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メモノート2025 8月号 更新2025/08/10

・更新2025/08/10

今年、2025の2月に始めたインク耐光試験の6ヶ月中間結果です。

場所は東側窓に室内貼りで、夕方に西陽が当たらず、雨避けの屋根があるので、直射日光は当たらないものの、地面のコンクリートの反射光は普通に入ってくる環境です。


人間が生活する室内環境で、光量はそのまま曝露、紫外線はガラスでほんのちょっとだけカットされている、という観測環境。

「カーテンが無い部屋の窓側に、描いたものを置きっぱなしにしたらどうなるか」というシミュレーションです。

↑こちらがスタート時

↑こちらが6ヶ月後。

今回のボールペンはすべて顔料タイプで、ジェットストリームが全体的にやや薄くカラーのものは色褪せした以外、どれもそこまで劣化は見られないので優秀です。


プレピーのカーボンインクも、この黒さの維持は非常に優秀と言えるでしょう。

万年筆インクでこの耐久性が出せるんだから凄い。


ぺんてるの筆は染料と顔料で濃さに明らかな差がでています。


蛍光マーカーのUNIプロパスは、顔料なのですが半年で完全に色が消えました。

蛍光カラーを日光に当てるのは極力避けるべきですね。


クレタケのリアルブラッシュも消えてしまった色が見受けられます。

リアルブラッシュは染料インクなので、思ったより持ちこたえた印象です。

これを色紙イラストに使う時は、色紙に極力日光が当たらない場所+UVカットのケースに入れるなどの対策が必要です。


イラストの線画を描くならできるだけ顔料インクですね。

180日の陽射しが強い期間の光に耐えたので、普段光に当たらない場所での適切な保存なら、紙が物理的にダメになるまで描いた線が保つような気がします。

ちなみに墨で描かれた徳川家光(1600年代)の通称「ピヨピヨ鳳凰図」が400年経った今でも残ってるので、墨は物凄く優れたインクと言えます。

(frame embed)


↑こちらはトンボさんの情報ですが、適切保存で油性で50年、顔料インクは墨と同じ成分なので数百年単位でもつと予想されるとの事。

インクの種類を把握して描くのは大切です♡


この先もこの耐光試験は継続して行こうと思います。




・2025/08/02

7月もありがとうございました!

連日暑いですね・・

こちらは部屋でクーラーつけていても日中は室温が31℃以下にならないと言う地獄の日々で、流水麺にミョウガの茎を入れて、オクラやもずく酢・メカブを入れたトロトロ麺で凌いでいます。

40代になって、食はトロトロ・ネバネバ・お魚製品(練り物等)が多くなりました。

玄米の上に「うな蒲ちゃん」を乗せて、なんちゃって鰻丼にするのが最近のお気に入りです♡


なんか大規模なうなぎの養殖が出来そうと明るいニュースもありますが、どうなるかわからないし、うな蒲ちゃんはこれはこれで美味しいです。


「本物の鰻を食べる事」が幸せなのか、「鰻だと思って食べる事」が幸せなのか。

やや哲学的な問答ですが、帝国ホテルの故・村上信夫シェフが戦地でリンゴをパイナップルに見たてて料理したように、「食」って工夫にこそ魅力があると思うんですね。

お高い本物のフランス料理で舌を肥やすのが幸せなのか、フランス料理に見立てて安く、でも楽しい食事をするのかー


JAL機内誌のwinds 2003年3月号より。

22年前、20歳の時に飛行機乗った時のですね。

村上さんの記事が物凄く良かったのでいまだにとってあります。


鰻だと思って食べるうな蒲ちゃんも乙なものです♡


先日モンキー125のフロントフォークを見ていたら、ゴム部分にヒビ割れ亀裂を発見。

早速バイク屋に行ってこのゴムだけを交換できないかと相談した所、

倒立フォークはこの部分だけの交換はできない仕様だそうで、このゴムを新品に取り替える場合フロントフォークを一度外さないとならず、もう4年乗ってるのでフォークオイルやら内部の消耗品諸々交換の、実質「Fフォーク オーバーホール」になってしまうとのこと。

お値段は3万5000円。

先月前後タイヤ交換で約4万円が飛んでいったので、流石に即決できずに腕組みしながら唸っています。


モンキー125はランニングコストかからない車体なんですが、タイヤはじめゴム・油系は消耗品で交換時期は重なってて、今ちょうど劣化交換タイミングって感じですね。

ちなみにフロントフォークのゴムの劣化をこのままにしておくと、いずれ内部のオイルが染み出してくるそうです。ヒェ・・


ついでにリアサスペンションも経年でオーバーホールの必要あるのか聞いた所、Fフォークとは構造が違うのでオーバーホールはできず、使い捨てでリアサスごと新品にまるまる取り替えというのが現実らしいです。


