~ブルー(タクマ)の場合~
「うっ!…ぐぁ……」
「ブルー!大丈夫か!」
ブルーは敵のビームをもろにくらってしまい膝をついてしまう。
先に攻撃の隙をついて敵を退け、安全を確保した後ブルーの元へ駆け寄るレッドとイエロー。
「…だいじょ、ぅ…っく…」
「ブルー!」
「……」
苦しそうに蹲っているブルーの背中にイエローが手を添えるとブルーはダメージを感じさせるような動きでのそりと立ち上がる。
「おい無理すんな」
「わ、大丈夫??」
ガシッ!!!
「おい」
「えっ!?」
立ち上がったブルーはゆっくりと振り返るとそのまま2人まとめて力強く抱きしめた。
2人とも不意打ちだったため腕ごとガッチリホールドされ、少し地面から浮いてしまっている。
スゥ~~~~~~ハァ~~~~~~~
「お前っ何して…っ」
「ちょっどうしたんだよっ!!」
ブルーは抱き上げたことで目の前にある2人の胸元や腋付近に顔を埋めながら深呼吸をしている。
3人の中で1番体格も良くパワーがあり、更にそれがヒーロースーツで強化されている事で抜け出そうと藻掻くもなかなかその腕から逃れることは難しそうだ。
「…っはぁ~~~っ♡戦闘で汗かいて2人とも雄の匂いがするぞ♡エロい気分になるなぁ♡」
何度か深呼吸をしたあと顔を上げたブルーは2人にへにゃ、とだらしなく微笑んでそう言うと再び2人の匂いを堪能し始めた。
そのブルーの微笑みは普段の優しい笑みと明らかに違いうっとりと瞳が潤み、紅潮していたのでブルーがおかしいことに2人はすぐに気付いた。
「っイエロー!これっ正気じゃねえっ!」
「見りゃわかるっ!クソ…ッこんの馬鹿力が…ッ!」
「ん~~~♡あ~~2人ともほんっっと可愛いなぁ~~♡」
「リョウはいつも元気一杯でリアクションがデカイところとか美味そうに俺の飯をたくさん食ってくれるところも可愛いんだよな♡それで元野球部らしいどしっとした下半身がエロいよな♡一杯汗かいてしっとり蒸れたケツに顔埋めてケツクンニしてやりてえな♡」
「あっ、ちょ、締めんなっ!」
「ヒロは口が悪いのがまた可愛いんだ♡基本的にクールだけどたまに覗かせる年相応の反応とか言動も可愛いしな♡仕事上がりの汗臭い身体を嗅ぎながらピッチリシャツ越しの雄っぱいを揉みしだいて乳首の開発をしたい♡」
「乳っ……後で覚えてろ…」
ブルーは熱い吐息交じりに語り掛けつつ、それぞれの腰に回した腕に力を込めた。
「あ~♡匂いが濃くなってきたな♡」
3人寄り添った状態でレッドとイエローは藻掻いた事と焦りでさらに汗をかいていた。そんな中ブルーは幸せそうな表情を浮かべながら2人の胸に顔を埋めて深呼吸したり時折舌を這わせたりして2人の雄臭さを堪能している。
「待って待って!た、勃ってるーーーっ!どうする!?このままじゃ犯される!!」
「……」
「ブルー!!正気に戻って!!!くそぉ!!ねぇこれいつもより力強くない???」
「うる……せえッッッ!!!!」
ゴッ!!!
「痛っ!!!!~~~~ってぇ……うぅ…」
早くブルーの腕から逃れなくてはいけない焦りと、元々声の大きいレッドが至近距離で騒いでいる事にイライラが爆発したイエローは、すぐ隣の少し低い位置にあるレッドの側頭部に頭突きを決めた。
「っ……クソッ…」
「ぐぅ……ごめん!テンパった…」
痛みで顔を顰めるレッドに頭突きの勢いをつけ過ぎたのか同じようにイエローも顔を顰めている。2人してたんこぶが出来ている事だろう。
そんな2人のやりとりの間もブルーの暴走は止まらない。
「こ~ら♡仲良くしろ~♡仲直りの印にリョウとヒロでセックスだ♡」
「「なんでだよ!!!!」」
「心配するな♡それが終わったら俺も相手してもらうから♡」
「ドッ、ドクターッ!!」
「わかってんだろッ!どうにかしろ!」
どんどん近づいてくるセックスの予感に身の危険を感じた2人はドクターことユイトに通信機で助けを求めるのだった。
~ドクターの説明~
「衝撃ったって身動き……」
「……一応足は動くな」
「…いや、俺も思ったけどさぁ…マジ?」
暫く前から頭にあったもののあえて一旦避けていた事を同時に思った2人は顔を見合わせる。ヒーロースーツを着ているとはいえその痛さは想像に難くない。
「おい、キモい触り方したのはこれでチャラにしてやるよ……フンッッ!!」
足は動かせるとはいえ自由に動かせるわけではない。そこでイエローは捕まえられている腰を中心に、振り子のように助走をつけてブルーの股間に膝をめり込ませた。
「お゛ん゛ッッッ!!!」
「ひぇ…」
思いっきり金的をくらったブルーは今まで聞いたことがないような声をあげ、膝から崩れ落ちて蹲り僅かに痙攣している。それと同時に拘束を解かれた2人はようやく自由の身となった。
「大丈夫…?潰れてない…?」
「…まぁヒロス着てんだから大丈夫だろ」
「あ゛……あ゛ぁ……」
