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セティオくんがんばる 16:ぼくたちの仲間_1

微 cockvore

18話まで投稿して絵も描いたら一区切りになります(第一部・完のような形です)


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 夕方になった。日の光が彼方の海面に沈んでいく。

 セティオは自分にあてがわれた部屋で、ベッドに座り、自らの竿をくわえ、射精で出てくる精液や頭蓋骨を口で呑み込みながら、本を読んでいた。ただおとなしく本を読むことは、ワクワクして手持ち無沙汰なセティオには難しい。

 ――学校! どんなところだろう?

 それがセティオには輝かしかった。

 読んでいる本は、フランスの旅行ガイドである。それも、例の海中トンネルの、さらにその内に作られた海中列車、その停車駅の紹介に特化している本だった。

 その列車は地下鉄のようなものである。本は、フランス・ボルドーの地底駅だとか、ツールーズ駅、ナルボンヌ駅……と、そうした順で、観光のガイドになっている。

 そんな読書をしていた時、船内放送が鳴った。

『リゴー、ちょっと手伝って』

 アデリーンの声だった。

『そろそろ、ハスキーだったアルフレートくんが生まれそうなの』

 セティオは、ぴくり、としたのち、本をめくる手を止めた。

 いてもたってもいられない。

 

 セティオはうろうろと廊下を歩き回って、アデリーンを探した。

『リゴー?大丈夫?来れる?』

 先ほどのように、また放送が鳴った。

『私も馴れてるけど、んっ……ふうっ……あなた一応執事でしょ、んんっ、く』

 そんな声には、明らかに色っぽいあえぎが混じりはじめる。セティオも性欲をかきたてられるところがあったのだが、我慢した。元はと言えば自分が言い出した、アルフレートのことが根本の原因である。

 その時、セティオは廊下に並ぶ扉のひとつが、開け放たれているのを見た。

「アデリーンさん?いるのー?」

 セティオは声をかけた。そこから、のっそりと大きな影がのぞいた。大きな黒い塊だった。

「……へ?」

「せ、セティオさまぁ~~~……」

 それは、黒山羊のリゴーだった。アデリーンではなかった。

 顔は泣きはらしたかのような跡がある。そのお腹は大きく膨れて、中でもごもごと何かがうごめいている……セティオは察した。

「よ、四人食べちゃったんですううううう、ご主人さま、セティオ様っ、エリーいいいいいい……」

「三人って言ってたじゃん!うそつきー!」

「すいませええええええええん……!!」

 アデリーンが連れてきた海賊は、残り4人だった。リゴーのために残しておくのは残り4人のうちの『3人』と言ったのは、記憶に新しい。

(――結局、4人全員を……むむむう、ずるい)

 セティオは少しだけ泣きそうになった。

 だが、リゴーの気持ちは理解できたので、許した。

「はふうっ、うううぐうううっっ!!!」

 リゴーは、膨れ上がったお腹の下から、ずにゅぶるっ、と大きな竿を跳ね上げた。勃起していて、しかし弾力があってぷるんとしている。

 その勢いで、大きく膨れ上がってもふもふとした玉袋が、跳ね上がり……その中にも一人分の膨らみが見えた。

 結局、彼も捕食者だったのである。

 セティオはくすくすと笑った。

「アデリーンさん手伝ってくるね」

「ああああっ、それえっ、執事である私のつとめっ……ひぎいいいっ!!!!、たまんにゃっ、出っ……!!!!」

「ぼく、今は楽しんだ方がいいと思うなあ」

 目の前の、やわらかな竿をしごきあげてみる。

 びゅるるるるーっ、と精液が噴き上がり、自らの顔にふりかかってきた。

「はぐうううううっ……あああっ、はあん……」

「んぐっ、むちゅっ」

 セティオはその亀頭をくわえ込んで、精液を飲む。きれいにしてあげた。

 リゴーの大きな竿、その下にてうごめいている何者かが、反応する。外からの反応に気がついて、助けを求めているようだ。腕を尿道からむぐむぐっと伸ばして、セティオの鼻先へと触れそうになる。

