【キャラ紹介、予告】
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その日。
「さあ、避けて見なあ!」
バスゥッ!バスゥッ!バスゥゥゥゥッ!
「うおがあああああああっ!?」
FN、第3リングでは、異様な盛り上がりを見せていた。そこでは『獅子』の二つ名を持つもとイケメン俳優である獅童勇斗が、天祥市にある不良グループ「チーム・ブラックブラッド」のヘッド、小川信二を一方的に押す展開が続いていた。勇斗は俳優業傍らボクシングを始め、その才能を見込まれたもの。かたや信二は練習嫌い、喧嘩はするがボクシングはいまいち。そんな二人の実力は察しの通りで———
「———獅子の牙、受けてみやがれ…!」
勇斗のフィニッシュブロー、「ライオンハート」のデンプシーから続くボディーアッパー、それが信二の腹へと綺麗に喰い込むと———
「ご…はっ…!?」
信二はごぽっとマウスピースを吐き出し、それがコロコロとリングマットの上を転がっていく。そして、
「う…ぐぅ…!」
ドタァァァァァァァァァッ!
…信二は、大した有効打の一発も与えられないままリングマットに伸びてしまうと———勇斗はそんな信二をにかっとした爽やかな笑みを浮かべながら、文字通りに見下ろした。
「テメエが誰だかは知らねえが———ま、俺と当たったのが運の尽きだったな。どうせ、俳優でボクシングの演技しかしてねえから楽勝、とでも思ったんだろ?わりーが、俺は演技だけじゃなくて強いんだよ。次はハイエナらしく、獅子の喰い残した餌でも狙うんだな」
「ぐ…ッ!て…めえ…!」
「んじゃま、決まりだからな———大人しくしてもらうぜ?もっとも、動けないだろうがなあ?」
勇斗はそう言うと、信二のトランクスへと手をかけ———そのアナルに自分のチ〇ポ を突き立てた。そして、
ずっりゅうううううううううっ!
「…ぐ…が…がああああああああああっ!」
「おお、絞まる…っちゃあ絞まる、か。俺様としてはもっと可愛いやつを抱きてえんだがなあ?」
勇斗はそう言うと、もはや作業、と言わん感じに信二を抱いた。パンパンと肉と肉がぶつかり、勇斗のデカいチ〇ポ が信二の中を容赦なく突き破る。…信二は声を上げ、殴られた痛みと犯される痛み、そして、心の痛みと様々な痛みと共に屈辱を味いながら、ぐっと、拳を握る。———この出来事が信二の心に火をつけた。
「ぐっ!があっ!?う……ぐうぅぅぅ…っ!覚えて…やがれ…えええぇぇぇぇぇぇぇっ!」
「はっ!テメエなんざ鼻から知らねーよ、ハイエナ野郎。———獅子に犯されたことでも誇りにするんだな」
ハイエナ野郎。そう呼ばれた信二は拳を握りながら。…必死に、勇斗のチ〇ポ に犯される快楽をごまかすかのように、叫び声を上げるのだった…。
(獅童…勇斗…ッ!今日のことは…!絶対に忘れねえ…!絶対に…!絶対に、だ…!)
それから、1週間が過ぎた。
「ふっ…ぐっ…!」
人気の全く少ないトレーニングルーム。小川信二はそこで一人、バーベルを上げていた。…そんな時だった。
「お、信二、見つけたぜえ?へへっ!何やってんだよ」
「ひひひっ!筋トレ、か?…脳筋キャラは圭太で充分なんだがな」
「…ふっ……!うっせえ…よ…!」
現れたのは、信二と同じ不良チーム『ブラックブラッド』。その筋肉担当の「吉崎圭太」と頭脳担当の「今田晃樹」だった。
「んだよ、信二。真面目にトレーニングしやがってへへっ!」
「俺達ブラックブラッドらしくない…なあんてな?ひひっ!」
「るせえ…!な…ふっ!邪魔すんなら帰れ…っつの…!
