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双龍
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エロ漫画時代の話


画像は、かつて「アクションピザッツSP」「アクションピザッツDX」というエロ漫画雑誌で連載していた「Idol Cum!」という漫画のメインヒロイン。2014〜2016年くらいまでやってましたが、マチマホで一般向けの連載の話をいただいたのをきっかけに卒業しました。いまはDXもSPも廃刊になり、無印のピザッツしか残ってませんね。


卒業きっかけは一般向けをやるからというだけではありません。この作品、一応原作つきで連載していた作品なのですが、今思えばかなり馬鹿げた状態でした。原作というのは様々なタイプがありますが大きく分けて二つで、プロットだけを組む人、ネーム を渡してくる人です。この漫画の原作は前者、プロットを組むタイプだったわけですが、これがなかなかひどいものでした。原作というより原案という感じで、ざっくりとした世界観とストーリーの流れが書いてあるだけで全然原作の仕事をしてない感じでした。

打ち合わせと称してストーリーの打ち合わせをするのですが、途中からほとんど私がストーリーテラーとなり、原作という形だけがのこっていてほとんど私の作風です。

しかし、原作という名前は残っており、なぜか印税が数%原作に入ります。原作の方はフリー編集も兼業でやっており、編集兼原作という感じでそもそもクリエイターではありません。そういった不信感が徐々に募っていったのと、とどめとなったのは最終回を迎えて打ち上げ的な飲み会をひらき、帰り際に一般向けの連載をすでに始動している私に対して「売れたら声かけるからw」と言い放ちました。私はこの台詞を聞いた瞬間に「こいつと2度と仕事はしない」と誓いました。


私以外にも彼に利用されて終わったという作家は結構いらっしゃるので、ハズレくじだったんだなと思います。しかし、私としてはサラリーマン時代に漫画家として活動休止していたブランクを取り戻すのにちょうどいい機会だと思ったので逆に利用させたいただいたのでノーダメージです。一般向けの連載はこのエロ漫画きっかけではなく、私が単純にツイッターで趣味で描いた作品を見た出版社がこぞってオファーをかけてきたので100%私が引き寄せたチャンスでした。ですから、私は利用されたという考えではありません。


結局のところ、原作の彼はフリー編集なので我々漫画家と同じ自営業ですから自分の利益が優先なのが基本スタンスです。またフリー編集というのは無所属なのでいつでもフットワーク軽く逃れたりもします。逃られた事はありませんが、うまいこと自分の利益に繋がる様に同人ゴロみたいなこともしてたのでいいやり方ではありません。彼に利用されてる作家は今もいるので、それを見ているのがただただ不憫でなりません。とはいえ違法行為は行ってませんから、漫画家自身が強くなって自立するしか道はないですが。


とはいえ、私が漫画家として復帰するリハビリにはなったのと、コミケなどへの参加をする機会にも恵まれたのでその点は感謝しています。連載作品でそのまま単行本になりましたし、仕事を推し進めてくれるという点では決して無能ではないと思います。ただ、やり方は気に入らないというだけです。


そんな時代のエロ漫画のキャラクターです。興味ある方は「Idol Cum!」でググってみてください。あえてリンクは貼りません。なぜなら、1冊うれると原作の人にも印税が若干発生してしまうので自薦したくないのです。


最近商業の連載で忙しいので、過去のエロ漫画作品をちょっとずつ放流していこうと思いますので、お楽しみに。

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