お世話になっております。波白ひだねです。
本記事は私の漫画の設定や本編に収まりきらなかった小話などを好き勝手語っていく記事となっています。
作者の意図とかそういうのは没入感の妨げになるーという方はお気を付けくださいませ。
目次
1.あらすじ
2.人物紹介
3.テーマについて
4.舞台について
5.詰め込んだ小ネタ語り祭り
5-5.人物造形について
新卒で入社後、短い研修期間ののち地方の店舗に配属された浅木。
その店舗では、かつて大学のサークルで先輩だった日野がパートとして働いていました。
履歴書によるとこの町は別に日野の地元でもなんでもないようで…?
疑問に思いつつも当の日野は大学生の頃となんら変わりはなく、官能小説を読み上げて浅木をからかう始末。
浅木は浅木で日野の卒業後ずっと日野をオカズにしてきたのもあって、そんな日野の言動に興奮を覚えてしまい…。
・浅木遥乃(あさぎはるの)
真面目で流されやすい性格。
就職して初めての一人暮らしを始めた。
好きな食べ物はみかん。
埼玉の核家族の家庭で一人娘として育ち、なにひとつ不自由ない幼少期を送る。
それゆえ両親ともに過保護気味で、自主性は低め。高校も大学も親や先生から薦められたとこにした。
でもそんな自分を不満に思ったこともなかった。日野に出会うまでは。
・日野燈子(ひのとうこ)
官能小説が好き。
自由気ままな性格。
好きな食べ物はベビーカステラ。
東京生まれ東京育ち。親は学業と門限には厳しかったがそれ以外は口を出してこない教育方針だったため、都会遊びを満喫しながらもグレることなく健やかに育つ。
いたって年相応な文学少女だったが、やんちゃなクラスメイトの影響で夜遊びや性的なことに対する興味はふくれあがり、ある日こっそり官能小説を買ってみたことで新しい扉が開いてしまった。
煙草の銘柄はハイライト。
だいたいこんな感じ。
以前進捗報告のときに書いたテーマは「浅い恋愛感情から行為を経て見えたお互いの内面、そして相互依存に至るまで」でした。根幹は同じですが、完成版と進捗のラフ版とじゃかなり構成が変わっていることは過去の記事と見比べたら明白でしょう。イチから描くお話にしてはごちゃついていた部分を削って少しシンプルにしました。ただ全くなくなったわけではないので後々描けたらいいな。
4年にもわたる恋慕は浅く無くない?と思われるかもしれませんが、日野がふたなりだということすら知らずに外見と雰囲気だけでずっと恋焦がれていたのめちゃくちゃ浅くないですか?たぶん浅木は日野の好物とか官能小説以外の趣味とかなんも知らないです。割と浅木はやばい人です。そこも後々。
舞台となる大学のサークルと、勤務先であるホームセンターについて。
サークル
私の中の文芸サークルのイメージは、『本が好きで、だけど一人はさみしい人の集まり』です。違ったらごめんね。作中ではそのイメージで描いています。
本を読むということは複数人じゃできない行為なのに、サークルはどこの大学にもあるほどメジャーなのが面白いなって思います。好きな本の感想を言い合いたかったり、大学内で落ち着ける空間が欲しかったりと動機は様々でしょうが、ゆるいサークルの代表格な印象です。
浅木のサークルに入ったきっかけは日野へのひとめぼれですが、そもそもののぞいたきっかけは
(なにかしらのサークルに入りたいなーでもウェーイ系は嫌だなー本は割と好きだし文芸サークルとかどうだろう)
くらいのノリです。
日野の方はといいますと、もともと交友関係は広かったのですが官能小説を語れる友人はいなかったので。まあ文芸サークルにもいなかったんですけどね。
小ネタですが、この右にいる子。名を島崎といいまして、副部長やってます。もともと音楽サークルにいたんですけどソリが合わなくなって脱退、同学部で仲の良かった日野のもとへって感じで3年のときに文芸サークルに入りました。文芸サークルのなかじゃ珍しくリーダー性があって集団をまとめるチカラもあるので副部長に抜擢されました。てか、日野が押し付けました。言葉遣いは悪いけど真面目で良い子です。
ホームセンター
お話の都合上、地方で店舗展開してて深夜営業はしてなくてかつそこまでスタッフいなくても回る業種が必要でした。ホームセンターにしたのは、私のバイト経験からです。事務所のレイアウトも記憶を頼りに。社員ひとりしかいなかったのもそのまま使いました。さすがに新人に任せてたわけじゃないとは思いますが…。まあホームセンター要素はゼロなのでそんな感じの店舗をイメージしてたんだなーくらいに思っていただければ幸いです。
さーてこっからは自己満設定語りのコーナーです。語るぞー気をつけろー
・日野のZIPPO
初めて読んだ官能小説のラストで男が愛人に手切れとして渡していて、かっこいー!ってなって憧れていたから。
・日野の座り方
ちんちんでっかいからきゅっとした足組みができないんです。
・日野がなぜ地方でパートしているのか
これはあとできちんと描きたい部分なので詳細は伏せますが、日野は新卒で出版社に入社し、一年ちょっとで辞めています。半年くらいなんもせずに過ごして、ホームセンターでのパートは浅木がきたときにちょうど2年目くらいです。
・日野は童貞だった説
愛撫もしないキスもしない、無理やり突っ込む、とりあえずおっぱいわしづかみ、と割とやってますこの人。真相は神のみぞ知る。
―――とまあ、漫画は浅木視点で語られていたため日野は自由なお姉さん風でしたが、本当はけっこう子供っぽいというか、かわいらしいところもあるんだよーという裏話でした。
小ネタ祭りの流れでちょっと書きたくなったので。
人物造形について私の中で気をつけていることは、リアルとリアリティの区別を意識することです。
わかりやすく言うと、人間味を持たせる、みたいな。
「人は、他者との関係性によってのみ、自分を規定することができる」とは仏教の考えにありますが(間違ってたらごめんなさい)、それをできる限り創作に当てはめようとしています。
こういう人物が描きたい!って思ったら、じゃあその特徴をその人物が得るためには?を考えて、過去や周囲の人物を形成していく、という感じですね。
その流れを繰り返していくと、人物は非常にリアルになっていきます。でもそれだとリアルすぎるので、フィクションを差し込んでマイルドにする。リアリティってリアルに寄せるんじゃなくて、リアルから離す作業だと私は思っています。
私が中学生のときに初めて読んだラノベが七人の武器屋だったんですが、そのあとがきで著者の大楽さんが「キャラが勝手にあーしたいこーしたいって行動して全然プロット通りにいかない」みたいなことを楽しそうに書いてて。それがいまでも私の創作の芯になっている気がします。プロット通りにいかないと困るんですけどね。でもその方が良いお話になるんですよほんとに。その点上記で書いたような日野の人間味は良いですね。次はどんなことをしてくれるのだろう。日野に振り回されて浅木もなにかしでかしそうだし。楽しみです。
おわりに
こんなもんですかね!すごい長くなってしまった。ここまで読んでくださってありがとうございました!
この記事が私の漫画を読むうえでの新しいスパイスになっていれば幸いです。
来月からまた次の漫画の構想を練っていこうと思います。skebもちょっとだけやろうかな。支援サイトの更新をもっと頑張りたいと思っているので、数描けるように頑張ります!
波白ひだね