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夏目なつめ

夏目なつめ

fantia


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銀のつぼみと白百合の頃

§  軽率だったと、自分でも思う。    何もかもスケールが違う、そんな国に行けば何か変わるだろうと、そう思ったのだ。  結果が、これ。野垂れ死に寸前の、すっかんぴん。委細は省くが、死にかけだった。 「ばっかじゃねぇの、俺……」  地に伏し呻く。男が一匹、異国の路傍。文字通り路頭に迷うとは。人目を離れ茂みの中に紛れ干からびているうち、さす...

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次はキミが、ドキドキする番(2)

§  江ノ電は、腰越をすでに過ぎていた。 「鎌倉、行ったこと、ないや」  高梨さんが、僕の肩に頭を預けて囁く。  車内に人はまばら、制服姿は、僕らだけ。夕陽は徐々に、七里ヶ浜の海岸線に沈みつつある。 「俺は、親戚がこのあたりだから」 「この後、どうするの?」 「……」  それっきり、僕らは何を言うでもなかった。  淡々と、線路の振動を運ぶ電車...

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常夏のフェリス

§ ────それで。 ────それで、どうなったんだっけ。  波打ち際で俺は、なぜ青空を仰いでいるんだ? 海藻まみれでびしょ濡れの体を横たえて、なぜ俺は呆然としている?  たしか俺は、新天地を求めていたはずで。  そうだ、元居た土地に見切りをつけて、新大陸を目指したんだっけ。  それで、ツテを頼って、船出して。嵐が来たのは覚えているから…...

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次はキミが、ドキドキする番(1.5)

⁂  僕が果ててからも、繰り返し、繰り返し瑠菜はお股を練りつけ続けていた。 「もう少し、だから、待って……♡」  小人の矮小さを覚えようとするように、“すり……♡ ぬち……♡”っと体を揺らす瑠菜。服はおしゃれな格好のまま、手をつきゆっくり腰だけを揺り動かす。汗ばみ、わずかに髪を乱し、角オナのような動作の彼女が色っぽくて。多分、すっごく...

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次はキミが、ドキドキする番①

§  電車で、うつらうつらしていた時だった。 「また、間違えられたね」  クスクス笑う、儚げな声。  高く澄んで、囁くように、内緒話をするように、少女の声が僕だけに呟く。  まどろみの中でそれは、ひどく幻想的に聞こえた。 「私の背が、高いからかな? キミがちっちゃいからかな。見下ろされて、可愛いもの見る目で見られて……」  それから、少し笑...

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マシュマロ色でおっきくて

§  窓の外は異界、尋常な世界。  吹き荒れる大気に歪んだ視界、一言で言えばそれは、混沌だった。  親しみ深かったはずのものは様相を変え、場違い感に身をよじる日々。俺はもう、壁にすがり恐怖と快楽の到来を待つことしかできない。 「瑠璃、翡翠、出してくれ、助けて……」  弱々しく少女らの名前を呼ぶ。情けなさはもう、感じなくなっていた。第一、...

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溺れるほど甘くて、ふわっふわ

§  例えるならそれは、蜂蜜をまとった甘いマシュマロ。  柔く甘く優しく蕩ける、大きな大きなマシュマロだった。 「亜希さんは気を張り過ぎなんです♪ もっと、ゆる~く、ゆるゆる~って、甘えて良いんですよ~?」  気恥ずかしくなるほど甘い言葉を囁く、その声音も無論どこまでも優しい。大人びた、うららかで若い女性の声。ふわふわと、おっとりと、ま...

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貴族ドSロリは、魔性を孕んで甘く甘く

§  放蕩息子は帰還せず、じき親父も帰らぬ人となった。  馬鹿げた話だ。  結局、後には何も残らなかったのだから。  だって、実際そうだろう。資産家が死に、遺産はごく潰しが蕩尽した。残ったのはどうしようもないドラ息子だけ。それで物語が終わるのだから、いまいち興に欠けるというものだ。  まあ、あのクソ親父に責がない訳ではない。まったく、価値...

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サイダー色の成長期

§  降り注ぐ蝉の喧騒は、僕らを放ってはおかないようだった。  むせ返るほどに青い夏。  入道雲は、木々に隠れてまだ見えない。 「雨降ったらヤだね」  そんなことを言いながら道々、僕はナツキに訊くともなしに訊く。水着を詰めたバッグをぶら下げて、時々蹴ったりしながらの山の道。学校まではまだ遠い。 「今頃みんなは着いたかな」 「どうだろ、まだじ...

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慈愛ギャルは容赦がないほど小人が好き

§  突如僕を吹き飛ばしたのは、真っ黒な靴底だった。  4倍もの大きさの少女、それが僕を軽く蹴り飛ばしたのだ。 「ちょっと、邪魔」 「ぎゃっ!?」  鈍い悲鳴、跳ね飛ぶ矮躯。備品の小男はしたたかに壁に打ち付けられうずくまる。が、今を時めく女子高生たちはそれにも無関心だった。 「掃除なんか、夜にやればいいのに」 「踏み潰されないように気を付け...

