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日本の巨ケモ絵師事情について

はじめに

「最近、巨ケモで活動している人が減ってきているような気がする」とM5さんが言っていて、ちょうど私も同じような感覚を覚えていました。


実際のところはどうなんでしょうか?


今回、自分の立ち位置を見直す意味も込めて、改めて勢力図を書き出してみました。


同時に巨ケモ界隈の中でどの要素が薄いのか、分析もしていきます。


ちなみに巨ケモ絵師(投稿頻度:並)の定義は以下とします。

・巨ケモのイラストをメインに活動している。

・2021年に入ってから月1枚程度の頻度で巨ケモのイラストを投稿している


※パパっと作ったので抜けがいっぱいあるかも・・

これを機に希少な同志とは繋がっておきたいので、抜けがあったらコメントで補足お願いいたします!

日本人巨ケモ絵師一覧(投稿頻度:並)


あいうえお順(敬称略)


ABIKI : オスケモ、鳥系メイン、がっしり、エロあり、グロなし

宇宙馬 : オスケモ、馬メイン、普通体型~がっしり、エロあり、グロなし

M5 : オスケモ、爬虫類系メイン、がっしり、エロあり、グロあり

ギガどん : オスケモ、熊、牛等、がっしり~デブケモ、エロなし、グロなし

ごままん : 性別不詳系、ポケモンメイン、原型~ショタ、エロなし、グロなし

ぬささめさね : メスケモ多め、おっぱい重視、ふくよか~デブケモ、エロあり、グロなし

ネコジャラス : ♂♀半々。絵師兼ものかき、普通体型、エロあり、グロあり

ハイフォース : オスケモ、熊・豚等、がっしり~デブケモ、エロあり、グロなし

みそにこみ : ケモショタ多め、ポケモンメイン、原型~デブケモ、エロあり、グロなし

マクロ米 : メスケモ多め、オリキャラメイン、普通体型、エロなし、グロなし

ヤミノコ : オスケモ、オリキャラメイン、太め、エロなし、グロなし

(※投稿頻度ゆっくりめの巨ケモ絵師は後述)


11人・・・。やばくない?もはや絶滅危惧種として保護されてもいいレベル。


供給量に着目したかったこともあり、月1枚の頻度に絞ったのが厳しすぎたのもあるかもしれませんが、そりゃ供給が少ないわけですね。


Pixivで「巨ケモ」、「macrofurry」と検索してもほとんどが海外絵師の作品ばかりですし。


勿論、海外絵師に頼れば、オカズの供給には困らないかもしれませんが、厳密には「furry」と「kemono」は違うもの。


日本人が「kemono」を「macro」で描くことは、ちゃんと意味があると思うのです。


furaffinity等、海外のイラスト投稿サイトで絵を公開している日本人絵師や、私が巡回していない場所で活動している方も多くいらっしゃると思うので、実際は私が思うより状況は悪くないのかもしれませんが。。


とはいえ、10年前なんて、ほぼ“無”でしたから、こうやってコンテンツが繋がっているだけでも、十分素晴らしいことだとは思っています。

日本人巨ケモ絵師一覧(投稿頻度:ゆっくりめ)&他ジャンルメイン絵師


以下は月一以下の頻度でイラストを公開されている巨ケモ絵師の方と、メインジャンルは別だけど、巨ケモを描くこともある絵師の方の一覧です。

こちらも思いつく限りで挙げただけなので、ど忘れがあるかも・・


あいうえお順(敬称略)


イマット : 丸吞みシチュ故、巨ケモサイズになることも多い

かるぼさん : メスケモJK、時々巨ケモ

幻想 : デフォルメ~デブケモ系の巨ケモを描いている

シガドライン趣 : シガドラの人。最近はイラスト少なめ・・?

寺田落子 : 巨大娘メインだがケモノを描くときもある

toka : 巨大娘メインだが巨ケモ(オリキャラ)も描く   

兎登坂 : ♂♀半々。絵師兼ものかき。オリキャラメイン

とらじま : 巨大少年メインだが稀にケモノを描くときもある

ぶぼにっく : コミッションでよく巨ケモを描いている

mako : メスケモメイン、巨ケモも描く。

睦見勇 : ケモショタメイン。巨ケモを描くときもある

分析

さて、全体の結果を見て気になるのが・・


・オスケモはがっしり系~デブケモの供給は問題ないものの、意外と普通体型のノーマルなケモノが弱い

・メスケモの供給は少なめ。特に細身のメスケモが手薄。

・ケモロリ、男の娘は割と壊滅状態

・ここ10年くらいであまり顔ぶれが変わっていないような・・


ここらへんでしょうか。


まぁこの絵師の少なさなので、偏りがでるのは当たり前ですし、仮に手薄な部分があったとしても、そこに需要があるかどうかも判断しにくいので、なんとも言えないですが・・


逆に言えば、供給が弱い部分は簡単にその分野の筆頭格になれるくらい席が空いているってことですので、これからイラスト描いてみようかなって思っている方は参考にしていただければ。


少し細かく見ていきましょう。


オスの巨ケモに関しては、結構、がっしり系~ふくよか系の絵師が多いイメージでそこらへんが性癖の方は供給は十分と言えます。ただ種族でいうと意外ときつねや狼など王道どころが弱いのは少し気になるところで、体型に関しても普通~中性的、男の娘あたりは手薄です。


