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便りがあるのは愛の証拠~くるみとりーさん強制カップル堕ち

 ──その日、若狭悠里が受け取ったメッセージは単純明快なものだった。

 その意図を曲解することもなく、ただまっすぐに受け止めることが出来る“おたより”であった。

 電子メールで以て恵飛須沢胡桃から届いたそれは、内容は無くタイトルだけで十分なもので。


『助けて』


 復興課の先輩に掛け合って早退を許された悠里は、猛スピードで車を飛ばして胡桃の元へと向かう。

 今の胡桃について知っていることは、相変わらず医者になる為の勉強を続けていることと、とある理由から丈槍由紀の教え子を預かっているということ。

 初めて聞いた時は、何故に車椅子生活の胡桃に預けたのだと疑問を感じたものだったが、どうやら二人は上手くやっているらしいと、そこまでは便りで知っていた。


「(どっち……? どっちのこと……?)」


 だから今回の『助けて』が、胡桃自身のことなのか、その教え子……確か名前は海東七緒と言っただろうか……のことなのか、区別が付かない。

 何度もメッセージを送っているが既読すら付かず、悠里はひたすらに車の速度に集中して飛ばし続けていた。


「(平和になった世界で、ようやくみんな少しずつ前を向いて歩き始めて……そんな時に、誰かが失われるなんて絶対にあってほしくない)」


 気づけば最悪の可能性を考えている自分が嫌になるが、それはあの暮らしを経験したものならば已む得ないところだと言えるだろう。

 由紀と直樹美紀にも連絡することを考えたが、彼女たちはちょうど性別を超えたお付き合いを始めたばかりだと思い出し、遠慮してしまう。

 それになんてことの無い……本当に大したことのないことの可能性だってある。その可能性の方がずっと大きい……そんなことを繰り返して自分を安定させながら、悠里は高速を凄まじい速度で飛ばしていく。

 それでも胡桃が暮らしている大学病院跡地に到着したのは、例のメールを受け取ってから随分と時間がかかってしまった後だった。

 見たところ、病院跡自体に何かがあった気配はなく、悠里は穏やかな空気の中を急かされるように胡桃が前に言っていた住居としている病室を目指す。

 ほとんど走るようにそこへ飛び込んだ時……最初に目に入ったのは、こちらを見つめている胡桃だった。


「ああ、良かった……ちゃんと来てくれたんだ、りーさん。例の先輩の方に気が向いて、来てくれないかと思ってた」

「何を、言ってるの……くるみちゃん、平気なの!? 何があったの!? 助けてって、何!?」


 矢継ぎ早に言葉が出るが、その時になって病室内に七緒の姿が見当たらないこと気付く。

 悠里が「七緒ちゃんは……」と言いかけた瞬間、背後から「ここだよ」と幼い声が響き──。

 次の瞬間、悠里の秘所に指が巧みに這わされて、彼女は勢いよく潮吹きしながら仰け反り絶頂していた。



 ──海東七緒は幼い少女であるが、二つの点で年からかけ離れた難しい一面を備えている女の子である。

 一つは七歳という年齢にも関わらず、性的な知識が凄まじく豊富で、実践的ですらあること。

 そして、もう一つは……距離感の近い女性同士を見つけると、番わせなければならないという異常な使命感に駈られることである。

 実際、由紀と美紀が付き合うようになったのも、七緒の“餌食”になったせいであり、彼女は由紀から胡桃と悠里の情報を聞いた際に「夫婦みたい」と聞いた時から、次の標的を胡桃と悠里に定めていた。

 当然ながら彼女は由紀の思い出話の中でしか二人を知らない為、悠里が新しく復興課の男性に恋をし始めていることも、胡桃が意中の先輩と死に別れていることも知らない。

 女性同士を番わせるのは完全な善意によるものであり……今日、その時が偶然にやって来たと、ただそれだけのことであった。



「ごめんな、りーさん♡ もう、あたしを堕としただけじゃ我慢できないんだって♡ 七緒がりーさんのこともレズ堕ちさせろ、早くあたしと番わせろってうるさくてさ♡ だから助けてほしいんだ、心から♡」