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サイズフェチ百景 百合×縮小蹂躙

§  教室に二人、少女が二人。  制服をはだけ、向き合って。  陶然としたその視線を絡みつかせる、それは耽美な少女らの愛の現場だった。 「……ユカの、バカ♡」  長い黒髪の少女が、相手の頬を手に包む。未だ恥じらいを捨てきれないウブさを愛おしむように、髪を撫でながら。手を通る短い栗色の髪。ユカと名指された少女は、弱気な視線を逸らしただ愛撫を...

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お酒と女神と蹂躙ロンド

§  巨女神リーベラは、情に厚い少女だった。  この地に降り立ってこの方、一度として街人の好意に報いないことがなかったのだ。 『おはようございます~♪ 今日もいい1日にしましょうね♪』  丘に腰かけ街を見守る銀髪娘は、手を振られれば小人のそれでも見逃さず手を振り返す。100mを超す巨大な姿は聖性さえ思わせるほどで、その期待を裏切らなかったこと...

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逆転フェアリーテイル

§  パーティーメンバーとはぐれて既に数刻、曙光は天頂にのぼり、俺にも焦りの色が見え始めたころだった。 「おーい!! リロだ!! ミローヌ! アンナ! フィーナでもいい! 誰かいないか!!」  鬱蒼とした茂みと森の中、もはやどの方向に町があったかも定かではない。ありていに言って、ピンチのさなかに俺はいた。  だって何ぶん、俺には学がない...

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巨大主従の肉欲遊戯(中)

§  ある朝の、沐浴の折。 《……私も、そのくらい大きくなるのかしら》  お嬢様は、ぽつりと呟かれました。 《……え?》 《胸のこと。ネフィは本当に大きい胸をしてるもの》  そう言いながら、湯の中で自身の乳房をなぞるお嬢様。15歳の発育途上の体は美術品のように滑らかでくすみ一つなく、清純で高貴。胸も大きすぎも小さすぎもなく、理想的な造形をして...

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「サイズフェチ百景 1/1000サイズ×unaware」

§  空漠たる空間を前に、俺は途方に暮れていた。  無限に続く平面に立ち、あたりにはなにもない。  どこだここは。 「ドッキリか? 連れ去り? いや、でも……」  サークルルームに入り、一息ついたことまでは覚えている。  それから、眠くなり机で突っ伏していたことも。  そして目が覚めたらこの不思議空間にいたのだから、当惑するのも無理はなかっ...

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巨大主従の肉欲遊戯(上)

§  私の身の上話から始めましょう。  まだ私が己の出自を呪っていた頃のこと、私が、イリムお嬢様のメイドとしてお仕えする前のことでございます。  流刑地の一角で生まれたこの少女は、親を知らず愛を知らず、ただ荒んだ人々の間に揉まれて生きておりました。流刑地と言っても大抵は政治犯の子孫、権力闘争の敗者たち。本来ならば恵まれた地位の保証され...

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ムム、いやだもん!(2)

§  超長身猫耳娘との日々。  それが、徐々に頽廃の色を見せ始めるのは、あるいは当然のことかもしれなかった。  だって、今こうして横に寝ているだけで俺を虜にしているのだから。 「……本当にデカいな」  俺よりはるかに長身で、はるかに重い巨大娘。それがデンっと横になる姿は圧巻だった。丸まっていてさえ俺のベッドには収まらない。いや、乗れば荷...

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サイズフェチ百景「ロッカー×鬼畜後輩」

§  熱い。  重い。  苦しい。  うだるような熱と蕩けるような柔らかさに、僕はどうすることも出来ずにいた。 「ぐぅ……っ!」 「ちょ、ちょっと、動かないでよ……!」 「ご、ごめんなさい……」  ささめく少女の声、弱気な僕の声。薄暗い中それはどこか淫猥で、秘めごとの趣さえあった。  甘い香り、少女の体熱。若いフェロモンが充満した空間は、男子に...

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秘めごとサイズフェチ(2)

「私、雪人さんも悪いと思うんです」  ソファに腰かけ、大和撫子が言う。 「寝てる雪人さんと戯れてたのは私ですけど」  読み聞かせをするように、ゆっくり、噛んで含ませるような声音で。 「そんな私を見て、こっそり興奮してたんですもの」  手にした小人を、指先で執拗に悶えさせながら。 「ね? そう思いませんか?」  かすかに笑んで詩織は言った。...

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秘めごとサイズフェチ(1)

「さ、帰りましょうか」  夕さりつ方、黒髪の少女は俺に言った。  午後5時半、下校の折である。 「ゆきとさん、……雪人さん?」  それは、夕焼け空を背負った美少女の姿。赤銅色に燃える一面のうろこ雲を背景に、制服少女の姿は神々しささえ感じさせるほど。黒曜石のように艶やかな黒髪を豊かに腰元まで伸ばし、瞳を紅茶色に輝かせ。完成された姿の女子高生...