この辺はおそらくGROMもそうですね。

ミニバイクご検討中の方はお見知りおきを♡



・最近のあれこれ

プレサージュの有田焼モデルの実物を見たんですが、これ凄かったです。

実物を見ないと伝わらない質感、これはまさにその1つ。

盤面の日付や巻き上げ時間のインジケーターを窪みで表現してるんですが、本来は器や皿として使われる焼き物が、数値を示す部品として機能に組み込まれてる事に新鮮な感動を覚えます。


機械と伝統が融合した、違う歴史を歩んだifの日本を見るような気持ち。

文字盤の凹凸に生まれる色合いが独特の風合いで、この三針モデルが特に目を惹きました。

焼き物の凹みの中に埋め込まれた機能針が、ちゃんと持ち手に時刻・日付・巻き上げ残量の情報を与えるという新鮮さ。

情報さえ分かれば、盤面が焼き物でも全然アリだなと。

高度なSF表現を見る思い。


画像で見るとプラスチックみたいな軽い印象なんですが、実際に見ると磁器特有のヌルッとしたひんやり感と艶と重量感を感じ、一目で「これは他と違う」と分かります。

焼き物だから表面に微細な凹凸の表情がちゃんとあって、均一の表情の文字盤の時計と並べると、その個性が飛び抜けています。

やっぱ何度も炎で焼かれて鍛えられ、丸くなった物の面構えは違う。

その上、裏がシースルーなので内部ムーブメントを拝めるのも素晴らしい♡

ビックカメラやヨドバシには結構置いてありますので、何かの折に見て頂けると「なるほどなぁ」と目の保養になることうけあいです。

自分は創作のヒントになればいいので、「見ーてーるーだーけー」( ^ω^ )




・万年筆

万年筆、プラチナの500円のプレピーを使ってるのですが、元々万年筆は英語圏から出てきた西洋筆記具なので、どうしても漢字入り混じる日本語、ひらがなは苦手。

ひらがなはとにかくバランスが難しいと最近痛感します。

日本語はそもそも縦書き+筆で書く文化圏で生まれた文字の形なので、横書きの英語を書くための万年筆が使いにくいのも当然と言えば当然。


最近は日本語が綺麗に書ける万年筆じゃないとちょっと厳しいな〜という気持ちになっています。

こういうのが分かるので、とりあえず入門用をある程度使い込むのがいいですね。

万年筆の国内主要3社、セーラー、パイロット、プラチナ。

その中にちゃんと日本語に特化した万年筆が存在します。


パイロットの「エラボー」がその一つ。

「エラボー」って聞くとなんかイマイチかっこよくない、ちょっとどんくさくてお安そうな印象を持ちますが、1978年に誕生して以来3代のマイナーチェンジを経た40年選手。

そもそもが「日本語のための万年筆を作る」というコンセプトの商品なので、その長寿ぶりも頷けます。


ちなみに「エラボー」は「elaborate(精巧な)」「選ぼう」をかけた、駄洒落的な名称というのを個人ブログで目にしました。

実際の所は公式に明確な情報ページが見当たらないので半ば伝説感がありますが、海外での展開商品名は「ナミキ・ファルコン」(現在はナミキブランドから変更されパイロット・ファルコンとして流通してる模様です)

ペン先の形が隼のようだからファルコン。かっちょいいですね。

ナミキはパイロットの2人の創業者の方の1人、並木さんに由来する名称。

並木さんは商船学校(現・東京海洋大学)を卒業して船の船長をされていたそうです。

その船の乗組員として入ってきた和田さんと意気投合し、「いつか日本から世界に通用するものを送り出そう」と、後に「パイロット」を立ち上げます。


「パイロット」とは「海上において、沢山の船を先頭にたち案内する、老練な船長の事」を指し、「国内万年筆の先駆者」と言う意味があるそうです。


(ちなみに、セーラーは、軍港都市・呉にあって、「将来は自らの製品を船によって輸出し、海外に覇を唱えたい」という念願と「1人の提督より多くの水兵(セーラー)が大事」と言う民主主義の思想から、プラチナは金属の王様のプラチナから企業名を採用してるそうです)


