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朝木 貴行
朝木 貴行

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6年ぶりに単行本出ました。

いよいよ朝木の最新単行本が発売されました。実に6年ぶりの単行本です。

元々描くのが遅いのですが、それでもLO時代は2年で1冊出ていたので、今回がいかに遅いか良くわかると思います。

今回はこの単行本を出すにあたって、単行本の後書きには収まらなかった部分と言うか、書く事ではないけど、何処かに残しておきたい思う遅筆エロ漫画家の戯れ言を上手くまとまるかわからないまま書き綴っていこうとおもいます。

まず、LOで単行本を5冊出してた生粋のロリコン作家と思われていた朝木がなぜLOから女騎士に転向したかですが、朝木のファンには3種類のファンがいました。商業誌、LOの熱心な読者。同人誌イベンドが好きな熱心な読者...そして、その両方をチェックしてくれている読者。前者の二人は朝木が商業誌ではロリ漫画、同人誌ではおっぱい系を描いていた事を知らなかったと思います。実際、結構驚かれる事がありました「LO作家なのに、おっぱいも描けるんですね!」とかね。あ、悪い気はしてません。朝木はLO作家の時も常に同人でおっぱい描いてましたよ。だからLO辞めた後に急におっぱいを描き出したぞと言われますが、実はそうではないんです。

所でなんでLOを辞めたの?ってなりますが、丁度LOでの最後の単行本が出てから気が抜けたのと、結構ロリ漫画への風当たりが強くなってきて、、、例えばアマゾンでのLO系列の取り扱いが無くなったり、snsでもロリ規制強化や、アカウントが凍結がどんどん酷くなってきて...つまり「ロリ漫画を描くの好きだし望まれてると思っていたけど、世間からはこんなにも冷遇受けなきゃなんないのかよ...酷いわ。」と大分モチベーションが下がってきてしまったんですね。この辺、作家特有の承認欲求というか、満たされない感じがすごく嫌で。気持ち的にも年収的にも、この落ち込み加減が酷かったです。描いても堂々と宣伝出来ないなら、別のジャンル...というか、同人で描いてたジャンルをメインに持って行こうと、割とスッとジャンル替え出来たわけです。

あと、LOの時からずっと言ってますがロリ漫画は「ファンタジー」漫画です。空想の世界です。セックスが大好きな○学生とか実際に居る訳ないです、エルフやドワーフと同じです。まぁ、ランドセルは実在しますが、剣や鎧だって実在します。そう言う意味では、このジャンル替え、割と簡単でした。


ただ、問題はLOのファンを置いていって、新しいジャンルで活動するのは想像以上に難しかったです、金銭的にね。

LO初期から執筆していたので、朝木はコアな方々に支えられていたんだなぁと、離れてみてよーーくわかりました。

でも、商業誌で「鎧と女の子」を好き勝手描きたいと言う朝木のわがままをコアマガジンさんがすぐに拾ってくれて、コミックメガストアαで描き始める事が出来たのはすごく有り難かったです。ただ自由に描かせてくれ過ぎて、朝木が締め切りをルーズにしてしまったのが、とても申し訳無かった。LOでは割とせっつかれて描いてたので、甘えが...もうほんと甘え駄目。これが後の重大な判断をする事に繋がります。


同人では運の悪い事に、DL販売のシェアが伸び始めた時期で、実本の売れ行きも落ち込み始めた時期でもありました。

虎の穴のみでの扱いをメロンブックスさんや、ZINさんまで伸ばしたのですが、あまり回復せず。

なんとかLOの遺産で食いつないでいますが、なかなか厳しいですね。


エロ漫画を1本(20p前後)を描いた場合の商業誌と同人誌での収入の違いですが、朝木の場合は同人の方が大きく上回ります。結構良い原稿料を頂いてますが、それでも同人の方が今は上です。

コンスタントに毎月描ける作家なら、単行本の印税と紙面への露出(これ結構大事)を考えると、商業誌の方が安定していると思います、実際、LO初期の頃は朝木は同人活動を一旦止めていました。その方が単行本出すペースが上がったので、二ヶ月に1本と言うペースでも一人暮らしならなんとかなっていました。