2人のリーダーである信二は2人に一瞥もせず、ただひたすらバーベルを上げ続ける。確かに、圭太と晃樹の言う通り。こんな努力をする、だなんてのは不良の自分にはまるで似つかわしくないことだった。嫌な奴がいれば闇討ちでもしてさっさと潰して、3人で廻して金でもカツアゲしたほうが楽だし金にもなるし性欲も処理出来てよっぽど手っ取り早い。それがチームブラックブラッド、弱冠3名ながらも不良集団である本当の姿であるはずだ。そうであるはず、はずなのだが———
「ふっ…!ぐっ…!」
信二はそれでも、バーベルを上げ続ける。…あの日、あの時。ハイエナと揶揄されたあの時。小川信二のプライドは獅童勇斗に大きく傷つけていた。
「ま、そんだけ、あの獅子野郎が気に喰わねえってことだろ?わかるぜ?…へへっ!」
圭太はそう言うと、汗まみれになりながらバーベルを下げる信二に手を添え———
「ひひっ!困ったときはお互い様———なんてな?」
晃樹はカチャカチャと、いつも持っているノートPCを起動させると…あの日の試合の動画を再生する。
「…圭太…晃樹…」
「オラ、休んでねーでとっとと筋肉鍛えろっての。それ終わったらオレがスパーリング付き合ってやる———言っとくけど、負けたら晃樹と容赦なく廻してヤっからな?へへっ」
「ひひっ…圭太。これ、獅童勇斗の行動パターン…」
「…あー?何だこの動き?オレ、こんなの真似できねえぞ?」
「ひひっ…やってやれよ、ダチの為、だろ?」
「あー…なら、ちょっと良く見せろ…ってか!晃樹、テメエがやればいいじゃねえか!」
「ひひひっ…俺は頭脳労働…圭太は筋肉担当。その無駄な筋肉、ダチのためにイかせっての、ばーか」
「んだと、この野郎!」
圭太と晃樹、2人のやり取りを見ながら。
「…わりぃ」
信二はそうつぶやきながら、そっとバーベルを降ろした。
———小川信二。北村一輝に憧れFNに在籍。ランクは低いものの、そこそこの試合をこなし、時にはその二つ名の通り、大物相手への『下剋上』を成し遂げた男。———そんな自分が入ってきたばかりの成り上がりのあの獅子野郎にボコられ、犯され、「ハイエナ」と馬鹿にされる。…許されるか?許されるのか?
「…許される分けが…ねえよなあ!だからこそ、圭太!スパーリング付き合え!———次こそ、あの獅子野郎をぶっ潰してやる!」
信二はグッと拳を握りしめると、改めて再戦を決意。…圭太、晃樹とブラブラ団の3人で練習を重ねるのだった…。
それから、幾日が立った。
「よ、ハイエナ。この獅子たる俺様にリベンジマッチたあ、良い度胸だな?」
「はっ!うっせえよ―――男には負けられねえときがあんだよ、ダボが!」
小川信二はFNの第3リング、その上———あの日、あの時と同じ場所で、獅童勇斗へのリベンジマッチに挑んでいた。
「へえ?どことも知らねーハイエナ風情が…勢いだけで獅子の牙をかいくぐられる、と思ってんじゃねえだろうなあ?」
勇斗の自信満面の笑みに、信二はちっと舌打ちをする。———以前の試合。信二は勇斗に一発も当てられずにボコられた。正直、勇斗の腕前は確かだ。元俳優のボクサー役、ということ見かけ倒しだろうと言った思い込みの油断もあった。———獅童勇斗。こいつは間違いなくボクサーとしての実力があり、その腕前は確か、だ。…だが!
(あいつはオレのことを知らねえ———オレが下剋上の二つ名を持つ『小川信二』だっつーことを、な。見てろよ、くくくく…!)
信二はニヤリ、と笑みを浮かべる。———その不敵な笑みに恐怖や恐れ、といったものは微塵も感じられなかった。
(今に見てやがれ。この勝負———テメエの勝ち筋、だなんてものは存在しねえってことを嫌というほど、叩き込んでやるぜ、獅子野郎!)
カーンッ!
幾度と聞いたゴングが鳴り、グローブタッチをすると———試合が始まる。
「テメエとは2回目だからな、ハイエナ野郎…今日はとっとと終わらさせてもらうぜ!」
勇斗その言葉と共にダンッ!と力強くステップを踏んだ。———正直、こんな雑魚に再戦を挑まれるとは、勇斗としては思っても見なかった。
(前回、結構派手ににボコってパコってやったのに、懲りねーのな)
勇斗としては、別に信二のことなんてどうでもよかった。ボクシングも強くねえ、犯しもしたが別に名器って程でもねえ。ただの雑魚その1であり、さっさと終わらせて次のステップへと進みたい———そう思いながら、信二へと肉薄すると———
「シッ!」
バスゥッ!
距離を確かめるように、信二のグローブへとジャブを当てると———ぐっと、その体を屈めた!そして!
「さあ———30秒でケリをつけてやる…避けて見なあッ!」
勇斗は頭を∞の文字のように振りながら拳を握り込むと『ライオンハート』!デンプシーロールでいきなり信二を仕留めにかかった!そして!
「うおおおおおおおおおおっ!」
獅子の雄叫びと共に勇斗の突き上げるような左フックが信二へと肉薄する!———だが、その瞬間だった!
