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個人的な文章の書き方(15) 実践編:意味と単語の並び

お待たせしました。 これまで何度か自分の文章の書き方について説明してきました。 今回は、実際に書いている中で推敲したケースを紹介しつつ、自分の頭の中で考えたことを解説していきます。 これが正解というわけではないので、ご参考までに。 最初の文章はこちら。TSして自分の胸を見るシーン。 『机を見下ろすと視界に入ってくるのは、身体との間でたわむ、柔らかくて大きな肌色の塊』 この文章の場合、まず脳内にイメージされるのは「机」です。 ですがメインは「柔らかくて大きな肌色の塊」……すなわち乳肉なので、『机→身体→胸』という並びは机の存在感が強すぎます。 というわけで、机という単語の位置を変えることにしました。 『見下ろすと視界に入ってくるのは、机と身体の間でたわむ、やわらかくて大きな肌色の塊』 推敲した文章。 こちらは「見下ろす」という動作が浮かびます。机は文の真ん中あたりで、サブに徹してもらいました。 『見下ろす→たわんだ何か→胸』となり、すべてが主人公の身体が中心になるため、一貫性があります。ラストの胸描写に向けて、イメージが盛り上がっていく感じですね。 同じような文章でも、単語の並びを変えるだけでイメージやメインが結構変わります。 次の文章がこちら。全身をみての表現です。 『爆乳むちむち狐娘。痴女としか言いようのない姿でーーー』 インパクトのある短い文で、全体の印象を描いてもらう……そんな意図での表現でしたが、2行目が難しくなりました。 だらだらと解説を続けたくはないし、せっかくの一行目がぼやけてしまう。 というわけで、ここは「1つの文に統一する」という手法をとりました。 『和装痴女な、爆乳むちむち狐娘』 インパクトは残しつつ、服装まで表現することができました。 これで2行目からは別の描写に切り替えることができるので、テンポよく進めることができました。 似たような手法を使ったケースは他にもあります。 『中でも佐倉さんは後ろ姿でもすぐにわかる。 身長もあるし、筋肉で横幅も広いから余計に目立っていた』 この場合「すぐにわかる」「余計に目立つ」はほぼ同じ意味なので、1文にすることが可能です。 『中でも佐倉さんは身長もあるし、筋肉で横幅も広いから後ろ姿でもすぐにわかった』 もちろん2つの文章にして目立ってる感を強調してもいいのですが、さらっとテンポよく流す場合は、1つの文にまとめていいかなと思います。 こんな感じで色々と考えているうちに、どんどん時間が経っていくわけです(苦笑)。 ラストは、個人的なやらかし文章(途中で気づいた)。 『朝起きて、まずは起き上がる』 ……2度起き禁止。 (了)


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