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縮んでよ、義兄さん!

§  襲ってきたのは、尻だった。 「あはっ♪ 義兄(にい)さんなんか瑠奈のお尻専用クッションにしてあげるんだから♪」  笑い声とともに60㎝の体を粉砕する、生意気な尻。丸尻が視界にわっと広がって、そのまま“ずどんっ!”と俺を叩き潰すのだ。ソファに深く深く沈み込む重尻。14歳とは思えないその尻火力に、俺は蹂躙されることしかできない。 「えいっ♡...

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オイフォリー

“たまり”に行くと、既にサークルメンバーは勢ぞろいだった。 「あ、やっと来た」  ご歓談中だったらしく机の上には菓子の山。それを囲む女子が3人。銘々、もぐもぐ口を動かしながら銘々こちらを振り返ってくる。 「やっと来たって……。今日なんかあったか?」 「うんにゃ」 「なんなんだよ……」  脱力しつつ椅子に腰かける俺。部員の調子はいつも通りらし...

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少女は女神の階段をのぼる(後編)

§  新しい部屋。  もう、遠近法で歪んで見えるほど巨大な空間に座り込み。  巨大娘は、呆然と小ネズミを見下ろしていた。 『優、だよね……?』  全裸で股間を見せつける姿勢であるのにも構わず、足元の僕を見つめる沙希。小さすぎる僕の姿に絶句して、頭が真っ白になっているようだった。当然だ、さっきまで人形程度の大きさはあった友人が、起きたとき...

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森の奥に花は開いて

§  妖精の森には精気が横溢し、もうその充満を抑え切れないようだった。鬱蒼と茂る木々に育ち過ぎたキノコ、蠢く植物。分け入れば分け入るほどその生物相は不可思議に変わっていき、もはや羽虫のように異種族が飛び交っているほどだ。 「いくら何でも元気が良すぎるだろ……」  だが、こうでなくては。ここでないと採れないものも多い。試薬に秘薬、ポーショ...

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サイズ差主従はやめられない

§  いい買い物をした。  縮小娘を買ったのだ。 「あの……、た、助けて、もらえませんか?」  縮小病にかかったというその少女は、机の上で恥ずかしそうに裸体を隠す。けれどそれが一層愛らしくて、思わず頬がほころんでしまうほど。何より、その妖精のような美しさといったら他にない。小さくてもわかる、ぱっちりとした目鼻立ち。縮小病のせいだろうか、...

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少女は女神の階段をのぼる(中編)

§  朝起きると、沙希の姿が見えなかった。    まさか、羞恥心に負けて雲隠れしちゃったんじゃ。 「沙希!? 沙希、どこに行ったの!?」  思わず母親を探す赤子のように叫ぶ僕。それから、ハッとして落ち着きを取り戻す。未だ舌に残る甘い香り。それにまだ狂わされていたのかもしれない。 「沙ぁ希ぃ! どこなのったら!」  落ち着いて、けれど一層情け...

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少女は女神の階段をのぼる(前編)

§  夏、公園、蝉しぐれ。  眺めていた入道雲が、不意に見えなくなった。 「だーれだっ♪」  小さな手に目を覆われて、けれど僕は慌てない。  こんなことをするイタズラ娘、ひとりしかいないもの。 「沙希でしょ。少しは隠す気ないの?」 「えへへっ、当たり♪」  目を覆う細い指先、そのとばりが下りる。 「ちょっと声音変えたんだけどな~」  そういっ...

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学割縮小インモラル

§  この部屋に昼はなく、夜もなく、ただ茫洋とした宵口だけが広がっていた。  俺は眠る。裸のまま、どこまでも続くシーツの海に埋もれるように。  いつまでもこうしていたい。泥のように眠る、この時間だけは何物にも代えがたい。  だが、そんなものは夢のまた夢。 「お客さんですよ」  そんな声に、ビクッとまどろみからたたき起こされる。  奉仕の時...

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午後、縮小、巨大妻

「じゃあ行ってくるね」  おっとりとした美女が、ドアに手をかけ俺に言う。  午後2時15分、買い出しの時間だった。 「何か買ってくるものある?」 「ビール」 「まだ残ってるでしょ」 「ああ」  ふわっとした声音で、けれどにべもなく退ける美女。対する俺の声が上の空なのは、その後ろ姿を凝視しているからだ。はだけたノースリーブシャツに押し込められた乳...

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縮小カルテ

§  白衣の天使は、ふわふわしていた。 「今日から担当になります~♪」  沙織と呼んでくださいね~と言うナースは、声音と同じゆるい笑み、淡い髪色、甘い笑み、どこか相手に安心感を与える美人。亜麻色の髪がそう思わせるのかその丸く人懐っこそうな目のせいだろうか、ぱっとあたりが明るくなった思いだった。 「これからよろしくお願いしますね?」  ゴー...

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