「うお、あぶね!」
信二はバックステップをタンッと踏むと———
「んなの、当たったら死ぬっつの!」
信二はこともあろうに、ファイティングポーズをとらず、背を向けるとドタドタと、勇斗と対角線上の端まで逃げるように駆け出した!
「ちっ、逃げんじゃねえ!」
勇斗はそんな信二の無様な姿に舌打ちをすると、体を屈めたまま信二へと突進し———
「大人しく———散っとけ、ハイエナ野郎ッ!」
コーナーまで追い詰められた信二に向かい、再度、デンプシーの突き上げるようなフックを放った———が、その瞬間!
「…っらあああああああああ!」
逃げ回っていた信二が吼え———
「ッ?!」
勇斗は、その変貌に一瞬だけ息を飲む。———その瞬間!
バッシィィィィィィィッ!
「ッ!」
勇斗はとっさに右腕を上げ———放たれていた信二の左フックをブロックし、
「…ちっ!」
…思いのほか、ビリビリとしびれる腕を感じると思わずバックステップを踏み距離を開けた!…信二は、その様子ににっと笑みを浮かべると———
ダンッ!
先ほどまで逃げ回っていたのと打って変わり、信二は勇斗へと大きく踏み込む!そして!
「うおらあああああっ!」
ブゥゥンッ!
「ちっ!」
信二の大振りの一撃を、勇斗はギリギリで避けるも———
「オラ、ボディーが…ッ!」
ダンッ!
「ッ!しまっ…!」
「がら空きだぜぇぇぇぇぇぇぇッ!」
「ご…はっ…!?」
勇斗が避けること———それすらも予測したかのように信二の踏み込んだボディーアッパーが、勇斗の鍛えられた腹に深々と突き刺さった!
「…ちぃっ!」
勇斗は直ぐにバックステップを踏み、距離を開け仕切りなおそうとするも。
「オラオラ!逃がさねーぜ!ぎゃははははははは!」
信二の不敵な笑みを浮かべながら突進をし、拳を握りしめると———
「オラァァァァッ!」
バキィィィィィィィィッ!
「———ぐはっ…?!」
信二のパンチが勇斗のガードをかいくぐるかのようにその顔面を殴り飛ばす。———ハイエナ野郎からの手痛い反撃を喰らった勇斗は、まさか、という思いを抱きながら。
「オラオラオラァッ!」
バスゥッ!バキィッ!ドムゥッ!
「ぐっ!?ご…はっ!?」
信二の猛攻、いや、ハイエナの牙にその体を蹂躙されるのだった…。
それから。信二の攻撃の手は休むことを知らず。
「オラオラ、どうしたあ!獅子野郎ッ!」
バスッ!バスッ!ボスゥゥッ!
「ぐっ!」
「ぎゃはははは!大したことねえじゃねえか!———もう30秒過ぎたぜえ?ええ?!」
ドムゥゥゥゥゥッ!
「ごはっ…!」
信二は、ハイエナの牙で勇斗という名の獅子を蹂躙していた。勇斗である獅子は、必死にガードを上げ、そのパンチを避けようとするも———
「っらぁっ!」
ドムゥゥゥッ!
「ぐ…お…っ!?」
「おっと、次はこっちかあ!?」
バキィィィィィッ!
「がはっ!?」
信二はその一つ、二つ先を行くかのようにガードの合間を潜り抜け、ステップの先を読むかのようにパンチを放ち、その度に勇斗の体に痣がつく。何度も殴られた顔は腫れ、突き上げられた腹筋はビクビクと震えだし。
「ッらぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
ドスゥゥゥゥゥゥッ!
「ぐうっ!?」
勇斗は信二の攻撃を裁くことができず、その強打を何度も何度も鍛え上げた体に打ち込まれた。
「ちっ…テメエ…!はあ…はあ…っ!」
その息は大きく上がり、額には冷や汗すら浮くこの状況。
(———動きを完璧に読まれてやがる…!こんな雑魚に、この俺が…!)
勇斗はギリっと歯を噛みしめた。———信二がここまでに至ったのは、一重に圭太と晃樹、2人のおかげである。晃樹の動画による分析、圭太がそれを模倣した信二とのスパーリング。そして、信二自身のトレーニングによる筋力アップ。———似合いもしないブラブラ団の努力の結晶が、勇斗をここまで追い詰めていた。…格下からのリベンジに対し、圧倒的なふり、という状況。勇斗は焦りを必死で隠そうとするも。
「っらぁぁぁぁっ!」
バスゥゥゥゥゥゥッ!
「ぐっ…!」
(腕が…ッ!)
