XaiJu
さつま
さつま

fanbox


【再掲】登った先で見た景色

 その日、風花は雪子と二人でなだらかな登山道を歩いていた。  雪子は四つ年上の先輩で、社会人になってすぐ配属された部署で教育係を努めてくれた人だ。色白の美人で、おっとりしているようで仕事は早いから同僚からの信頼も厚い。風花にとっても憧れの先輩だ。  先輩と後輩という関係ながら、ファッションの好みや趣味が似ていてなんとなく気が合ったので、二人はすぐに打ち解けた。今ではプライベートでもたびたび顔を合わせる仲だ。今回は久しぶりに二人揃ってまとまった休みが取れたので、泊まりで旅行に出掛けた。  小さな山の麓にあるひなびた温泉旅館。雑誌に載るような流行りの宿ではなかったが、そのぶん静かで、眺めがよく、料理も美味しかった。  良い気分で一晩を明かし、朝食を済ませた後、風花と雪子は散歩に出掛けた。旅館の裏手に位置する小山は傾斜がゆるやかで、道も整備されているから女の足でも大丈夫だろうと女将に勧められたのだ。気の利く女将で、せっかくだから山頂でどうぞと弁当まで持たせてくれた。  春の鳥のさえずる声や、街では見かけない珍しい草花を楽しみながら二人は並んで山道を歩いた。  看板には山頂までおよそ三キロの文字。  この分なら昼には充分登りきれると思い雪子に声をかけようとしたとき、彼女の様子がおかしいことに気づいた。  どこか落ち着きなく、辺りをキョロキョロと見回している。 「大丈夫? 疲れちゃったなら、引き返そうか」  体調が悪いのかもしれないと心配になって、風花は彼女の顔を覗き込んだ。すると雪子は慌てて首を左右に振って、 「ち、違うの。ただ、その……」  言いにくそうに目を泳がせながら、小さな声で告白した。 「うんこがしたいの……」  風花は雪子の口から『うんこ』というお下品な言葉が出たことにびっくりしてしまった。しかも『うんこがしたい』だなんて。  風花は思わず雪子がうんこをしている姿を想像した。今にも出てしまいそうなうんこを我慢しながら慌ててトイレに駆け込む雪子。早くうんこをしようと急いで下着を脱いでお尻を丸出しにする雪子。やっとうんこができるとホッとしながらウンウン気張って気張ってお尻の穴から茶色の臭いうんこを放り出す雪子。  雪子の恥ずかしいうんこシーンを思い浮かべて風花はドキドキしてしまった。しかし雪子は風花のいやらしい想像になんて気づきもしないで、細身のパンツに包まれた大きなお尻を左右に振ってモジモジしている。早くうんこをしたくて仕方ないようだった。 「雪子さん、こっちに来て。あの草むらの中に穴を掘って、そこでうんこをしたらいいよ」  風花は雪子の手を引いて背の高い草むらの中に入っていった。ここならお花を摘むにはもってこいだ。  手頃な木の棒を探して土のやわらかそうな場所を選んで穴を掘る。二人でやれば早いから風花も手伝った。その間にも雪子のお腹にたっぷりと溜まったうんこはお尻の穴に向かってどんどん降りていく。 「雪子さん、まだ平気?」 「な、何とか……」  雪子はしゃがんだまま膝を擦り合わせていた。棒を持つ手に力が入らないみたいだ。 「ごめんね、風花ちゃん……」 「気にしないで。もうちょっと待ってね」  苦しそうな彼女のために風花は一人で土を掘った。なるべく広く、深く穴を掘ることに集中しようとしたが、どうしてもうんこを我慢してる雪子が気になって視界に捉えてしまう。 (雪子さん、モジモジしてる。そんなにうんこがしたいんだ。もしここにトイレがあったら今頃は……)  雪子はもうパンツを降ろして思う存分うんこを放り出しているはずだ。風花のはしたない妄想は止まらない。 「大丈夫? まだ我慢できる?」  雪子は一応うなずいたが、もうなりふりかまっていられないみたいだ。うずくまったまま手でお尻を押さえている。 (本当にうんこが出そうなんだ。早く掘らなきゃ)  風花が更に土を掘り下げようとしたそのとき、 「ああっ……ダメ……もう出ちゃう……!」  とうとう雪子に限界が訪れた。 「ごめんなさい風花ちゃん……わたしどうしても今すぐにうんこがしたいの。お願い、ここでうんこさせて!」  雪子はにわかに立ち上がり、下着ごとパンツを脱いでお尻を丸出しにした。  真っ白なお尻と、くすんだ色の肛門。黒くて濃い毛に覆われた雪子の秘所。どれも風花の初めて見るものだった。 「ゆ、雪子さん!?」  驚く風花の傍らで、雪子は立ったまま掘りかけの穴に向かって大きなお尻をブリンと突き出して、「ウ~ン」とうんこを気張った。肛門が火山のようにモッコリと膨らんで、奥から大きな茶色の塊が顔を出し、噴火口を広げていく。  みぢみぢみぢ……ブリィッッ!!!  弾けるような音を立て、雪子の白いお尻の真ん中から、茶色のうんこがニョキッと顔を出した。 「あぁっ……出る……!」  彼女にとっては、念願のうんこだった。    もりっ!もりもりっ!ブリブリブリブリブリッ!  雪子はまるでここが外であることを忘れたかのように、元気よくモリモリと脱糞した。  太くて大きなうんこが雪子の肛門を押し広げ、お尻のから地面に向かって一直線にぶら下がる。少し赤みがかった茶色のツヤツヤした一本糞だ。 (すごい……雪子さんが目の前でうんこしてる……!)  風花は雪子の放り出すうんこの大きさにびっくりしてしまった。妄想の中の雪子がしていたうんこよりずっと大きい。あのきれいな雪子がこんな凄いうんこをするだなんて。風花はただ目を円くして、女の手首ほどの太さのうんこが雪子の肛門を犯しながらぶりぶりモリモリと捻り出されていく様子を眺めた。 「ふぅ……やっとうんこ出せたぁ……」  長い一本糞がボトリと落ちて穴の中でUの字を描いた。雪子のお尻の穴から出たばかりのうんこのニオイが辺りに立ち込めている。雪子は顔を赤らめて念願の脱糞の余韻に浸っていた。太いうんこを出したことで広がった肛門からは、ブスッ、ブゥッ、とガスが漏れている。 「あ、あの、雪子さん……」  風花がおずおずと声をかけた。本当はもっとおならをする雪子を見ていたかった。しかし今の雪子はお尻丸出しで、それどころか少し黒ずんだ肛門や毛で覆われたアソコを風花に見せつけるかのように突き出したままブウブウと放屁している。黙ってみているのは少し悪い気がした。 「や、やだ! ごめんなさい風花ちゃん! わたしったら、いくらうんこがしたいからって、こんなはしたないことを……!」  雪子は慌ててその場にしゃがみこみ、顔を真っ赤にして手で頬を覆った。うんこをしたい気持ちが落ち着いたことで、ようやく人前でうんこをしたことに対する恥ずかしさが込み上げてきたらしい。 「ごめんなさい、雪子さん。うんこしてるとこ見ちゃって……」 「いやだわ、謝らないで、風花ちゃん。わたしが悪いんだから。汚いところを見せちゃってごめんなさいね」 「ううん、全然。雪子さんって、うんこしてるときもきれいなんだね」 「まあ! そんなこと言って……」  雪子の顔がますます赤くなる。と、同時にお尻の穴が弛み、ブフォッとガスが噴き出した。 「いやだ、またおならが……」  雪子が慌てて肛門を隠すようにお尻に手をかざした。途端にブフォーッと先程よりも一段と大きな爆音が響く。見えなくても、雪子の肛門が発した音だということはバレバレだ。 「やだ、……恥ずかしい」  どうやら雪子はうんこだけでなくおならもたくさん出るようだった。風花は感心して言った。 「雪子さんって、こんなにおっきいおならするんだね。うんこもすごく太くて長いし、びっくりしちゃった」 「言わないで……本当にごめんなさいね、はしたないことばかりしちゃって」 「ううん、気にしないで。