ですが今は確実に同人誌1冊出した方が実入りが良いです。なので、メガストアで執筆しつつ、同じジャンルの同人誌を出してました。

はい、やっと今回の単行本「鋼の衣の乙女達」の話になっていきます。

今回の「鋼の衣の乙女達」をもう読んで頂いた読者さんなら、おや?と思ったと思います。今回の単行本、メガストアαの掲載原稿と同人誌の原稿とを纏めた単行本になっています。

朝木自身、あまり同人原稿を商業単行本に収録している作家さんを見た事ないので、割と異例な事なのかなと思います。でもこれは今言われている「商業エロよりも同人エロの方が儲かる」説に一石を投じる事になるのかも、と思ってます。なぜか。

同人誌で「総集編」を出すのはページ数も増え印刷代が上がる一方、新刊よりも売れない傾向にあります。しかも印刷代の割りには、新刊と同等の売り上げ利率の価格には出来ません(割安感を出す為に)。また、分厚いのでそれなりの部数を在庫しておこうと思うと保管場所も必要です。

今回は、この「同人誌総集編」のネガティブな部分を商業単行本に収める事で解決させてみました。担当編集さんに今回の申し出をした時も快諾して頂いたので感謝しています。編集部には同人誌の原稿料(そもそも原稿料の概念ではないので。)は頂いていません。頂くのは単行本の印税のみですので、これで作家と出版社のお互いの良いとこ取りな気がします。

商業単行本なので作家は在庫の心配をしなくて済みますし、読者としても、同人ショップでなくてもアマゾンや近くのエロ漫画書店で簡単に買う事ができます。しかもページ数の割に安いです。抜き単価を大分押さえられます。

ちなみにあまりセールスポイントとしては良いづらいのですが、同人原稿パートの「消し」は大分薄くなっています。コミケでは安全なマージンをとって大きめに消していますが、商業単行本では大分薄いです。細部まで見たい方は是非(w

今回、この単行本がある程度成功したら、朝木は次に同人誌原稿で丸々一冊の商業単行本と言うのを考えています。

色々壁はあると思いますが、ある程度実力のある作家さんなら、このような事も可能なんではないかと思います。

というか、もうすでに、こういった動きが有名同人作家さんと出版社の間であっても全然不思議じゃありませんね。どうなんでしょう?朝木が知らないだけかな?

で、先ほど書いた様に、個人が「総集編」を出すには結構金銭的なリスクが大きい訳です。

出版社としては、自社雑誌に掲載出来ていないと言うリスクと商業レベルの原稿であるかは担当の手腕ですが、同人界での人気作家さんなら、原稿の質は問題ないでしょうし、原稿料無しの印税契約だけでもそれなりに利益が出るんじゃないかと。

昨今本屋さんが減っている現状、実売的にはエロ同人とエロ商業誌を両方扱ってる書店さんが強いですし、そうなれば並べやすいですからね。

この辺、やはりエロ漫画業界の改革が必要かもしれません。

総集編こそ電子書籍でしょ!!と言う意見も聞こえてきそうですが、それはまた今度。


そうそう、もう一つ。割と重大な決断。

今回の単行本を最後に、朝木は暫く商業誌での活動を止めて、同人と言うか自費出版路線で試行錯誤して行こうと思っています。まだまだ作家活動を続けたいと思っていますからね。

ですので、単行本「鋼の衣の乙女達」の後書きページに、各種支援サイトのQRコードを乗せてもらいました。

単行本が出たら生活が楽になるなんてのは、割と幻想です。全然楽になりません、むしろ準備で大変で、その分の作業賃って位に思ってください。重版かかれば嬉しいですけどね。

いかがだったでしょうか?

今回の単行本、この記事を読んでからだと、少し重さが変わってきませんか?どうでしょう?


と言う事で、是非とも単行本「鋼の乙女の乙女達」をお買い求めください!

よろしくお願いします。

単行本発売に合わせて、カバーイラストのポスターをBOOTHにて販売しております。時間をかけて描いたイラストなので、お部屋飾っていただけたら幸いです。


余力があれば、ご支援プランの方もよろしくお願いします。

6年ぶりに単行本出ました。 6年ぶりに単行本出ました。 6年ぶりに単行本出ました。 6年ぶりに単行本出ました。 6年ぶりに単行本出ました。 6年ぶりに単行本出ました。 6年ぶりに単行本出ました。

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