信二の強打———以前とは比べ物にならないほどの威力のパンチに、その焦りを次第に隠せなくなっていく。そして!
「―――っらあっ!」
ドッムゥゥゥゥゥゥゥゥッ!
「ぐうううぅぅぅぅぅっ!」
信二の何度目かのボディーブローが勇斗の腹へとめり込んだその時!
「へ、いい声出すようになったじゃねえか、『ネーコちゃん』?オレのネコになる覚悟でもできたかあ?ぎゃははははッ!」
「ッ!テメェっ!」
信二の言葉に勇斗は思わず、怒りに任せて打ちおろすような右フックを放つも———
「おせぇっ!」
バッシィィィィィィィィィッ!
「が…はっ…?!」
それよりも早く、信二のアッパーが勇斗の顎をすくい上げ———
「そのパンチも―――見えてるってなあ!」
バッキィィィィィィィィィィィッ!
お返し、と言わんばかりに打ちおろすような右ストレートを勇斗の顔面に打ち当てる。
「ぐはぁっ!?」
勇斗はその強打に思わずたたらを踏み、後ろへバランスを崩すと———
「さあ!テメエばかりフィニッシュブロー見せやがって!今度は…オレの番だっつの!」
信二の拳がぎゅっと握りこまれる!そして!
「受けやがれ!オレの!黒血(こっけつ!)!ッラァァァァァァァァァッ!」
「———っがああああああああっ!?」
勇斗の腹に信二の拳が一閃!そのど真ん中をぶち抜くと———!
「まだまだぁ…!うおおおおおおおおおおっ!」
みりみりぃっ…!みりぃっ!
「がああああああああああっ!?」
信二はさらに!叩き込んだボディーブローを振り抜くように突き上げる!———勇斗の鍛え上げた腹筋が音を立てて悲鳴を上げる!そして、それと同時、勇斗の腹の底からじんじんと痛みがこみ上げてきた、その瞬間!
「ふんッ!」
「がはあっ!?」
信二が黒血の一撃を振り抜いた!それと同時、勇斗の口からマウスピースが外れ、体は信二の拳に吹き飛ばされるように宙を舞い———
ドタァァァァァァァァァッ!
「がは…あ…ぁ…!」
大きな音を立て、勇斗はついに大の字にリングに沈むと。…そのまま、ぴくりと動くことができなかった。———格下であるはずの、ハイエナと揶揄した信二の拳に打ち倒され。大の字になるようなノックアウト。
「ば…かな…」
勇斗は、起きている現実を受け入れることができず———
ことんっ!ころころころ…
自分の頭の付近に落ちてきたマウスピースを見つめるのであった…。
『Down!』
「ぎゃはははははは!獅子も大したことねえなあ!あぁ!?」
「———ッ!」
———信二の下品な笑い声が辺りへと響くのを聞きながら、勇斗は一瞬だけ、自分の意識が折れかかっていたことを自覚した。
「くそっ…!」
1,2とカウントが進む中———勇斗は歯を食いしばりながら膝を立てた。
あり得ない。あり得ない!あっていいはずがない!———獅子の誇りを持つ俺が、こんなハイエナ野郎に蹂躙される…そんなことがあっていいはずがない!
「オラ、さっさと立ってこいよ、ネコちゃんがよー!それとも…もうチ〇ポがほしいってか?!ぎゃははははは!」
必死に立ち上がろうとする勇斗に向かい、信二はトランクスの前側だけを降ろし、ボロンとチ〇ポを出すとそれをブンブンを振り回すして馬鹿にする。
「て…めえ…!」
―――獅子として、許されない挑発だった。獅子は喰らう者であって、喰らわれる者ではない!ましてや、そんなハイエナのチ〇ポを欲しがる、だなんてこと!腐ってもあり得ねえ!
「ふざけてんじゃ…ねえぞ、あぁッ?!」
勇斗は目をギラっと輝かせると。…ふらふらとしながら立ち上がる。―――信二の猛攻にその額からは血が垂れ流れ、顔も腹もボコボコ。
「お、まだやんのか、あぁ?———ネコちゃんはネコちゃんらしく、ケツ差し出したら許してやってもいいんだぜえ?ぎゃははははは!」
一方の信二はまるで無傷で、へらへらとしながらそのチ〇ポをしまうと。…下衆な笑みを浮かべながらファイティングポーズ。
「テメエ…だけは…!絶対に…ボコる…!獅子が…!ハイエナに負けていい訳…!ねえんだよッ!」
勇斗はファイティングポーズを取りギッと睨みつけるも。
「ぎゃはははは!テメエに出来るわけ―――ねえだろ!」
Box!、というレフェリーの合図と共に信二は駆け出し———
「ッらぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
その拳を大きく振り被り、勇斗のガードの隙間を狙うかのように右ストレートを放った、その時!