恥ずかしがってるのにおっきいおならしちゃう雪子さん、すごく可愛いもん」 「えっ……、か、可愛いだなんて……変な子ね。からかってるの?」  雪子はうつむいてモジモジしている。照れているらしい。  と、そのとき雪子のお尻が再びブルッと震えた。 「あん……ま、また、うんこが出そう……」  雪子はお尻にかざした手を外し、肛門を露にした。それだけでもう風花の目は雪子のお尻に釘付けになった。 「こんなにおっきいうんこが出たのに、まだ出るなんてすごいね。もしかして、便秘してた?」 「ち、違うの……。どっちかというとその逆で……普通よりずっと快便なの。食べたらすぐうんこがしたくなっちゃうし、一度出し始めたら大きいうんこが何本もモリモリって……」  言っている内に恥ずかしくなったらしく、だんだん声が小さくなっていく。 「それってもしかして毎日?」 「え、ええ……」 「でも、昨日旅館に泊まったときはそんなに長くおトイレ使ってなかったような……」  雪子は顔を赤くしてうつむいた。 「風花ちゃんにうんこしてるって思われたくなくて、ずっと我慢してたの……。でも、これで完全にバレちゃったわね。わたしがいつもおトイレでどんな風にうんこしてるか……」  風花はごくりと喉を鳴らした。  あの美人でおしとやかな雪子が毎日こんなに大量のうんこをしているだなんて、誰が想像できるだろう。しかし、こうして真実を知った上で改めて彼女を見てみると、その大きなお尻や色っぽい顔つきなど、いかにも大きなうんこをしそうな女に見えてくるから不思議だった。 「お尻、あんまり見ないでね……もうすぐうんこが出ちゃうから……」  雪子は風花の視線を気にしてはいたが、それでもなお、脱糞をやめる気はない。  膝の上で拳を作って、「ンッ……ウ~ン」と色っぽい声で息んだ瞬間、ブーッと高らかな音が雪子の肛門から鳴り響いた。 「あん、うんこしようとしたのに、おっきいオナラが……」  それも一発だけだった。雪子のうんこはもう肛門のすぐそこまで降りてきている。 「今度こそ……ウゥ~ン……っ」  ブリッと大きな音がしてうんこの先っぽが肛門からはみ出た。 「む、ゥう~ン」  雪子が拳を作って懸命に息む。  大きなお尻にピッタリの大きな肛門を押し拡げて、うんこがゆっくりと押し出されていく。 「あぁん……この感じ……ぶっといのが出ちゃうかも……」  たしかに、今雪子の肛門から覗いているうんこは先程のうんこより更に一回り太かった。さっき出したうんこは健康的でツヤツヤした巨大なバナナのようなうんこだとすると、今度のうんこは身の詰まったサツマイモのような重量感がある。  さっきうんこをしたときはかなり切羽詰まっていたから、お尻を丸出しにするなり思い切り息んでブリブリブリもりもりもりっと勢いよくうんこを発射した雪子だったが、今度はじっくり時間をかけてうんこを捻り出している。  ブリ……もりっ……  ブリブリ……もりもり……  雪子が息むことによって大きく開いた肛門から、ゆっくりとうんこが伸びていく。 「ん……やっぱりさっきのうんこより太い……」  雪子がウンウンと息みながら喘いだ。  大きなお尻に相応しい大きな肛門から太いうんこがゆっくりとうねるように、しかし着実に、捻り出されていく。 「すごい。雪子さんのお尻の穴からこんなに太いものが出てくるなんて……」 「やだ……、うんこ出してるとこそんなにじっくり見ちゃダメ……」  いやいやとかぶりを振る雪子だったが、彼女の肛門は大胆に開き、太く長いうんこをブリッブリッと音を立てながら遠慮なく捻り出している。 「ああ、うんこが出ちゃう……風花ちゃんが見てるのに太いのが出ちゃう……毎日ぶっというんこしてるのがバレちゃう……!」  雪子がいくら恥ずかしがってもうんこは止まらない。