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ミケ空
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【葵VS涼介】面倒くさい先輩へ

 レディィィィスッ!エェェンドッ!ジェントルメェェェェェェンッ!

(…はあ。なんで僕がこんなFNだなんて野蛮なところに来なくちゃいけないんだ…)

 天堂葵。彼はため息を心の中で一つついた。地下格闘技場オーナーからの面倒な依頼。渋々承諾しながら上がったリング。…そして、

「みーんなー!今日はよろしくねー!」

 葵はリングに上がると得意のアイドルスマイル!グローブを上げながらポーズを決め、高々と声を張り上げると、周りは圧倒的な熱気に包まれた!

 うおおおおおおおっ!?なんだこいつ!かわええええええええっ!

 葵ちゃーん!こっち向いて―!

 ひゅー!いいぞいいぞー!

(…ふん。ちょろい)

 葵は心の中でニヤリと笑みを浮かべながら、周囲へ目線を配りアピールを繰り返す。…観客たちをちょろい、と言い捨てながらも、葵は自分にスポットライトが当たるこの瞬間が嫌いでなかった。…が、その時!

「なーっはっはっはー!」

「ッ!」

「お前が今日の俺の相手だなッ!とうっ!」

 どこからともなく響く笑い声。そしてそれと共にリングに舞う一つの影———

 シュタッ!

「俺、参上…!決まった…!」

 赤いグローブを身に着け、リングへと文字通り舞い降りた涼介はキリッとポーズを取ると。

 ………

 ………

「……ん、おいどーした!?現役モデルのカッコイイ登場だっぜ!後輩アイドルなんかに負けねーで!もっともっと盛り上がってこーぜ!いえーい!」

「…こ…こ…こ…!」

「お?」

「こんの…妨害野郎がーッ!」

 バキィィィィッ!

「ぐへあああああっ!?」 

 …スポットライトを浴び、気分を上げている最高の瞬間。それを邪魔された葵は涼介に試合前だというのにストレートを浴びせた!

「な、何すんだテメエ!」

「うっさい!僕がせっかく声援を浴びてるの邪魔しやがって…!」

「お、お!?」

「レフェリー、早く!一刻も早くこいつをぶっ飛ばす!」

 葵はそう催促すると———

 カーンッ!

 すぐさま、ゴングが鳴らされ戦いの火ぶたが切って落とされる!

「あんたみたいな無神経が…一番嫌いだっ!」

 シュッ!

「うおっ!?ちょ、ま、まーてよ!待てって!」

「っさい!」

 葵は開幕からフルスピード!ジャブの連打で涼介を追い詰めるも———

「なめんな…つってんだろッ!シィッ!」

 バシィィィッ!

「ッ!」

 涼介は打ち返すようにストレートを一閃!葵はとっさにグローブでそれを防ぎ———

(こいつ…速い…!?)

 涼介の意外なまでのパンチのスピードに驚いた———その時!

「へっへ!今度はこっちの番だぜ…受けてみなあッ!」

 バスバスバスゥゥッ!バシィィィッ!




 涼介は自慢のスピードを最大限に活かし、ラッシュ!

「くっ…!速い…!」

 葵は涼介のパンチに押され、防戦一方!やがて———

「おりゃあっ!」

 パシィィッ!

「うぐっ!?」

 涼介のジャブが葵の顔面にヒット!葵は少しだけ、その意識をふらりとさせると———

「隙ありぃッ!」

 タンッ!ドスゥゥゥゥゥゥッ!

「ッ!?」

 涼介のボディーアッパー!赤いグローブが葵の腹へと深々と突き刺さると———

「へっへー!どうよー?…先輩、舐めんなよ?」

「う…ぐ…!」

 葵はその一撃に顔をしかめ、ぐらり、とその体が崩れかけた———その時!

 葵ぃぃぃぃぃぃぃっ!

「ッ!」

 負けんな、葵ぃぃぃぃぃッ!

 そんな変な野郎、ぶっ潰しちまえー!

(…み…んな…!)

 葵の耳に、いや、心にエールが届く。そう、望んでいるのは、葵の勝利!

(僕は…僕は…!)