「へっ…!獅子を…甘く見んじゃ…ねえぜッ!」
勇斗の目がカッと開き、その瞬間!
「シィッ!」
勇斗の拳が動き———信二の顔面へ吸い込まれるように放たれた!…カウンター!信二の威力のある、だが、大振りであるパンチを逆手に取った戦法!
ゴシャァァァァァァッ!
「うぶっ!」
「ぐっ!?」
互いのパンチが、相打ちするかのように顔面にめり込む———だが、その瞬間!
「ッらぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
信二はそのパンチをもろともせず、さらに右ストレートを放つと———!
バッキィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!
「———がっ…!?」
勇斗の顔面にさらにもう一撃、信二のパンチがめり込み———勇斗の体が揺れた。
「へっ———根性で負けるほど…ハイエナは甘かねえんだよッ!」
瞬間、信二はさらに追撃とばかりに拳を握り込むと———!
「オラァッ!」
ドムゥゥゥゥゥッ!
「ご…はっ…!?」
勇斗の腹へとボディーを叩き込み、その体を前のめりにさせると———
ガシィッ!
信二は自ら、勇斗にクリンチをすると———首相撲の耐性を取った!そして!
「オラァッ!オラァッ!…オラァァァァァァァァッ!」
ドムゥッ!ドスゥゥッ!ドッゴオオオオォォォォッ!
「うぐっ!ぐっ!があああああっ!?」
「ぎゃははははは!オラオラ、もっとだもっと!ハイエナ舐めんじゃねーぞ!」
信二は首相撲のまま、勇斗が逃げられないようにホールドするとその腹を滅多打ちにする。———もちろん、こんなのは反則であるが———
「ぎゃはははは!卑怯な手を使ってこそのオレ!そして!ハイエナなんだよッ!オラオラオラァッ!ぎゃははははははは!」
信二のその言葉に、レフェリーは手を出さなかった。———ここはFN。ボクシングであってボクシングでないこの試合。一番大切なのは盛り上がっているこの雰囲気であり、何より、ここで反則と試合を止めたとしても、結末は変わらない———
ドムゥッ!ドスッ!ドスゥッ!ドスゥゥッ!
「ぐうっ!がああああっ!うごあああああああああっ!」
勇斗の腹に信二の赤いグローブがめり込む。腹筋を殴られ、貫かれ、打ち付けられる度に息が止まり、腹は次第に痛み、壊れ———奥底から何かが込み上げてくる。
熱い。痛い。苦しい。…でも。
———そんなボディーブローの勇斗の悲鳴はさらに大きくなっていく。そして!
ドボオォォォォォォッ!
「ご…!?…ぁ…」
信二のボディーブローに、勇斗の腹が、体が限界を迎え———勇斗がその腕をだらっと落とし、信二にもたれかかるようになったその瞬間!
「これで!テメエも―――!下剋上してやんよッ!ハイエナの一撃———受けてみやがれやあああああぁぁッ!」
ぐおっ!
信二は勇斗をクリンチから外すと同時、その体をプッシング———大きく腕で押し出した。信二の首相撲からのボディー連打による腹責めで、既にボロボロになった勇斗は為すすべなく、フラフラとしながらその足をもたつかせ———
トンッ!
その背中にコーナーがついた、その瞬間!
「うおらああああああああああぁぁァァァァァッ!」
串刺しにするかのような、信二のボディーブローが勇斗の腹をコーナーにくし刺しにするかのように叩きつけられた!そして!
「へっ…敵じゃねえッ!」
信二は不敵な笑みを浮かべると。
ぐりぃっ…!ぐりぃ…!
その腹へ、まるで実力差を分からせるかのようにぐりぐりと突き刺したままのボディーブローをねじ込むと。
「ぐ…が…ぁ…!く……そ…ぉ……ごはっ!」
勇斗はその口から、血まじりの何かを吐き出した。そして、その目が閉じたその時。———ずるずると、全身の力が抜けていく。そして。
「Down!」
やがて。勇斗はコーナーという名の墓標にもたれかかるように座り込むと。
「1!2!…」
レフェリーの合図が響く中、勇斗はがくっとうなだれ。…そのまま、ピクリとも動かなくなった。そして、
「10!KnockOut!」
カンカンカンカーンッ!
「いよっしゃあああああああああああああッ!獅子を喰らってやったぜえええええええええッ!ぎゃはははははははは!敵じゃねえ!」
信二は獅子への下剋上を果たしたことに大きくガッツポーズをすると。———全く無傷なその体を見せつけるようにしながら、下品な笑い声を上げるのだった。
「オラ、起きろや」
ガシッ!