重力に従ってお尻から真っ直ぐ垂れたうんこが、雪子の腸に詰まっている新たなうんこを引っぱり出し、太い一本糞となってお尻の穴から捻り出されていく。  やがて雪子のうんこは地面に着いて、先に出したうんこの上に折り重なるようにして横たわった。それでもうんこは雪子のお尻と地面を繋いだまま途切れようとしない。それどころか少しずつ勢いを増しながらモリモリと雪子の恥ずかしい脱糞シーンを長引かせている。 「ふふ。今度から雪子さんがおトイレに行く度に、またこんな風にうんこするのかもって思ってドキドキしちゃうかも。今頃トイレに座ってウ~ンって息んで、ブリブリって太いうんこを出してるのかなって想像しちゃう」 「やだぁ……これからずっとうんこシーン想像されちゃうなんて恥ずかしい……」 「だってこんなの見ちゃったら仕方ないよ。うんこしてるときの雪子さんのお尻の穴がどうなってるかまでバッチリ想像できちゃう」 「やだもう! 恥ずかしいこと言わないでぇ」 「そんなこと言って、ちょっとだけ嬉しそうに見えるよ」 「あん、だってぇ……うんこするの、気持ちいいんだもの。でも見ちゃダメよ。本当は人に絶対見られちゃいけない姿なんだから。こんな風に、お尻丸出しで、ぶっというんこを、ブリッと出してるところなんて……」  見ちゃダメといいながらもうんこの途切れる気配はない。 「も、もう少し待ってて。すぐに終わらせるから……」  と言って「ううんっ」と気張ると、肛門が更にぐわっと広く開いた。穴の拡がりに合わせて押し出されるうんこも一回り太くなる。 「雪子さんは見ないでって言ってるけど、雪子さんのお尻の穴は、もっと太いうんこ見てって言ってるみたい」 「そ、そんなことないわ。わたしのうんこはこんなにぶっとくてお下品だから見ちゃダメって言ってるのよ。ほら、お尻の穴、うんこでパツンパツンに開いちゃってるでしょ? 毎日でっかいうんこをモリモリ放り出してるせいでこんなに伸びちゃって……こんなにはしたないうんこの穴、ジロジロ見られたら困るわ」 「そんなこと言われたらもっと見たくなっちゃうよ。雪子さん、お尻も大きいけど肛門もおっきいもんね。すごく色っぽくて素敵だよ」 「もう! 風花ちゃんったら、そんなに誉められたら、本当に止まらなくなっちゃうかも……」 「うふふ、いいよ。雪子さんのうんこシーンもっと見たいから、遠慮なく出して」  地面に掘った穴はもうじき雪子のお尻から放り出された焦げ茶色の塊で埋め立てられる。それでもなお、うんこの勢いは増すばかりだ。  いくら恥ずかしがっていても止まらないものは止まらない。  絶対誰にも見られたくないはずの、うんこ中のお尻。そこに注がれる熱い視線。意識すればするほど体が火照る。だけど、決して嫌な気分じゃない。  うんこのぶら下がったお尻をまじまじと見つめながら嬉しそうに微笑む風花を横目に見ながら、雪子はゴクリと喉を鳴らした。 「そ、そこまで言うのなら……」  雪子は少し腰を浮かし風花に向かって大きなお尻をぶりんと突き出した。動いた拍子に肛門が搾まり、長い一本糞が千切れて地面でとぐろを巻いていたそれに折り重なる。 「恥ずかしいけど、わたしも遠慮なくするから、風花ちゃんも遠慮なく見ていいわよ」  振り向きざまに頬にかかった髪を耳にかける。露になった彼女の横顔はこれまでに見たことがないほど色っぽい。  風花は雪子の美しい顔と大きなお尻とを見比べた。ほんのり赤らんだ頬と口元に浮かぶ微笑み。それだけなら恋人の前ではにかんでいるように見える。でも、露になったお尻を見ればそれが間違いだとすぐにわかる。今、彼女の頬を染めているのは他でもない、うんこをするという行為に対する羞恥と期待だ。 「ああ……うんこしたいわ……こんなに出したのにまだ出そう……」  雪子が自分のお尻をゆったりと撫でながら呟いた。  