──宇宙ステーションの「ヘルタ」の真の主人であり、尊貴なる天才マダム・ヘルタ。
そんな彼女であったが、今はヘルタの制御も手放して、自身を模した人形たちも合わせて、人間の女性スタッフたちにすべてを任せていた。
何故そんな非効率的なことを敢えてやるのか……それは美しき天才の小さなミスから始まったことであった。
「それではヘルタ様、今日もいっぱい可愛がって差し上げますからね……♡」
「……っ♡」
天才ならばここで皮肉に満ちた言葉でも返してみせるべきなのだろうが、今の彼女にそんな余裕はない。
ここ数日、女性スタッフたちに延々とレズレイプされて開発されたせいで、全身が性感帯となって疼いており、彼女たちの「可愛がる」という言葉だけでマゾヒスティックな期待が爆発して、軽く達することすらしてしまうほどなのだ。
「わぁ♡ 期待だけで触れてもいないのにイッちゃったんですね♡」
「ヘルタ様ったら私たちよりずっと年上なのに、全然こらえ性ないんですから♡」
「これなら人形たちの方がまだ色々と耐性ありますよ……まあ、大差ないですけれどね♡」
「し、仕方ないでしょう……♡ あなたたちが、上手過ぎるのだもの……♡」
──『同性相手の性交』は、これまでヘルタが問題として来なかった題材であり、それは表に出ることなく……人と関わることなく研究を行っている間は、選定テーマとして相応しくないものでもあった。
それ故、表に出てくる機会が出来たついでに、ヘルタは自身の若い頃を模した人形たちをハッキングしてレズレイプしていた数人の女性スタッフをピックアップし、自分の相手として宛がったのだ。
正直なところ、男性との性交は当の昔に飽いてしまっていた為に、レズセックスにもまるで期待はしていなかったのだが……ヘルタ自身の許可を受けてレズレイプを行えるとなった女性スタッフたちはそれはもうハッスルし、ヘルタが潰れたカエルのようにひっくり返って愛液を噴き出すだけのオブジェになるまでハメまくったのだった。
「(まさか同性との炭素結合がこんなに気持ちよいだなんて知らなかったわ……♡)」
まだまだ未知の問題が眼前にある……知識欲も手伝ってすっかりレズセックスにハマってしまったヘルタは、今日も女性スタッフたちの玩具となって延々と愛撫を受けることになるのである……。
「それじゃあ今日は、足でイケるようになりましょうか♡」
「足……?」
机の上に座らされて、タイツに覆われた脚線美を投げ出した状態にあるヘルタに向かって、女性スタッフたちはニコニコと微笑みながら囁く。
確かに連日のレズレイプによってヘルタの全身は性感帯となっており、今や甘い吐息を吹きかけられただけで、そこに含まれているフェロモンに反応して絶頂してしまうまでになったのだが、流石に足で気持ちよくなるという感覚がよく分からない。
天才の自分でも分からないこと……それは彼女の知的好奇心を刺激して、受け側にも関わらず足を組みながら「面白いわ♡」と囁いてみせる。
そんな彼女が、すぐに情けないアへ顔を晒すことを確信している女性スタッフたちは、格好つける姿に苦笑してみせているのだが、ヘルタはそのことに気付かない。天才にも完璧な未来予知は不可能だからだ。
そうやって、女性スタッフたちはヘルタの靴を脱がせると……まずはタイツ越しの足を下から上へと撫で上げてみせる。
「んんんっ♡」
たったそれだけの行為。性器に触れた訳でもないのに、ヘルタの全身にはびりびりと電気のような勢いで快楽が走り、彼女の脊髄から脳天までを貫いてみせた。
優秀な頭脳が快楽で蕩け、股間がじゅん……と濡れ始める。タイツ越しに足を撫でられただけで、だ。