船を降りた後、並木さんは母校の商船学校で教授として迎えられ、船の製図に使う烏口(漫画でもコマ枠を描くのに使われるペン先)の先端の摩耗防止の研究を、当時次世代の筆記具として脚光を浴びていた万年筆の金ペンとして活かすべく、自力で金ペンを開発し、「パイロット」を和田さんと共に立ち上げ今に至ります。


1910年代、まだまだ船の時代。

舶来品の万年筆が入ってくるのも船、それを送り出す夢を描くのもまた船だった事を思うと、万年筆メーカーが船由来の名称が多いのは納得できます。


「エラボー」は国内展開の名称を「はやぶさ」にした方が若者受けしそうな気もします。

エラボーで40年きちゃってるのでいまさらもう名称変更は無いと思うんですけど、日本語の書き易さを研究して作られたとか商品の詳細知らないと「ふーん・・(名前、なんかあんまりかっこよくないしいいか・・)」になっちゃいそう。

自分がそうでした。最近まで全然アンテナに引っかかってなかったんですが、

プレピーを書き慣れてきて「日本語が書きやすい万年筆ってあるのかな」と探して初めて行き当たると言う。

こう言う商品の歴史を知ると途端に興味が出てきます。


エラボーはパッと見地味で、ペン先も装飾が無いので面白みに欠けるデザインではあるんですが、そのペン先は14Kでロジウムメッキ仕上げと強度面でも実用性バッチリ。

ロジウムメッキは硬度が上がる貴金属コーティングらしいです。

金色ではなく落ち着いた銀色になるのが特徴。

万年筆は金色のペン先が多いんですが、たまに銀色があるとロジウムメッキ仕上げなんじゃないかな〜と予想がつくようになります。

黒と銀は銀英伝の叩き上げ帝国軍の制服っぽい色合いでかっくいい!



自分が今使ってるプレピーはプラチナさんので、その上位機種が「3776センチュリー」

この万年筆の良い所はスリップシール機構というのがキャップに施されており、インクが乾かない点。

プレピーにもこれが入っているのでインク乾きに恐怖しなくていいので助かります。

3776の詳細は↑プラチナさん公式を引用します。

作家・梅田晴夫氏が中心になって開発された美しい日本文字のために生まれたモデル。

1978年に3776は誕生し、2011年に4万件の筆記データを元に設計を刷新。3776センチュリーになりました。

モデル名の3776は富士山の標高であり、「日本を代表する最高峰の万年筆」という意味が込められています。

ペン先が他のメーカーとちょっと異なり、かなりひらっぺたいのが特徴で、3776の文字と富士山を模した模様が入っています。

インクが乾かない、カーボンインクカートリッジがメーカーから出ているなど実用性に文句なし。

これもパイロットさんのエラボー同様に日本の文字のために生まれたモデルですね。



パイロットさんのカスタム74シリーズ。

カスタムは「注文品」の意味で、「お客様の注文に応える」と言う意味で名付けられており、数字の74は「パイロット社創立74周年に作られた」モデルとなります。

カスタム74・742・743と3つバリエーションが存在し、商品のグレードを表します。

74(無印)、742(2つ星)、743(3つ星)となり、上位グレードになるにつれペン先が大きくなっていき、細部のデザインが微妙に変わり、743が最も高価になります。

多くの人が悩むのが742と743でしょう。

万年筆は10年は使えるので、742・743の1万円の価格差をどう捉えるかが悩ましいポイントです。

キャップクリップの先端が丸っこいのが74シリーズの特徴です。

これが愛嬌があってとっても可愛い♡




こちらはセーラーさんのプロフェッショナルギアスリムミニ。

この凝縮感がたまらない!

キャップの先っちょに錨のマークがついてるのもカッコイイです。


セーラーさんはプロフェッショナルギアとプロフィットの2つが主力商品として存在します。

まるっこいのがプロフィットで、角ばってるのがプロギア。

「どれも同じガンダムじゃないの!」

「違うんだよカーチャン!みんな違うんだよ!!」

って感じですね。興味が湧かない限りどれも同じに見えてしまう。

プロギアはキャップの蓋にエンブレムがついてるのと、全体的に小さく携帯に向いてる感じです。

超大型のキングプロフィットを見た時に思わず漏れる「でっか・・♡ふっと・・♡」の溜め息。


セーラーさんには美しく日本語が書ける長刀研ぎなどのペン先があり、各社それぞれに日本語を書きやすいように工夫したペン先やモデルがあるのがわかります。


面白いのが、本来日本語を美しく書くために独自研究し生まれたペン先の数々が、海外でも人気が高い点。

西洋で生まれて日本に入ってきて、日本人が使いやすいように工夫したものが西洋に帰っていき、好意的に受け止められるのは不思議な感じです。

一見完成されてるように思える万年筆も、実はまだまだ進化・・と言うか、万国共通の感性に訴えかけるペン先の開発に余白があるのかもしれません。



ちなみに万年筆のペン先紹介でよく見る「永」の文字は、「永字八法」と言って、「永の字1つで、すべての漢字の筆の運びが修練できる」と言う所からきているそうです。ちゃんと物事には意味があるのですなぁ。