「…あ?」

「お前みたいな…変な奴にっ!負けられるッ…かあぁぁぁぁぁっ!」

 バッシィィィィィィィィッ!

「うごええええええ!?」

 葵は倒れ行く体を無理やりに踏ん張りながら、伸びるようなアッパー!その拳は綺麗に涼介の顎を捉え、マウスピースが飛び出すと———

「このっ!ふざけんな!喰らえッ!」

 バスゥゥゥッ!バシィッ!バキィィィッ!

 葵は伸び切った涼介にラッシュ!

「うおっ!?ぐっ…がはっ!?」

 一発一発、力を込めて涼介を殴りつけ———

「シィッ!」

 バキィィィィッ!

「うぶあっ!?」

 渾身のストレート!葵のパンチは涼介の顔面を殴りつけ、ふらつかせ———その背にロープを背負わせると!

「皆ッ!」

 っわあああぁぁぁぁぁぁッ!

「これが…僕の一撃…!行くよッ!」

 ———葵は盛り上がる観客の歓声と共に、その拳を一閃!

「喰ら…ッ!えええぇぇぇぇぇぇぇッ!」

 バッキィィィィィィィィィッ!




「がはああああああっ!?」

 観客たちと一体となった、葵のフックが涼介の顎を綺麗に捉えると!

「ぐはあっ!」

 ドタァァァァァァンッ!

 涼介は前からリングマットへと沈み———

「う…ぐ……ぅ…」

 そのまま力尽き、コテン、と動かなくなった。

「はあっ!はあっ!はあっ!…手こずらせやがって…!」

「う…うう…!」

 葵は呻く涼介のトランクスに容赦なく手をかけた。そして———

「…覚悟しなよ、この妨害野郎…!」

 葵はそんな涼介の眼前にぼろん、と自らのモノを晒しだすと。…にいっと、静かに笑みを浮かべるのであった。




 パンッ!パンッ!パンッ!

「うあっ!?あ…あううっ!」

「はは!いい声で喘ぐじゃん!」

 ———FN名物、リングの上でのわからせショー。葵の拳に敗れた涼介は真正面から、葵に貫かれると喘ぎ声を漏らす。

 パンッ!パンッ!パンッ!

「う…ううっ…あうっ!?」

「へー?ここがいいの…そらよっ!」

 ずちゅうううううっ!

「うあっ!?あ…!」

「ははははっ!なっさけねえ!後輩に負けて犯されて、悔しくないのかよ!はははははっ!」

 ———葵の嘲笑が響く。それに合わせ、観客たちも大きな歓声を葵へと浴びせる。もはや、会場に涼介に味方をするものはごくわずか。圧倒的アウェイな状況で涼介は———

「オラオラ、もっと泣けっての、先輩ッ!」

 パンッ!パンッ!ずちゅうっ!

「ひっ!?あぐっ…あ…あああああっ!」

「顔隠すんじゃねーよ!」

 ダンッ!と葵に両手を押さえつけられる。…涼介は、その顔———葵に犯され、涙目になりながら真っ赤に染まり、艶やかな吐息を漏らすその姿を葵に見られ、ふっと目を反らすと———

「へへ、感じちゃってさあ?先輩の威厳、形無しじゃーん。ざっこw…オラァッ!」

 ずちゅっ!ずちゅっ!ぬぷっ!

「ひ…ぐっ…あんっ…!」

 涼介はうっすらと、涙を浮かべる。それと同時、涼介のモノもむくむくと大きく、硬くなっていき———

「へっへっへー!後輩にヤられて感じるとか!先輩、ほんっとだっせーな!」

 ずちゅっ!ずちゅっ!ぬちゃっ!

「う…ぅ…!」

「へへっ!んじゃ…無様にイっちまいなよ!観客たちに…情けなくイくところ、見せちまいな!」

 葵はそう言いながら、腰を大きく引き———

「ふっ!」

 パチィィィィィィンッ!

 ひときわ大きくスイング!涼介の最奥を貫いた———その瞬間!

「あ…あ…!ああああああああああっ!」

 どびゅるっ!びゅるっ!どびゅるううううううううっ!

