それっぽい金ぴかの飾りとそれっぽいヒラヒラのそれっぽい衣装。
その日勇者の少女が訪れた村では祭りの準備が行われていた。せっかくだから見物していこうと滞在を決める少女。ついでに出来る範囲で準備を手伝うことにした。
そんな中、祭りで舞を披露する踊り手がなんやかんやで怪我をしてしまう。
舞はこの村で奉られている神に捧げる非常に大事なもので、欠かすことは出来ないという。踊り手は神託によって(主に美人で若い娘が)選ばれるのだが、勇者様であれば神も認めてくれるだろう、だから代役を務めてくれと頼まれる。
少女は村人達が困っているようだからとあまり深く考えず首を縦に振る。それから少女は祭りが始まるまで、本来の踊り手さん監修の元、踊りの練習に励むことになる。
そして当日。
初めて手渡された、元の踊り手と勇者の体つきがあまりに違っていたがためにほとんど新たに作り直されたというその衣装は、想像以上に露出が多いエロコスであった(自身が普段身につけている鎧っぽい何かの方がヤバいという事実は、女神の加護的な何かで棚上げされる)。しかし今更「衣装が恥ずかしいから無理です」などと断ることも出来ず(言ったところでいつもの鎧っぽい何かを引き合いに出されるだけだが)、恥ずかしい姿で神に捧げる舞を踊ることになってしまうのであった。
恥ずかしがりながらも、何だかんだで順調に踊り続ける少女。本来の踊り手さんもにっこり。
しかし突然、舞台の上に数人の女性が乱入し、踊りの途中にもかかわらず衣装を無理矢理剥ぎ取っていってしまう。衣装には密かに取り外しやすいような細工がされていたために、抵抗むなしく少女は一瞬で素っ裸になってしまった。
事前に知らされていなかった少女が半ばパニックになりながら抗議するも、もし事前に知らせれば断られてしまうだろうから黙っていた、しかしこれも神託のうちであり、踊りを止めたら村に祟りが起こるとかなんとかと言われてしまう。実質脅迫である。
少女も少女で、人が良いすぎるために渋々ながらも納得し、すっぽんぽんのまま踊り続けるのであった。
神はエロガッパ。
こうしてあられもない姿で、デカチチをばるんばるん、デカケツをぶるんぶるんと揺らしながら踊っていた少女であったが、そこで更なる指示が飛んでくる。
それも、今度は踊りながら脱糞しろという、お人好しの権化のような少女ですら耳を疑うものであった。
最初は理解が追いつかず頭が真っ白になり、理解できたところで流石に無理だと断ろうとするも、これも神託、やらなきゃ村が祟られちゃう! と脅されればやらざるを得ない。自分の耳は疑っても人は疑わない。神がやれといったのなら仕方が無い。どこまでもお人好しなのである。
こうして立派な一本糞を尻からぶら下げ、振り回しながら、踊る羽目になってしまうのであった。
なお、その糞は回収されて堆肥となり村の畑で使われたが、それ以降長きに渡り、村では豊作が続いたという。
その後はこれ以上の無茶振りはなく、こうして祭りはなんとか無事に終わった……と思ったら、次の日にはまた別の祭りが始まっており、今度は昨日舞を捧げた神の妹神とやらに捧げる舞を引き続き踊らされるハメに。
振り付けは同じだということで安心したのも束の間、そっちは光の女神だとかなんとかそんな感じで、どうも素肌を全て晒した姿がお好みらしい。素肌というのは頭皮も含まれるとかなんとか。
そんなわけで頭髪を全て剃られ、しかもなんかよくわからない汁やら樹液やらで丁寧に頭を磨かれ、ツルツルピカピカのハゲ頭で踊ることになってしまうのであった。
その後村を去るまでの間、少女が前触れの無い突然の強烈な便意に何度も何度も苦しめられたり、何故か髪が生えてこなくなったのは、また別の話。
なお村を出た途端に腹痛は治まったし、一晩寝たら勇者パワーで髪も元通りになった。
シチュに至る理由は「お願い勇者様!」と「神は言っている、ここでエロい目に遭う定めであると」で解決。
あと「勇者だからすぐ生えてくんべ」で軽率に剃られがち。
村人達も実際悪意はない。本当に神様がいる世界だから神託もあるし、祟られもする。嘘は言っていない。
で、おまけの背景なし。