こんにちは、torinoです。
若干デ◯ゴスティーニ感が出てきているメイキング、第3弾です。
前回で頭・顔部分が完成したので、体の作画に移っていきます。
今回からブラシは新しいもののみDLのリンクを貼っています。
既出ブラシは以前の記事からDLをお願いします。
前回の記事はこちら
fanbox post: creator/1960050/post/2742892
初期ラフの状態だと粗すぎるので、より詳細な線画ラフを作成します。
体も顔と同じくパーツ分けをしながら描いていきますが、この詳細ラフで全体のデッサンをほぼほぼ確定しておきます。
基本的に手前にあるパーツから描いてきます。
※Live2D用など、隠れている部分も全て描く必要がある場合は奥のパーツから進めることもあります。
袖は前回までに説明した「境界効果」を使って輪郭をとっています。
これまでに紹介したブラシを駆使して塗り込んでいきます。
ここでは「ラフ丸ブラシ」「重ねなじませ」「Gペン」を使っています。
袖のレースを描きます。
レースの描画はレースブラシを使うことが多いです。
▼使用したブラシはこちら
回り込みの部分はメッシュ変形を使って形を調整します。不自然な箇所があった場合は適宜手描きで修正していきます。
透明ピクセルをロックし、影やハイライトを塗って完成です。
手を描きます。
手指は形状が複雑なので「境界効果」ではなく「濃い鉛筆」ブラシでの線画が必須です。
肌の線画は真っ黒ではなく、少し赤色や茶色を入れると自然になります。
手指の表情はかなり奥が深いです。
普段から自分の手や手が綺麗なモデルさんの写真をストックして研究していますが、未だに難しいです。
指の線画ですが「手のひら側の線は山なり、手の甲側は谷なり」が基本です。
が、女性の手はふっくらと柔らかい印象にしたいのでその限りではないこともあります。
凹凸は少なめにして滑らかな線になるように意識しています。
爪を別レイヤーで描き込みます。
爪の輪郭を少しぼかして肌色と馴染ませるといいかんじになります。
肩にかけているコートを描きます。
薔薇は線画を描いた後、花びらの重なりと光源を意識して塗っていきます。
※小ワザ
表面の質感に拘りたい場合はテクスチャを使用します。
クリスタのデフォルトで入っている用紙テクスチャだけでもかなりの表現が可能。
テクスチャ素材を薔薇レイヤーの上にドラッグしてクリッピングし…
レイヤープロパティの質感合成を選択します。
複数のテクスチャを組み合わせるのもありです。
質感合成ではなくてオーバーレイなどを使って重ねることもあります。
そのままではテクスチャが強すぎるので不透明度を下げたり、部分的にエアブラシ消しゴムで消したり、「重ねなじませ」ブラシでぼかしたりして好みの雰囲気になるように探ってみましょう。
もちろん、自作のテクスチャやフリー素材でダウンロードしてきたものを使用することもあります。
普段から布地・木の枝・レザー系の服飾品・葉の表面・岩肌などなど、テクスチャ素材として使用できそうなものがあれば写真を撮る癖をつけています。
テクスチャの使用はやりすぎるとゴテゴテするのでほどほどにしておきましょう。
これまで同様に各種ブラシを駆使してコートの赤色の部分を描きます。
落ち影は乗算レイヤーで描いています。
落ち影は後から描いてもいいですが、乗算だと下の色がどんな色になっても馴染みますね。
金の縁などは「Gペン」で強めにハイライトを入れると立体感が出ます。
基本的に、奥まった部分や暗い部分には青~緑系で低彩度の色を重ねると深みが増します。
コートの青い部分を描きます。
コートは模様まで全て輪郭に「境界効果」を使っているのでラクでした。
右腕と同様にして左腕も描きました。
爪の描画ですが、指の角度が同じような場合は爪をひとつ描いたらコピペして自由変形したり改変していくと簡単です。
次に胸の飾り紐を描きます。
飾り紐は素材ブラシを使用しました。
▼使用したブラシはこちら
こういった素材ブラシはブレないように手早くサっと描くのがコツです。
デフォルトの色が赤になっていたので「色相・彩度・明度」で金に変更します。
乗算レイヤーをクリッピングし、エアブラシで影を描き込みます。