 完全に悠里を性的な目で見ている様子で、ま〇こから愛液をぽたぽたと零しながら、ベッドに横たわっている胡桃。

 彼女は下半身が不自由である為、行為に及ぶには悠里の方がその気にならなくては不可能だ。そんな悠里はというと……七緒によってクリと乳首を刺激されてレズ快楽に完全に陥落しており、「ほひぃぃぃぃぃっ♡」と情けない喘ぎ声を上げながら仰け反り絶頂を迎えており、そのまま胡桃のいるベッドへと押し倒されていた。


「ああっ……♡ く、くるみちゃん、ダメっ……♡ 今、私の体すごく敏感になってるからぁ……♡ 触っちゃ、ダメぇ……♡」

「そんなこと言われたら、触る以外に選択肢無いだろ♡ 女に触られて……あたしに触られて感じてるりーさんのこと、見たい……♡」


 既に七緒の手によって完全にレズへと堕とされている胡桃は、強制発情させられた悠里の胸に自分の顔を突っ込むと、その柔らかさを感じながらたっぷりと匂いを嗅いで見せる。

 ここまで急いできた為に、仕事場からの直行でシャワーを浴びれていないが、今の胡桃にとってはそれが素晴らしかった。


「ああ、りーさんの匂いがする……♡ あの頃はよく嗅いだ匂いだ……♡ ふぅー♡ ふぅー♡ あの頃のあたしはよく我慢できたもんだよな♡ こんな性的な匂いさせてる美女が傍にいたのにさ♡」

「ああ、ダメよ……くるみちゃん、ダメぇ♡ くるみちゃんは今、おかしくなってるの……♡」

「おかしくもなるさ、りーさんの体がこんなに近くにあるんだから♡ 手紙で男の先輩のこと気になってるなんて書かれて、どれだけあたしが気をもんだか今のりーさんに分かるか? あたしは番になるならりーさんがいい……♡」

「ダメぇぇ……子供が、七緒ちゃんが見てるぅ……♡」

「あいつなら平気だよ、あたしたちよりよっぽど大人だからな♡」


 はむっ……♡ と乳首の先端を咥えられて、悠里は自分でも想像していなかったほどに興奮と快楽を感じてしまっていた。

 七緒に気持ちよくされて、レズ快楽を仕込まれたばかりというのは勿論あるが、胡桃とこんな関係になっているという事実に凄まじい快感を覚えた。

 未来に進んでいると思っていた感覚が、急速に過去へと巻き戻されていく。あの日の濃密な関係は、想えば並の夫婦や恋人を超えるものだったのは間違いない。

 そこに肉体関係が加われば……もう、止まれなくなるのは当然のことだった。

 気づけば悠里の側も胡桃の体に触れ、胡桃の気持ちいい場所に指を這わせていた。


「くるみちゃん、ここは……♡」

「大丈夫、そこは感覚あるから……あっ♡ りーさんがあたしのま〇こ触ってる♡ メチャクチャ興奮するぅ……♡」

「くるみちゃん……♡ くるみちゃん……♡」


 七緒が見ていることは、もう気にならなかった。

 二人はお互いの秘所を触り合い、胸を合わせ、そして……口づけを交わす。

 それがどういう意味なのか、どういうことになるのか分かったうえで、互いの体を重ね合わせる。


「りーさん、好きだ……あたしとずっと一緒にいて……♡」

「くるみちゃん……ええ♡ 私がずっとそばにいるわ……あんっ♡ あぁぁっ♡」


 紛れもなく胡桃の手でイカされ、紛れもなく悠里の手でイカして。

 二人の愛液が混ざりあう。その光景を見つめながら、七緒はニコニコと微笑んで「めでたし、めでたし♡」と呟くのだった。

便りがあるのは愛の証拠~くるみとりーさん強制カップル堕ち

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