 涼介は、ついに葵のモノに屈服するかのように熱い、熱い白濁液をまき散らし———

「ぐ…んっ!?こいつ…急に絞まり…あ…あ…!?イ…くっ…!」

 どぷんっ!どぷどぷっ!どぷぷぷぷぷ…!」

「ひっ…!?」

 葵もまた、涼介にイかされその中に熱い白濁液を注ぎ込むと———

「う…く……」

「あーあ。…すっかり雌の顔になっちゃったね?せんぱぁい?」

 涼介は、それを感じ、葵のムカつくほどなどや顔をその目に映しながら———

「ぅぅ…」

 ゆっくり、ゆっくりと。その意識を闇の中へと落としていくのであった…。

「あーあ。トラウマになっちゃったかな?もう二度とリングに上がれないかもねえ。ふふ、僕が相手だったことを不幸に思うんだね、せんぱぁい?」





「…あ…」

「おっと、起きたかい?」




 医務室。涼介は目を覚ますとそこにはドクターの冴羽先生。そして、

「涼介さん!…大丈夫…ですか?」

「け…い…」

 そこには、後輩の慧が心配そうな顔をして涼介を見つめていた。

「さて、涼介君。試合の傷はさほど大きくはない。明日、調子が良ければそのまま帰宅しても構わないよ。けど…心の傷に関してはゆっくりと、癒すように。慧君達ともよく話すんだよ」

 冴羽先生はそう言うと、そっと退室。そして、

「…涼介さん…」

「…慧」

「大丈夫…でしたか?きっと…辛かったですよね…後輩に…あそこまで馬鹿にされて…悔しかった…ですよね…」

 涙目になりながらそう話す慧の髪の毛を———涼介はそっと、撫でた。

「大丈夫」

「……」

「心配すんなって。…すぐによくなるからさ。ほら、遅くなる。…もう帰りな、慧」

「…わかり…ました」

「…ああ」

「涼介さん!…俺、涼介さんのこと、尊敬してますから!だから…!」

 そう話す慧を、涼介はにっと笑顔で見つめた。そして、

「また…連絡くださいね!じゃあ…!」

 去っていく慧。その背を見つめた涼介は———

「…うおおおおおおおおっ!」

 一人、病室で唸るような声を上げる!

「やっべええええええ!葵ってやつ、アイドルボクサーだろ!?マジやべえ!しかも!あいつに俺…!くあーーー!MOSOが!MOSOがぁぁぁぁぁぁっ!」

 …歓喜の声を上げた涼介は、痛む体を無理やりに起こすとすぐさまスマホを起動!

「えっと!最初、俺が派手に登場すると相次ブチ切れて来ただろ!?それから、試合は…!」

 涼介は今日の試合を事細かく思い出すかのように、メモ帳に一気に書き込んでいく!———表は品行方正、だが!裏では素行不良!そんな言葉づかいのアイドルが!ボクシングッ!そして、自分とまさかの試合ッ!

「うおおおおおおおおっ!ネタのッ!ネタの宝石箱やぁぁぁぁぁッ!なーっはっはっはっはっはー!」

 …涼介は鼻息荒く、今日の興奮を書き記していた。


 そう。負けるだなんて一時のこと。それよりももっと大切なことがある。


(人生、楽しまなきゃ損だっつの!FNに来たことも!もっともっと!楽しんだるからなー!)

 涼介は今日も、試合の勝ち負けなんて小さなことよりも大切なもののために一生懸命、その体を動かすと。

「うっし!次はもっともっと!いいネタ集めてやるぜってなー!やっるぜー!」

 …布団に潜り込み、満足そうに、眠りにつくのであった…。


【完】



☆イラスト:Thalysさん

☆伊東涼介はThalysさんのキャラクターです。うちの世界にお邪魔していただいています!ご許可、ありがとうございます!

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Comments

ありがとうございますー!涼君、雌落ち似合いますよね(*‘ω‘ *)慧との話も早く同人誌出来るよう頑張ります!

ミケ空

投稿お疲れ様でした~(*´▽`*) 葵クンに言葉責めされてメス堕ちする涼クン、やっぱ最高ですわん😆😂🥰

Thalys


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