時間差で変身の解けたタクマは、あまりの衝撃に小さく呻きながら脂汗、涙、鼻水、涎と最早どれかも判別できない液体でぽたぽたと小さな水溜まりを作っている。
「…………多分」
「自信無くなってんじゃん!!!」
そうしているとタクマがそのまま力が抜けたようにどさりと倒れた。
「おわっ急がねえと!ヒロそっちから抱えて!」
ーーーーーーーーーーーーーー
「う……」
「タクさん!無事!?」
「…ん、俺はどうしたんだ…?……確か敵の攻撃をくらって…いたた……」
「あっ寝てて寝てて!今俺の車でドクターのとこ向かってるから」
車の後部座席で目を覚ましたタクマが起き上がろうとするのをリョウスケは安静にするように促す。
「悪い…手間かけたな……」
「……」
「いいっていいって!………てか、その…金玉、大丈夫…?」
「…え?……確かに少し痛むな…」
「………タクマ」
「どうした?ヒロ」
「……悪かった」
「なんだ?どうしたんだ急に」
タクマが目を覚ましてから沈黙していた助手席のヒロが口を開く。
謝罪から始まり、事のいきさつをタクマの行動や言動などは伏せて説明した。
「…だから、謝った」
「はは、しおらしいヒロなんて珍しいな。仕方なかったんだろ?気にするな。寧ろこっちこそごめんな。ヒロ、リョウスケ」
「ん……別に」
「タクさん謝んなくていいって~俺たち3人でチームなんだから!な!」
「ありがとうな」
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「う…いや、まあ…あるか、とは、思ってましたけど…勘弁してくださいよ……」
研究所に着いた3人にユイトは有無を言わさず見た方が早い、と大きなモニターでタクマの痴態を大音量で流し始めた。
「…その、念の為に言っておくが普段からこういう事を思っているわけじゃないからな…」
大画面に映る自分の信じられない姿にタクマは少し顔を赤らめながら恥ずかしそうに苦笑いをしている。
「なんで俺らまで見せられてんだよ…」
「ドクター、タクさん可哀想だって!」
呆れるヒロに同情の眼差しのリョウスケ。そして自分の信じられない発言と行動に顔から火を噴きそうになりながらタクマは申し訳なさそうにしている。
「2人とも本当に申し訳ない……っ精神抵抗力をつける為、ですよねドクター」
「流石2回目は話が早いな!」
わははと豪快に笑いながら楽しそうにしているユイトをよそに、リョウスケとヒロは初耳の情報に驚き憐みの目をタクマに向けている。
「タクさん2回目!?」
「あん時は淫紋つけられたんだよな~タク?」
「ドクター!その話は!!」
「「淫紋」」
意地悪な笑みを浮かべながら話を振ってくるユイトをタクマは慌てて制止する。
『お゛ん゛ッッッ!!!』
そんな話をしていると丁度ヒロの膝がタクマの股間にめり込むシーンが流れた。
「「「ひぇ…」」」
股間への完璧なクリティカルヒットにリョウスケとタクマ、そしてユイトまでもが顔が引きつらせて3人とも股間を押さえている。
一瞬で会話が無くなった3人の空気にいたたまれなくなったヒロが耐え兼ねて声をあげる。
「っ…だから悪かったって言ってんだろ!!!ドクター、アンタはそっちじゃねえだろ!」
「いやすまんヒロ。いざ実際に見ると玉がヒュンとなってな…本当に気にしてはないからな。うわ失禁までしてたのか……」
「俺も…」
「いやぁ~流石の俺もガチ金的まで痛めつける性癖はないわ」
「ドン引きしてんじゃねえよ」
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「いや~~~今日は大変だったな、ヒロ」
「ああ」
「てかドクター、タクさんの金玉を診察するってたけど大丈夫かな…」
「まあ…腕は確かだから大丈夫だろ……変態だが」
「そこが問題なんだよな…今回モロに金玉だし…」
「………今度何か差し入れ買ってくか」
「…そうだな~俺も出すからちょっと良いの買ってこうぜ!」
「ん」
後日タクマの診察が玉の触診から始まり、勃起&射精の確認、挙句の果てには前立腺まで弄られたと聞いて、タクマの好きそうなコーヒーに合う高級菓子折りを用意したリョウスケとヒロだった。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
サクサクっと端折るところは端折ってブルー&イエロー編でまとめて出そうと思っていたんですが、楽しくなってきて結局それなりに長くなってしまいました…(一生学習しない男
エロシーンも特にないので需要あるのかなーと思ってるんですけど書きたいので書きます。
素人の稚拙な文章ですが本編(?)のスパイスとして楽しんで貰えたら嬉しいなーと思います!
刃太
2025-09-09 10:45:23 +0000 UTC白黒の虹
2025-09-09 04:11:18 +0000 UTC