えだす!
☆一人称視点の文章は、読者に主人公と同じ体験をさせることができます。非日常、非現実の体験。
☆三人称の例
「テメエ…ふざけてんじゃねえぞ…!」
辰也が直樹の胸ぐらをつかみ上げた!…辰也の息が直樹肌にかかり、怒り狂った形相が目いっぱいに映ると、その体が震えだす!…直樹は今まさに、辰也の恐怖に飲まれようとしていた。
☆三人称視点の文章は、追体験の代わりに状況が伝えやすいです。
一人称であればあるほど、主人公目線で物語が進んでいくので「主人公と共に」感が出てきます。代わりに、主人公の目の振れない部分については描写が難しいです。逆に、三人称視点ではどんな場面も書きやすいですが、場面が散らかりやすくなったり、主人公の気持ちが伝わりにくくなるかなと思います。
ミケは試合やエロシーンといった「追体験のドキドキ」と感じる場面は一人称、「物語の流れ」と感じさせる場合は基本三人称と使い分けています。皆さんも是非使い分けて試してみてくださいね!次回は、文章の節目の話をしていこうと思います。それでは、今回もありがとうございました!ちゃお!
扉絵:イチロゥタさん
イラスト:イチロゥタさん、yukibouさん、Thalysさん