プレピーはステンレスペンで、これまで列挙した万年筆はすべて金ペンと呼ばれる金を含有したものになります。

金の価格が上がっちゃってるのもあって、今万年筆がすごく高くなっちゃってるんですね。

違いはしなり方で、金の方が柔らかいためよくしなるそうです。

金は古典インクなどの酸性インクにも耐性があるらしいんですが、

自分はまだステンレスしか使った事がないのと、インクも基本カーボンインク(顔料)の黒しか使わないので、インクとペン先の相性は勉強中です。


文字は綺麗で損する事はないので、長く使えるお気に入りの万年筆を探してみるのも面白いかもしれません。

プレピーもかなり性能がいいので、とてもオススメです( ^ω^ )

文字を書くためのツールを調べつつ、大事なのは今あるもので己の技巧を磨く事!



以前描いたおねーちゃんと少年ロボ、アーネガキン。

左胸が「地球」になってるんですが、微妙に分かりづらいのでシークエンスをちゃんと描いとこうと描き足しました。









仮面ライダーBLACK世代なので、とりあえず関節や隙間から蒸気が噴き出すのはお約束♡

おねえちゃんが触手にエネルギーを吸われる時、お姉ちゃんのやわらかな母なる地球のエネルギーが吸われてしまうのだ・・!


8月、コミケに行かれる方は熱中症・感染対策に十分お気をつけて、楽しんできてください!

自分もそろそろイベントに出たい所です。


8月も頑張ります♡

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Comments

ありがとうございます! 入道雲、蝉、山、カエルや虫の声、夜空の星、いいですね・・情景が目に浮かびます。 山が見える環境はとてもいいですね。 旅先で山や海を見ると、いいなぁいいなぁといつも思います。 小さい頃、富士山や自然の写真を部屋に貼るのはおじいちゃんおばあちゃん特有の趣味なんだろうなと思っていたんですが、30後半から自分も富士山や田舎の写真を貼るようになりましたw 人工の建物に囲まれてると、自然の写真貼ってバランス取るようになるんですね。 スマホで大量に画像の保存ができるようになった現代でも、1枚のプリントされた写真の威力は絶大です。 吸血鬼のような状態はこちらも同じです! 買い物行くにも夜閉店間際の半額セール狙いか、夜中バイクで24時間スーパーに行くという太陽を避けた悪魔城ドラキュラ民のような生活ですw 今の時代ネットで大概の事はカバーできるようになった反面、データではどうする事もできない自然や風景を味わえる環境はとても貴重で羨ましいです♡ イベント参加は移動・宿泊、準備に色々時間もお金もかかりますよね。 新潟の方にガタケットと言うコミケのようなイベントがあるのですが、自分の場合コミケと比較してそっちに参加するのは距離的にとても大変なので、住んでる場所によってイベントのハードルが増減するのはとてもよくわかります。 自分も仕事の人脈開拓の面でまた参加しないとなぁ・・と思うものの、実際の所は未定です。 とにかく本を作るのは色々大変なので・・(;´Д`A クジーラさんも熱中症・食中毒にお気をつけて、お盆休み楽しくお過ごしください♡

rondo bell

お仕事お疲れ様です、7月もお疲れ様でございました!本格的な暑さが日本に到来し、夕方~夜じゃないと外に出るのがおっくうで、まるで吸血鬼のような状態です…ですが日中はセミが鳴き、山の上には入道雲が姿を出しており、夜はカエルや虫の鳴き声が心地よく響き、星は夏の大三角形をメインに輝きを放つ等、この夏でしか観たり聴いたりできない自然の風物詩を楽しむことができます。こうした自然の魅力を楽しみつつ、私も引き続き1日1日を大切に8月を生きていきたいと思います。先生もお体に気を付けてお過ごしくださいませ! (コミケ!憧れの1つですね!私も1度は行ってみたいですが距離と時間でキビしいです…行くと決めたら、数か月前からプランを建てなければ…)

クジーラ


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