一度は閉じた肛門が、次のうんこに押し上げられて、まだ出し足りないとでもいうように盛り上がってわなないている。 「ねえ、お尻、見て……。わたしがうんこしたくて堪らないの、わかるでしょう? こんなところ見せるの本当はすごく恥ずかしいんだけど……風花ちゃんなら、ね……」  風花は嬉しくてドキドキしながらその瞬間を待った。  今から雪子は人前でうんこをする。  それも、ただ見られるのではなく、自ら人に見せるためにうんこを出す。  何よりも恥ずかしい姿を風花に見せることを、彼女自身が望んでいるのだ。 「あぁ……もう限界だわ……うんこ……うんこしたい……」  雪子が尻たぶをつかんで左右に開いた。肉に引っ張られて肛門が広がり、盛り上がった穴の先から茶色のものがモリッとはみ出した。 「あ、あ、うんこ出ちゃう……ぶっとくて恥ずかしいのが出ちゃう……。み、風花ちゃん、ちゃんと見てくれてる? わたしのお尻から、うんこが、出るとこ……うっ、ん、むうぅううっ……」  風花の視線を気にしながら、雪子は思い切りうんこを気張った。  ブボッブボボブブリブリブリブリィッー!  山じゅうに響いてるかと思われるほどの爆音と共に、雪子の肛門から長いうんこが弧を描いて飛び出した。 「おッ……、ぅ、…うんこォっ……!」  薄紅色の可憐な唇の狭間から零れる、野太く下品な呻き声。脱糞を心から悦ぶ女の声だった。 「あぁッ……、見て……お尻見て……! うんこ出てるとこ、じっくり見てて……ッ!」  先程までとは真逆のことを風花に請いながら、雪子は身をよじって悶えた。むろん、言われるまでもなく、風花の視線は彼女の尻に釘付けだ。  ただでさえ大きく開いた肛門をよりいっそう押し拡げるようにして茶色の塊がもりもりと溢れ出る。  林の中を強い風が吹き抜けた。涼しい風がむき出しの肌を撫で、雪子のお尻がびくんと揺れる。ひやりとしたその感覚は、脱糞の真っ最中にある彼女に、この場が野外であるという事実を改めて強く認識させた。 「はぁあ……、どうしよう……気持ちいい……、お外なのに……見られてるのに、うんこするの、気持ちいい……!」  薄く開いた唇から熱い吐息が漏れ出る。  形のよいお尻から生えた茶色の尻尾はみるみるうちに地面に着いて、先に出したブツの上にとぐろを巻いて積み重なっていった。  地面に掘った穴は既に雪子の出したうんこで完全に塞がっている。これ以上出したら、土で覆い隠すのは難しい。しかし、そんな事情などお構いなしに、雪子の肛門はぶりぶりぶりと盛んに音を立てながら太いうんこをひり出し続けた。 「ああぁ……、すごい、……まだ出る……、止まらない……!」  瞳を潤ませ排泄の快感に浸る雪子の横顔を、風花は黙って目に焼き付けた。腹の中に溜め込んだ糞の塊を体の外に押し出すべく、肛門を開いて息む瞬間の恍惚とした表情。それは風花がこれまでに見た雪子のどの顔よりも色気があって、魅力的だった。 「はあぁん……はずかしい……、のに、きもちいい……、うんこぶりぶりしてるとこ見られるの、すっごくきもちいぃ……!」  口から溢れる濡れたような喘ぎ声とお尻の穴から漏れる汚い脱糞音が、重なり合って静かな林の中に響く。  雪子は糞をひりながら知らず知らずの内に腰をくねらせていた。まるで風花の視線を自分のお尻だけに集めようとしているかのようだ。もっと見て、ここだけを見てとでもいうような艶かしいに、風花はすっかり夢中だった。  彼女のお尻から溢れた糞が円を描くようにして積み重なり、やがて大きな山となり、存在感を増していく。  山が高くなるにつれ、肛門からひり出される糞は次第に細くなっていった。長い一本糞の最後尾が直腸のすぐそこまで降りてきている。もはや息むまでもなく勝手にうんこが溢れ出しているような状態だった。それでも雪子は懸命にウンウンと唸り、最後の最後まで肛門をうんこが通り抜ける感覚に浸った。  