 セティオは手を伸ばして、その手をにぎってやる。

「たすけてほしいー?」

 腕の掴む力が強まった。

 セティオは、ふふふっと口をおさえて笑う。奥ゆかしい笑顔だった。

 リゴーの中から掴んでくるその腕を。

 さらにリゴーの奥底へ、押し込む。

「~~~~~~~~~~~~~~~……!」

 何か、悲痛な声が地響きのように、か細く聞こえてきた。

「じゃあ、リゴーさん、行ってくるね」

「あっ……タマが、いじめられて、ひゃっ、ああああああっ、くっ……すい、しゅいませえええええええっ……んくっ、ぐうっ!!!!」

 びゅるるるる、ぼびゅるるるっ!!

 リゴーは快感にもだえるあまり、射精の勢いで中の男ごと出しそうになっていた。

 もう少しだけ押し込んであげた方がよかったかな、とセティオは思った。

 

 アデリーンは自室にて、裸でベッドにあおむけになっていた。

 彼女のお腹は、内側から押されてゆらゆらと動いている。膨らんでいるが、以前にアルフレートを体内に取り込んだ直後よりは小さく、しかし通常の赤ちゃんを妊娠している女性のものよりは大きい――というサイズだ。

 おっぱいからは、ぴゅっ、ぴゅるっ、と少しずつ母乳が出ていた。股間の濡れそぼった割れ目は、くぷっ、くぷっ、と開いたり閉じたりしている。内側からの圧力が、そうさせているのだろうか。

 オオカミのエリーがそばにいた。

 てきぱきと布の用意や、念のための輸血の準備を済ませている。天井からは金属製の棒のようなアームがのびており――リゴーが部屋から操作しているらしい。操作はおぼつかない。これもまた彼女のケアに加わっていた。エリーが口でものを運ぶため、アームはもっぱら衛生に注意すべき作業を担当している。

 セティオが入る余地は、無いように見えた。

「あら、セティオくん」

 当のアデリーンもまた、悠々と水分補給用のスポーツドリンクを飲んでいる始末であった。経験値が多い。

「ほ、ほえええ……手伝いに来たんですけど……これは」

「あ、大丈夫。今まで1300人くらいは子供にしてきたから。海賊の子はエサにしちゃうから、今回が初めてだけど」

「大家族ですね」

「たくさんの兄弟がいるの」

 アデリーンは笑った――その顔が突然、苦しむような、快感に悶えるような表情になった。おっぱいからの母乳がさらに飛び出した。

「は、あっ……ふふふっ、ふうっ」

「!!」

「ああっ、ふっ、大丈夫っ……んん」

 彼女の股間からは――漏れ出すような破水があった。子宮内部の羊水が、赤ちゃんであるアルフレートに押し出される形で、出てきたのである。

 アデリーンはスポーツドリンクの蓋をしめ、傍らの机に転がした。

 そのとき、リゴーの操作するアームが、びくびくびくんっ、と震えた。

「変な動きね」

「あー……」

 セティオはリゴーの様子を思い浮かべた。たぶん、今もまだ快楽に悶えながら、作業を手伝おうとしている。出産が大変な事を知っているのだろう。手伝わねばならないという義務感を持っているのだろうが……でも、不安になる動きだった。

 アデリーンには自分もついていなくてはいけない。

「やっぱり手伝います、アデリーンさん」

「あ……うん、そうね。おねがい」

 アデリーンは、口に手を当てて「うーん」と悩んだようにした。

「この間みたいに、セックスしてくれない?」

「え!?そんな感じでいいんですか……?」

「えっちな快感がね、一番痛み止めになるの」

 傍らのエリーが「わん」と鳴いたのち、何かを床から持ち上げた。新品のローション。衛生に気をつけろという事でもあり、母胎にムリのないようにということらしい。

 手に取って、うにゅうにゅと中身を取り出してみると、ゼリー状の濃いローションが出た。透き通っている。

「ありがとー」

「くうん」

 傍らのエリーが「おねがいします」とばかりにこくこくとセティオに頷いた。動きに合わせて、尻尾もふわふわと揺れた。


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