◆不屈の母神ロルガイア
獣のような力強い意思を持っていて、モンスター娘の安住を望む母神です。陸地の魔力化を主な使命としますが、ただ刈り取って奪うという考えに否定的で、どの種族も協力して生きることで、より良い未来になると信じています。そして、これに共感したポセリシアとアルリトラは協力関係を結んでいます。しかし、ベードナとは思想の違いで敵対関係です。
◆ロルガイア系統のモンスター娘たち
ロルガイア系統は、獣のような体を持ち、陸地のモンスター娘の代表です。大きく分けて4つの娘種グループからなり、団結によって協力し合う「小獣娘」、爪に特殊な能力を秘めた「爪獣娘」、自然魔力に適応した角をもつ「角獣娘」、吸精にとても特化した「舐獣娘」です。あわせて11の種族上科があります。
▶獣身の特徴
ロルガイアは不屈の意思を持っており、それから作りだされる魔力形質は、生存に特化した形質です。ふつう魔力形質は循環魔力をもらって形を維持していますが、それ以上の魔力を与えることで自身の強化を行うことができるのが特徴です。獣身であればどこの部位、ここで紹介するどの種族でも扱うことができます。
▶協力の習性
他種族との協力の気質をもち、助けてもらう、助けてあげることでより生存確率を高める傾向があります。人間ともうまく行きやすい種族が多く、安定した繁殖を行い、出産で一人ずつ子どもを増やし、子育ての概念を持ちます。
◆小獣娘 [ Little_Beast Girl ] 1-3
種族上科を超えた群れを形成します。個々の能力が一人で生き抜くには不十分で、大尾種、恋兎種、飛皮種、の姉妹種同士をあわせた群れである「団結グループ」を結成します。種族とのつながりを重視し、協力することで器用に生き残る事ができる娘種です。人間に対してさえ積極的に関わろうとすることは珍しい習性といえます。
▶団結拠点
団結グループは住みやすい場所を見つけると拠点を構えます。自然物をそのまま利用した隠れ家をもち、天敵に見つからないようにカモフラージュを施します。日暮れまでには全員が帰り、あった出来事などを報告します。
▶人里との交流
拠点はなるべく人里に行きやすいところを選んで、人間と交易や協力を行います。交易する物品は、人間が寄りつけない環境で集めた珍しいものや、手に入りにくい便利なもの、自作の小物などを渡して、代わりに人間からは、強力なアイテムなどを入手したりします。また、信頼を得るためにただ贈り物をすることもあります。人間からの信頼度は重要で、様々なメリットがあります。例えば討伐の対象から外されたり、繁殖に必要な男性を見つけやすいなどです。
◆爪獣娘 [ Crow_Beast Girl ] 4-6
爪に特徴のある、魔猫種、闘狼種、曲爪種、の3種族を指す娘種です。吸精できる牙をもち、防御力に優れた毛皮を持っています。
▶爪の能力
爪は魔力を過剰に保有できる、特別な形質を持ちます。普段よりも爪に魔力を多く流し込むことで、能力を開放することができます。種族それぞれの効果があり、闘いの能力を与えてくれる闘狼種、爪に魔法を登録して放てる魔猫種、自身のステルス状態を維持できる曲爪種など、種族上科に応じて大きく違った能力を持っています。
▶かみつき吸精
牙にも爪と似たような性質があり、外からの魔力を吸い取ることができます。この牙を使った噛みつき吸精は短時間で多くの魔力や精気を吸い取る事ができる吸精方法です。獲物の体に突き刺して魔力を受けとり、一方通行で魔力を吸い上げます。獲物は噛まれた痛みと大きく魔力を失ったことで、しばらくひるんでしまいます。また、口で吸い付いて吸精する場合と比べて、成功確率が低いことが欠点です。牙が通らなかったり、噛みが浅いと効果がなく、弱らせたり不意打ちして、確実に噛みつくことが必要です。
◆角獣娘 [ Horn_Beast Girl ] 7-9
角に特徴を持つ、魔角種、牛胸種、飾角種で構成される娘種です。もっている角は、大気の魔力と順応する力が高いため、周囲の環境にある魔力を利用することができる性質をもちます。
▶角の能力
角は種族によってそれぞれの特徴をもちます。魔角種は魔法を扱うときに大気の魔力を利用できたり、飾角種は時期によって決まった大気を角から取り込んで、自身に強化を施します。また、牛胸種は大気の魔力を角に吸着させて月光で固めることで、層ができて丈夫な形質を作り上げ、外敵に対する防衛力を高めます。
▶循環魔力のコントロール
体にめぐる、循環魔力の調節が得意なことも特徴の一つです。体力の管理や、魔法などで一時的に消費する魔力を計算することが得意です。また、体内の魔力を意識的に集中させることで、早く走ったり、魔法の威力を高めることができます。
◆舐獣娘 [ Lick_Beast Girl ] 10-11
獲物を舐めて吸精する、夜翼種と舐熊種の2種からなる娘種です。どちらも舌で吸精を行い、人間やモンスター娘の持つ皮膚に対して特化した吸精方法です。唾液にはマーキング作用もあって、一度でも吸精できた相手をしつこく狙う習性を持ちます。
▶ねぶり吸精
舐めることでの吸精は、舌が着いた表面の広さと舐める部位に応じて吸精の量が変わります。毛皮や鱗、外骨格から吸い上げるのは苦手で、肌や軟体を狙って舐めることで最大効率がでます。一般的に、吸精される側は、最後の抵抗として気を緩めないことで持っていかれる魔力を制限することができますが、舌の独特な感触を皮膚に当てられると、その意志が弱まり、抵抗ができなくなります。さらに、吸い付いて吸う方法に比べて、舌を当てれば吸精することが出来るので、素早く攻撃する手段としても使うことがあります。
▶マーキング作用
唾液には嗅覚で魔力感知できるマーキング作用があります。舐熊種は個体それぞれが認識できるマーキングを獲物につけ、しつこく同じ相手から魔力を奪い取ります。対して夜翼種は、固有種族で共通するマーキングを付けて、種族単位で獲物を共有します。