XaiJu
眼鏡2号
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MOTD 5話



「こここにんんちはお日柄も良く。ゾン対、えっと……外敵対策課にに配属となりましたメロと申します。 本日は私のためーーじゃなかった。私達新入社員共に盛大な入社式を開いていたたたたただき、誠にありがとうございます。 新入社員を代表し、御礼申し上げ……心より、御礼申し上げます。 私どもは、晴れてこの会社に入社できたことを心から光栄に思っております」


(メロ、想像以上に緊張しているな。教壇に立つことすら億劫なのに、こんな大舞台なんてきついだろ)


「えっと。えーっと……私は代表者なので、何か一言言わなけれいけません。心意気です。なので、心意気を言います。」


(あいつ……何を言うつもりだろう)



「私は外敵対策課に配属されました。それは私が望んだ事です。

 私は、私は今も外で戦っている軍人さんの支援や、もしもの時があった時の為に皆が助かるような環境を作りたい。自分の家族、友人。これまで支えてくださった恩師。沢山の人が安心して暮らせる幸せな第三シェルターを作りたい。こう思っています。

 私は学校でゾンビの研究をしていました。固有名詞になりますが、「スローター」や「ファスター」が、どのようにして動き、どのようにして獲物を狩るのか。知能はあるのか、それともただの獰猛な動物なのか……。

 それだけではありません。昨今課題として挙がっているエネルギー問題にも取り組みたいと考えています。私達の生活に欠かせない「ラーク」。車に乗ったり、飛行機で飛んだり、地下鉄を動かしたり。スローターに襲われた軍人さんを回復させたり、病気の治療に使用したり。とても万能なエネルギー資源です。ですが、このラークも最近採掘量が減ってきている現状。軍人さんが頑張ってくれていますが、専門分野である私達の知識も必要な状態です。

 ……世の中には、様々な問題があります。答えは出ていませんし、もしかして答えは無いのかもしれません。ですが、何が正解かは私はよく理解しているつもりです。その正解で、住んでいる人々が穏やかに楽しく過ごせる未来を創っていければと思います。」



「といっても、私はやはり親友と家族を一番に大事にするかもしれませんが……以上です。」








「って、な感じで無事入社式が終わったって訳」


 天に召される気持ちのまま、私はミカンと帰宅した。パイナとアンコはもう食事の準備をしていたらしく、家に帰って早速ご飯を食べる事になった。トマトとチーズが絶妙にマッチしていて美味しい! 美味しいのだけど……。


お姉ちゃん大丈夫でした?」

「想像に任せるよ」

「ええ……ミカンさんも一緒だったから平気だと思ったけど……まさかドーナツのくだりを!?」

「右をみてごらん?」


「うへへ~……」


「いやああああぁぁぁぁぁ……」


「大丈夫だとパイちゃん。もし学校で何か言われても私がすぐ殴るからっ!!」

「ぇぇ、なんて物騒な」

「あんちゃんまた殴ったの? ダメよそんなことしたら」

「あ、戻った」

「殴ってないです。手が前に出ただけです」

「それは殴ってるっていうんじゃ……」

「お姉ちゃん!? どうなの!?」

「大丈夫だよパイナ。多分……ミカン、私どうだった?」

「へ? いやーうーん。今はさ、楽しくご飯を食べたいじゃん? 折角のピザが冷めちゃうよむしゃむしゃ」

「ちょっと!? ミカンさんそれはどういうことですか!?」


「うへへ……」

「あ、まただ。大丈夫だよパイちゃん。来る者は殴るから!」

「うわああああぁぁぁぁぁぁぁん……。お姉ちゃんは目立つ。アンちゃんは人を殴る。ミカンさんはピザを食べる! 私はどうしたら……」

「エナジードリンク飲む?」

「駄目だよアンちゃん。夜眠れなくなる」

「メロ、ピザ食べないと冷めるーー……二枚頬張ってる……だと!?」









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