平素は格別のご厚誼を賜り厚く御礼申し上げます。
梅雨入り。
今日も雨。
土砂降りの中、傘を差して歩いていると・・・
閉店した商店の軒先で雨宿りしている少女を見つけた。
長い間雨に打たれてしまったようで、髪も服もずぶ濡れだ。
こんな土砂降りの中で、こんな状態の少女を放ってはおけない。
大丈夫かと声を掛けると・・・
「すぐそこにコンビニがあるから傘を買いたいんだけど、お財布忘れちゃって・・・」
と、困っている様子。
コンビニのビニ傘なんて1000円もあれば買えるだろう。
そう思い1000円札を渡そうとすると・・・
「おしゃれでかわいいブランド傘が欲しいなー♡ ちなみに値段は・・・」
ご、5万円・・・!?
それはさすがに・・・
「あ~あ、このままだと風邪ひいちゃうな~」
そう言いながら服を揺すり水滴を飛ばしてみせる少女。
うむ、5万円は安い。安いなうん。
下ろしたばかりのなけなしのお金を渡す。
「おじさん、ありがとー♡」
小悪魔な笑みを浮かべて、雨の中を跳ねるように駆けていく少女。
冷静に考えればコンビニに5万円の傘など売っているはずはないが、脳内メモリに焼き付けた少女の姿を思えば一片の後悔もなかった。
ときには梅雨の雨も悪くないな。
明日からの食費のことを考えながら、帰り道を歩き始めるのだった。
それではまたお会いできる日までごきげんよう。
Hikari
2024-06-26 04:08:02 +0000 UTCセラピー
2024-06-25 10:40:07 +0000 UTCはぐ
2024-06-25 06:36:59 +0000 UTCがこんがこん
2024-06-24 21:49:20 +0000 UTC吓退大象
2024-06-24 14:24:46 +0000 UTCab717.7273
2024-06-24 14:06:02 +0000 UTC天魔銀
2024-06-24 14:00:32 +0000 UTC