メスの巨ケモはぬささめさね氏の供給力が高いので、割と安泰ではありますが、こちらは爬虫類・ドラゴン系統が手薄。細身のメスケモも少なめで、ジャンルを絞っていけば、手薄な部分はたくさんある印象です。


原型に近い巨ケモやショタ成分の供給も問題ないように見えますが、ただ、全体を通して見るとポケモンこそ比較的供給がありますが、MLPなどの他ジャンルやヨツケモの供給は壊滅的といえるでしょう。


そして、一番やばいと思ったのここ数年あまり絵師の顔ぶれが変わっていないような気がすることです。


しかも大半の巨ケモ絵師は巨ケモイラストの供給が枯渇しているから仕方なく自分で描いているというパターンが多いように見えます。


知り合いにもいるのですが、「絵を描いていないと不安になる」「絵を描くのが精神安定剤」的なタイプの絵師がいると、そのジャンルの供給はかなり潤うのですが、日本の巨ケモ界隈はどちらかというと「仕方なく」タイプのほうが多いイメージです。


当然、現代社会の荒波に揉まれ、余裕がなくなってくると絵は二の次になりますし、どんどん絵から離れていってしまいます。そしてサイズフェチ自体が非常に描くのが面倒くさいジャンルであることが更に過疎化に拍車をかけています。


そういう意味でも、日本の巨ケモ絵師事情はかなり危うい状況にあるのではないかと考えます。

状況を打開するには・・


もういっそのこと海外に頼り切りでいいじゃない!って思ってしまうこともありますが、

でも、キャラクター王国であり、怪獣王国でもある日本において、ここまで巨ケモ文化が進んでいないというのはやはり納得できないですし、このまま衰退していくのを眺めているのは少し悔しい気持ちもあります。


私が英語が壊滅的にできないというのもありますが、やはり、日本語のキャプションやSSを見ながらイラストを見た時のほうが圧倒的にそそるというのもありますし・・。


状況を打開するために焦点になるのは、

①どうやって新規の巨ケモ絵師を獲得するのか

②現存の巨ケモ絵師がどれだけ長生きできるか

の二つ。


まず①ですが、巨大娘の規模の拡大ぶりを見る感じ、派生元の規模の大きさはやはり重要な要素。


言葉が古いかもしれませんが所謂「美少女キャラ」というのは、途轍もなく市場規模の大きいジャンルで、母数が大きい分、派生ジャンルも一定数盛り上がるのはある意味当然のことでしょう。


大きなジャンル程、抱えているクリエイターの数も多いので、質の高い絵師も多く、特殊性癖の扉も開かせ易い・・


日本も最近はビースターズやズートピアをはじめ、異世界ファンタジーでのケモノキャラクターの登場も増えてきているので、ケモノの一般性癖化もそう遠くはないかもしれませんが、「ケモノしかイけない」と「ケモノもイける」では天地の差があります。


サイズフェチにハマってイラストを描こうと思った場合、「ケモノしかイけない」人は巨ケモを描こうと思うかもしれませんが、「ケモノもイける」人はわざわざ巨ケモを描こうとは思わないでしょう。


両方イけるのに、わざわざ巨ケモという小さい界隈を選ぶ必要はないですし、巨大娘界隈で活動したほうが、ジャンルの規模が大きい分いいねを集め易い傾向にあるからです。


サイズフェチは特殊性癖ではありますが、いつの世も不思議と一定数は陥る人が出てくるもののようですので、あとはそういう人達の中で「人間<ケモノ」の方程式が成り立つかどうかだけです。


なので結局のところは他人任せですが、魅力的なケモノキャラクターが今後どれだけこの世に爆誕してくれるか、という話になってきます。


人間にはない特徴・魅力を全面に押し出した大人気キャラクターの誕生が熱望されるところですね。


あとは切り口としては、やはり巨大市場であるポケモンに頼るというのも現実的には大アリでしょう。


ポケモンは一般層からしても可愛い存在だと思いますし、そこから“性的に可愛い”に拗らせるパターンは王道ルートでもあります。


せっかく「ダイマックス」のシステムがアシストしてくれているのもありますから、うまく「大きい=エロい」に誘導していきたいところですね。



②については、とにかく自分の存在価値を改めることです。


大きなジャンルであれば、いくらでも自分の代わりなんて出てくるかもしれませんが、現在のこの巨ケモの界隈というのは、空席だらけなので、巨ケモを描いた瞬間から、欠かせない存在になります。


例え反応が少なくても、活動を続けて絵の質が向上させていけば、その分野の筆頭格になれるでしょう。


巨ケモジャンルというのはかなり複雑な嗜好で、単純な絵の上手い下手や絵柄の違いだけでなく、種族や好みのサイズ、巨ケモを見る目線等も考慮されます。


例え数字上はただの1いいねだとしても、似た嗜好を持つ誰かにとっての本当に貴重な1いいねかもしれないですし、誰かにとっての唯一無二の絵師になれる可能性を秘めています。


そういうちょっと変わった界隈ですので、他人と比較するのではなく、例え上手くなくても、とにかく自分の性癖を表現することに集中して活動を進めていくのが良いと思います。


サイズフェチ絵はほんと描くの辛いですが(笑)、みんなで頑張って盛り上げていきましょう!


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