「……!」
信二の蹴りが勇斗の腹を踏みつけ、勇斗がその目を覚ますと。
ウオオオオオオオオオオオオオッ!
観客達が大きな声で歓声を上げる。———気づけば、勇斗の体はグローブとシューズ以外、全てはぎ取られており。
「はっ!獅子とか偉そうに抜かしても、大したことなかったなあ!ぎゃははははははは!」
目の前では、勇斗の腹を踏みつけながら、少し他よりは小さめなチ〇ポをビンビンに勃起させ、鼻息を荒くしている信二のチ〇ポ。
「へっ!ハイエナに負けた気分はどうだよ、獅子野郎」
「…ぐっ…」
勇斗は、その光景に目を背ける。———あれだけ格下で、目にもかけていなかった小川信二。ハイエナと揶揄し、前回はひたすらにボコり犯し尽くした小川信二!…その格下にいいところ一つもなく、ただ、嬲られ負けた、という結果を勇斗は受け入れられなかった。…だが!
「おら、手間かけさせんじゃねーっての!」
信二はボコられて動けない勇斗の顔付近まで腰を下ろし、その口元付近に自分のチ〇ポを持っていくと———
ぐぽぉっ!
「———んぐっ!?」
信二は、目を背けた勇斗、その口に自身のチ〇ポをねじ込むように突っ込んだ!
「ネコちゃんは大人しく、ハイエナ様のチ〇ポでもしゃぶってろよな、ぎゃははははは!」
ぐじゅっ!じゅるっ!じゅぼおっ!
「ん…ぐっ!ぐほっ!げほっ!?」
信二は勇斗に屈辱を与えるかのように、その腰を動かした。
(…く…そ…!くそ…!くそ、くそ、くそ!獅子の…俺…が…!こんな…!ハイエナ…野郎の…チ〇ポを…だなん…て…!)
…勇斗の口に苦い味が広がる。ふざけるな、と拳を握ろうにも、信二にボコられた体は少しでも動かそうとする度に激痛が走り、その腹はズキズキと疼きだす。歯を立ててやろう、と思うも、それ以上に信二のチ〇ポは勇斗の口の中をこすり、荒らし。
「んぐっ!ぐ…はっ!?げ…ほっ!げほっ!」
まるで、喉元を塞ぐかのように暴れる信二のチ〇ポの前に、勇斗は息を吸おうとすることだけしかできず。
じゅぼっ!ちゅぼっ!じゅるるるるっ!
必死に息を吸おうとするその度に、勇斗の口と舌は信二のチ〇ポを濡らし、絞めつけ。
「ぎゃっはははははは!ネコちゃんはおしゃぶりも上手ですねーってかあ!?ぎゃははははは!いい様だぜえええ!」
「———ッ!」
勇斗はただただ。…信二にいいようにその口での奉仕をすることしかできない状況に信二をキッと睨みつける。
―――こんな…こんな下品なハイエナ野郎に…!負ける…だなんて…!
「ぐっ…んんっ…!ぐ…はっ…!」
じゅぽっ!じゅぶぶっ…ちゅうっ…!
濡れた嫌らしい音を立てながら、必死に酸素を求めて息を吸おうとしながら。…勇斗は未だ折れていない獅子のプライドで信二をにらみ付けた。…が。
「―――あ?なんだよその目は」
信二はその目にギラッとにらみ返し。
「テメエには———もう少し躾が必要だよなあ、ネコちゃんよお?」
信二が勇斗の口からちゅぽんっ!と。チ〇ポを引き抜き———その両足をホールドするように、信二が勇斗の足へと跨り———マウントポジションを取ったその瞬間!
ドッボオオオォォォッ!
「があっ!?」
勇斗の腹に信二の拳がめり込んだ!
ドボッ!ドボッ!ドッボオオオォォォッ!
「がっ!?ぐあっ!?がはああああああああっ!」
「ぎゃははははは!オラオラ、言うこと聞かねえネコちゃんにはお仕置きっつってなあ!ぎゃははははは!」
勇斗の既に壊れた腹筋———そこを重点的に狙うように信二は何度も何度も拳をめり込ませる。その度に勇斗の口からは唾液が、血が跳ね上がり。
ドッボオオオォォォォォォッ!
「ぐがああああああああああああっ!」
たまらず大きな声を上げ、勇斗の体が震えていくその度に。———勇斗の心の中で、何かが折れていく。そして、それと同時。
ドムゥゥゥゥゥゥゥッ!
