夕日が沈み、あたり一面が夕焼けに染まる放課後。 偶然、高い位置の靴を一生懸命に取ろうとしている幼馴染を見かけた。 焦る気持ちを抑えつつ、代わりに靴を取り出して彼女の足元にそろえる。 「ありがとう、気が利くじゃない」 からかうような表情を向ける。 そんな彼女を見ていると、好きだという気持ちが一層強まる。 「…気を利かせるのは、好きだからだよ」 「え?」 「…お前が好きだって言ったんだ」 「ど、どうしたの急に」 「おれ、最近お前のこと見てると…」 「ま、まって!ごめん、明日まで時間ちょうだい」 「…ごめん、急だったよな…」 「ううん、いいの。じゃあ、また明日」 彼女は突然の告白に、気持ちの整理が追い付かずにそそくさと家に帰っていった。 ところが、次の日に彼女は学校に来なかった。 交通事故に遭ったと、教員から連絡があった。 一年の月日が流れ、彼女は両腕が無い姿で学校に現れた。 夕日が沈み、あたり一面が夕焼けに染まる放課後。 靴を一生懸命に取ろうとしている幼馴染を見かけた。 焦る気持ちを抑えつつ、代わりに靴を取り出して彼女の足元にそろえる。 「ありがとう、気が利くじゃない」 からかうような表情を向ける。 そんな彼女を見ていると、好きだという気持ちが一層強まる。 「…気を利かせるのは、好きだからだよ」 長らくお待たせいたしました。 構図が想像以上に難しく、時間がかかってしまいました。。。 次は四肢欠損ものを描く予定です。