ここまで己の体は快楽に弱く開発されていたのかと驚愕する中で、何度か足がすりすりと撫で上げられ、その度にヘルタは「んんっ♡ あっ♡ あっ♡ あうぅっ♡」と喘ぎ声を上げながら体を折り曲げ、快楽に耽溺する。
女性スタッフたちに触れられているというのも大きいし、ヘルタの体が既にどこもかしこもよわよわのぐずぐずになってしまっているのも大きいが、それ以上に足を攻められることは思った以上の快楽であった。
女性スタッフの一人が跪き、ヘルタの足先にちゅっ……とキスをする。正に電撃的と言わんばかりの快感が弾け、ヘルタは「あへぁっ♡」と情けない喘ぎ声を上げながら一度達してしまった。それほどまでに、今のヘルタの足先は敏感になっていた。
このままでは歩く度に絶頂し、女性スタッフたちに輪姦されるのを期待する以外の思考を抱けなくなってしまうのではないかという恐怖すら抱く中、彼女たちは啄むようにヘルタの足にキスを繰り返し落とし、ちゅむっ……ちゅうっ……とタイツ越しに快楽を刻み込んでいく。
「あっ♡ あんっ♡ あはぁぁぁぁっ♡ こんなっ♡ こんなところが心地よいだなんて♡ 知らなかった♡ 知らなかったわ♡」
先までの余裕を失って、机の上で腰をヘコつかせている無様なヘルタの姿を見つめ、女性スタッフたちは愛情交じりの嘲笑を彼女に向ける。
天才であるヘルタは当然、嘲り笑われるという経験もまったくして来なかった為、これもまたマゾヒスティックな快感に変わって股間を濡らす。
何をされても気持ちよくなってイッてしまうヘルタ、そんな彼女の足先を今度は軽く咥え込んで、しゃぶしゃぶと足フェラを行う女性スタッフ。
「あはぁぁっ♡ あんっ♡ おっ、ほぉぉぉぉっ♡ それダメっ♡ それはダメぇぇぇっ♡ 歩けなくなるっ♡ 歩くたびにこの感覚思い出して絶頂しちゃうようになるからぁ♡」
「いいじゃありませんか♡ もうヘルタ様は天才でも賢者でもなく、私たちの可愛らしいお人形なんですから♡」
「それにイキそうになったらすぐに私たちが気持ちよくしてイカせてあげますよ♡ 24時間、私たちとセックスだけして過ごしましょう♡」
「あぁぁんっ♡ そ、そんなのはダメよ♡ 私には解き明かすべき命題が沢山……あはぁぁぁぁっ♡ そこぉぉぉぉぉっ♡」
じゅぅぅぅっ……と足先を吸われて、ヘルタは勢いよく絶頂を迎え、その喉から「あへぇぇぇぇっ♡」と情けない喘ぎ声をひり出しながら、思い切り仰け反り絶頂を迎える。
あそこからはぷしゅぅぅぅぅぅっ♡ と勢いよく潮が噴き出しており、ヘルタが完璧に足だけで絶頂を迎えてしまった証として、この上ないものとなっていた。
「はぁ……♡ はぁ……♡ なんて快楽……♡ こんなものを覚えさせられて、私はますますあなたたちのモノとして染まってしまうじゃないの♡」
「あれ? まだ私たちの所有物じゃないつもりだったんですか、ヘルタ様♡」
「無駄に年だけ食ったおばさんにいろいろ教えてあげてるんですから、体を捧げるくらいは当然のことですよね♡」
「もうヘルタ様は私たちから絶対に逃げられませんよ……レズセックスの命題、解けるものなら解いてみてください♡」
足を新たに性感帯として開発され、もうまともな歩行すらも怪しくなってしまったヘルタの体に、女性スタッフたちが群がっていく。
乳首、秘所、腋ま〇こ……これまでも開発されてきた場所へと次々に舌が這わされ、ヘルタの喉からは白痴のように「あーっ♡ あーっ♡」と喘ぎ声が漏れ落ちる。
彼女はもう快楽の命題に捕らわれた……その答えを求めてすらいるのか、今となっては怪しいものであった。