──“疾風走破”クレマンティーヌ。
秘密結社『ズーラーノーン』の十二高弟の一人にして、元スレイン法国特殊部隊『漆黒聖典』第九席次に身を置いていた実力者。
極めて優れた戦士ではあるのだが、生粋のシリアルキラーという性格破綻者であり、その性質は“最悪”の一言に過ぎる。
彼女はその日も手頃な獲物を求めてぶらりと街道をさ迷っていたのだが……そんなクレマンティーヌの視界に入ったのが、薄紫の髪をしたゴシックロリィタドレス姿の少女であった。
「へぇ……なかなかいいじゃん♡」
とある理由から因縁を持ったナザリック大墳墓の化け物の一匹と、何処か似通った容姿に気を良くし、クレマンティーヌは今日の標的を哀れな少女に定める。
……クレマンティーヌはこの時、本来であれば「こんな街道に、こんな格好の少女が一人で居るのは不審だな」と感じるべきであったのだが、殺人衝動の方がこの時は冷静さを上回ってしまっていた。
「ばあ♡ こんにちは、お嬢ちゃん♡」
「え……こ、こんにちは……」
加速スキルによって、いきなり目の前に現れたように見えるクレマンティーヌに動揺して見える少女に向かい、冷酷な殺人者は愛用のスティレットを勢いよく突き出す。
「そして、さようならぁ♡」
──次の瞬間、少女の跳ね上げた足が根元からスティレットをへし折り、同時に小さな手がみぞおちに叩き込まれて、クレマンティーヌの体は吹っ飛ばされていた。
「げほぉっ!?」
「よ、よかった……本当に気さくな良い人だったら、どうようかって思ってたから……。お姉さん、酷い人ですよね? 悪い人ですよね? それですっごく美人で……♡ これで、思う存分可愛がってあげられる……♡」
「(──! こいつはヤバい!)」
目の前の相手が超越者の類だと看破したクレマンティーヌは、速攻で逃走へと移ろうとする。
しかし、その時にはすべてが遅く、少女は抱き着くようにしてクレマンティーヌを拘束し、その胸に顔を埋めて深呼吸を行っていた。
「んっ……♡ ものすごく濃い血の匂いが染み付いてる……♡ も、もうそれが分からなくなるくらい、エッチな匂いに変えてあげますからね♡」
「こ、こいつ、離せぇっ! はなっ……ぐ、あっ……」
見た目と全くそぐわない、めきめきと骨がきしむほどの剛力で締め上げられたクレマンティーヌは白い泡を吹いて失神し、しょろしょろと失禁までしてしまう。
そんな無様に意識を失ったクレマンティーヌを抱え上げると、少女は加速スキルを使ったクレマンティーヌよりも更に素早く街道を外れて駆けだし、姿を消してしまうのだった……。
※
──とある森の奥にある、小さな東屋。
何故こんな場所にとみかけた人間なら首を傾げるだろうが、そんな相手すらも迷い込んでこないほど奥に設置されているそこで、クレマンティーヌは少女から拷問じみた愛撫を強要されていた。
「ごぼぼぼぼっ……ぷあぁぁぁっ! んっ♡ んむぅぅぅぅぅっ♡」
「えへっ♡ えへへっ♡ お姉さんの唾液、とっても甘いですね♡ 次に味わうのが楽しみです……♡」
「ふ、ふざ、けっ……んぼぉぉぉぉぉぉっ!?」
小さな水車に体を括り付けられた全裸のクレマンティーヌは、水に沈められては引き上げられ、その度に少女からキスを受けるという仕打ちを受けていた。
それが唯一の呼吸の機会であることに加えて、これもまた見た目にそぐわず少女の口づけが巧みなこともあり、クレマンティーヌはじわじわと少女との口づけを楽しみにしてしまっていることに気付いていない。
「さ、最初はまず、キスを好きになってもらわないと……♡ 心をへし折って、お嫁さんになってもらうんです……♡」
「ぐべべべべっ……お前、ふざけっ……んむっ♡ んんっ♡」
こんな悍ましい所業に晒されているにも関わらず、クレマンティーヌの体は生存本能も相まって、乳首はぷっくりと膨れて勃起してしまっているし、秘所も水以外のぬるぬるした液体で濡れ始めてしまっている。