さらにスクリーンレイヤーを作成し、「薄い鉛筆」ブラシでハイライトを描き込んでいきます。
このように素材ブラシに手を加えてその箇所にアジャストしてやることで、あからさまな”素材使ってる感”を緩和することができます。
両腕とコートが完成しました。
首のパーツも複雑な部分は「濃い鉛筆」ブラシで線画を、単純な輪郭は「境界効果」で描いていきます。
金属など、光沢のある質感は「Gペン」でくっきりとした影をつけるのがコツです。
コントラストも強めに、暗い部分は黒に近いくらいで良いです。
その後「重ねなじませ」ブラシなどで暗い部分をぼかしたり伸ばしてなじませます。
全てぼかしてしまわずに「Gペン」のくっきりした部分も残しておくのがポイントです。
首の薔薇は石の彫刻のような雰囲気にしたかったので、金属とは逆に後からGペンでハイライトを入れました。
布部分や首輪を塗ります。首の肌の部分も描いておきました。
コルセットを描きます。
ここでも中央の留め具紐以外は「境界効果」で線画を描いています。
留め具紐はひとつ描いたら、コピペ&自由変形で複製します。
布地部分の塗りです。
こういった布地を塗る際にもこれまでに解説した以下の点を意識すると良いです。
・色が暗い部分の内側に向かうにつれて寒色、外側に向かうにつれて暖色
・ハイライトとの境目は彩度・色温度を高く、影の部分なるにつれて彩度・色温度を低く
スカートの線画は「境界効果」と「濃い鉛筆」ブラシの複合で描いています。
立体感を意識してシワを塗り込んでいきます。
塗り込む際はシワが密集する部分とフワっとしている部分のメリハリをつけます。
密度が濃い部分は「Gペン」なども使ってくっきりとした塗りで、密度が薄い部分はエアブラシや「重ねなじませ」を使ってふんわりと。
線画通りに塗ることには拘らず、不要な線画は随時消していきます。
下から青白い光が当たっている演出にしたいので、フリルの線画にはエアブラシで青を入れています。
フリルの塗りも下からの光を意識して水色というか青白い光を入れています。
ここではクリッピングした別レイヤーを作成し、裏地や濃い影の部分を先に描きます。
その後クリッピング元のレイヤーに細かい影やハイライトを描いていくとザクザク塗れてラクです。
仕上げにスカートの布地にも青のハイライト描いておきます。
最後にまだ描いていなかった部分の落ち影を入れていきます。
髪の落ち影もこのタイミングで描きます。
ここでも影の輪郭部分に赤、内側に青を意識しています。
これで人物の作画が完成しました!
最終的なレイヤー構成も貼っておきます。
お疲れさまでした。
なんとか3回目で人物編を終えることができました!
前回までと重複する部分はできるだけ割愛しながら書いたので、面積が大きい割にはこれでも短くできた方だと思います。
そのぶん分かりにくいところがあったかもしれませんので、引き続きご質問はいつでもしてください~。
次回からはついにキャラ以上に説明が難しい、背景の解説に入ります…(;´∀`)
メイキング記事は引き続き不定期にはなりますが、次回も見ていただけたら嬉しいです。
それではまたっ!
rururin
2022-02-16 13:57:02 +0000 UTCtorino
2022-02-15 20:12:47 +0000 UTCrururin
2022-02-15 14:32:27 +0000 UTCtorino
2021-10-13 07:36:44 +0000 UTCneoillusions
2021-10-12 07:48:05 +0000 UTCtorino
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2021-10-08 05:32:51 +0000 UTCtorino
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2021-10-06 14:28:35 +0000 UTC일존(一存)ichizon
2021-10-06 05:23:45 +0000 UTCシュヴィ
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