「ご…はっ…!?」
———ピタッ
「———へぇ」
信二の顔がにいっと歪み———その表情に勇斗の体がビクッと震える。信二はそれ———信二の股に何かが突きあがるように当たっていることに気づくと。
ドッボオオオオォォォォォォォォォッ!
「ッ!がああああああああああああっ!」
「よぉーし、躾は終わりだ。逆らうとどうなるか———わかったかよ、ネコちゃん?ぎゃはははははは!」
「…ぁ…ぐ……!」
「よぉーし、そんじゃ本番だ。獅子もすっかり『ネコちゃん』になっちまったようだしなあ、ぎゃははははは!」
信二はそう言うとマウントポジションを解き、勇斗の両足を開くと———
ボロンッ!
———そこには。全身を殴られ、口の中を犯され。苦痛を与えられているはずなのにもかかわらず、ビンビンに勃起した勇斗のチ〇ポが元気よく飛び出す。…信二は両足を上げたまま、シコシコとそれをいじった。
「マジいい様だな、あんた———獅子とか偉そうに名乗っちまってる分際で格下のハイエナにボコられてよお?挙句の果てにはしゃぶってボコられてマラビンビンとか?マジ情けねえな!ぎゃはははは!」
「…ぅ……ぐ……っ!」
———勇斗は信二を睨みつける。だが、その目は先ほどとは違い、目力はなく。…すっかりと、文字通りに「躾られて」しまったようで———
「く……そ……」
力のない声で、そうつぶやくものの。———勇斗の反骨心の8割は信二の躾でそがれてしまっていたようだった。
「さあて———ネコちゃんのここはどうだあ?」
信二は、そんな勇斗のケツにチ〇ポを当て。…にいっと、ハイエナが弱った獲物を狩り尽くす瞬間のような笑みを浮かべた。そして、
「んじゃ———ハイエナが美味しく頂いてやっからよ?精々派手に…喘ぐんだな、オラァッ!」
「がああああああああああああああああああっ!?」
信二が腰を大きく動かしたその時!———引き裂かれるような痛みに勇斗の悲鳴が上がり。
ビクッ…ビクビクッ…!
勇斗は、体とケツをきゅうきゅうと震わせると。
「く……ぅぅぅ……ッ!」
痛みに歯を食いしばりながら、必死に目力の無い目で信二を睨みつけた!
「はっ!そんな目しても———怖かねーんだよ、ネコちゃんがよおッ!」
バチンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
「ぐがあああああああああああああああああっ!」
信二は腰を大きく動かした。勇斗の体を気づかうことなんかまるで考えない、自分自身の快楽と優越感、その悦楽の為に、まるでオナホのように腰を突きつけ、叩きつけ。前立腺をチ〇ポで殴りつけるかのように信二は勇斗のケツを何度も何度も叩きつけた。そして、
「あ…ぐ…ッ!?が…ああああっ!?」
勇斗もまた、信二にケツを喰われながら、悲鳴を上げ———その度に、前立腺の奥底が何か響くような感触にびくびくと体を震わせる。そして、それと同時に勇斗のチ〇ポもムクムクと震え、硬くなり———とろ、りと先走りの液を垂れ流す。
「オラオラ、どうしたネコちゃん?———ハイエナのチ〇ポによがってんじゃねーぜ?」
「く…ぅ…」
パチンッ!
「うあっ!?…だ……れ……が…」
だが、勇斗のそのプライドは。…まだ完全には折り切れていないようで。…目力の弱い、どこか助けを懇願するかのような目で信二を睨みつけながらも。
「…こん…な…粗チン……で……がふっ!?イか…される…か……あうっ!…よ…ごはぁっ!?」
———必死に、悪態をついて見せた。…だが。
ズンッ!
「は…うっ!?」
信二の一突き。その度に勇斗は声を上げると。―――信二はにいっと笑みを浮かべる。
「テメエ———まだ躾足りねえようだなあ?」
ズンンンンッ!
「あ…ぅっ!?」
「あんだけボコってやったのにまだ足りねーとか?…ほんっと、強情な奴。だが———」
ズンンンンンンッ!
「ぐ……ぅ…ぁ…ッ!」
「それならその方が———潰しがいがあるってなあッ!」
信二はそう言うと、腰を大きく引き———
「うおらぁッ!」
ズンンンンンンンンンンンンンッ!
「ぐ…が…!?あああああああああああああっ!」
勇斗の前立腺の最奥を大きく突き———勇斗の体がビクン、と。まるで電気のように跳ね上がったのを確認したその時!
「———見ぃつけた。ここがいいってかあ、ネコちゃん?」
ズンッ!ズンッ!ズンンンンンンンッ!