殺人には大分劣るがセックスも快楽の手段として経験済のクレマンティーヌであるが、悔しいことにこの拷問水車キスはこれまでのどの性交よりも快楽をクレマンティーヌに提供しており、彼女の体を嬲ると共に楽しませてもいた。
「(こ、このままじゃ殺される……! 屈辱的だけれど、一旦従ったフリをして……)」
何度目かのキスでそんな思考にたどり着いたクレマンティーヌであるが、それは本当に演技であるのかは実は怪しいものだ。
ざばりと自ら引き上げられた瞬間、クレマンティーヌは渾身の力を込めて自分から少女に口づけし、舌を絡めて恭順の意思を彼女に伝える。
少し驚いた様子だった少女だが、クレマンティーヌの態度に気を良くしたらしく、水車を停止させてクレマンティーヌの拘束を解いていく。
「(た、助かった……)」
思わず心の中でそんな風に呟くクレマンティーヌであったが、これはただの始まりに過ぎないことを彼女はまだ理解していない。
ぐったりと、まるで馬車に引き潰されたカエルのように地面に身を投げ出し、荒い息を吐いているクレマンティーヌに対して、少女は「お姉さんの方からのキス……♡ と、とっても気持ちよかったです……♡ ご褒美♡ ご褒美あげます♡」と囁いてくる。
そうしてその小さな拳をぎゅっと握りしめると……クレマンティーヌの秘所にこつんっ♡ とぶつけてみせた。
「えっ……ちょっ、ちょっとまっ……まさか、それを……!?」
少女の拳は小さなものだが、それでもこれまでクレマンティーヌが経験したことがある男根よりも遥かに大きい。
何をされるかを理解したクレマンティーヌは這いずって逃げ出そうとするが、少女はまったく気にする様子もなく……そのまま既にぐっしょりと濡れそぼっているクレマンティーヌのあそこへと、拳をねじ込んで見せた。
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~っ♡ いっ、ひっ♡ ひおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡」
「あはっ♡ あははっ♡ お、お姉さんの中、ぬるぬるで暖かくて……♡ わた、私も気持ちよくなっちゃいます♡ もっともっと、よくしてあげますからね♡」
「おごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡ お゛ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡ ひぎっ♡ ひぎぅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡」
少女はそのまま拳を更に奥までねじ込み、クレマンティーヌの胸に顔を埋めて左右にほおずりしながら、ずごずごと拳で以てクレマンティーヌの秘所をピストンする。
本当に容赦のない挿入を前に、クレマンティーヌの腹にはぽっこりと少女の拳の形が浮かびあがっており、それはやがて肘までねじ込むことで、クレマンティーヌの子宮をノックするまでに至った。
「お、お姉さんの、赤ちゃんのお部屋♡ いつかは私の赤ちゃん、どうにかして産んでほしいです♡ だから、今は挨拶だけにしますね♡」
「あ、あいさつ……ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡」
膣の中で手を開いた少女に、思い切り子宮を鷲掴みにされて、クレマンティーヌは絶叫を上げながら絶頂に達し、目をぐるんと反転させて失神した。
愛液交じりのイキしょんを垂れ流すクレマンティーヌのあそこから少女が拳を引き抜くと、ぷるんと子宮脱してしまった赤ちゃんの部屋が姿を現す。
少女はそこに向かってちゅっ……♡ とキスを落とすと「もっともっと、私のこと好き好きにしてあげますからね♡」と意識の無いクレマンティーヌに囁きかけるのであった……。