ブッフォーッと最後に一発強烈な放屁をかまして、長かった脱糞は終わった。  排泄の余韻に震える美しいお尻の下には、絵に描いたような巨大な巻き糞が鎮座していた。とてもじゃないが一人の女のお尻からひり出された糞とは思えない。それどころか地面の下にも彼女の出したうんこがたっぷりと眠っているのだから驚きだ。 「は、あぁ……、きもち、よかった……」  吐息まじりに呟いて余韻に浸る雪子。白い尻の中央で、糞にまみれた肛門が呼吸に合わせてヒクヒクと蠢いている。  彼女が落ち着くのを見計らって風花はポケットティッシュを手渡した。「ありがとう」とはにかみ雪子は腰をひねって自分の尻にティッシュをあてがった。白い紙に糞が付かなくなるまで丁寧に拭ってから、ようやく雪子は丸出しだった尻をパンティーで包んで身支度を整えた。 「ふぅ、スッキリした……」  ホッと息を吐き出した後で、改めて自分の出した巨大なうんこと向き合った途端、雪子の顔がみるみる内に青ざめた。 「あ、あああぁ……どうしましょう……、外でこんな……、お、おっきいのしちゃって……わたし……」  両手で顔をおおって失態を恥じる雪子の傍らで、風花も神妙な様子でうなずいた。 「人が来る前に何とかしなきゃね。このままにしといたら、他の登山者に見つかっちゃう。せっかく雪子さんと二人だけの秘密ができたのに、他人に見せたくないもん」 「そ、そういう問題じゃ……」  雪子は顔を赤くしていっそう身を縮こまらせた。  風花は雪子の作った巻き糞のそばにもう一つ穴を掘り、そこにはみ出た分の糞を移すことにした。彼女の出した一本糞はしっかりと身が詰まっており、枝の先で切り分けたあとに小枝を箸のようにして掴むとそのまま運ぶことができた。  二人でせっせとうんこを穴に埋め、上から土と落ち葉をかけて隠した。まだ糞便の匂いは残ってはいたが、ここまですれば登山者の目につくことはないだろう。 「よし、これで大丈夫。行こっか、雪子さん」  二人は改めて山頂を目指すべく登山道を歩き出した。  元気に歩く風花の隣で、雪子は終始うつむきがちに頬を染めていた。時間が経てば経つほどに、自分のしでかした粗相に対する羞恥心が増していく。  外でしてしまったことそのものは、もちろんみっともないことではあったが、仕方のないことだったとも思う。あのまま意地を張って便意を堪え続けていたら、きっともっと大変なことになっていた。うんこをする姿を仲の良い後輩に見られてしまったことも、恥ずかしいが、この際やむを得ない。我慢できなかった自分が悪いのだ。しかし、それを気持ちいいと口に出して言ってしまったのは、どう考えてもまずかった。トイレじゃない場所でうんこをひり出して、それを人に見られて気持ちいいだなんて、まるきり変態だ。  かといってそれを後悔しているわけでもないのだが、やっぱり恥ずかしいし、何といっても風花に申し訳ない。 「ごめんね、風花ちゃん。せっかくの旅行で、こんなに汚い思いをさせて……」  消え入りそうな声で告げる雪子だったが、風花はいたって平気な顔で頭を振った。 「ううん、気にしないで。雪子さんこそ、大丈夫? いけないことだとは思うんだけど、わたし、多分これからも想像しちゃうと思う」  雪子さんのトイレシーン、と囁くと、雪子の耳がみるみるうちに赤く染まった。  二人はしばし無言で道を歩いた。 (まずいこと言っちゃったかなぁ。冗談だよって言った方がいいのかな。でも本当のことだし……)  横目に雪子の顔色を窺いながら、黙って足を動かし続ける。  なだらかな坂の向こうに『この先山頂』と書かれた札が見えたとき、ようやく雪子が口を開いた。 「……想像するだけでいいの?」  今度は風花が耳まで真っ赤になる番だった。


More Creators