信二は勇斗の最も感じるところ———前立腺にある前立腺を見つけると、そこを執拗にチ〇ポでねらい打ちをした!
「うあっ!あうっ!あ、あああああああああああっ!?」
勇斗は悲鳴を上げる。
―――馬鹿な、ありえない―――こんな…こんなクズ野郎に…俺が…!
勇斗は必死に、最後まで残ったわずかなプライドが折り切れないようにと歯を食いしばる。だが———
「ぎゃはははは!体は正直ってなあ!」
ズンッ!ズンッ!ズンッ!
「うあっ!あぐっ!がああああああっ!」
信二のチ〇ポは的確に勇斗の前立腺を貫き、殴り———勇斗は声を抑えることすらできなくなる。そして、それと同時。…犯され、貫かれて痛いはずの勇斗の体は。
(…い…てえ…?いや…あ…つい……つか…きもち…い…い…?)
次第に。信二のチ〇ポに魅了されるがごとく熱く火照り———突かれるたびに前立腺からにじみ出るように気持ちよくなっていく。そして、
ズンッ!ズンッ!パチンッ!ぐちゅっ!
「はっ!すっかり出来上がっちまったなあ、ネコちゃんよお!」
「…ぅ……ぁ……あうっ!?」
「オラァァァァァァッ!」
ずんんんんんんんんんんっ!
「あぐああああっ!?」
信二のチ〇ポが一閃、勇斗の奥底を貫くと———勇斗はガクリ、と力が抜ける。それと同時、勇斗の先からはあふれんばかりの先走りの液が垂れ流れ———
「あ…ぁ…」
それが、決め手だった。前立腺の連打ですっかりと落とされてしまった勇斗は返事もできず、虚ろな目をすると。
「―――お望み通り、俺の粗チ〇ってやつでイかせてやるらぁッ!っらあああああああッ!」
バチィィィィィィィンッ!
信二の一突きが勇斗の最奥を貫き、
ぐりぃっ!ぐりぃっ!
そこにねじ込むように、信二がチ〇ポを押し付けたその瞬間!
「ッ!あ…あ…!あああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」
勇斗はついに。信二の粗チンに負け———そのザーメンを噴水のごとく巻き上げ。
ぴちゃっ!ぺとぺとっ!
そのザーメンの雨を自分と祐との腹筋、胸———そして、顔へと降り注がせた。そして、
「へっ、オレの勝ち、だな。———テメエは獅子野郎なんかじゃねえ、ネコで充分だ…っぜっ!オラぁぁぁぁぁッ!」
ズンンンンンンンッ!
信二は再度腰を大きく引き、勇斗の奥底を貫いたその瞬間!
「うあ、あ、あ———ああああああああああああああっ!」
勇斗は再度悲鳴を上げ、それと同時にケツをきゅっと絞めつけたその瞬間!
信二は勇斗へと種付けをし、そのケツの中にザーメンをたっぷりと注ぎ込むと。
「へっ。ざまあねえ。」
にいっと笑みを浮かべ。———はあはあと肩で息をしながら、種付けをされた勇斗に得意げに笑みを浮かべて見せた。…そして。
「晃樹!圭太!」
信二が声を上げると。———近くで待機していたのだろう。晃樹と圭太、2人の不良がリングへと上がった。そして、それと同時。
パシャッ!パシャパシャッ!
———二人は信二にはめられ、犯され。———未だ勃起し、ザーメンをビクビクと吐き出しているチ〇ポを晒している勇斗を撮りだした。
「へっ!ハメ取りってなあ!―――ネコチャンにはお似合いの末路だぜ!ぎゃははははは!」
信二の笑い声に、勇斗は、ついにガクッと全身の力が抜け———信二はじゅぽっ、と。ザーメンまみれのチ〇ポをそのケツから引き出した。そして、
「オラよ」
信二はただ、そう一言だけ言うと。———未だビクビクと震え、萎える様子の無いそれを勇斗の前へと差し出し。
…ぺちゃっ…ちゅっ……じゅるっ…
勇斗は何も言わず。信二のそれ———勇斗の中を散々にかき回し、犯し、ザーメンまみれとなったハイエナのチ〇ポを舐め、自ら奉仕をする。…それは、獅子のプライドが折れた証明でもあった。
「っしゃあああああああッ!見たかぁぁぁッ!獅子如き、敵じゃねぇぇぇんだよッ!」
信二の声に、観客達が大きく騒ぎ出す。それは、ハイエナが獅子に心からの下剋上を果たした、その瞬間でもあった。
【完】
★イラスト
・獅童勇斗:尾張屋様
・小川信二:アマツ様