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工場長
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谷の通過儀礼

「た、谷の為?」

谷の老人達に言われた事柄がいまいち理解できないでいる

ナウシカに畳みかけるように老人の一人が言う

「谷の少子化は深刻なのです」

「そのとおり!」

「年頃の娘の役割なんじゃが、今まで姫様には秘密にしていたんじゃ」



「谷の為…」

少し前と同じセリフを呟く

「きゅ、急に言われても困るわ」

長老達が言ってる事を要約すると

谷の男の子が性的に目覚める様に女の身体を提供しろ

という事らしい


それも年頃の娘が毎年行っているようだった

選ばれる乙女は占いで決めているらしく

それは王族も例外ではないらしい


それでも姫様にはその役割が回らない様に、少々の仕掛けをしていたようなのだが

今回はいくつかの偶然が重なり、占いの結果は姫様となってしまったと爺たちは詫びた

~中略~


薬草入りの風呂に入り念入りに身体を洗う

拒否したいが、それが谷のしきたりならば仕方ない

勿論爺達とは、ひと悶着あった

王族だけが特別扱いされている事は、この谷ではあってはならないと

思っていたのでその事で怒り

未知の行為に慄き自然と涙があふれた

それが3日目の事、今日まで考えてやはり谷の未来を思い

この儀式を受け入れた


湯舟からゆっくりと立ち上がり、柔らかな布で身体を拭く

丹念に髪をすき、香油を身体に塗り込んで

ナウシカは秘密の部屋で相手を待った


心臓は激しく鼓動して顔も熱くなる

落ち着かずにもじもじとしていると

「こんばんは姫さま…」

来た!誰だろう

「え?」


入ってきたのは一人ではなかった5人の少年

一人かと思っていたのに

少年達はナウシカよりも年下の子たちで

ナウシカがいつも遊んでる少年達だった

懐いてくれていて、可愛い弟分のような存在だった

だけどこれからする事を考えると、まるで別人に見える


彼らももじもじとして部屋の入口から動かない

そんな時間が続いたが、ナウシカは状況から逃げず

【谷の為】という運命を受け入れた

彼らに手を伸ばし、笑顔で

「おいで」

と声をかけた


ナウシカを囲むように座った少年達に

「ジイ達から聞いてる…から…」

「みんなのしたいようにして…いいよ」

長老達に色々と焚きつけられてからこの部屋に来たのだろう

少年達は自分達がしていい事を心得ていた




「抵抗してはなりませんぞ!姫様」

「ボウズが飽くまで自由にさせておやりなさい」

爺達の無慈悲な命令を思い出す


ナウシカの長い夜が始まった





Enty公開時カラー↓



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